カテゴリー: ブログ

【日常】森下仁丹を手に入れる昭和生まれのワシ

森下仁丹をご存知だろうか?

よく新幹線なんか乗っていると窓から田んぼの真ん中にドカーンと大きな看板で『仁丹』と書かれている昭和の風景を覚えている方もいるのではないだろうか?

昭和の頃はよくあの何とも言えない匂いを放つおじさんが多かった気がする。ポケットにはあの小瓶が入っており、数粒取り出すと口に放り込むのだ。

子供の時分はそれがなんなのかわからなかったが、おじさんはよく飲んでいた。

今でも売っているのだろうか?と近所の薬王堂を徘徊し探すが見つからない。とオーラルケアの方に行ってみたら箱に入っていて存在していたのだ。

森下仁丹の詳細はこちら!

効能はというと口臭予防、胸焼け、乗り物酔いなどに効くらしい。二日酔いなどにも良いのだろうか?

昭和のおじさんのマストアイテムなら二日酔いに効くのは嬉しい限りだろう。当時は『飲みニケーション』なんてあって終業と同時に居酒屋に行って翌朝に二日酔いのまま出勤なんてざらにあったらしい。

今は酒気帯びで運転したらあかんけどね。

ダンディなおじさんが描かれている。

3250粒も入っているのか…一度に飲むのは10粒。一日に10回まで飲めるらしい。

めちゃくちゃ小さい粒が入っている。これを手のひらに取るとめちゃくちゃ小さいので落としたら完全に見失ってしまうだろう。

これってあのオシャレなケーキにトッピングされてるやつと似てるよね。

小学生時代にはよく朝から仁丹臭くしてくる同級生がいたものだし、電車に乗れば一人や二人は仁丹の匂いを漂わせているおじさんがいたものだ。つまり仁丹はおじさんの必需品だったのだよ。

私も仁丹を飲む年齢になったのかと感慨深く蓋を開けると何とも懐かしい匂いが…。

いや、ちょっと待てよ?何気に仁丹飲むの初めてじゃないか?匂いは知っているが口に含んだことはなかった…。

どれ…適当に手の平に広げて口に含んだ。

爽やかなメントールの匂いが鼻腔に広がる。

これは…爽やかだ!!

なかなか爽快な息になった気がする。では今度は噛んでみよう!!

ガリッコリッと奥歯で弾けるような軽快な音と共に

正露丸みたいなエグい匂いと味が口の中に広がった!!

ヴォエッ!!超絶不味い!!なんじゃあ、こりゃぁッッッ!!

この小さな1粒に16種類の生薬が含まれているわけでかなり漢方臭い味だ。

効能は確かなのかもしれないが噛んで味を楽しむような嗜好品というわけではなさそうだ。

水と一緒に飲み、胃に直接流し込むことで内臓から発する匂いを緩和するのかもしれない。

詳しい情報は公式サイトから各々お調べ願うとして私としてはこれは万人にはおすすめしないけど、昭和ノスタルジーを感じるには十分満たされるアイテムではないだろうか。

私はこれから愛用したいと思っている。

こうして私のポケットには森下仁丹が常備されることになったのだ。

【喫茶店】純喫茶星港夜のティラミスとカモミールミルクティースペシャル

先週土曜日の夜。

世間的には楽しいサタデーナイトだった。私はというと日曜日も返上しての労働があるので気持ちは落ち込んでいた。

まぁ、今に始まったことではない。定期的な休みなんて理想で実際は不定休だ。とても疲れた…このお休みが決まらずになんの計画も立てられない。次の休みはどこかに行こう!という高揚感すら得られないのだ。仕事が入れば何週間も働くスタイルを何年も続けている。

だがせめて人並みに土曜日の夜を満喫するかと仙台まで車を走らせた。ファミレスや回転寿司は家族連れで賑わっている。土日はああいったファミリー向けのお店には近付かないことにしている。賑やかなのが苦手でね。

もしかすると私にもああいう『普通の家庭』が手に入れられたのか?とも思うと寂しくなる。毎日毎日働いても甲斐性もなく自信すら得られなかった。社会の底べで蠢くナマコのような労働者だ。

狭い道に入っていくと暗い道に柔らかい光が灯っていた。

『純喫茶星港夜シンガポールナイト』

もう通い続けて10年以上になる。本当にあっという間だったが当時一緒に来ていた人は誰一人いなくなってしまった。まぁ、私は少し取っ付き難い人間なのだから仕方がないと自覚はしている。

人生において友というものは簡単には得られないものだ。私に手を差し伸べてくれるものはわざわざ底べまで手を伸ばさなければならない。

私の人生はからはたくさんの人がすれ違っていったのだ。人生とは一期一会なのだ。

このお店も風前の灯…

お客さんが来なさ過ぎてあと1年2ヶ月で閉店となります!!

仙台にこんなファンタジーなお店があるなんて知らない人も多いのですよ。メインの通りから外れてるし仕方がないといえば仕方がないのですが、逆にこんな街のエアポケットみたいな場所にあるからこそ映えると思うんですよね。

疲れた人にしか見えないのではないか?

かつては音楽家が集まり即興のセッションが始まったり、三味線教室もあり奥からは生演奏が聞こえてきたりと様々な人が集まりました。それでも仙台での喫茶店経営は厳しいものがあり家賃を払うのに苦労したと思います。

このお店の中だけ時間の流れがゆったりしております。こちらの珈琲はラーメンよりも高いのですがそれすら気にならない程の贅沢な時間を過ごすことが出来ます。

『喫茶店で珈琲を飲むということはその時間も買うこと』

とマスターは仰っておりましてその雰囲気作りにも余念はありません。この独特の空気感はマスターでしか創造することができませんね。家具なども季節によって少しずつ変えているのです。

新作の『カモミールミルクティスペシャル』です。表面にはほんのりホイップクリームが添えられておりお洒落な雰囲気です。

香りがすごく良い~♪カモミールってだけで香りがいいのにクリームとの相性も良く今まで飲んだことのない不思議な味になってます。疲れが…フゥと抜けていくのを感じます。

マスターには元気で末永く営業してもらいたいと思っている。だから一人でも多くのお客さんが来て欲しい。仙台から純喫茶星港夜が無くなるのは大きな損失だと思う。コメダやスターバックスでは得られない貴重な人生の時間が無くなってしまう気がして…。

現代人は忙し過ぎると思う。本当の意味で物事を深く考えるボーッとした時間なんてないのではないだろうか?

