カテゴリー: 宮城県

【宮城のラーメン】これで550円!?圧倒的安さの美味いラーメンセット!!

つかさ屋の価格設定が信じられない!?ラーメンセットが550円。

宮城県のローカルスーパーである『つかさ屋』

元は小さな八百屋から始まったスーパーだが、今では仙台市内に5店舗展開する市民から人気あるスーパーだ。

品揃えは他のスーパーと一線を画し、アレを買うならつかさ屋!といった使い方をするユーザーもいる。

価格はずば抜けて安い!というわけではないがある意味特殊な品揃えでユーザーの獲得に成功していると言っても過言ではないだろう。

そんなつかさ屋だが、中にフードコートがある。

このフードコートがあまりの安さに脳がバグるという減少が起きる。

今回お邪魔したのはつかさ屋東仙台店です。

では入っていこう。

仕切られた空間は特別感があるフードコート

フードコートは店に入って左の奥に存在する。

きちんと扉で仕切られた特別な空間になっている。

座席数も結構あるが昼には満席になることもあるのだ。

メニューはレジカウンターの上部に張り出されております。

これは安い…全体的に安いぞ!

特に気になったのはラーメンセット。

おいおい…ラーメンにネギ入ってるだけのネギラーメンと40円しか違わないんだぜ?

ミニカレーってどんなんだろうか?

一口食べて終わり的な?

それではこれを注文してみよう!

レジで注文し、お金を払います。

本当に550円でした!当たり前かw

そして登場したのがこちら!

ラーメンは普通のサイズ。どこにでもある普通の大きさだ。

そしてミニカレー…これ、全然ミニじゃないぞ!?

家で一人でレトルトカレー食べる時に冷凍していたご飯をレンチンして用意して食べる普通くらいの量がある。

ちょっと少食な人なら十分に事足りる量だ。

これで550円は安すぎだろう!?

昭和の食堂じゃん!!

なんなら高倉健みたいにビールも注文したくなるわ!

まぁ、酒は飲めんからな…。

スープは透明な琥珀色。

香りはなんとなくカツオ出汁のような…?

あっさりしていて美味しいスープです。

昭和的な、支那そば的な雰囲気のスープですね。

麺は至って普通の中華麺。

こういうのでいいんだよ、こういうので。

啜ると口の中に広がるスープの旨味…ああ、うまい点この値段でこのラーメンが味わえるなんて贅沢じゃないか…!

この値段では信じられないがきちんとしたチャーシューが入っている!

これがまた筋張っていて、いかにも肉っ!って感じでうまい!

なんとなく食べていてわかるのは、私は本当に安っぽいラーメンが好きなんだなって思った。

安っぽいというか本当に安いんだけどね!

それにしてもうまい。値段の割にうまい。

カレーは子供でも食べられる辛くないポークカレー。

これもラーメンのうまさを邪魔しない辛さで交互に食べても全然平気!

カレーにはきちんとお野菜も入っていてなんとなく学校の給食カレーを彷彿とさせる。

ご飯も結構量が多く、前述の通り、これだけでもお腹いっぱいになる人もいるのではないだろうか?

このセットが550円。

このご時世ラーメン一杯でも1000円だ。

無論、企業努力や徹底されたシステム化に生み出された脅威の価格破壊だが、決して安かろう悪かろうにならずにお値段以上を提供してくれるのではないかと。

ちょっと買い物ついでに立ち寄ってお昼を済まそうか、そんなニーズに寄り添って応えてくれたのがこのつかさ屋のフードコートだろう。

安くて美味しいのでぜひ体感してもらいたいな。

今回お邪魔したのはつかさ屋東仙台店でした~。

住所:〒983-0822 宮城県仙台市宮城野区燕沢東1丁目6−33 つかさ屋東仙台店

↓YouTubeも更新しております!

【宮城のラーメン】塩竈市民のソウルフード! 中華料理の店 竹屋 の中華そば

塩竈市 竹屋 の中華そば

宮城県塩竈市はマグロの漁獲量が多い港町だ。

寿司屋も多いがラーメンも一押しなのだ。

かつて塩竈には

『塩釜ラーメン御三家』

というものが存在していた。

来々軒、更科本店、金富士が台頭していた。

しかし、金富士が閉店しラーメン御三家はあまり大きく取り上げられなくなった。

だが、その人気ラーメン店に負けずとも劣らない店が塩竈にはあるのだ。

それが

中華料理の店 竹屋

である。

かつては雑居ビルの一画に入っていたが建物の老朽化により惜しまれつつ閉店し、移転して現在の店舗になったのだ。

元は居酒屋が入っていた店舗らしい。

綺麗にリノベされている。

駐車場はわかりづらい!

ここは注意したいところだが店舗脇の駐車場は

月極駐車場なので駐車できません!

間違って駐車するとご迷惑をおかけてしまうので注意したいところである。

では駐車場はと言うと

道路挟んで向かいである。5台分が店の駐車場。

駐車場問題は店舗存続に関わる大きな問題なので注意したい。

さて、お店に入ると席は8割埋まっている。

さすがに人気店だ。

ラーメン御三家には入っていないが、私的にはそのラーメン御三家の上にあるのが竹屋と思うくらいだ。

多くの人がこの味を求めてやってくる。

塩竈市民のソウルフードと言っても過言ではない。

中華そばの大盛り。

具はメンマ、ネギ、ナルト、チャーシューのシンプルイズベスト!

たくさんのスープもポイント高い。

本当に昔まんまだ。

竹屋のラーメンを愛する人は多い。

近くにある『ひょうたん』でホルモンを食い、酒を飲み、シメには竹屋というのが定番コースだろう。

透明度が高い清湯スープ。

とにかくこの香りと味わいは竹屋でしか味わえない秀逸なものだろう。

臭みがなく、旨味が閉じ込められたスープは今まで飲んだことのない不思議な味わいだと思う。

これがずっと守り続けてきた味なのだ。

かつては親子でやっていたが、親父さんが他界されてからは息子さんが切り盛りしている。

あまり多くは語らない寡黙な感じだが、よく親父さんとお店でバトルしていたのを覚えている。

バトルというか親父さんが怒号を上げている感じだが、これもまた店の名物の一つであった。

麺はこれといって特徴がない至って普通の中華麺。

この至高のスープに合わせるならこれくらいの麺で丁度良いのだ。

ああ、しかしうまい…なんたる旨味…程よい塩味が喉を流れていく。

とにかく優しい…優しい味なんだよ、竹屋の味は…。

無我夢中手麺を啜る。

親父さんが店の中で怒号を上げていたあの日々が懐かしく思える。

息子には厳しいがお客さんにはとても優しい(笑)

だがあの厳しさがあったから、この味が受け継がれたのだろう。

そして…なんとなく食べていて気になったのが…

相変わらずチャーシュー小さ過ぎ!!(笑)

まぁ、中華そばのチャーシューはオマケみたいなものですからね。

チャーシュー麺は容赦なく入っているのでご安心を。

皆様も塩竈に来る機会があれば、ぜひこの一杯を堪能してもらいたい。

↓YouTube動画も更新しております!↓

中華料理の店竹屋の店舗情報

住所:〒985-0002 宮城県塩竈市海岸通6−6

営業時間:11時〜15時 17時半〜21時

定休日:木曜日

注文方式:口頭で注文

席:カウンター、お座敷

【 仙台のラーメン 】太平楽六丁の目店の朝ラー太麺大盛りを食す!

仙台で人気の朝ラーメンの店!!朝から活気がいいぞ!

平日ともなると目覚まし時計よりも早起きして適当に朝飯を作り、喉の奥にかきこむと咀嚼しながら車に飛び乗る。

そんな忙しい日常を送っているのだが、その日は日曜日である。

超ド底辺労働者にとっては最良かつ、最高の一日。

日曜日はダイヤモンドなのだ!

朝に軽い運動をし、体を温めると車に乗り込んだ。その日は、あいにくの雨ではあったが早朝から仙台へと向かった。

目指すは六丁の目。

朝ラーで超絶人気の

『太平楽六丁の目店』

である。

太平楽は宮城で展開するお店で県内に4店舗を構えている。

その内の六丁の目店は特に人気のお店だ。

ここのお店の特徴はなんと言っても店員の元気の良さ。

あれぐらい元気があれば一人でもフリーザを倒せるくらいの元気玉ができるんじゃないかと思うくらいだ。

朝ラーはダントツ人気のメニュー!

