2019年3月18日にそいつはやってきた。
労働を終えて帰宅すると何かいる…なんか白いのがチョロチョロ動いている。なんだこいつは!?
テレビの影に隠れて顔を半分だけ出してこちらの様子を覗いている。猫だ…。
どうして猫が我が家に…!?
我が家は13年間猫を飼い続けてきたがどれも野良猫だった。別に猫が好きなわけではない。いや、私は猫に限らず動物が好かんのだ。
何故か?
先に死ぬからだ。共に暮らした時間が長ければ長い程に失った時の悲しみは深い。特に途中で居なくなるならまだしも最期を看取ると尚更ね。
前に溺愛していた猫は尿路系の疾患で亡くなった。それも突然死だ。悲しみにくれて3年間も思い出しては泣いたものだ。
もう猫は飼わないと決めていたのに…。
とにかく落ち着かない猫だ。あっちでチョロチョロこっちでチョロチョロと動いている。子猫ならまだしもこんなに大きくなってからは懐かないのでは…?と危惧していた。
これからどんな生活が待っているのだろうか…?