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【ラーメン】支那そばや石巻の塩かけらーめん

超ド底辺労働者にとって日曜日はダイヤモンドだ。家の雨漏りをDIYで補修し朝食を摂るのを忘れていた私はすこぶる空腹に喘いでいた。

秋空を飛び回るカメムシすら美味しそうに見える……わけもなく今年もあの悪臭に悩まされるのかと辟易していた。さて、時間も時間だし朝食兼昼食を食べに行くかと向かうは石巻。

高規格道路をビュンビュン追い越されて到着。何気に自宅から40分ほどかかる。私の現在の腰の塩梅ではギリギリの距離。交通事故に遭う前は青森だって行けたのに今は群馬ですらナウル共和国くらいに遠く感じる。

さて、駐車場には…ぬぉっ!?開店前だというのに結構な数が…!?既に待合室はいっぱいで外まで溢れている。うむむ…並ぶのか…だがこちらのお店は客の回転が早いので悩むことはない。待ちながらブログの編集をしている内に…と食券を買ったらすぐに店内へ通され席へと颯爽と座る。既にいい匂いが鼻を刺激している。

時計を見るといつもより開店が早い…。もうラーメンを食べているお客様がいる。

二代目店主さんの仕事ぶりは見事なものでとにかく調理が早い!湯切りがシャアァァァッと気持ちがいい。そしてサポートするスタッフもまた無駄がなく連携が取れている。オペレーションも良い。だから並んでいてもさほど待つことなく食べることができるのだ。

メニューはこんな感じ。週替わりで塩と醤油が入れ替わるシステム。実にこれが面白くて醤油を食べると塩が食べたくなり、塩を食べると醤油が食べたくなる。このエンドレスループだ。

塩かけらーめん大盛り+味たま。

おお…綺麗だ。

キラキラと輝いている。まるで風の谷のナウシカの最後のシーンみたいな。ランララランランラン♪って写真からも香りが漂ってきそうだ。

麺は全粒粉入りのストレート細麺。最高のスープと味わえるなんて贅沢の極み。パツンと切れる絶妙な食感を味わえる。細いながらも噛むと小麦の香りが感じられて全粒粉のくすぐったい舌触りが爽快だ。

そうしたらいつもと違う雰囲気が…うむむ、子供がギャン泣きしている。子連れとは珍しいな。

創業者である佐野実氏は店内での私語は禁止したとか噂がある。もちろんうるさい子供(大人も)がいたら即『もう帰っていいよ!』と追い返したという逸話もあるくらいだ。

だが子供は泣くのが仕事。誰も不快な顔をするわけでもなく夢中でラーメンを啜っている。子連れだから来るなというのは酷なもの。誰だって美味しいラーメンを食べたいじゃないか。お母さんらしき女性は気まずそうだったがいやいや気にすることない。また食べにおいでよ。きっと子供は睨みをきかせている佐野実氏が怖かっただけかもしれない(笑)

でも佐野実氏はテレビの演出でやっていた部分もあって誤解も生んだんだよね。会ったことはないけどすごく優しい人だったと思う。ただ不器用なだけで。ラーメン職人でしたからね。

しかし、ラーメンを美味いと感じる感覚は子供の頃に食べた記憶によるところが大きいと思う。子供の時からこんなに美味しいラーメン食べてしまったら余程グルメになるに違いない。或いは未来の継承者に…!

見よ!この超綺麗なスープを!私のヘタレなスマホのカメラでさえもこの美しさだ。目を瞑り口に含むと一気にサーバーダウンしてしまうのでないかと思うくらいの旨味。塩分に頼らない甘みすら感じるスープ。1週間我慢した甲斐があったものだ…って金曜日にも食べてたわ。

さて、最後のお楽しみの味たまは…。

うおっ!?おぉぉおぉ!?こ、これは…!!

最高の出来映えじゃないですか!!この黄身の完全に茹で上がった部分と中心にかけて半熟でトロリとしている。

濃厚な黄身の味わいと白身に沁みた味がたまりませんな~。こりゃあ、スイーツだ!