券売機は店に入って左奥にある。

太麺と細麺で分けられているので注意が必要だ。

細麺も美味しいのだが私の好みは太麺。太平楽の太麺は特に美味しい。

食券を渡すと席に案内され腰掛けた。こうしている間にも次から次へとお客さんが入ってくる。なんて人気だ。

朝からよくラーメンなんて食うよな、まったく。

見た目がとにかく豪華!具沢山のお得な朝ラーメン!

これだよこれ!

この具沢山のビジュアルが食欲をそそる。

全体的にとても華やかだ。

以前に比べてかなり値上がりしたが、具材をケチらずに素直に値上げしたのは好評価と言える。

よくネギを省いたり、卵をはぶいたりして価格維持するケースもあるが、客としては具材や素材をそのままに値上げしてもらった方が気楽ではある。

いろんな物をケチってしまうのはまことに残念な気がするものだ。

スープは魚介強めだがエグミはなく清廉な味わい。

スープを一口…ズズ…。

うんめぇ〜!これだ!

この魚介が強めだが塩味も程よく、かえしの味わいが突き抜ける。

こんな美味いスープをよく作れるなぁ〜天才かよ!

背脂の甘みも手伝って飲みやすく、飽きがこない。

それに合わさる麺は…!

太平楽ここにあり!ブリブリ太麺は食べごたえ抜群!

この太麺、いいよなぁ。たまに思い出すとやけに食べたくなってしまう。

そんな印象強く記憶に残ってしまう太平楽の太麺である。

モチッとしており、絶妙な縮れ具合で唇から舌、喉を通過するまでにとても幸せな時間を与えてくれるのだ。

すべてが計算された具材は適材適所の極み!

そっと添えられた、さやいんげん。

そして細切りメンマ、海苔、味玉、チャーシュー、ネギ…すべてがこの一杯を彩る名脇役たちである。

この内、どれかが欠けたら寂しく感じてしまうほどの存在感を出している。

朝ラーのお得感を演出するには欠かせない存在なのだ。

日曜日の朝にスタートダッシュを決めることができる太平楽の朝ラーは、元気の源なのだ。

ごちそうさまでした!

また来ようっと♪

太平楽六丁の目店の店舗情報

住所:〒984-0004 宮城県仙台市若林区六丁の目東町2−10

営業時間:6:30〜9:45

11:00〜14:45

18:00〜22:00

定休日:毎週火曜日

【石巻のラーメン】支那そばや石巻の塩らーめん大盛り+味玉

石巻の人気店!支那そばや石巻!で塩らーめんを食す!

皆様、ラーメンはお好きですか?

私は大好きです!!

栄養とか度外視しても大丈夫なら毎日ラーメンを食べたいと思うくらい大好きです。

しかし、私のライフスタイルと体調を考慮…いや、家計を考慮するとラーメンを頻繁に食べるわけにはいきません。

どうして体に良くないものほど美味しいのか?

よく野菜が大好きだと言ってアオムシのように葉っぱを食べてる人がいるが本当か?!と疑ってしまう。

本当は野菜じゃなくてマヨネーズの方が好きなんじゃないか?などと邪知な考えを起こしてしまうのだ。

最近は日曜日とくればプロレス観戦やら溜まっている家事を消化するためになにげに忙しい休日だったのだが、その日は何も予定も入れず、家事もコツコツとこなしていたおかげで完全な自由な時間を手に入れた。

その日の朝に『30キロマラソン』というトチ狂ったことをしなければより良い一日になったのかもしれん。

久しぶりに得た自由な休日…それを大いに満喫するにはあの店に行くことにした。

筋肉痛の体を引きずって向かったのは

石巻の人気ラーメン店、 支那そばや石巻

ここはあのラーメンの鬼と呼ばれた佐野実氏の弟子の弟子の店である。

先代店主さんがどの時期に佐野氏に弟子入りしたのかは不明であるが、おそらくかなり初期の頃だと思う。

佐野実氏といえばテレビ番組『ガチンコ!』の中の企画『ラーメン道』でかなり有名になった。

頑固一徹ラーメン屋のオヤジといえば佐野実氏のイメージだ。

昨今のSNS時代では大炎上を招きかねない展開だったと思う!

スープの寸胴をひっくり返したり、弟子の店を訪れては火加減云々て胸ぐらを掴んで引っ張り回したり、時には候補生を椅子ごと担がせて会場から追い出し『神輿やないねんから!』と迷言を生み出すきっかけになったりと平成の時代を駆け抜けたラーメン界の鬼才だった。

庶民の食べ物であるラーメンをハイエンドな食べ物に引き上げた功労者は間違いなく佐野実氏だったと思う。

残念ながら私は佐野実氏が作るラーメンは食べたことがなかった。

食べられる機会はあったかもしれないのに、テレビに洗脳されすっかり私の中では『怖いおじさん』だったのだ。

そして過去に二回ほど、この支那そばや石巻で食べる機会があった。

今から20年ほど前だ。

その当時は

熱いものを食べると高確率で鼻血が出る!

という奇妙な症状で二回食べたが二回とも鼻血が出て血の味しか感じなかった…。

それ以来、ご無沙汰だったのだが先代店主さんが引退する直前に運良く食べることが出来てそのおいしさに感動したものだった。

…もう無くなるのか…という残念な気持ちだけがモヤモヤと残っていた所に現在の二代目店主さんが味を継承したのだった。

行列の店だが回転は早い!

行列の最後尾について10分くらいで入店できた。

実はこの日は親父殿を伴って来ていた。

たまにおいしいラーメンでも食わせてやるかと気まぐれに思ったのだ。

食券は待合室にいる時に店員さんが回収し厨房にオーダーを通すために着席してからすぐにラーメンが出てくる。

オペレーションが実に小気味よく動いているので客は何にも考えずに席について出てきたラーメンを啜り、平らげ店を出るのだ。

何も難しい事はない。

佐野実氏が厨房に立っていた頃は

『私語厳禁』

などと店のルールが敷かれていたが、それはテレビのイメージであり、実際はうるさくしなければ何にも怒られることはなかったらしい。

そしてこの支那そばや石巻も私語厳禁という雰囲気はなく、至って普通のラーメン屋である。

しかし、不思議と店内には店主さんが麺上げをする音と客が麺を啜る音しかしない。

それだけ夢中になるほどうまいラーメンということだ。

すぐにラーメンが到着すると隣にいた親父殿が

「ん?これ俺のか?」

などと言う。

なぬ?間違えたの?

思わず店主さんがオーダーを確認するが間違いはないようだ。

親父殿は「俺のはネギラーメンだ!」と言ったが

そもそもネギラーメンなんてメニューは無ぇッッッ!!

自分で何の食券を買ったのか完全に忘れたらしい…オイオイ…勘弁してくれ…。

いささかトラブルが起きたが親父殿も納得したみたいでラーメンを食べ始めた。

もう本当にポカした!スマンかった!

スープは豊潤かつ沁みる至高の味わい

スープを一口…ズズ…。

ほんのり甘い、ほどよい塩味…鳥、豚、魚介の旨味が十分に溶け出したスープは複雑な味わいを演出している。

正直成分に関しては自信ないので月並みなセリフなんですが…なんとも複雑な味わいを感じるのですよ。

いやぁ、本気でうまい!

口に含めばふんわりと広がる香りに思わず鼻の穴がプクゥと大きく膨らんでしまう。

麺は噛むとパツンと切れて食感的にも楽しい!

麺は全粒粉入りの細麺。

蕎麦に近い喉越しを感じる事ができる。

噛むとパツンと切れる歯切れの良さも手伝って本当においしい。

スープとの相性は実に抜群でスープの旨味と小麦の風味がうまく調和して格別なうまさを演出しているではないか!!

これだよ、これ!

これが私の落ち着く休日なのだ。

このラーメンを食べて穏やかな午後を過ごす。

特別良いことも起きなければ悪いことも起きない。

おいしいものを食べてのんびりと過ごす。

これで良いのだ。

味玉は濃厚な卵の味!

こちらの味玉はとても濃厚な卵の味わいを楽しむ事ができる。

これはぜひとも食べていただきたい逸品である。

プリッとした白身にトロッとした黄身が口の中に広がりたちまち幸せな気持ちにしてくれるだろう。 

楽しい日曜日は始まったばかりだ。

楽しもう。

支那そばや石巻の店舗情報

住所:〒981-0501 宮城県東松島市赤井鷲塚11

営業時間:平日は11時〜15時 土日は11時〜20時

定休日:店の営業カレンダーによる

\定休日情報はこちら!/

公式SNSはこちら!