片手にはいつもスマホやタブレットを持ち常に情報をえている。その中には人生に必要ないものもある。

情報過多で自分で情報を選べる時代だが、たまにはこうして古い物に囲まれて時の流れに思いを馳せるのも良いのではないだろうか?

これまた巷で噂のティラミス。こういう空間でこういう洒落たものを食べるなんて最高の贅沢ではないだろうか?

さて、スプーンでひとすくい…。

美味しい……ただひたすらに美味しい…この優しい甘さがたまらない…!でもこの美味しさで660円(ドリンクとセット必須)は安いと思う。この時間は今しか手に入れることができないのだ。

雑誌にも掲載されているのだが足を運ぶ客は少ないみたい…逆にこんな喫茶店が本当に実在しているのかと疑わしくもなるのか?

或いは敷地が高いという感じだろうか?

コロナ以前は毎週入り浸り珈琲1杯で何時間も居座ったが決して客足は多くはなかった。3時間も居て客が1人も来ない時もあった。

その静けさがよかったりもするが経営は決して思わしくはないだろう。

時の流れを感じるという贅沢を堪能してもらいたいものだ。

こうしてまったりと過ごしていると店のドアが開いてかつての友が入ってくるような気がするのだ。

現在は不定休となっており営業時間も客が来ないとなれば早めに店を閉めてしまいます。

訪れる際には事前に連絡をするか公式ブログで確認するとよろしいかもしれません。

私は運命に委ねて店が開いてれば

運命に出逢えたと思いたいですね。

【ノスタルジック】リハビリのため夜の女川へ

昨年の今頃は超サイヤ人目指して体鍛えていたんだよな…。

体を鍛えるきっかけは肥満による脂肪肝が深刻で体調を崩したことだ。遡ること4年前…。

『今のまま進行した場合5年生きるかどうかわかりませんよ?』とお医者さんに宣告された。怖いのは脂肪肝からの肝硬変だ。

おいおい、酒を呑んでないのに…ましてやラーメン評論家よりも全然ラーメンも食べてないのにどうして肝臓に脂肪が付くのん?しかも貧乏でご飯も腹一杯食べるのも稀なのに…。

私は絶望した。あと5年の命なの?死ぬの?でも絶対に死ぬわけじゃない。確定した未来ではない。

私は幼少の頃、あまり体が丈夫ではなかった。というのも授乳期に両親が不仲であり母乳を満足に飲ませられなかったらしい。そのせいか体は弱く、一年中風邪をひいては小児喘息(大人になってから判明)で運動もままならなかった。

視力が弱かったのもそういう原因があったのかもしれない。視力に関しては20歳になるまで自分の目が悪いことはわからなかった。つまり、自分の見えている世界が普通だと思っていたのだ。

20歳で自動車免許を取得するために眼鏡を購入し見た世界は初めてのものだった。ありとあらゆるものが鮮明に見えるのだ。あまりの美しさに頭が痺れたのを覚えている。

本来ならば親が気付くべきことだったのだが、親父は私のことに興味を持たず家には殆どいなかったし、母は物心ついた頃には離婚していなかった。

私は人を愛することもわからないし、愛され方もわからないのだ。結局孤独な人生を歩んではいるが最もそれがストレスを感じることなく気楽に生きていけるものとなった。一抹の寂しさを感じることはある。

だが普通に生きてみたいとも思うし羨ましくも思う。

友人と絡むのも少し苦手だ。ん?友人っているかな…。誰かといるとそれがストレスに感じてしまう。集団になると尚更。自分だけが浮いてしまって周りとの温度差を敏感に感じてしまう。所謂HSPってやつだが自分の特性を知ることができて安心感を得ている。

孤独時間を利用して創作に励んだり、筋トレにハマりこんでそれなりに充実した日々を送っていた。肝臓の数値も落ち着き何となく人生が面白く感じていた。

その矢先に起きたのが今年5月のプリウスミサイルを受けての事故だ。

私は何にも違反してないのにいきなり突っ込まれて車は大破、私は重傷を負った…。

全てが最悪の環境だった…。かかった病院がヤブ医者でまともな治療もしてもらえない。何故か私が3割過失を課せられた。加害者がドラレコが無かったことをいいことに過失を認めなかったからだ。長引くのが嫌でその過失割合を飲んだが当初は5:5と言われ絶句したのだ。