スープを完飲してご馳走様♪

なんだろう…めちゃくちゃ充実してる気がする。孤独と引き換えに自由を満喫している。

とにかくこれでまた1週間頑張れる。またラーメンを食べるために節約に励もう!

【ラーメン】みそ漢の三十路!

仙台からの帰りに気になるお店があり立ち寄った。そこは仙台燕沢にある

『みそ漢』さんです。

以前こちらには『だいず』というつけ麺のお店が入っていた記憶があるのですがいつの間にか入れ替わってました。

ここの駐車場は店舗の脇にあるのですが結構な段差がある歩道を超えねばならないので難易度は非常に高いです!一応スロープが設置されているのですが…とんでもねぇ勾配で車高が高い車じゃないと難しいかも…。

さてお店に入るとすぐに右側に券売機があります。私はもう心に決めていたメニューがあるので小銭を投入してボタンを押しました。

やたら愛想の良い店長さんにお渡しして案内されるがままカウンター席に着席。

ふぅ、初めての店は緊張するのだ。周りをキョロキョロ見渡して初心者だと悟られないように背筋を伸ばしコップの水を飲んでいた。

店名の通り味噌ラーメンが得意なよう。具材が多いので値段は高くは感じない。ビジュアルは本当に美味しそう。

ほほう、結構な種類がありますね!どれも美味しそう~。

としている内に着ドーン!!って凄い量!!これが

『三十路』です。みそ味のG系ラーメンです。みそ味のG系というと黒松の『雷 』のセカンドインパクトが有名ですね!

もう1枚縦撮りでドーンッ!!オプションで麺量が選べますが私は300gにして野菜ニンニクマシにしました。

久しぶりのG系ラーメンです。いつ以来かなぁ?最後に食べたG系はビリーだった気がします。

野菜が凄くて“麺リフト”が出来ません…!少し野菜を食べて麺を救出!おお!?極太麺だ!!ワシワシ食べるやつですね。

さて一口…ふむふむ…おお!なんかボサボサ系かなと思ったらモチモチ…ムチムチしてました。ムチムチ系極太麺。固くてムチムチです。これがスープによく合う!

スープは濃厚な味噌味。でもマイルドな味噌味。G系はしょっぱいイメージでしたがきちんとした味がします。ん~なんか今まで食べたことがない味噌の味?意外と上品な味わい。これが麺と合わさって実に楽しい食感と味が口の中に広がりミュージカルでも開いてるのか?と思うような賑やかさ。

野菜はキャベツ多めのシャキシャキ食感。味噌ともやしって最高の組み合わせじゃないですか。濃厚なみそスープとの相性も抜群!容赦なく入れられた刻みニンニクと共に豊かなコクと旨みが口の中に広がり鼻から強烈なニンニク臭が抜けます。

このG系は美味しいですねぇ!ボリュームといい、味といい…クセになりそう。客も若い人達が多いので賑やかです。

他にも気になるメニューがあるのです。お腹は一杯になりましてとにかく満足の一杯でした。

スープが特徴的ですねぇ。ノーマルの味噌ラーメンで食べてみたくなりました。ちょっと今回は豪快にニンニクマシにしてしまったのでニンニク味が…。

オーナーさんはマッチョなイケメンさんでした。

ご馳走様!!また行こうっと♪

【孤独な食べ歩記】まるまつのカツ丼と花うどん

その日の仕事はひたすらハードだった。重いものを持ち上げひたすら階段を登り5キロある工具を一日持って作業をする。肘や肩への負担は半端ない。

あまりの痛みに辟易しながらもとりあえず腹は減るわけで…。

しかしそれでも遠くには行きたくないし近場で済ませたい…となればあそこしかない。

和風レストランまるまつです。

安くて美味しくて早い。味がどーとか小うるさいことは抜きだ。ファミレスに高尚な味を求めても仕方あるまい。

それに私はバカ舌なのでとりあえず腹が減ってれば美味しく食べることができるのだ。

なんか…キャラ被りしてるような気がしないでもない。圧倒的炭水化物!!でもそれでいい。

腹が減ってるのだから難しいことは抜きだ。

それに私はまるまつの味は全体的に好きなんだよね。

うどんは多分冷凍なんだろうけど冷凍うどんは美味しいと思うんですよ。非常用に冷蔵庫にいくつか入れておけば万が一の時に安心感がある。それに何にでも合う上にレシピも多いので汎用性が利く。