【ラーメン】ファミリーレストランデリシャスの限定『REIU零雨』

究極なまでに洗練された塩ラーメン『REIU零雨』

はじめに書いておきます。

ファミリーレストランデリシャスの限定『REIU零雨』は終了しております!

実は普段はめちゃくちゃ忙しいので記事をリアルタイムに書けなくて今更編集した次第です…。

さて、突如として発表されたデリシャスの限定メニュー

『K.O.K.O』

それに続き生み出されたメニューがあった。

↓関連記事はこちら!

【 宮城のラーメン 】石巻市の ファミリーレストランデリシャス の 限定麺 『 K.O.K.O 』大盛り!!

『REIU零雨(れいう)』

そのとても美味しそうなビジュアルに心惹かれて無理矢理仕事を早く終わらせて(終わってなかったけど…)お店へ車を走らせた。

いつもは私が帰宅した時間にデリシャスは閉店してしまうのでなかなか行くことができないお店である。

もしご近所で早く帰れたら週一で通うところだ。

ファミリーレストランデリシャスを知らない人のために紹介すると宮城県石巻市蛇田にある人気ファミリーレストランである。

ファミリーレストランと言ってもチェーン店ではなく個人で経営されているレストラン。

中華メニューなどを得意とし、豊富なメニューはどれもハズレがない美味しさであり、特筆すべきはボリュームがあることである。

無論、価格はそれなりで高くも安くもない価格帯ではあるがボリュームがあるのは最大最強のメリットである。

例えばラーメン大盛り+ライスなどを頼むとしよう。

だが想定外にラーメンの盛りが少なくてライスを食べても足りない…なんだかなぁと残念な気持ちになって店を出た後に『餃子も頼めばよかったな…』と思うときがある。

だがデリシャスは違う!

大盛りを頼んだら全力で全身全霊でラーメンと向き合わないといけないくらい本気で食べなきゃ完食は大変なボリュームなのだ。

店を出たあとには

『もう食べられないよ…』

などとデブの寝言みたいなことを言って帰ることができるのだ。

ちょっとお金を出せば腹一杯食べられるお店がファミリーレストランデリシャスなのである。

そして、選びきれないくらいある多様なメニューの他にも限定メニューを出してくれるのだから食べること以外楽しみがない私にとっては楽園のようなお店なのだ。

むしろ店に来たというよりも実家に帰ってきた!みたいな気持ちになる。

お店に到着するとなんとなくいつもの席に案内され、メニューを見ることなく

『限定大盛りで!!』

で注文が完了してしまうのも良いところ。

スタッフさんの笑顔が疲れを癒やしてくれる…。

シンプルでありながら食欲を誘うビジュアル『REIU零雨』登場!

来た!

おお!?

美味そう!!

この洗練されたビジュアルを見て思うのよ。

なんとも食欲を刺激する…いや、芸術的とも言える美しさだ。

ラーメンに『静』というか『静寂』というか。

なんていうんだろうなぁ。

シトシトという雨ではなくサーと静かに降るような雨を感じる。

それは零雨と名付けられたからそう思うのかもしれない。

それにしても店主のこだわりとセンスを感じる一杯となっています。

スープはまさに究極の淡麗なる味わい!

ほんのりと油が浮いた透明なスープ。とても綺麗だ。

スープを一口…。

うむ?

え…。

おお…。

こ、これは…なんかよくわからない味!

美味しいんだけど、鶏ガラ!とか魚介!とか簡単に言い表せない豊かな旨味を感じる。

全く成分がわからない!

ラーメンスープなんて私のような素人が分析して鶏ガラの旨味が云々とかなかなか言えないものだ。

なぜなら

私は自分の舌をあまり信用していない!

結構なんでも美味しく食べれるバカ舌なのだが、このスープはとんでもなくうまい!

一口目はほんのりと味を感じる。

昆布の甘さなのだろうか。

それから鶏ガラの旨さと鰹節?のほんのりと香る魚介の匂い。

その他にも何か入ってるかもしれないが、とにかく今までに飲んだことのない複雑なのに淡麗なる味わいなのだ。

うむむ、このラーメンだけでも一店舗回せそうだ…思わず唸ってしまうスープに膝を叩いた。

麺は半生のストレート麺!九州から仕入れたこだわりの逸品!

麺はストレート細麺。

あまり特徴がないと言えばそれまでだが、塩ラーメンにはこれくらいの麺がちょうどよい。

さてさて、一口啜ると…。

お…。

おお〜。

なるほど。

適度な弾力。強すぎず弱すぎず。

いい塩梅にスープを絡め口の中に旨味を広めてくれるがそれ以上に自己主張が強くない。

味も食感も決してスープの邪魔をしない。

なんとなく素麺に近い感覚だろうか?

これはなかなかおいしいな。

全体的にとにかく

優しい味わい。

スルスルと喉を通り過ぎていく。

喉を過ぎたら香りがふんわりと漂いなんとも言えない気持ちの良さ。

まさに五感を刺激する…いや、五感を働かせる一杯だと思う。

舌に感じる旨味を探っていくような感覚でしょうか。

具材はシンプルにネギ、チャーシュー、メンマのみの少数精鋭。

具材はあれこれ飾るのではなくごくシンプルな布陣である。

ネギ、チャーシュー、メンマである。

むしろこのシンプルな佇まいが麺とスープを引き立たせビジュアルを洗練させている気がする。

まさに

『これでいいのだ、これで』

の究極の形だと思う。

ファミリーレストランデリシャスの限定『零雨』の総評は!

また出逢いたいラーメン!

本当にこれに尽きる。

おそらくは再会した時はより洗練された味わいに昇華しているに違いない。うん、絶対にそうだ。

デリシャスの限定ラーメンは常に進化していくのが通例だ。

その味を一つ一つアップデートしていく。

その時にしか味わえないラーメンなのである。

一期一会なのだ。

だからこそ、思う。

また食べたいと!

この瞬間に出会えたことを感謝したいと思った次第である。

ファミリーレストランデリシャスの店舗情報

住所:〒986-0861 宮城県石巻市蛇田新下沼32−5

電話番号:0225-93-0163

駐車場:店舗前に広い駐車場あり

営業時間:昼11時〜14時45分 夜17時〜20時

定休日:毎週火曜日

席:テーブル席、お座敷席。

注文方式:着席のち対面での注文。呼び出しベルあり。

【 宮城のラーメン 】石巻市の ファミリーレストランデリシャス の 限定麺 『 K.O.K.O 』大盛り!!

石巻の人気店 ファミリーレストランデリシャス で遂に 限定麺 が登場!!

石巻はとても地域色が強いラーメンがある。

魚介系、鶏ガラ系のあっさりスープに細縮れ麺。

いわゆる『昔ながらの中華そば』である。

ここ近年は二郎系と呼ばれるラーメン屋も台頭してきており、仙台っ子ラーメンも進出してきたので選択肢はたいへん増えてラーメン激戦区となっている。

その中でも石巻市民なら誰もが知るお店がある。

それが

ファミリーレストランデリシャス

当ブログでも何度も登場しているお馴染みのお店である。

説明不要な気もするが、中華を得意としファミリー向けの多様なメニューが強みだ。

カウンター席は無く、家族連れが多いと思いきやお一人様も気軽に入れるので意外とお一人様の客も多いのが特徴。

そして特筆すべきは

『とてもボリュームがある!!』

これは大きな利点!

無論、価格は安いが量に対してはそれなりと言える。

だが世の中には大盛りと言いながらもちょっともの足りないと思ってしまう量の店はゴマンとある。

だがデリシャスは大盛りにしたことを後悔してしまうのではないか?と思うくらいの量を提供してくれる!

どんなに腹ペコでも満足してしまうボリュームなのでお一人様でもためらうことはないのだ。

そしてもう一つ、デリシャスには特定のファンが存在するのだ。

二郎が好きな人はジロリアン!

渡辺が好きな人はナベリアン!

デリシャスが好きな人はデリ、デリ…デリ〜…デリデリアン?とでも言っておくか…。

いつの日か広まるかもしれない可能性を考慮してそう言っておこう。

そのデリデリアンを魅了してやまないのが

限定麺の存在!!である。

通常メニューでもかなりの種類が存在するデリシャスだが、店主が研究熱心なことから限定麺が登場することがある。

これは公式Twitterでフォローしているフォロワーのみが先行で知る情報であり、限定麺が登場するとお店は多くのフォロワーが押し寄せて、その限定の味わいに舌鼓を打つのだ。

当然、私も限定麺が登場したならいかねばなるまい!と使命感を奮い立たせ、労働を早めに終わらせて店に向かった次第である。

ファミリーレストランデリシャスの限定麺!『K.O.K.O』登場!!