だが今にして思えばそれは保険屋のやり口なんだろうな。有り得ない過失割合を提示してひと揉めしたあとである程度譲歩した過失割合を提示することで合意を得るのだ。

事故から数ヶ月は地獄の日々。痛み止め飲んでも痛くて寝れない。

ようやく最近になって歩けるようになってウォーキングを始めたのだ。

でもなんかスッキリしない日々が続いていた。鬱憤が溜まるというのかな…まともに動かない体に苛立ちを覚え、ちょっと遠くに行ってみるかと向かったのは女川だ。

既に日は落ちかけていた。人の姿はもうない。

商店街は間接照明などが点いて優しい雰囲気だ。なんか心落ち着くなぁ。どこからか音楽も聴こえる。

昔の女川からは想像つかないよね。昔の女川は本当に漁師町で狭い範囲に家が密集してて生活感溢れる町だったよ。

女川は確実に新しい町に生まれ変わったのだ。でも変わらないものがあるんだよな。

なんだろう…新しいのに懐かしいんだよね。

女川に初めて来たのは22歳の頃かな。当時付き合っていた彼女と来て海鮮丼を食べた思い出がある。あの時食べたのはいくらとウニの二色丼だ。

マリンパル女川の展望デッキに登って夕焼けに染まる女川の町を見下ろしたっけ…。

彼女はその年に交通事故で急逝してしまった…。あれ以来私にとって女川は思い出の町の一つになった。

あの時の彼女とまた会えそうな気がしてね。

あれから歳を取って、この町を一緒に歩きたかったな。手を繋いだりしてね。

決して癒されぬ喪失感を抱えたまま今日まで生きてみた。

およそ希望なんて持てないと思っていたけど、こうして女川に足を運び過去に出逢えた人に再び逢いに来れるのだ。

今は歩こう。ひたすら。

思い出だけで生きていく。

落ち込んでるだけの日々だって明日はやってくる。毎日楽しくはなくとも過去に思いを馳せるのも人生じゃないか。

私は今日も生きてみた。明日もきっとそう。これからも。

この日の歩数は12000歩を超えた。

【ラーメン】支那そばや石巻のかけらーめん大盛り

日曜日は自然覚醒だ。とても気分がいい。

ヒャッホー!最高だぜ!

ホリデーハイで目覚めた朝は活動的だ。とりあえずシャワーを浴びてシャキッとする。

なんていうかさ、日曜日って良いよね♪

腰の痛みを引きずりつつ身支度を済ませると車に乗り込む。向かうは…

『支那そばや石巻』さんです。

もうこのブログでは何本挙げたか本人もわからないのですが…二週間ぶりに訪れました。

なぜなら先週は私は休みがなかったからです…。日曜日頑張って仕事したにも関わらずクレームがあって激凹みました…。

疲労と神経衰弱で…てか先月からずっとそういうお仕事してていつもしんどい現場ばかり任される。楽してる人はとことん楽してるのにね。

お店に到着すると既に何人か並んでいる。さすがは不動の人気店。あの味を求めてやってくるのだ。

今日は少し迷った。ワンタン麺にするか…と。

でも結局は 貧乏なので いつものかけらーめんにした。味たまトッピング。

私はあまりごちゃごちゃ具が入ってるのは好きではないのです。 貧乏なので…

開店と同時に着席。何となく位置的に定位置になっているような気がする。

厨房では既にらーめんが作られており手際よく提供されていく。らーめんを食べてるお客さんの顔をチラッと見るとみんな美味しそうに食べてる。なんか良いなぁ、こういう空気感。

二代目店主さんは真剣な眼差しで麺上げをしている。その姿に凛々しさを感じる。まさに職人気質というものをヒシヒシと感じる。

厨房の壁には創業者佐野実氏の写真が飾られている。腕組みをして厳しい表情をしている。

それはきっと自らの弟子達に向ける眼差しなのだ。

『俺のらーめんを不味くしたら承知しないぞ!』という厳しさを感じる。

かけらーめん大盛り+味玉

もう今年は何杯も食べたはずなのにすごく懐かしい感じがする。なんていい香りなんだ…。

そしてこのビジュアル…う、美しい…シンプルに美しい!

複雑な旨味が絡み合うスープは決して塩分に頼ることない優しい味。毎度毎度このクオリティのスープを安定して作るのは相当神経を使うと思う。

麺は全粒粉入りのストレート細麺。もう今年は何キロ食べたかわからないくらい食べた。私の体の三分の一くらいはこの麺でできてるんじゃないかってくらい食べた。

いくら食べても飽きないのだ。食感、舌触り、香り、喉越し、どれをとっても好みに合っている。

啜ると目を瞑り視覚を遮り口の中へと神経を集中する。まるで絹のような舌触り。塩の時とは違う食感である。

もし水戸黄門がこのらーめんを食べたらあまりの美味さに諸国漫遊を辞めて石巻に永住するのではないかと思うくらいに美味い。天下の副将軍も唸りを上げてうっかり八兵衛も夢中になるに違いない。

佐野実方式でレンゲを使わずに食べたりと楽しんだ。

味玉も黄身の中心部はトロ~リ、外周部は茹で上がり状態で最高の状態。白身はプリプリでしっかりと味が沁みてる。

完食ッッッ!!

ご馳走様でした~♪

いやぁ、本当に美味しかった…もう感動だね!

千円未満で手に入る贅沢な幸せ♪

私は美味しいものを『美味しい』としか書けない人間ですが、ふと思うのは誰かの仕事に触れるということはとても大切なことなんだなって。

普段我々の生活は名前も顔も知らない多くの人達の仕事によって快適に送れてるんだなって感じます。

残酷なようだけど美味しいものを作るためには鳥も豚も牛も魚も殺さなければならない。自分が生きるためには何かの命を奪わなければならない。

どんな綺麗事を抜かしても何の命も奪わずに自分が生きることはできないのだと感じてます。

頭が悪くて上手く説明出来ないのですが、そういう負の部分を担ってる人達がいるから私は心に何の負担も無くお金を出すだけで美味しいものを食べることが出来るのだと思ってるんです。