カツ丼は衣がサクサク感が残っていて美味しい。卵はもう少し半熟の方が好きなのだがこれでも十分。

そうキャラ被りは味噌汁だ。これは正直要らなかったなぁ…。と言いつつきちんと残さずいただきます。最後にきゅうりで〆る。

価格も味も庶民の味方である、まるまつは便利である。残念なのは平日のアルコールが半額になるサービスが無くなったことだ。まぁ、別に酒は飲めないからいいんだけどね。

それにしても店は閑散としている。夕食時だというのに…コロナの影響は計り知れないなぁ。

ご馳走様。

【猫日記】初めての出会い

2019年3月18日にそいつはやってきた。

労働を終えて帰宅すると何かいる…なんか白いのがチョロチョロ動いている。なんだこいつは!?

テレビの影に隠れて顔を半分だけ出してこちらの様子を覗いている。猫だ…。

どうして猫が我が家に…!?

我が家は13年間猫を飼い続けてきたがどれも野良猫だった。別に猫が好きなわけではない。いや、私は猫に限らず動物が好かんのだ。

何故か?

先に死ぬからだ。共に暮らした時間が長ければ長い程に失った時の悲しみは深い。特に途中で居なくなるならまだしも最期を看取ると尚更ね。

前に溺愛していた猫は尿路系の疾患で亡くなった。それも突然死だ。悲しみにくれて3年間も思い出しては泣いたものだ。

もう猫は飼わないと決めていたのに…。

とにかく落ち着かない猫だ。あっちでチョロチョロこっちでチョロチョロと動いている。子猫ならまだしもこんなに大きくなってからは懐かないのでは…?と危惧していた。

これからどんな生活が待っているのだろうか…?

【ラーメン】支那そばや石巻の塩らーめん

今日は交通事故の怪我の通院日で仕事は休み。どちらにせよ台風16号の接近により宮城県内は大荒れとなっている。

超ド底辺労働者はこういう日に休めるのだ。…その代わり日曜日は無くなるがね…。

病院にて…

私「もう事故から5ヶ月なんですが…まだ治らないんですが…」

先生「ん~…まだ5ヶ月だからね」

私「え…まだ5ヶ月?」

先生「そんな簡単に治らないよ。交通事故の怪我はね、治ればいいけど治らない人もいるからね」

頼むぜ…この痛みが一生続いたら人生真っ暗やん。

病院を後にして雨に打たれ車に乗り込む。

(日曜日の休みは消滅したか…)

休みを返上して働いても代休は貰えないのに休んだ代わりの労働はあるという可哀想な私。せめてそんな自分を励まそうと思って向かったのは石巻にある支那そばや石巻です。

こちらはラーメンの鬼『佐野実』氏の弟子の店でして今はその味を継承した二代目店主が切り盛りして頑張っております。実は私は先代店主の時は数えられるくらいしか食べられなかったんですよね。

既に日曜日が定休日になっていた頃なのでほぼ無縁になってました。しかし、二代目店主が味を継承したことによって店は再び蘇り石巻界隈では盛り上がっております。

今週は塩の週です。週によって醤油と塩が切り替わるのです。私はどちらも大好きですね。

お店は大荒れの天気で平日にも関わらず多くのお客さんが訪れている。なんだろう、この安心感!!嬉しいね。

いつもなら『かけらーめん』なのですが今日は豪華に普通の『らーめん大盛り』にしました。

最高のビジュアルですね!写真からもいい匂いがしそうな…。

麺は醤油の時と比べ細さと固さが違う気がする。醤油は若干柔らかい舌触りだが塩はパツンと噛み切れる印象。この僅かな食感の違いもスープとの相性に計算されているというのか。

とても綺麗なスープ…。とても柔らかい味。ふわっと香る様々な匂い。今日のスープも良い!