お店に入り、いつもの挨拶が飛び交う。

お店に来た!というよりは帰ってきた!という感覚の方が近いのかも知らない。

つまり故郷を離れ、遠くの街で働き、帰省の際に子供の頃によく食べた店に来るあの感じだ。

味の記憶とはとても大切だ。

懐かしい味というのは心を豊かに、そして優しい気持ちにするものだ。

席に着いて

「限定大盛り!」と颯爽と注文する。

これだけで通じるので悩むことはない。

楽しみだ。

注文を終えたことで安心し、創業者の肖像画を見つめる。

相変わらず輝いてますな!

そして10分くらいで着丼!

お、おいしそう〜!

この見た目がたまりませんね。

きつね色のスープに見える白い細麺。

なんとなくあの、とてつもなく頑固で腕組みしながら厳しい眼差しを向けるようなラーメンのカリスマを彷彿とさせるような丁寧な仕上がりのラーメンだ。

だがこれを作ってるのはイケメンハンサム店主なのだ。

なんともこれがギャップ萌えというか。

芳醇な香りのスープ!優しい味わいである!

スープは良い色が出てる。

飲む前から味が想像できる。

これは絶対においしいだろう!

口に含むと…お!

うん、これは優しい!

塩味は極度に抑えられているが決して物足りなさを感じない絶妙な加減。

ほんのり醤油、ほんのり出汁、ほんのり香るというもので、一口ならず二口、三口と運んでは唸るようなスープ。

これはもう首を縦に振るしかあるまい。

薄味と言えば薄味だが、単純に薄いのではなく薄いのに深い味なのだ。

これはうまい!

醤油のほどよい塩味が舌の上を流れるとほんのり鶏ガラの旨味を感じる。

そして昆布の甘み、それからふんわりとカツオの香りが舞い上がるのだ。

麺は細麺。半生麺で独特の食感が特徴的!

それに合わさる麺は細麺。

半生麺で日持ちが良いらしい。

一口啜ると独特な食感がある。

表面はややモチッとしてるが芯は柔らかい。

やや素麺に近いか?

小麦の風味はほぼ感じないがこの淡麗なスープを引き立てるには最適の選択と言える。

決してスープを邪魔せずに主張は弱め、しかしスープと合わさることでこの旨さを一気に引き立てるのだ。

限定麺『K.O.K.O』はそれぞれの素材の旨さを引き出した至高の一杯!

至ってシンプル!

具も必要最低限!

だがその素材の一つ一つがキラッと光る絶妙な味付けでした。

これが限定麺なのは実に勿体ない。これだけでも別店舗出せるんじゃないかってレベルだ。

デリシャス店主(イケメン)の研究心が生み出したこのラーメンを食すことができて実に幸いであった。

冗談やお世辞抜きにして大盛りにしても千円ちょっとで長年培った経験と研究によって生み出されたラーメンを味わうことができる。

これ以上に楽しいアクティビティなどそうそう人生にあるものではない。

このおいしいラーメンを食べるためにわざわざ石巻に出向く…

それでいいじゃないか。

ファミリーレストランデリシャスの店舗情報

住所:〒986-0861 宮城県石巻市蛇田新下沼32−5

電話番号:0225-93-0163

駐車場:店舗前に広い駐車場あり

営業時間:昼11時〜14時45分 夜17時〜20時

定休日:毎週火曜日

席:テーブル席、お座敷席。

注文方式:着席のち対面での注文。呼び出しベルあり。

【 宮城グルメ 】顔よりもデカい!? 上品の郷 の 上品チキン を食べてきた話!

道の駅 上品の郷 は人気の道の駅!その界隈で密かな人気の 上品チキン とは!?

皆さん、フライドチキンはお好きですか?(陽水風)

私は大好きです!

飲食店で唐揚げ定食を食べます。

全人類において唐揚げが嫌いな人なんて一握りだと思います。

無論、宗教上の理由で食べられない人を除いての話ですがね。

最近はなんか

謎のコオロギ押し

で具合悪くなっていますが、

人類が総力を上げて品種改良をし、短期間で急成長して毎日卵を産み、鳥なのに空を飛んで逃げ出さないニワトリがコオロギに完全敗北するわけがない!!

じゃどうすればコオロギを広めればいいかというとそれらを育てる人間を追い込めばいいわけで、何らかの陰謀的な何かが働いてるのではないかというきな臭い話もあるとかないとか。

ま、それはおいて置いて私はよく道の駅『上品の郷』へ行きます。

休日と言えば上品の郷。上品と書いて『じょうぼん』と読みます。

目の前に広がる山…上品山がシンボルの河北町にあるのです。

そこで行き交う人達に紛れて休日を満喫するのが至上の休日の過ごし方になっています。

ともすれば、その道の駅ですれ違った人達は

もう2度と人生ですれ違うことができない人達なんです。

そう考えるとすごく不思議な気持ちになります。

すれ違うそれぞれの人に人生があるのです。

そういう人達を眺めながらソフトクリームを食べるわけです。

人生って一期一会なんですよ。

一期一会…いちごいちえ。人生において一度限りのこと。

そんな人生なので楽しまなきゃ絶対に損なわけです。

上品の郷のソフトクリームは濃コクでおいしいので一度は食べてみてほしい。

上品の郷には本館にある物産展の他に外に拡張された休憩所があるのですが、そこに入ってるのが

『八鶏飯蔵』…はっとりはんぞう

というお店です。

名前の通り鶏の料理を扱うお店です。石巻ではポピュラーな居酒屋です。

鶏料理のみではなくラーメンなど豊富なメニューも提供していてとても人気があります。

その八鶏飯蔵が出しているのが

『上品チキン』

その店の前には…

デカすぎだろーっ!!

780円であのサイズって……。

ファ○チキ10個分くらいの大きさがあるぞ!

これはやばい!

なんとなく食べなければならないという使命感が沸いてきた!

早速購入しましたが、

揚げ時間約15分かかるそうです!

レシートに記載された番号で呼ばれるので15分待ちます。

時間に合わせて来るのもいいのですが精神を集中したいのでひたすら立って待ちます。

上品チキンとご対面!!その大きさに顔面崩壊!!

で、でけぇ!!

まるで岩だ!!こんなにデカいとは…どんだけ〜!!

くっそ!メジャー持ってくればよかったぜ…!

大きさの対比がわかるものがあれば…。

そうだ!私の手で比べればいいんだ!

参考までに私の身長は180cmなのでそこから大体大きさを想像してほしい。

まるでグローブみたいな大きさですねぇ。

これは食べごたえがありますぞ!

これは別名『お郷ちゃんのグローブ』と呼ばれてるそうです。

お郷ちゃんとは上品の郷のマスコットキャラクターです。

これがお郷ちゃん。

うん、確かにグローブサイズだったわ!

とにかくこのデカいチキンが780円だなんて安いなぁ。

フライドチキン大好き人間としてはこれは大満足の商品ですよ!!

さて、早速食べてみましょうか!!

上品チキン は大きいけど味はおいしいカリッカリ衣が最高にうまい!

身は大きいのですが、食べやすい薄さになっています。

胸肉なのかな。そんなにパサパサしてなくて適度に脂が出てきて

とてもジューシーですね!

衣は揚げたてなのでとてもカリッカリでおいしい!!

かなり硬い衣です。

これはイケる!たった780円でフライドチキンが嫌ってほど味わえるんだ!!

最高やんか!!

これならいくらでも食えるぜぇ〜!!

…20分後。

過ぎたるは及ばざるが如し…。

すでにおっさんの私にはとてもじゃないが、かなり重い食事になりました…。

本当にデカいから気を付けろッッッ!!

他にもいろいろとあるから食べてみたいな!

八鶏飯蔵 上品の郷店の店舗情報

住所:〒986-0132 宮城県石巻市小船越二子北下1−1−1

営業時間:10時〜17時

注文方式:カウンターの注文口で対面式

駐車場:たくさん!

【 ラーメン 】石巻市のファミリーレストランデリシャスのエビチリあさりまぜそばの大盛り!!