そう思うと自分の仕事だって誰かの負担にならずに済んでると思うと頑張ろうって気持ちになるんですよ。それがどんな汚れ仕事でも…。

今年も残り僅か!また来ようっと♪

【ラーメン】ファミリーレストランデリシャスの中華そば大盛り

土曜日の労働を終えた…労働と言っても今日はなんだかよくわからない仕事だった。

それでも腹が減るわけで夕食は何にするか考えていた。

候補に挙がったのはあのセカンドインパクトの『雷』である。黒松か…遠いな。そこまで安全に運転していける自信が無い。でもボリュームのあるものが食べたいんだよなぁ…。

ラーメンビリー?…いや、あそこはダメだ!土日はとても混雑するので並ぶはめになる。まだコロナが落ち着いたとはいえ油断ならぬものがある。極力人込みは避けたい。

ん~…困った時はあの店だな。麺もご飯もお肉も食べられる店。

『ファミリーレストランデリシャス』さんです。

高規格道路をぶっ飛ばしビュンビュン追い越されて到着しました。

お店に入り、颯爽と席に座り迷うことなく注文したのは『中華そば大盛り』でした。これは走ってる車の中で心に決めてました。前回は味噌ラーメンだったので醤油です。

注文した安心感からメニューに目を通す。

次回食べるものを決めるためだ。私は優柔不断な人間なために前もって段取りしておかねばならない。段取り七分、仕事三分だ。

そして10分もしないうちに

着ドーン!!ナルトが目を惹くビジュアル!!これぞ中華そばって感じだ。

スープは若干の濁りのあるタイプ。見た目は濃厚な感じだけど、仄かに魚介の香りがする。口に含むとその香りが鼻腔に広がる。

直球ストレートなスッキリとした味わいながら後に引く仄かな魚介の旨みと香りが絶妙なバランス!

この強くもない弱くもない良い加減の出汁がいいですね。

そのスープに組み合わさるはご当地石巻の製麺所、島金商店の細縮れ麺と思われる。この特徴的な縮れ麺は石巻界隈でよく食べられているものだ。

口に含んだ時の舌触りと唇が楽しいチリチリ麺だ。石巻愛を強く感じる中華そばですな。

スープを絡ませ啜るたびに石巻を感じる…!石巻は地元ではないのだが、頻繁に訪れている街。あと何十年かして街や人が変わっていく中でこの味を思い出し懐かしむこともあるだろう。

だから思い立った時に食べておくということは大切なことなのだ。その時代、その年齢でしか味わえない味があるのだと私は思う。

などと物思いに耽りながら食べ進めるが…いや、大盛りは多かったかもしれないッッッ!!

正直油断していた。自家製太麺渡辺さんにて麺400gを完食した自負があったので普通にペロンと食べられるものだと思っていた。なんなら半チャーハンもイケるだろうと思い込んでいた。

結構なボリュームだ!!G系でもないのにこんなに苦戦するなんて…侮れないぜよ。

またダイソンモードを発動せねばならないのか!?

とりあえず麺完はしなければならない!

大盛りにしておきながら残すのはご法度だ。お店にも失礼だが食材にも申し訳が立たない。何よりも自分が恥ずかしくなるではないか!!

なんとか麺完食ッッッ!!

う、美味かった!!けどボリュームが想定外過ぎた!!

お会計を済ませ外に出ると何とも言えない達成感に満たされた。

いやぁ、お腹いっぱい胸いっぱい!ちょっくら運動してから帰るか!!

次はご飯物にチャレンジしよう!!また来ようっと♪ヾ(*´∀`*)ノ

【ラーメン】自家製太麺渡辺の特大らーめん

今日は交通事故の怪我による通院日。とても良い秋晴れ。

病院で先生と少しやり取りしてすぐに診察は終了。

おそらくは最後になる診察。というのも事故発生から6ヶ月が経過して一般的には治療費の打ち切りが宣告される。

痛みが残る場合には後遺障害が申請できるらしいが骨折などの目に見える症状でない限り認定は難しいそうだ。

貰い事故だったけど本当に事故被害者は損なものだ…しかしあの悪夢の事故から6ヶ月か…早いものだな。

受傷当時はあまりの痛みにこの先の人生どうなるか不安になったものだが、なんとか現在は鈍痛に留まるまで回復した。

この鈍痛がいつまで続くのかだが…。

診察が終わると時刻は既に10時を過ぎていた。お腹も空いたな…。平日の金曜日…とくれば普段は行けないあの店に行くか!!

と車を走らせたのは泉区にあるあの人気店

『自家製太麺渡辺』さんです。

宮城県のラーメンランキングでは常に上位に入っている人気店だ。

だけど私はラーメンランキングはあまりあてにしてないんですよね。というかラーメンに甲乙付け難いのですよ。

ラーメン屋に限らず飲食店巡りは個性に出逢うものだと思ってます。

だから別に店主が無愛想でも構いませんし、店員が雑な接客でもいいと思ってます。それらを楽しむのが飲食店巡りの醍醐味だと思ってます。

人間なのでミスもありますし、至らない所もあるのが当然です。そういうのも含めて楽しまないと人生は短いので損です。

さて、平日でも相変わらずの人気の行列…。しばらく並びました。

とりあえず選んだのは

『らーめん特大+味玉』です。

店に到着してから着丼まで約40分!空腹も限界に達していたので麺400gは簡単に攻略できるはずです。

着ドーン!!ジャンクなビジュアルですねぇ。麺の圧倒的な量にスープは見えません!

麺は硬い太麺!!顎が疲弊する戦いがこれから始まるのだ。

渡辺とくればこの穂先メンマ!これ大好きなんですよ。シャキシャキの歯応えがたまりません!麺と対象的な食感に顎に短い休息を与えられます。

スープは塩分が強いタイプだけど煮干しの味わいは麺と頬張ることで最高のコラボレーションを味わえます。このバランスは絶妙ですねぇ。

まずは麺をお口に放り込みます。

おお!強い小麦の味と香りと共にスープの煮干しがそれらを際立たせます。

ンッッッまぁ~♡ヾ(*´∀`*)ノ

歯応えがある麺がまたクセになりそう!でも顎が疲れる!毎日食べてたらエラばった顔になりそうですね。

このらーめんは胡椒との相性が抜群で味変するのもありですね。

チャーシューは箸でホロホロ崩れるタイプ。

これは麺で疲れた顎を癒すバカンスみたいなものだ。顎に優しい…!