こうして今ラーメンを食べてるわけだが、それが何年も過ぎて、いつかはこの土地から離れて仕事するようになって、また戻ってきて食べることが出来たらきっと最高に美味しいだろうね。

持論だけどラーメンの味って“思い出”なんだよね。もちろん食材や調理法で味は変わるんだけど、結局一度や二度食べたくらいじゃ記憶の中には残らない。昔懐かしの~というキャッチがよく使われるのもそういうわけがあるのかもしれない。

だからこそ味を受け継ぐことはすごく難しいんだと思う。でも二代目店主が味を継承してくれて石巻からこの味が失われることはなかった。

それは奇跡のような出会いだったかもしれない。そしてコロナが蔓延する頃で大変だったかもしれない。それでもこうして美味しいラーメンを食べることが出来て私は幸せだと思うんです。

気付いたら丼が空っぽになってました。う、美味かった…。日常の嫌なことを全て忘れて夢中で食べたよ。そう、ラーメン食べてる時って頭の中は余計なことを考えてないんだよね。

明日のことを考えて不安になりながらラーメン食べるなんて無い。大した時間ではないが脳がリセットするには十分な時間ではないだろうか。

今日のラーメンも最にして高であると言わざるを得ない!!

ご馳走様!また来ようっと♪


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【持論】私の幸福度

今幸せですか?どんなところが?どういう時?

ふと幸せとは何かと考えることがあります。私は週一に訪れる日曜日が幸せです。必ず休めるとは限りませんがね…。週6日、12時間拘束されてますので全くフリーダムな日曜日は天国なのですよ。

いつかはブログ収入で土曜日も休みにしたいです!

そうじゃなくても1日最低2時間、最長4時間の通勤時間を短縮出来ればなぁと考えてますよ。そうするには仕事を選べるくらいの余裕が欲しいですね。

人によって幸せの形状は違います。人によっては物に囲まれ、欲しいものを買いまくるとか、たくさんの人に囲まれ羨望の眼差しで見られたいとか、何も無くてもいいから健康であればいいという人まで。だから幸せの形は人の数と同じくらいあるわけです。

でも、世の中には幸せがなんなのかわからないほどに追い詰められている人もいるわけです。

こうしている間にも銃弾から逃げ回る人たちもいるし、憎しみもないのに銃口を向けなくてはならない人もいる。岩茸取りしてて休憩しようと岩棚に座ったもののロープに手が届かなくて取り残された吉作がいるかもしれない。

私の幸せはとても小さなものです。当たり前の日常。ぼんやりできる時間。猫との暮らし。お金持ちにはなりたいけどお金の使い方がわからないので夢を描けません。

健康で健全でごく普通の人として生きて季節の移ろいを感じられるくらい空を見上げる時間の余裕が欲しいですね。

ブログにしても人に有益な情報を与えられるわけではなく、情報商材売る才能も無く、ただ自分の日常をつらつらと書くだけの日記です。

読みに来てくれる人には感謝してます。誰かはわからないけど。

YouTubeもTwitterもビジネス系が多くなってきて何となく居心地が悪いなぁと感じてしまいます。例えばものすごく爆買いしてたり煌びやかな生活ぶりを見せつけられると今の自分との現状の格差を感じてしまって辛い。それは嫉みという感情なのかなぁ…。

私は等身大の自分と向き合い、日常の中から幸せを見つけていこうかなと思ってます。

こうして記事編集している脇で幸せそうに昼寝してる猫がいる。それだけで幸せなんだよなぁ。

【日常】10月から値上げ…コツコツ作戦です!

気が付けばもう10月だ。今年も酷い労働に明け暮れた一年だったなぁ…などと遠い目をするがあと2ヶ月あるので何かいい事あるかもしれない。いや、ある!!