エビチリあさりまぜそばはTwitter限定の裏メニュー!!

その日私はなんとも言えぬむしゃくしゃした気持ちだった。

だからと言って誰でもいいなどと言って暴行を加えるようなおっかない真似なんてしやしないさ。

大人の不機嫌は自分で解決せよ!!

と私は言いたい。

当然のごとく、私の不機嫌は大抵

美味いものを食べれば上機嫌になるから安心!!

どんなに絶望しても悲しんでも怒っても腹は減るものだ。

人生の悩みは様々だがその一因としては腹が減っていることと寝不足、運動不足である。

食う、寝る、遊ぶは人生においてとても重要なアクティビティなのだよ。

つまりはこの順番通りに自分に投資すれば大体の不機嫌は解決される。

食って栄養をとり、寝て休息し、元気になったら遊ぶ!

人生はこれでいいのだ。

悩んでばかりの人生なんてつまらないじゃないか。

さて、そんな腹を減らした私の欲求を満たしてくれるのが宮城県石巻市蛇田にある

『ファミリーレストランデリシャス』

である。

かなり昔からある石巻市では老舗と言っても過言ではないお店なのだ。

ファミリーレストランと言ってもチェーン店では個人経営のお店でここにしかない。

そしてファミリーレストランらしく様々なメニューが存在するが、中華料理がメインとなる。

麺類、ご飯塁、定食、単品、デザート、ドリンクとかなり豊富な品揃えであるにも関わらずメニューに記載されていない裏メニューが存在するのだ。

これはTwitterをやっている人か、常連でその存在を知っている人しか注文にたどり着けないもの。

別にTwitterをやってフォローする必要はないのだが、知っていれば注文できる。

さて、その裏メニューとは

『エビチリあさりまぜそば〜♪(ドラ○もん風)』

みんなが大好きエビチリにあさりが添えられたメニューとなる。

それにまぜそばとなればなかなか楽しめるものではないだろうか?

少し興味があったので勇気を出して注文してみようと思った。

まず私がデリシャスに行くのは大体平日である。

土日祝日は近付かない!!

なぜなら…大人気店でめちゃくちゃ混雑するのである。

提供はとても早いのだが、食べる客が遅いのである。

遅いというか…居心地の良さに加えて他飲食店とは異なる

圧倒的なボリューム

である!!

これじゃあ遅いのも致し方ないのである。

ファミリーレストランなのでサッと食ってサッと出るなんて味気ないじゃないか。

家族の団欒が最高の調味料なのである。

が!!

全てのメニューが他飲食店の大盛りレベルだ。

価格は安いと言えば安いがそれなりで不満もない価格設定。

美味しくてボリュームがあるなんて最高じゃありませんか!!

と思ってましたが、この日はどうしても我慢できなくて日曜日の夜19時ちょい過ぎくらいの微妙な時間に訪れました。(お店の営業時間は20時まで)

駐車場はかなり大きいのだが日曜日ともなると満車になるのだがこの日は…相変わらず混んでました。

というわけでいつものようにエビチリあさりまぜそば大盛りをチョイスしました。

エビチリあさりまぜそばのビジュアルはまさにアレッぽかった!!めちゃくちゃ美味しそう!!

ビジュアルからしてカラフルで美味しそう♪

あさりがとても良い仕事をしているね!

あさりが殻ごと入っていると豪華感がマシマシです。

エビチリのやや酸味が効いた香りが食欲をそそります。

こいつは絶対にうまいやつだ。

麺は平打ち太麺!ピロピロ食感でモッチモチでエビチリと相性抜群!!

このピロピロ平打ち太麺である。

デリシャスはメニューによって様々な麺を使い分けているのも特徴だ。

中華そばは縮れ細麺、味噌ラーメンは平打ち太麺などスープに合わせてチョイスしている。

このピロピロ平打ち太麺と具材と相成って思ったのは…

これはパスタみたいだな!と。

あの、アレ…えーと、

ボンゴレ!!

ウィキペディアより

この芸術的な盛り付けを壊してしまうのはいささかもったいない気もするが豪快にグッチャグチャに混ぜます。

徹底的に混ぜます。

うむ、これぐらいならいいだろう。

早速一口…。

むむっ!?

想像していた通りのピロピロの舌触りとモッチモチの食感!

それにピリ辛のエビチリがとても刺激的だ。

私は辛いのは苦手だが、これはまだ大丈夫!

あさりも貝柱まで取っていただく。

これは美味いぞ!

大盛りにして正解だ。

絶対にもっと食べたくなる。

無論、並盛でも相当な量である。

おそらくは200g。

大盛りになると一気に400gだ。

400gを食べられる人はなかなかいないと思う。

それこそ腹ペコにしてこないとなかなか平らげるには骨が折れる量だ。

私がデリシャスが好きなのは大盛りにするとそれだけで大満足になるということ。

大盛り食べたけど、もっと食べたいなぁ…というちょっと残念な気持ちにならないのが良いのだ。

この容赦ないボリュームこそデリシャスの真骨頂と言える。

エビもプリプリで噛むとパチンと弾ける。とても面白い。

しかし、このエビチリあさりまぜそばはなかなか出ないレアメニューだそうで注文数がとても少ないとか。

たぶん知らない人が多いのか、或いはなんとなく地味な印象を受けるのかしてめったに出ないらしい。

もったいないなぁ〜…。

まとめ

エビチリあさりまぜそばはTwitter限定の裏メニューです!

ピリ辛のエビチリは適度な辛さと酸味で食欲をビンビン刺激してくれます。

ピロピロ食感も平打ち太麺もクセになるおいしさ!

是非一度は食べてみてほしいです!

ファミリーレストランデリシャスの店舗情報

住所:〒986-0861 宮城県石巻市蛇田新下沼32−5

電話番号:0225-93-0163

駐車場:店舗前に広い駐車場あり

営業時間:昼11時〜14時45分 夜17時〜20時

定休日:毎週火曜日

席:テーブル席、お座敷席。

注文方式:着席のち対面での注文。呼び出しベルあり。

【ラーメン】あらどっこいの醤油ラーメンと限定塩ラーメンとお刺身!

女川発祥のあっさりラーメンが大人気!あらどっこいの醤油ラーメン!

以前、女川で『あらどっこい』という移動販売ラーメンを食べた。

その時の記事はこちらになります。

あらどっこい移動販売ラーメンの醤油ラーメン

そのあまりの美味さに連食したが、それからあまり女川までたどり着くことなく日々の喧騒の中を生きていた。

それから活動が一旦休止となり、なにやら前向きに何かが進んでいるな?と思っていたら石巻渡波(わたのは)に店舗を構えたというニュースが飛び込んできた。

その時の記事はこちら!

移動販売ラーメンあらどっこいが実店舗に!?

あの美味しいラーメンがいつでも食べに行けるのはとてつもない大きなメリット!

本当はオープンと同時にスキップしながら(めちゃくちゃ下手)オープン・ザ・アタックをかましたかったが他県での仕事につき通勤時間が片道一時間半超えという事態になり諦めていた。

しかし!ついに!行くことができた!!

女川ラーメンあらどっこいの場所は渡波駅から数百mの場所!

実店舗は以前釜飯『万石庵』があったテナントである。

一度も行ったことなかったな…。

意気揚々と駐車場に車を停める。

店舗前に6台は停められそうだ。

ぐぬぬ…扉が意外と重い…!元は自動扉だったのだろう。

お店に入るとすぐ左側に券売機がある。

うむ、最初はオーソドックスに醤油ラーメンを食べよう!

この醤油に感動したんだよなぁ。

店主さんは一度しか会ったことないのに私のことを覚えていてくれたことが嬉しかった。

カウンターに座り、ラーメンの到着を待つ。

しかし、渡波かぁ…。

ここは私の母方の祖母が暮らした町だ。

生前は松島の磯崎に住んでいて山や海が好きでよく連れて来られた。海や山は遊び場だった。

とても優しくて力持ちな祖母で自宅をDIYで建てた人だった。

晩年は渡波に移住したが、脳梗塞を患い寝たきりになった。よく口にしていたのは

「渡波に帰りたい。もう一度、渡波で暮らしたい」だった。

山も海もある渡波をとても気に入っていたのだ。

そんなむかしのことを思い出して感傷に浸っていたらラーメンが到着した。

これぞ女川のラーメン!豊かな海が育てたあらどっこいの味わい!

もう見た瞬間に笑顔が自然と溢れた。

これだよ!このラーメンだよ!