味玉も味が沁みてました。味玉もお店によって個性が出るので楽しみの要素の一つ。

写真は取り損ねましたが、中も程よく半熟で美味しいです。

だけど…

さすがに400gは多かったかもしれないッッッ!!

自分で大盛りにしておきながら残すのはご法度だ。食材に対してもお店に対しても失礼極まりない!何よりも自分が許せなくなるッッッ!

途中から何とも言えない強い使命感に駆られていた。食わねばならぬッッッ!

それはまるで聖帝十字陵のてっぺんを抱えて登ったシュウのように1歩1歩登らねばならぬ。

だからと言っていつまでも食べてお店の回転を阻害するのは良くない。ラーメン屋さんは回転数が大切なのだ。

ダイソンモード発動ッッッ!!

説明しよう!ダイソンモードとは圧倒的な吸引力によって麺を吸い込むことで、その、なんだ、満腹中枢とかが反応する前的な感じで食べきる最後のやぶれかぶれな必殺技なのである!

ブホッ!麺が硬すぎて飲み込むのがキツい!あと少しだ!!

ズボボボボォォォォ!!

最後の1本をチュルンと吸い込んだ。

完食ッッッ!!

さすがにスープは飲めませんでした…。もうお腹が…やばい!

ベルトのバックルが壊れないようにゆっくり立ち上がると颯爽と店を出た。

外にはまだ長蛇の列。すごいな。

見上げた空は西から雨雲が近付いていた。そろそろ雨が降るかもな…。

とても美味しかった!また来ようっと♪

次は300gでいいや。

【ラーメン】味のこまつやのラーメン半カレーセット

二週連勤かぁ…。楽しみだった日曜日が労働となり私は不満だった。

失った日曜日は二度とやってはこないのに…。

朝早くから働き二週連勤となれば面白くはない。毎日毎日貧乏飯ばかり食ってればメンタルも参ってしまうもの。

ええい!たまにいいものでも食べよう!と足を運んだのが利府町にある

『味のこまつや』さんです。

現場から近くて助かった…!この店は利府の老舗なのだがメイン通りから外れているために知る人ぞ知る名店である。おばあちゃんの代から受け継がれたラーメンの味わいはまさに

キング・オブ・中華そば!!

にふさわしいオーソドックスな普通のラーメンである。でも普通のラーメンであるがゆえに難しいものである。

お店はきちんとコロナ感染対策を施しておりまして、アクリル板も設置されてます。

ただ座る位置によっては目の前に胡椒や唐辛子などの調味料が設置されておらず、お隣のを拝借することになるのは注意したい。

老夫婦と若奥さんでお店を回しております。お店は昭和レトロな雰囲気が漂い安心するのだ。

メニューを見ずにオーダーしたのはラーメンと半カレーである。

ラーメンとカレーって相性最悪なんですよね。カレーを先に食べるとラーメンの味が分からなくなり、ラーメンを先に食べると冷めたカレーを食べることになる。

これがチャーハンなら交互に食べることが出来るのだが…だが、ここのカレーはラーメンにも合うように作られているのである。

とても家庭的な味わいで美味しいのだ。

このビジュアルはもう何も言うまい。これ以上望むことはないのだ。

麺は本当に昔のままの黄色麺。

狐色の綺麗なスープ。とても良い香りで口に含むとこれまた複雑な味わいが広がる。まるで虹色だ!

塩分に頼らない味。とにかく優しい味。そして安心する味。

半カレー。量はそこそこ。でも不思議な美味さ!!辛くもないのにきちんとカレーの味がしてコクがあってラーメンの味を邪魔しない絶妙な味付け!!家庭的な懐かしいような味。

このカレーは好きだなぁ。

再びラーメンに戻る。チャーシューをがぶり。このチャーシューは硬くて筋張っているタイプ。こういうのが好き!!こういうのでいいんだよ。柔らかくてホロホロ崩れるチャーシューはちょっと苦手なんだよね。

全てがノスタルジックな味わいで体に優しい気がする。そして心にも。

スープまで完飲してご馳走様でした。

心まで満たされて明日も頑張れそうだと思ったのであった。

また来ようっと♪

【底辺飯】超ド底辺労働者のランチ

今日は日曜日だ。誰もが浮かれ遊びに出歩き、サービス業はここ一番稼ぎ時と気合と根性と愛と勇気で頑張る日だ。

だが私は超ド底辺肉体労働者だ。せめて週に一回の日曜日を満喫したいのだが当たり前のように仕事なのである。

日曜日は美味しいラーメンを食べる日と決めていたのだが普段から美味しいものばかり食べているわけではない。

いや、美味しいけどそんなに贅沢って意味である。

コンビニに行けば着飾った一般ピーポーたちがレジで楽しそうに笑いあって会話している。これからどこへレジャーに?

その中にあって私は汚い作業服を着てレジに並んでるわけだ。

気が付けば時刻は昼。

ああ、飯かぁ…とこれまた煙草臭い作業車に乗り込み茶色くなったクソ硬いシートに身を委ねる。

お弁当を取り出し広げる。そう、私は普段はコンビニ弁当やおにぎりなどは食べない。

高いからです!

超ド底辺労働者のお給金では1週間で破滅してしまう。それこそ細く食べなければならないのだ。肉体労働者なのに一日に必要最低限のカロリーで働いてるのである。

栄養不足で毛も抜けるわけだ!

さて、ササッと食べてお昼寝しよう。お昼寝だけが一日の楽しみだ。せめて夢の中だけでも美味しいラーメンものを食べる夢を見よう。

お弁当箱である。ただでさえ早起きなのにもっと早起きしてお弁当を詰めてくるのである。全ては節約のためだ。

ん?なんか嫌な予感がするな?