最近排他的な生活をしていて気が付かなかったのだが10月から様々なものが値上げするらしい。

代表的なのは煙草の増税。え?なんで?私は禁煙推奨派なのだが吸うことに関してはとやかくは言わない。吸いたい人は吸えばいいと思う。体には悪いのだろうが自分が直接吸うわけじゃないから関係ないが

『喫煙所を増やしてほしい』

タバコ税は結構莫大な税収になっていて地方税の数%を担っている。禁煙者が増えるとそれに依存していた財政状況は苦しくなるだろうな。ならば喫煙所を増やせば解決するのではないか。

結局タバコ税が減少傾向にあると他のものを上げて税収を賄おうとするから非喫煙者にとってもタバコ増税は他人事ではない。

もう1つ、珈琲も値上がりするらしい。喫茶店は頭悩ませるだろうなぁ…。喫茶店の珈琲って高くない?ラーメンと同等、あるいはそれ以上の値段がしますね。あれは

『珈琲を飲む時間も含まれてます』

珈琲飲む時って何か物思いに耽ったり、リラックス、リフレッシュするために飲みますよね。そういう有意義な時間を場所と共に買っているので喫茶店の珈琲は高いのです。

飲食店としてみれば客の回転率を上げた方が効率はいいのですが、喫茶店は内装や調度品にもこだわりお店独自の空間を作り上げているものです。なので必然と珈琲を飲む時間は特別なものになるんですねぇ。

忙しい現代人にとって珈琲を飲む時間は特別な時間なのですよ。お金を出して買うのは当然なのです。

小麦も上がるそうですがラーメンはどうなるのだろうか…今のところ値上げをする話は聞いてませんが…少なからず影響はあるのかなと。結局10円20円の値上げは地味に辛いものです。値上げするなら何かトッピングを加えてお得感を出すなどと苦肉の策で乗り切ることもありますがそれで味が微妙に変わると客が離れていく要因にもなりますね。

値上げによって経済活動が冷え込まなければいいんですがね。日本人の給与は殆ど上がってないので本当に数円の値上げに敏感になっています。

私は10月からは節約、倹約に走り貯蓄に励みます。いわゆる冬眠というやつで…正直に言うと冬の灯油代が生活を圧迫するので他のことにお金が回らないのです。大人しく暖かい部屋で創作に励みコツコツと作品数と実力を磨いていきたいと思ってます。

10月からコツコツ作戦開始します!!

【食レポ】かざみどりのシュークリーム

そういえば最近甘い物食べてないなぁ~とぼんやり考えていた。大人になると甘い物とは疎遠になりやすいのか。

どうしても苦い物や辛い物塩っぱい物に傾倒しがちで甘い物は滅多に食べない。

散歩がてら出かけて甘い物でもチョイスするかと向かったのは石巻市の日和山公園。超絶急勾配の坂道を登った先にある駐車場に車を駐車し歩いていく。

大鳥居は撤去されていた。あの震災を乗り越えたが経年劣化によるものだろうか。

しかし…あのキャッチは理解できるが残り九割は一体…?

程々に人が歩いている神社に参拝する人達か。

うおっ!?スズメバチがいるのか!?確かに辺りを見回すとめちゃくちゃ飛んでる!!これは怖いな…。実はスイーツを買ったらここで食べようと思っていたのだが残念だ。これは諦めるしかない。

さて、そこから程なく歩いた場所にあるお店が

『かざみどり』さんです。

石巻界隈では結構有名らしいね。しかし人の気配が無いぞ…。入っていくと店主さんがいらっしゃいましてテイクアウトの旨を告げてショーケースにあるシュークリームを選ぶことに。

いや、しかし結構な種類があるぞ!?めちゃくちゃ悩む。なにせ予算は1000円しか持ってないのだ。キャッシュレスの生活に慣れて現金は常に1000円しか持ち歩かない。

うむむ…あれも食べたい…これも食べたい…予めリサーチしてくればよかったか。こんなに種類が豊富だとは。シュークリームと言うとカスタードとか生クリームとかチョコとかしか思いつかないんだよねぇ。

私がチョイスしたのは生クリームとレアチーズとずんだ生クリームです。

やはり宮城と言ったらずんだは外せませんな!

あとはすぐに帰宅してガルパンでも鑑賞しながら食べることに。

こんなに種類があるんだもんなぁ。あれも食べたいこれも食べたいけどお金が無いという状況ではなかなか選択が難しいのだ。

これは…!?シュークリームの生地が蓋と器のようになっている。これはオシャレだなぁ!