上品な香りがする。一概に材料はこれだ!と断定できない。

なんせ私の感覚はあてにならない。知ったかぶりをすると恥をかくのでここは控えておこうと思う。

このビジュアルこそが食欲を一気に高めていく。

紅いナルト、ワカメ、メンマ、チャーシュー、ネギとそれぞれが配置されいい仕事をしている。

立ち上る湯気がまた優しい気持ちにさせてくれる。

ふんわりと香る、じんわりと沁みる、舌に感じる熱さのスープ。あらどっこいの優しさがにじみ出てる!

適度な油と深い醤油の色。

以前は無化調を全面に押し出していたが今回は多少化調を使用しているらしい。

まぁ、私なんて特に化調、無化調、人工、天然のこだわりは特に無いし、出された飯にあーだこーだ言うのは好きではない。

美味しく食べられることが全てなのだ。

このスープにはノスタルジックなものを感じる。

新しいのに懐かしい。

ここで食べられることがとても嬉しい。

スープを啜ると豊かな出汁の旨味が効いてる。

熱々のスープがまた冷えた心まで一気に温めてくれるようだ。

これはうまい…。うまいよ!

麺は黄色の縮れ麺!これぞラーメン!

麺は私の好きなやつ。縮れ気味の黄色い中華麺。

食感、スープを含んだうまさ、固さ、どれもが完璧だ。

このスープにしてこの麺あり!

このコンビネーションは最高だな。まるでキン肉マンとテリーマンのマシンガンズみたいな感じだ。

最高のスープには最高の麺!

マッスルドッキングのようにそれぞれの威力が増している。

チャーシューもやわらかくておいしい。

最後まで飽きずに食べることができました。

ごちそうさまでした!

…と、待て!まだだ!まだ終わりではない!!

普通の胃袋を持っている人ならばこの一杯で満足するはずです。

ですが、力士並みに大食いな私はまだ余力があった。

なんとなく塩ラーメンも食べてみたい気持ちになった。

せっかくここまで来たんだから大いに楽しもうではないか!!

私はラーメンは休日にしか食べない上に普段はカップ麺すら食べないのだ。

普段はねこまんまばかり食べて生きているのだ。

颯爽と立ち上がり券売機にて塩ラーメンの食券を買う。

ちょうどその時は限定の鯛出汁らしい!

な、なぬーっ!?鯛出汁だと!?しかもラスト!!

ぐぬぬ…食べなければ一生後悔してしまう。

人間というものは手に入ったものは手にした瞬間に飽きてしまうのに手に入らなかったものは一生心のなかで燻り続けるのだ。

例えば

初恋の人とか…。

鯛出汁塩ラーメンは高級料亭の味!!

そしてラーメン二食目!

鯛出汁塩ラーメン!!

ほほぅ〜…これはうまそうだ!

海老で鯛を釣るってことわざがある。

私は海老も好きなのだが、その海老を食べた鯛だからなおさらうまいだろう!

鯛を餌にしたら何が釣れるんかね?

などとくだらないことを考えながらレンゲを手にした。

スープは確かに鯛!こりゃ驚いタイ!!

透明感の高いスープにほんのりと脂が浮いている。

もう匂いが素晴らしい!!

鼻の穴が3つくらい欲しくなる。

私は慢性鼻炎で年がら年中鼻詰まりなのだが、それでも豊潤な香りを感じる。

さすがは鯛だ。

一口すすると…

うん?

薄い?

思いきや!

ジワジワと広がる旨味と味わいが口の中へ広がっていく。

飲めば飲むほど味が濃くなっていく。

うまぁ〜い!!

なんて清廉なスープなのだろう!

パッツン系の細麺は食べごたえ抜群!鯛に惚れタイ!

麺は醤油とは違うストレート細麺。

わかってるねぇ、これぞ塩ラーメンって感じだ。

まるで高級な料亭で出される温麺が入ったお吸い物のような上品な味わいだ。

麺は程よく固く細いのにパッツンと嚙み切れる面白い食感の味わい。

これはたまらん!

これだけのために渡波に来ても十分に満足できる。

ズルズルと食べていると店主のご厚意によってご飯をいただきお茶漬けにすることに!

おいおい、こんな贅沢して明日死ぬんちゃうかな?と余計な不安をよそにご飯をいただく。

鯛出汁をかけてワサビを溶かしてかきこむと…

くぅ〜〜〜〜〜〜〜これがまたっ!!最高!

これはもう最高でしょ!うますぎ問題!

なんてこった…こんな僅かばかりのお金を出してこんなに贅沢な時間を過ごせるなんて

お値段以上!!

でもヒトリ!

新鮮なお刺身もあらどっこい自慢の逸品!ラーメンのお供に…ヒラメの刺身!

そして思い出したのはこのお店はお刺身も自慢のメニューだ。

新鮮なお刺身なんて久しく食べていない…では食べよう!と早速注文。

お刺し身は直接注文して店舗奥にあるレジで精算する流れだ。

私が注文したのは

『ヒラメの昆布〆』

ヒラメはあまり刺身では食べたことがないと思う。

寿司ネタにも乗ってる記憶がない。

それだけ高級だ。

これは楽しみ。

ここいら界隈はぽつんと飲み屋はあるがそんなに賑わう場所ではない。

メイン通りから離れているために知らなきゃ来ないと思う。

でも住宅地は多いので近隣の人達は〆にラーメンを食べられる店ができて嬉しいと思うんだよねぇ。

ゆっくりと鯛出汁塩ラーメンを堪能しながら待つ。

こういう時間の過ごし方もいいな。

每日毎日時間から時間まであくせく働かなければならない。

一つのゴールを迎えた先に新たなスタートラインがあって、その繰り返しで一年が終わる。

よく言えば仕事では達成感を味わったことがない。そして仕事が終わったという解放感も日常感じるものではない。

今日が終わったら明日が来る。

明日の次は明後日。

その繰り返しな人生だと思う。

それでいいのかと葛藤しつつもと思っていたらお刺身が到着した。

おお!美味しそう!

あ刺身はおろか魚自体食べることが減っている気がする。

昔はタダみたいなサンマが高級魚になっちまった…。

獲れ過ぎて溢れていたイカでさえも高級だ。

環境の変化は確実に生活に大きな影響を及ぼしている。

さてお味は…。

おん!やわらかくて甘くておいしい!

口に入れた瞬間に歯の間を滑っていくようなやわらかさ。

昆布の風味もあって実においしい。

そして、鯛出汁塩のスープで…

しゃぶしゃぶ…♪

おほーっ!!

こりゃまた美味しいねぇ。

スープはもう温かったのですが鯛出汁と合わさるとまたうまい!

私はただなんとなく今日まで生きてきたが、つくづく思ったよ。

とりあえず今日まで生きててよかったと。

どんなに絶望しても失望してもどこかには小さな希望や楽しみがあるものだ。

ほんの少しだけ足を伸ばしてみればきっとそれは見つかると思う。

大きな幸せはないが…小さな幸せを積み重ねていこう。

そしてこういう時間を与えてくれる人達も大切にしつつ生きていこう。

ごちそうさま!

また来よう♪

おいしいラーメンと新鮮なお刺身も楽しめる女川ラーメンあらどっこい。

場所は辺鄙だが、なんとなく場末的な雰囲気もとても良いのでぜひ食べていただきたいですね。

食べればきっと何も言わずに頷けますよ!

渡波の夜は穏やかにふけていったのだった。

あ、外観の写真撮り忘れた…!

女川ラーメンあらどっこいの店舗情報

住所:〒986-2111 宮城県石巻市三和町7−1

営業時間:11時半〜14時半 17時半〜21時半

定休日:毎週月曜、火曜

駐車場:店舗前にあり6台前後

注文方式:入口左の券売機。刺し身やアルコールは席で注文、店舗奥のレジで精算。

席:カウンター、テーブル席

公式Twitter:あらどっこいツイッター

【ラーメン】ファミリーレストランデリシャスの味噌らーめんはむかし家族で食べた懐かしの味

味噌らーめんにはノスタルジックな味付けが施されています。あなたはそれを思い出して涙するのです!

登米でプロレスを満喫し明治村を散策した後は石巻へと戻る。

たくさん歩いたせいか腹が減っていた。

朝はむらさき屋の中華そば。

昼は支那そばや石巻の塩らーめん。

夜は…やはり締めはあの店だろう。

意気揚々と車を走らせ向かう。

こんな日曜日は滅多にない。

一日三食ラーメンなんて有り得ねぇ!!