片寄ってめちゃくちゃ量が少ないッッッ!!

いや、朝はきちんと見栄えよく薄く全体的に平らに伸ばしてきたんだよ?車で移動しているうちに斜めになってこうなったんだな…。

これだけかって?

はは、まさかwご飯だけ食べるのもつらいからね。

きちんとふりかけを用意してるのだ。これで私の昼飯はのりたま、かつお、わさびふりかけの3トライアングルローテーションで1週間乗り切るのだ。

おかずは無論、

無いっ!(´;ω;`)

私の1週間のランチはこれだけである。

また週10日働くのかぁ…長いなぁ…。

【カップ麺活】支那そばやの醤油らぁ麺

ファミリーマートで発売となった支那そばや監修のカップ麺を買ってみた。

私は支那そばや石巻には足繁く通ってその味を堪能していますが、本店の味はさっぱりわからないです。

直系の弟子といえど弟子入りした時期によっては味が変わっているとは思いますし、材料も大きく変化していってると思います。

ラーメンって個性ですからねぇ。過去にも佐野実氏が生前に監修したカップ麺は出ていましたね。私は結構食べていた記憶があります。

パッケージにはしっかりと佐野実氏の写真が出てました。今の若い人は知らないのかもしれませんねぇ。ラーメン界のレジェンドですからね。

当時ラーメンは庶民の食べ物で新聞紙読みながらラーメン食って、食い終わった後は丼に煙草の吸殻入れられたものです。

その中でラーメンをハイエンドな食べ物に昇華させ、ラーメン職人の地位を高めたのは佐野実氏でした。

ラーメンに人生の全てを捧げた男。

後入れスープが蓋に添付されてます。これってお湯入れる時に取って下さいと書かれてるけど私は取ったことがないんだよね。

入れるのを忘れたりするからです!

中を開けるとこんな感じ。まぁ、特に…何も特筆すべき特徴はありませんね。

お湯をジョボジョボと投入します。

4分後…ほほう、なんか美味しそうな匂い。でもなんか嗅いだことある香りだ。チャルメラ?

麺はこんな感じ。無論、全粒粉入りではござらん。細麺ですな。

さて、味はというと…さっぱりした正統派な醤油味です。支那そばやの味か?と問われるとわかりませんね。

そもそも本店の味はわからないので…調味油がチャルメラって感じです。カップ麺としては塩分があまり強く感じないんですがスープを飲み干すのはちょっと躊躇ってしまいますね。

まぁ、そもそもカップ麺でお店の味を再現できるわけもないので雰囲気を楽しむためのものかな。こういう期間限定や有名店監修のカップ麺は面白いですね。

ついつい買ってしまいますね。

【ラーメン】ラーメンショップ矢本店のラーメンとチャーハン

今日は雨だ。

私は超ド底辺労働がお休みなので(その代わり日曜日が無くなる…)朝から焼きそばを調理して食べた。

うーむ、悪天候の日は怪我が芳しくない…横になりうたた寝を決め込む。昼が近付くと目が覚めて昼飯は何を食べるか考えていた。

ここまでダメ人間である。

そうだ!平日休みだ!というわけで女川へと車を走らせた。

目的は移動ラーメン屋の『あらどっこい』さんです。

…でもこんな雨で営業してるかなぁ…。不安に駆られながらも女川のスーパー『おんまえや』に到着…とあらら?

目の前を『あらどっこい』さんの軽トラが走って行きました…なんてこった…遅刻しちまったのかい!?

私は途方に暮れた。女川にはたくさん食べる所はあるんだけど目的が『あらどっこい』さんだったので帰ることにした。雨だからなるべく外を歩きたくない…腰も痛いしね。

帰りに済ませていこう。

だが魔の火曜日だった!!

火曜日は石巻界隈は定休日の所が多いのだ。

そうだ!不動町のあの店に行こう!と向かったのは中華料理小西湖さん。

駐車場が満車だったので諦めました!

あのチャーハン食べたかったなぁ…完全に昼飯難民だ。

そうだ!あの店はどうだ!向かったのは『くるまやラーメン』である。迷ったらココ!!

定休日ですた!!

まさかの…やはりあそこか!?と迷ったら間違いのないあの店『デリシャス』

と、ちょっと待て…あそこも火曜日定休日だったぞ…!

完全に詰んだ。

仕方なく帰路についたら途中であの店に入った。

『ラーメンショップ矢本店』さんです。

何十年前から存在は知ってたけど一度も入ったことがない。

廃墟っぽい外観(失礼)ところどころ切れてる看板の電球が辛うじて営業していることを教えてくれる。

中に入るとおばちゃんが出迎えてくれる。颯爽とカウンター席に着席するとメニューに目を通す。

ここは無難にラーメンだろう。そして…半分チャーハン…ん?大盛りチャーハンと100円しか変わらんのか。んじゃ大盛りチャーハンでいいな!

と早速オーダー。水はセルフ。

ヨタヨタと歩き冷水機に行ってコップを手にする。コップを押し付けて水を出すタイプ。

氷と水が同時に出てくるのだがその勢いたるやプールの水みたい!

200%こぼすやつやん!!

あっちゅー間にコップから水が溢れ出した。容赦ないな…。

席に座りメニューを見てると『支那そば』というのが目についた。ん?普通の醤油ラーメンというやつかな?これは気になるな。

程なくするとラーメンが着ドーン!

背脂が予想を裏切る量!ビジュアルはめちゃくちゃこってり感がある。

具にキクラゲがレギュラーで入っているのは珍しいのでないだろうか?