しかも中にはクリームがドッチャリ!!これでもかと言わんばかりに詰め込まれている。さて、早速蓋になってる部分からいただきますか。生クリームを付けて…。

おおん!サックサク!シュークリームというとフワッとした感じのイメージだけど生地からして歯応えがあって美味しい。クリームの甘さも程よくて甘いものが苦手なおじさんでも食べられそう。そしてこれまた珈琲が合う!!

レアチーズも美味しい。シュークリームでレアチーズってレアだよなぁ。サクサクの生地がまた新しいチーズケーキを食べているような感じがする。結構ボリュームがあって2個でお腹が膨らんできた。

そして最後のお楽しみのずんだは…おん!豆の食感が残ってる。これはいいねぇ。きちんとずんだの味が楽しめて豆の食感が残ってるのがまたたまらない。これまた珈琲に合う。サクサクの生地がとてもいいね。

贈答品にも大変喜ばれそうな逸品でしたね。空腹でも3個も食べれば本当にお腹一杯。晩ご飯入るかなぁ…。

また買いに行こうっと♪次はカスタード食べよう。

 

【ラーメン】レストランデリシャスの特製味噌ラーメン

石巻はラーメン激戦区だ。多種多様なラーメン屋が台頭している。だが比較的老舗も多く石巻市民のラーメン好きが伺い知れる。

石巻界隈で好まれるのはあっさり鶏ガラスープに極細縮れ麺のラーメン。よく言う『昔ながらの中華そば』だ。

大きな宣伝を掲げていない町中華の店に行くとよく遭遇するが今だハズレに当たったことは無い。

さて、腹が減った。一仕事を終えてぼんやり何を食べるか考えていた。

そうだ。あの店に行ってみよう!!

既に日が落ちて空が真っ暗になった頃に辿り着いたのはこれも昔からあるお店

『レストランデリシャス』さんです。

この昭和的な響きの名前といい年季の入った建物は歴史を感じますが中はとても広くて綺麗です。通されるがままテーブル席に着きます。

 

メニューを見るまでもなく心に決めていたものがあった。

『特製味噌ラーメン』である。このお店の人気メニューだ。震災前に食べたかなぁ~というくらい昔に来た。

ひっきりなしにお客さんが訪れて人気店なのがわかる。駐車場も広いので安心だ。

そういえば私は味噌ラーメンをあまり選ばないのだ。

なぜか?

味噌ラーメンって結構無難に美味しいじゃないですか?極論だけどお湯で味噌を溶いても美味しいのだ。だから味噌ラーメンは失敗したことが無い。味噌ラーメンを不味く作る方が難しいのではないか?とも思う。

だけど無難に美味しくともそのハードルは高い。本当に美味しい味噌ラーメンは信じられない美味さだ。店の個性が出やすいのも味噌ラーメンの特徴かな。

といろいろ考えているうちに着丼!!

味噌ラーメンって撮影するのが難しいのぅ…色合いがね。おや?なんか上にペースト状の何かが乗っかってますね?これは…

コーンペーストです。ほほう、これは珍しいですね。見た目的にも華やかで豪華な感じがします。

麺は平打ち太麺。これは好きな麺だ。味噌ラーメンによく合う。ピロピロした食感が美味しいんだよねぇ。

まずスープを一口…うむ…ほう…これは…。

ほんのりカツオ出汁?の香りがしますね!飲んだ後に喉の奥からふわりと舞い上がってきます。

気のせいかもしれませんが…。

これはちょっと初めての味噌ラーメンの味ですね。味噌のコクがあるのにとても爽やかだ。さて、麺はと言うと弾力のある黄色麺です。ビロピロの食感がたまりません。味噌スープによく合うね~。

これに上に乗っているコーンペーストを溶かすと…おお!コーンの甘みがより一層味噌スープの旨味を引き出すようだ。

具は野菜がたくさん!おお!キクラゲが入ってる!!これは嬉しいな。キクラゲ好きなんですよ。単体で食べると味も素っ気もないくせに脇役に徹すると超絶美味しくなるやつ。一人では目立たないけど、人を引き立ててくれる人っているよね。自己主張は弱いけど唯一無二の存在。

一杯でいろんな食感と味が楽しめて美味しいな。シャキシャキの野菜、コリコリのキクラゲ、プリプリの太麺、香りがいいスープに味変できるコーンペースト。

最後まで飽きさせない一杯です。


スープまで完飲!まぁ、どんなラーメンでも言えることですがスープまで飲むと体には良くないんですよね。どうして美味しいものばかり体に悪いのだろうか…。

最後の一滴まで美味しいスープでしたね。

他にもいろいろあったのでもっと食べてみたいな!また来ようっと!