完全に食のリテラシーが崩壊しているのではないかと不安になるが好きなものを好きなだけ突っ込む日は365日の内に一日くらいあってもおかしくないだろう。

ましてや私は週休一日制。

下手すりゃそれすら無くなり隔週休一日制になり、もっと下手こいたら月休一日制になることだってあるのだ。

こんな日曜日があったって罰は当たんめぇ!

なんとなく味噌らーめんが食べたい気分だ。

味噌らーめんってすごくノスタルジックだと思いませんか?

子供の頃って味噌らーめんが大好きでよく味噌らーめんを食べていた。

子供の味覚って特別で好きなものと嫌いなものってはっきり分かれるんですよ。

例えばピーマンや人参なんてその代表格で子供からは嫌われている。

なぜなら微妙に苦いからだ。

子供は苦味が苦手。

体の遺伝子に組み込まれた何かが生命維持のために働くのであろう。

だが人参もピーマンも好き嫌いなく食べてほしいと思うのが親の常だ。

偏食は成長に大きく作用する。

大人になってしまえば口から入ったものはウンコになって出るだけだから別に問題はない。

だから親はなんとかして野菜も万遍なく食べてほしいとするがなかなかうまく行かない。

そこで味噌らーめんの出番だ。

味噌らーめんにはたくさんの野菜が入っている。子供でも美味しく野菜を摂ることができるのだ。

その記憶からか大人になっても味噌らーめんって特別な何かを感じる。でも不思議と大人になると食べなくなるらーめんでもある。

駐車場に到着すると混み具合はそこそこだ。

あえて特製ではない普通の味噌らーめん!

ファミリーレストランデリシャスには『特製味噌らーめん』というものがある。

イチオシのラーメンだ。

それでも私はあえて普通の味噌らーめんにした。

これでデリシャスの醤油、塩、味噌らーめんを制覇したことになる。

そして今日も醤油、塩、味噌を食べたことになる。

それも名店揃いだ。

最高の日曜日じゃん!

日曜日の素晴らしさを大いに語りたいものだ。

大人になってからの日曜日というものは退屈なのだ。

ましてや単身者にとっては地獄のようなものだ。

どこに行っても家族連れ。

幸せそうな家族の笑顔溢れる中で背中丸めてラーメンを食べなければならない虚しさ。

家でゴロゴロしてればあっという間に過ぎてしまう人生という時間。

孤独に打ちひしがれ雨の日なんかはキャベツばかりをかじってる。

などと考えていたら着丼!

見た目はオーソドックス。

煮卵、ワカメ、ネギ、もやし、ひき肉、メンマとかなり豪華な布陣だ。

価格的にもとても安いと思う。

デリシャスの麺量は普通でも多い。スープも並々と注がれている。

一般的なお店の大盛りクラスだ。

私のような貧乏で大食いには大変助かるお店なのだ。

香りがたまらない…味噌の芳醇な香りにほんのりとカツオ節のような香りが混ざっている。

そしてひき肉の香りも良い。

もう湯気からうまい。

箸を持ちスタンバイ!腹がググーっと鳴り響く。

濃いのにしょっぱくない絶妙な塩味のスープが美味し!

レンガからトロトロと流れていくスープ。

一口啜ると濃い目なのにマイルドな塩加減で角がない。

そしてふんわりと香るカツオ…のような香り。

子供の頃に食べたものって大人になっても美味しく食べられるかって話なんだけど、変わらないものはこの世にはない。

そして完璧なものもない。

完璧があるとすれば正義超人の友情だ…とかキン肉マンのネプチューンマンが言っていたけど結構仲違いしているし終盤なんかはウルフマンの出番がなくてモブと化していた。

よくわからん例えだが時代は常に変化しているのだ。

ラーメンも同じように世代が変わると味も変わり、自分も老化して味の感じ方が変わってしまう。

多様な意見はあるかもしれないが、なんとなくこの味噌スープにはノスタルジックなものを感じてしまうのだ。

子供の頃に食べた味を懐古しながら食べるのも一興だ。

麺は平打ち中太麺。独特の食感とスープの絡み合いが絶妙!

デリシャスの麺は平打ち中太麺。

この麺が好きなんですよ〜。子供の頃に塩釜にラーメンハウスつきみちってお店があって、そこのラーメンが大好きでよく食べたんですがこんな感じの麺だった記憶がある。

ツルツルいけてしまう。

ウェーブ気味に縮れているのでスープの絡みもよい。

ほどよい弾力と独特の舌触りが楽しい。

ああ、うまい…ひたすらうまい…!

いくら食べても麺がスープから出てくる。このボリュームは最近のラーメン屋では体感できないだろう。

昨今は原材料費の値上げでどこも苦しい状況…値上げやむなくという店が多いがデリシャスは価格据え置き。

でもいつかは値上げをしなきゃならない時が来ると思います。

それは致し方がないことです。

私としては値上げはしてもボリュームはそのままで提供してくれると信じている。

どこかのコンビニみたいに量を露骨に減らして価格値上げしてほしくない!

とりあえず何を食べるか迷ったらデリシャスに行けばおいしいものを腹一杯に食べられる。

そんなお店であり続けてほしいと思います。

…にしても搾取、増税ばかりで嫌な世の中になったね。

せめて美味しいものを食べて気持ちだけでも明るくしなければなりません!

ごちそうさま!また来よう!

ファミリーレストランデリシャスの店舗情報

住所:〒986-0861 宮城県石巻市蛇田新下沼32−5

電話番号:0225-93-0163

駐車場:店舗前に広い駐車場あり

営業時間:昼11時〜14時45分 夜17時〜20時

定休日:毎週火曜日

席:テーブル席、お座敷席。

注文方式:着席のち対面での注文。呼び出しベルあり。

【ラーメン】支那そばや石巻の塩らーめんはシンプルなのに究極に高めた一杯!

伝説のラーメンの鬼!佐野実の味を継承する宮城の名店!

とある日曜日。

朝に利府のむらさき屋で中華そばを食べたのだが悲しいことに自宅には何も食べるものがない。

あれやこれやと冷蔵庫を探しているうちにお昼になってしまった。

さて何を食べるか?

そこで思いついたのは石巻にある名店、支那そばや石巻である。

この店はガチンコのラーメン道で一躍有名になった佐野実氏の店である。

過激な言動とスープの入った寸胴ひっくり返すという過激な表現によりラーメンの鬼と呼ばれた。

佐野実氏の歯にものを着せぬ過激な発言とこだわりが強い職人気質のふるまいは多くの人の反感を買いアンチを生み出した。

これにより佐野実氏は精神を病みしばらくはテレビに出なくなったという。店にも相当な嫌がらせがあったようで過去から日本人の気質というものは変わっていないんだなと感じたものだ。

佐野実氏のラーメンは弟子から弟子へと受け継がれ多くの人に愛されるラーメンになった。

今もなおその味を求めて多くの人が店の前に行列をなしているのだ。

私は支那そばや本店のラーメンを食べたことはないがその味は忠実にいや、もっと美味しく進化しているはずだ。

腹を空かせ店に向かうと既に駐車場はほぼ満車の状態。待合室にはたくさんの人が腰掛けて待っている。外には並びが発生している程だ。

とりあえず券売機で食券を買い列の最後尾へと並ぶ。

ここは行列ができていても回転が早いので思ったよりは待ち時間は少ない。

腹も空いてくるのでちょうどよいのだ。

なんとなく見知った顔ぶれが並ぶ。話したことはないが常連が多い。

並んでから20分程で店の中へ座ることができた。

ちょうど2代目店主がその手腕を振るっている。

先代の店主が加齢により引退をすることで店は閉店となるはずだったがそれを未然に防いでくれた救世主である。

まだ若いがなかなかのやり手のようで多賀城に2店舗目を出店したのだ。

これからも発展、成長が頼もしい逸材だ。

こちらのお店は週替りで醤油と塩が入れ替わる独特のシステムだ。

この日は塩の週だ。

迷うことなく塩らーめんをチョイスしたのだ。

見た目からして最高に美味しそう!淡麗系塩ラーメンの究極の形!

こちらのお店はとても提供が早い。

店に入って10分もしないうちにラーメンが来る。

2代目店主の仕事も早いが周りのスタッフによるオペレーションもとても良い。

何の不安を感じることもなくラーメンを美味しく食べることができるのだ。

そうこうしているうちに着丼!