この段階では見えないがチャーシューもきちんと入っている。丼は底が浅いタイプでして意外と量は入ってないですね。

麺は少し茹ですぎ感がある。柔らかい。

でも価格の割に贅沢な仕様となっていますね。

ちょっと遅れてチャーハンが到着。この適当に鍋から盛り付けた感じがいいですね。家庭的で。しかしこのチャーハン安いんだよね。580円。大体大盛りチャーハンって800円前後すると思うんですよ。でも正直チャーハンってそんなに原価は高くないと思うんですよ。

とあるラーメン屋の店主が『チャーハンを作りたくないからあえて高い値段設定にしてる』と言ってたな。

チャーハンばかりが出て一日鍋振りをしなくてはならないらしく腱鞘炎に悩まされてチャーハンの値段を上げたとか。結構重労働だからね。麺上げも実にきついと思う。営業時間4時間ずっと麺上げって腱鞘炎かテニス肘になるわ。ラーメン屋って本当に肉体労働だよねぇ。

さて、ラーメンはこってりしてるけど豚骨ダシ感は強くなくさっぱりしてる。ほんのり甘塩っぱいスープ。麺はスープを吸い込んでるような色と味。意外なくらいスープを絡ませてくるようだ。ガテン系のよくあるラーメンって感じ。

チャーハンはパラパラしてないしっとり系。何となく仙台の『久美食堂』を彷彿とさせる。

なかなか家庭的な味!これは好きな味だ!こういうのでいいんだよ!

パラパラ系も好きなんだけど、最近はこういうしっとり系の家庭的なチャーハンが稀少になってきた気がする。

昔、クラスメイトの家に遊びに行って出されるお昼ご飯がこんな感じのチャーハンだったことを思い出せる。懐かしい味と食感。まさに昭和レトロなチャーハンですね!

これチャーハンと餃子だけ食べにくるのもありかな。さすがにラーメンと大盛りチャーハンは多かったわ…。

老夫婦が営んでいるお店ですが外観といい内装といいメニューといい昭和を感じることが出来る良いお店だと思います。

価格もリーズナブル!

これからも末永く営業しててほしいですね!ごちそうさまでした♪

【ラーメン】暗黒中華そば雷電の懐かしの平成中華そば

その日は深夜ドライブを敢行していた。車なんてものは低燃費走行ばかりしていると運動不足になっちまう。たまにブン回してやらないとすぐに不機嫌になっちまうのさ。

アクセルを床まで踏み抜くんじゃないかと思うくらいにベタ踏みで加速する。

ハンドルからマシンが悦んでいるのを感じやがる。そう、これだ!俺は風になるんだ!そう思っているかのようにエンジンルームからはタービンの甲高い音が聴こえる。

タコメーターの針は激しく揺れ動きまるで胸の高鳴りを示すかのようだ。

速度計を見ると55キロだった…

遅ッッッ!?

普段からノロノロトコトコ走ってるのでいざと言う時に回らないんだなこれが…!

ぁ、21年前のターボ車だから無理もさせられないか。大事に乗ろう。

というわけでお腹も空いたので今日は泉区の方へ足を伸ばしました。泉区と言うと山岡家が定番なのですが今回は気になっていたお店

『暗黒中華そば雷電』

こちらに来てみました。中山にある『魔界ラーメン月光』の2号店なんですよね。

しかし暗黒中華そばだなんて…

入ってすぐに券売機があります。初心者なのですスタンダードな懐かしの平成中華そばをチョイス。

そしてこちらは靴を脱いで入るタイプでして…私はちょっと苦手なタイプ…。

足が臭いので

以前自分の靴を他の方が間違って履かれて帰られてしまったことがあって私が帰れなくなったことがあります。

こういう稀有なケースは私に限って頻繁に起こることです!

とりあえずわざわざこんな場所から取らないだろうという場所に靴を置きまして入店。

若いお兄さんスタッフに促され颯爽と着席。

調味料のウンチクが書かれてますね。

卓上にはたくさんの調味料が…。

私は基本的にラーメンには胡椒すら入れません。その本来の味を味わうために必要なことです。というのも私は基本的にバカ舌なので胡椒を入れると

胡椒の味しか感じないからです!

ニンニクも然り自己主張の強い調味料は入れません!

でもこの文章が皮肉めいていて面白いですね。店主さんは文才がありますね!

懐かしの平成中華そばが着ドーン!

ビジュアルは美味しそう~♪こう言ったらなんですけど全然懐かしくもないビジュアル。平成の中華そばってこんなだっけ??

スープは透明な淡いキツネ色。暗黒中華そばなんて店名からは想像もつかない。

麺は細麺だけどよく見ると全粒粉入り!これは期待か高まる。私の大好きな支那そばや石巻とよく似てる。

早速スープを一口…。

うむ?

むむむ?

お…

味薄ッッッ!?

一口では味が判別出来なかった。とにかく薄い!

麺を口に含むもインパクトのある味はない。ただ歯切れの良い食感は楽しい。

これは正直に言うと山岡家とかガツンと来てクセになる味を常食している人にとってはきついのかもしれない…。

だけど食べ進める内に豊かな昆布の旨味が口の中に広がっていくではないか!

麺のほのかな小麦の香りすら感じるほどに感覚が研ぎ澄まされていく。

これはかなりハイレベルなラーメンだ!!

そして言いたいことはまだある。

全然懐かしくない!いや、むしろ新しい!!

これは面白いラーメンだねぇ!最初は薄くてダメだと思ったけど食べてる内に舌が最適化されて淡麗な味を感知するようになっていくんだもの。

チャーシューもまた味が薄い!しかし、最適化された舌はこの薄味の中に旨味を感じ取ることができるのだ。今、私の舌は高度なセンサーとなりアンリミテッドな舌になっている。

ここにきて調味料を試したくなった。この薄味も味変をするための布石なのかと思いたくなる。興味津々で千極パウダーなるものを入れてみることに…。

煮干しの粉が浮いてる形に…おん?匂いが…凄いな!