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【食レポ】陣中の牛タン満福弁当!

仙台といえば牛タン!牛タンといえば仙台!というほど牛タンはよく食べられている。

私はさすがに牛タンは高級なのでなかなか食べられないのだが、我々庶民でも気軽に食べられるお店がある。

それは『陣中』さんです。ここの牛タン満福弁当はたった1000円で牛タンがお腹一杯食べることがことができるのだ。

私が向かったのは泉区にある牛タンスタンド陣中です。こちらはガソリンスタンドを改装した建物になりますね。入口で検温して手指の消毒をします。混雑してなかったのですぐに提供されました。カウンターの脇のセルフレジで会計を済ませます。

こちらはキャッシュレスに対応してなくて現金のみなので要注意であります。

テールスープが付いてくるのでぶちまかさないように帰りは慎重に運転して帰ります。ドリフトなんてもってのほかです。

この量で1000円です!!酒のつまみにも最高ではないでしょうか。脇に付いてるのは辛味噌ですね。仙台は辛味噌も有名なので最強の組み合わせというわけです。

程よく焦げがあって香ばしい匂いが鼻をくすぐります。匂いからして美味しい。噛み付くと弾力のある歯応えと舌から甘みと旨味が伝わってくる。バカ舌の私でもこれは美味い!と膝を叩いた。

厚みも丁度よくよく噛んで味わって飲み込みます。ほぁぁ…なんて幸せなんだろう…。

ご飯は麦飯!最高か!!米の甘みと麦の渋みが上手くマッチして牛タンの美味さを引き立てている。もう1kgぐらい食えそう!

ただお弁当の容器は何気に上げ底になってました…。確かに消費税だけが上がって弁当はそのままの価格を維持しているわけだから当然か…。それにしてもかなりのボリュームでお腹一杯になりました。心もお腹もいっぱいさぁ~。


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【ラーメン】支那そばや石巻のかけらーめん

先週は地獄だった。仕事たるものは段取りが大事である。段取りが出来ていれば技術的なものはなんとでもなる。心労がたたり体力も気力も底を尽きかけていた。

まだ眠気と倦怠感が残る体を起こし時計を見たら時刻は9時になろうとしていた。いつもなら5時に起きて活動しているのだがさすがに気力を消耗し過ぎていた。

身支度を済ませて朝食を取ることもなく車に乗り込んで向かったのは

『支那そばや石巻』さんです。

片道40分なので決して近くはないのだが毎週のように通っている。店に到着すると開店前にも関わらず多くのお客さんが訪れていた。いつもの光景に嬉しくなり食券を購入し風除室の椅子に腰かける。

この待っている時間でさえも非日常の一部だ。

開店と同時に奥から詰めて着席する。このらーめんを待つ高揚感がたまらない。このために1週間食費をケチってきたのだ。

今回注文したのは『かけらーめん大盛り+味玉』です。

もちろん普通のらーめんも好きなのだが

貧乏だから安いかけらーめんしか食べられない…

結構他の具材も主役級の美味さなのでいろいろ楽しめるのですがシンプルなものが好きなのです。

二代目店主さんの仕事ぶりは一切の無駄が無く次々とらーめんを完成させていく。

気持ちよく飲食するにあたってオペレーション、調理の連携はとても大事だ。例えば醤油ラーメンを注文したはずなのに味噌ラーメンが出てきた。或いはアレルギーがあってある食材を抜く必要があるのに出てきたなどが頻発すればいくら美味しくとも客は離れていく。