見た目からして本当に上品なラーメンだ。

香りもよく鼻から吸い込む空気が美味しい。

もしこの時代にゴッホがいたらひまわりではなくこのラーメンを描いたのではないだろうか?

揚げ玉ねぎの香りがとても良い。

それに伴いそれぞれの素材が絶妙にブレンドされたスープの香りがとてもたまらないのだ。

普通の塩ラーメンをここまで究極に研ぎ澄ました唯一無二の一杯だ。

透明なスープには様々な素材の旨みが溶け込んだ最高の美味しさ!

見よ!この黄金色に輝くスープを!

一口目は薄いと感じるかもしれない。

だが飲み進めていくうちに舌がより味を深く感じることができるようになっていく。

味わいの奥深さはこの食べてるうちに感じる味の変化によるものだ。

これによって最初から最後まで飽きることなく贅沢な味わいを堪能できるというもの。

このスープは宮城県内でも屈指の旨さではないだろうか?

無論、人の好みは千差万別なので一概には言えないが、私の好みには大変合っている。

麺は喉越し爽快な全粒粉入りのストレート細麺!

醤油と塩で麺の太さを微妙に変えている。塩の細麺は醤油よりも細くてパツンと噛み切れる。

実に絶妙な舌触りと爽快な喉越しを実現している。

この麺とスープの組み合わせは巧妙に計算されているのだ。

全粒粉の僅かな粒感が舌の上を滑る時に心地よい感触を残していく。

唇と舌が喜ぶ!

う、うまい!

後世に伝わる鬼の味!厳しくも繊細な優しいラーメン。

生前の佐野実氏はとても自分に厳しい人であった。

ラーメンに対する実直な想いは多くの人に感動を与えた。

時を越え世代を超えて愛されるラーメン。

テレビ番組の佐野実氏は厳しいラーメン職人を演じていたのかもしれない。

弟子に厳しく、時には暴言をふっかけることもあった。

厨房での乱闘騒ぎもあった。

でもそれはあくまでテレビ側の台本であり、実際には冗談を交えて弟子たちを笑わせる和やかな一面もあったという。

ラーメンに向ける目は厳しかったがラーメンを食べているお客さんの姿を見る目はとても優しい目をしていたと思う。

店内には厳しいルールを強いていた。

私語厳禁(実際はテレビの誇張でうるさくしなければ会話はOKだったようだ)など、今の時代ならスマホ禁止、撮影禁止などがあったのかもしれない。

でもそれは熱いラーメンを一番おいしいラーメンを食べてほしいという佐野実氏の強い思いだったのだ。

今でこそ緊張感のある頑固おやじのラーメン屋なんて流行らないのかもしれない。

ただなんとなく佐野実氏に睨まれてラーメンを食べてみたいなと思ったのであった。

そんな鬼のラーメンが東松島市にはきちんと根付いているのだ。

現在のラーメン屋にはそんな厳しいルールなんてあるわけもない。

支那そばや石巻も和やかな雰囲気でラーメンを味わうことができる。

口の中に残った余韻を楽しみつつ店を後にした。

また来よう!

支那そばや石巻の店舗情報

住所:〒981-0501 宮城県東松島市赤井鷲塚11

営業時間:11時〜15時

定休日:なし

駐車場:あり、結構広めで砂利

席:カウンター席のみ

注文方法:店入口入ってすぐの券売機で食券制

補足:水はセルフ式

【ラーメン】利府のむらさき屋で朝から美味しい中華そばをペロリ!

大人になってからの休日は退屈だが楽しい!朝からラーメンを食す!

とある日曜日。

ふと目を覚ますと外は明るくなりかけていた。

いつもの習慣で朝5時にはアラーム無しで目を覚ます。

カーテンを勢いよくシャッ!と開け放つと空を見上げる。

散歩に行くかと車を走らせ日本三景松島を散歩し軽い運動をこなす。

人生も折返しとなり、ここまで駆け抜けてきた人生を穏やかな海を眺め振り返りながら思った。

「なんてひでぇ人生だったんだろうか…」

と。

適当に腹が空いたところで朝食を摂ることにした。

向かったのは梨の里利府にある

中華麺亭 むらさき屋さんです!

むらさき屋は利府の超人気店!あっさりながらコクのある中華そばが大好評!

日曜日は朝7時から営業しているので朝食難民はおすすめです。

朝から人気といえば宮城では『太平楽(たいへいらく)』ですがいかんせん私の家から遠い上に本当に朝から行列です。

だけどむらさき屋は

ガラガラです!

昼は行列ができるほどに人気なのになせ朝は誰も来ないのか不思議なんですよね〜。

意気揚々と駐車場に車を停めて軽い足取りで店に突入します。

先客は3人ほど。

意外と多かった!

しわくちゃな千円札をピンと伸ばして券売機に差し入れる。

当然押すのは中華そば。

こちらは太麺と細麺が選べます。

味の濃いめ、薄め。

油の多め、少なめなど好みに応じて調整してくれます。

私のおすすめは中華そばには細麺です!

むらさき屋さんの麺はコシが強くて細麺でも十分な食感を楽しめます!

宮城県産小麦の『ゆきちから』を使っています。

油そばは自動的に太麺です。

細麺だとスープがよく絡むので美味しいのですよ。

水はセルフなのでスタッフさんに食券を渡してカウンター席に座ります。

水うめぇ~!

混んでないので10分もしないうちに着丼!

見た目からしてめっちゃ美味しそう!香りも最高!

ベスト・オブ・中華そば!って感じのビジュアルです!

香りがとても良いんですよ。

表面にかけられた魚粉もあってか豊かな出汁の香りが。

私の成分分析は全くアテにならないのでぜひ自分で食べていただきたい!

このラーメンならネギだけの『かけ』で食べてみたいものだが、具材から滲み出る味も計算されているのでどうなのかな。

スープは朝からスッキリ飲み干せる洗練された絶妙な出汁のブレンド!

スープから一口…ズズ。

う、まぁーい!

口に含んだ瞬間に訪れる多幸感!た、たまらねぇ!

とても複雑な味わいが一気に舌の上を滑って喉へ流れ落ち行く。

口から飲んで鼻から匂いが突き抜ける。

人生折返し地点まで生きたのに口と鼻はやはり繋がってるんだなと今更ながらに実感する。

鶏、豚、魚の三重奏による旋律は私の心をブルンブルン震わせてくれる。

何万匹の蚊を叩き殺せるんじゃないかと思うくらいの拍手喝采を心のなかで繰り返した。

なんて美味いんだ…。

麺は絶妙なコシが織りなす歯ごたえ抜群でアゴが喜ぶ!

麺は細い。

最近ではなかなか脚光を浴びることがない細麺。

どうしても紙面を飾るのはブリブリの太麺のラーメン。

地味な醤油ラーメンは普通過ぎて紙面を飾れないのだろうか。

だがむらさき屋の細麺は美味い!

一口啜ればわかる。

啜ればわかるさ!迷わず啜れよ!

ズズズ!と啜り噛むと弾力とはち切れるような食感。

それに伴って広がるスープの旨味。

顔面の穴という穴から香りが噴出してそうだ。

これは美味い!!

もうさっきから語彙力の無さを発揮しているが他に思い浮かぶような言葉が見つからない。

これは唯一無二の味だ。

というかラーメン屋ってそうなんですよ。

一軒一軒味が違う。チェーン店でも微妙に違う。そこ味の違いを楽しむのもラーメン屋巡りの醍醐味でもあるんだなぁ。

ごちそうさま!休日はまさにロケットスタート!!

いやぁ、あっという間に平らげました。

スープがね、なんとなく鯖出汁みたいなまろやかな味わいが口に余韻として残り水も飲みたくないという心理に駆られる。

以前は昼に並ばないと食べられないむらさき屋でしたがコロナ禍以降朝営業しているので本当に助かります。

やはり並ばずに食べられるのって大きなアドバンテージですよ。

私はあまり並ぶの得意ではないし。

空っぽの体にいきなり美味しいものをぶち込む贅沢!

人生なかなか捨てたものではないね!

こうして私の休日は始まったのです。

日曜日を大いに楽しむぞ!

人生は日曜日があるから輝くのだ!

中華麺亭むらさき屋の店舗情報

住所:〒981-0103 宮城県宮城郡利府町森郷惣ノ関北10−2

電話番号:022-767-3272

営業時間:11時〜14時30分 土日祝 7時〜10時 11時〜14時30分

定休日:月曜日、火曜日