スープを一口…こ、これはっ!?まるで違う味だ!!この味は…何となく八戸ラーメンを彷彿とさせる味に激変したぞ!これはこれで楽しくなるねぇ!

結局スープまで完飲!梅干しのサッパリ感も相成って最後まで楽しめた。

予め薄味なのはこうして本来持ちうる舌の感覚を取り戻すためなのか…一杯のラーメンを食べている間に自分の感覚が研ぎ澄まされていくのがわかるドラマ性の高いラーメンだ。

今度はニボを堪能してみたいな。また来ようっと♪

【温泉】米沢の平安の湯

私は労働を終えて部屋にゴロリと横になった。

ほのかに納豆のような匂いがする…納豆なんて最近食べたかな?いや、もう何年も食べてない。

決して嫌いではなくてむしろ好きなのだが食べようと思わないのだ。

来る日も来る日も同じものを食べ続けていた。食生活に関して言えばお金持ちに飼われている犬や猫以下だと思う。

匂いの発信源は自分だと思った。そういえば最近はシャワーばかりで浴槽に浸かることがなかった。シャワーばかりだと肌の表面だけが綺麗になって毛穴の奥に溜まった汚れは落ちないらしい。

もっともにして超ド底辺労働者だから真冬でも汗をかいて仕事をしている。埃や油にまみれて、時にはゴキブリやカマドウマ、カメムシとも戦わねばならない。臭くなって当然だ。

ちょうど部屋の近くに温泉施設がありそこに向かうことにした。

GoogleEarthより

昔の健康ランドみたいな古い施設だ。

源泉かけ流しである。温泉天国山形ならではの贅沢なんだけど超低価格なのだ。

中に入って下足入れに靴を入れると券売機に向かっていき入浴料300円を払って、カウンターに下足入れの鍵と共に差し出すとロッカーの鍵を渡される。

カウンターから左手に向かうと浴室があるのだが廊下の右側には床屋と整体が隣接している。なんか昭和レトロな雰囲気があった。

ロッカーに向かうと私のロッカーの鍵だけが特殊でボタンを押しながら操作するものだった。脱衣室には見事にご老人だけがいる。

300円か~…安いのは嬉しいのだが安い温泉施設は民度が低いのだ。

必ず地元のヌシがいるからだ!!

それも常連ジジイ共が洗面台に洗面用具を置いて場所取りなんか日常茶飯事である。その場所を使おうものならば

わざわざ水で濡らしたタオルで背中をビターン!と叩かれて激怒されてしまうのだ!!

これは私が体験した実話だ。私の背中を叩いた後ジジイは

『ここは俺の場所だ!!この洗面道具見てわがんねえのがっ!?』と怒鳴ったのだ。

当時私はガリヒョロだったので弱そうな人だったのだ。あの悔しさから2年間体を鍛えて鍛えて武藤敬司みたいな体を作ったらそんなことは無くなったが…

今は交通事故の怪我でトレーニング出来なくてサモ・ハン・キンポーになってますがね…!

早く治してあの体を取り戻したいものです。そのためには温泉に浸かって回復を早めなければなりません。

体を洗って…っと、おおっ!?早速脱衣室から直接湯船にダイレクトに入っていくジジイが…!?

せめてティンボルと尻くるいはサッと洗ってほしいものだ……。

私はきちんと洗ってから入る。ていうか自分1人しか入らなくても最初は体を洗わないと気持ち悪い。

まず内湯から…うぉた!熱っ!?

43度!!一瞬油断していたために熱くて驚いた。公衆浴場にしては熱い温度設定だ。

湯量も豊富で浴槽の深さも十分だ。入ってしまえばとても良い湯加減。見ればサウナもある。300円の公衆浴場でサウナがあるなんて凄いな!

湯ざわりは塩化物泉で無色透明無臭である。若干肌がヌメヌメとする感じが温泉っぽい…と思いたい。いや、さっき脱衣室からダイレクトに入っていった姿を見るとね。1人や2人じゃないだろうしそれが積み重なって…ということもあるからね。

そしてここには露天風呂があるのだ。300円の公衆浴場で露天風呂って凄いな!

早速ドアを開けて露天風呂の方に移動する。

(…露天風呂?)

結論から言うと全く空は見えなかった。だけど位置的には温泉施設の外にある。でも中だ。

つまり、自転車小屋みたいな場所に浴槽を作ったらこうなった的なものだった。露天風呂と解釈してもよいものか…。

階段を上がっていくのだが途中に両サイドにすのこが置かれており、そこで茹で上がった体を冷やすことができるらしい。

まるでトドのように横たわっている人が複数いた。

露天風呂の方は内湯に比べてだいぶぬるい。41度くらいだ。これならゆっくりと浸かることが出来る。なんにも考えずにぽんやりと浸かるには本当に気持ちが良い。

しかし山形は温泉が沢山あって格安で入れるのがいいなぁ。私の自宅の近くにも温泉があるが結構高いのだ。それも本当に温泉なのか怪しいものだが…。

底辺労働の疲れが癒えていくようだ。とにかくこの酷い痛みが緩和されらば嬉しいことこの上ない。温めている分にはとても良いのだが少しでも冷えるとすぐに痛くなるのだ。

交通事故の怪我というのはその辺にぶつけたとか転んだとかとはまるで違うダメージを被ることになる。普通に生きてればありえない程の衝撃を受けるのだ。

20分程浸かって施設を出る。

体はポカポカと火照っている。実に調子が良い。これなら明日も頑張れるだろう。

300円の割に結構良いお湯だった。汚れの方は若干気になったが…300円だからこの程度だろう。無論、洗面用具を置いて場所取りしてるのも散見できたが…300円だしね。民度的にこんなものだと思う。