このお店はオペレーションも良い。なので行列が出来ていても回転が早い。客もまた会話をしながらダラダラと食べるのではなく、味にうなずきながら麺を夢中で啜り続ける。

よって意外と待ち時間は思ったほど長くはないのだ。

もう写真からもいい匂いがしてきそう…。こうして記事を編集してる今もまた食べたくなってしまう。

全粒粉入りの細麺ストレート。これがたまらんのですよ。口に運び入れた瞬間にスープの豊潤な香りが鼻腔に広がり歯と舌で味わう食感、そしてするりと喉を通り抜けていく喉越しは最高だ。これが麺がある限り味わえるのだ。

週に1回だけの超贅沢な瞬間だ。

麺を啜り、目を瞑り視覚を制限することによってよりその味と香りを強く感じることができる。

スープは塩分の角がない。丸いのだ。いや、柔らかいスープだ。全ての原料が融和して尖っていない。九条ねぎのアクセントがレンゲで飲む度に変化させていくので飽きることはない。

お楽しみの味玉。ここの味玉はとても味が染みてて黄身も濃厚な味わい。白身はプリプリで唇に優しい。今日はトロッとしていなかったのでスープに浸して食べました。スープとよく合いますな。

またもやスープまで完飲!!いやぁ…美味かった…。

例えば家系ラーメン、G系ラーメンに比べれば至って“普通の”ラーメンです。具材が分厚い肉とか爆盛り野菜とかそんなものはない。

だけど普通を究極なまでに昇華した結果、こんなに美味しい普通のラーメンが出来上がったのだ。

そしてこの味を今の時代に食べれてとても嬉しい。

ごちそうさまでした。また行こうっと♪


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【トラウマ】悪夢で夜中にビクン!!

私は鼻歌混じりにドライブを楽しんでいた、

晴れた空に白い雲、青々とした草原には風が吹き草が揺れてキラキラと輝いている。

もう少し走ると海が見えて来るはずだ。カーラジオからは倉木麻衣の『Feel fine!』が流れている。

窓を開けると初夏の潮風が車の中に流れ込んでくる。なんて気持ちの良い日なのだろう。帰りには美味しいラーメンでも食べて休日を満喫しよう!

アルトCはタービン音を轟かせながらカーブをクリアしていく。すると先の交差点の信号機が赤に変わり停車する。

ドリンクホルダーにある結露した缶コーヒーを手にしてルームミラーを見る。後続車が接近してくる。その時だ!異変に気が付いた!!

運転手が明らかに前を見ていない。下を見てスマホを操作している。

おいおい…こっち見ろ!その数秒後、車はノーブレーキのまま私の車に突っ込んできた。轟音と共に背中に強い衝撃を受け視界が何回転もする。体が痺れて口に血の味が広がり鼻から噴出する。ガラスの破片が目の中に入り一瞬見た私の腕はありえない方向に曲がっていた。

あ、死んだ…と思った。歪む視界の中で外で誰かが喋っている。

『これ、死んだな…』

『いや、俺は悪くねぇーよ!こいつが急に止まるからブレーキが間に合わなくて…』

え…嘘やろ…お前がスマホ弄ってて突っ込んできたわけやろ…と言いたかったが口の中はズタズタで喋ることが出来ない。顔の横を生暖かい血が生き物のように地面を這って広がっていく。

ああ…死ぬんだ…。案外呆気なかったな…人生の最後でも結局悪者にされて死ぬんだ…ろくでもない人生だったなぁ…。

急に体がフワッと浮かび上がったと思うと高層ビルから落ちるような感覚に襲われ釣り上げられたカツオのように体がビクンと跳ねた。

「あ…夢か…」

時刻は2時半…微妙な時間に目が覚めたなぁ…。誰もが自分が明日死ぬとは思わないし今日死ぬとも思わない。朝に玄関から出て家のベッドで寝るなんて実はすごく運がいいんじゃないかと思うようになってきた。

夢で良かったけどものすごくリアルだったのであのシチュエーションになったら思い出すようにしたいですね。

「あれ?このシーン夢で見た?あれ…倉木麻衣の…あれ?あの交差点?」そしてあの乗用車…突っ込んで来たのはアレでした。

ファイナルディスティネーションをリアルに感じたのであった。