月: 2021年10月

【孤独飯】ピザカルボ米沢中田町店のスペシャルクワトロフォルマッジオ

今日はめちゃくちゃ忙しかった…現場二つかけ持ち…交通事故の怪我なんて治る暇もないくらいに腰をいじめている。

朝起きたと思ったらあっという間に夜になっていた。多分気絶していたのだろう。

今夜の飯は…と。

『ピザカルボ米沢中田町店』のピザにしました。

家の近くにピザ屋があると太るという説は正しいのかもしれない。

颯爽とカウンターのメニューに目を通し、太い黒縁の眼鏡がよく似合う可愛いスタッフさんに向かってオーダーする。

「スペシャルクワ…トロ…フォ、フォ…あ、これください」とメニューを指差す。めちゃくちゃ噛みまくって発音できなかった。

それとチキンバスケット6個。実はピザカルボはピザだけではなくから揚げも美味しいのだ。とにかく好みの味付けで大好きだ。

10分ほどで焼き上がり外まで見送られ気持ちよく店を出る。このでかいピザ箱を持って歩いてるとワクワクするなぁ…とホクホクしてたら後ろから「すいませーん!」と先程見送ってくれた可愛いスタッフさんが追いかけてくる。

何事かと思った。釣り銭受け取り忘れたか!?と思ったら

「メイプルシロップを入れ忘れたかもしれません」と息を切らしながら確認すると確かに無い…へぇ、メイプルシロップが付くのかぁ。再び見送られ部屋へと帰る。

チキンバスケットとハイボール。

前回は日本酒で失敗したのでオーソドックスにハイボールだ。それも大好きなハニー&レモン。私は角よりもトリス派だ。

安いからね!

これがスペシャルクワトロフォルマッジオ!耳にソーセージが入っているのだ。

これが890円だなんて信じられないだろう。

サイズも圧巻のボリューム。とてもいいチーズの香りがたまらない。

早速ハイボールを喉に流し込む。プハッ!美味い!レモンのスッキリさとはちみつの上品な甘みがクセになりそう。

チキンバスケット6個。一つ一つが大きいのに6個で390円。安い!けど美味い!

衣の味付けも良くてカリカリの食感と噛んだ瞬間に溢れ出るチキンの旨みがたまらない。500円未満で手に入る幸せ。

そしてピザを口に放り込む。チーズたっぷり!4種のチーズの香りが部屋の中に広がり幸せ空間の出来上がりだ。

三角の先の方から食べていくと最後は耳に入ってるソーセージはパリッパリ!そして耳はサクッとしながら中身はモッチリ!美味い!

最後まで飽きさせない。一切れ二切れと次々食べてハイボールで流していく。ピザとハイボールは合うなぁ。エンドレスループできるんじゃないかなぁ。

おいおい、人生こんなに幸せになれていいのかい?と誰もいない部屋の中心で問いかける。

スペシャルクワトロフォルマッジオはとても贅沢な味わいだ。本当に美味しい。こんな低価格でこんなに美味しいピザと可愛いスタッフさんの接客受けられるなんて最にして高であると言わざるを得ない!!

あっという間にピザを平らげハイボールを飲み落ち着いたところで箱を片付けたら

あ…

完全に忘れていた…せっかく走って追いかけてきてくれた可愛いスタッフさんの思いを不意にしてしまった…。

さて、こんなに低価格で美味しいピザを提供してくれるピザカルボですが山形県にしかありません。

ですが、なななんと!!

宮城県にも進出予定だそうです!!

ヒャッホー!最高だぜ!!

おっと、思わずピッツァーハイになってしまった…。どこに出店するかはまだわかりませんが利府町辺りに出店してほしいです!!

ピザカルボ最高だぜ!!

【カップ麺】支那そばや監修のカップ麺が発売されるぞ!

↓↓↓元記事

https://gourmet.watch.impress.co.jp/docs/news/1360244.html

あのラーメンの鬼、佐野実氏創業の支那そばやが監修したカップ麺がファミリーマートで発売されるそうです!

支那そばやファンとしては買わないといけませんね!

でも当たり前な話なんですが、実際店で食べるのとは全然違うんですよね。これは仕方がない話なんですが、完全に再現されたら店で食べるメリットがないですもんねぇ…。

過去にも支那そばや…というか佐野実監修のカップ麺はありました。私は何度も購入して食べたものです。

まぁ、正直な感想を言うと…それほどでもないかな?って感じでした。まぁ、当時はガチンコの『怖い佐野実』のイメージでしたのでややアンチな感情はあったのかもしれません。

カップ麺は限界があると思いますね。コスト的な問題もありますし、300円に達するとカップ麺である必要がないのではないかと。

もう店で食べろ!って感じですよね。

袋麺でもみずさわ屋さんのも全然味が違いますし、あくまで入浴剤の各地の名湯シリーズみたいなものなのかなと。

カップ麺はどれも美味しいのですが名店の監修シリーズはちょっと胸がときめきますね!

【孤独飯】ピザカルボ米沢中田町店のピザ

さて、仕事で米沢まで来てしまった。

米沢というと有名なのが米沢ラーメン。米沢ABCなどあるが私には無縁そうなので今回はスルー。

仕事を終えて晩飯と行きたいところだがさすがに二万歩近く歩くと脚は棒のようになってしまった。

ここはテイクアウトで部屋でゆっくり食事をとることにしようか。

そこで考えていたのが山形にしかない激安ピザ屋の

『ピザカルボ』である。

これはテイクアウト専門のお店でありながら焼きたてを食べられるのだ。価格は500円~というピザとしては激安。しかもクオリティはそこらのピザ屋と遜色ないということだ。

お店に入ると元気なスタッフに出迎えられカウンターのメニューを見る。

どれも美味しそうだ…。しかも安い。

今回選んだのは

ベーコンとたっぷりマヨコーンのピザ

特製ペパロニのピザ

である。

オーダーしてから10分ほどで提供された。

眼鏡がよく似合う可愛いスタッフさんに店の外まで見送られて気分良く部屋に向かう。

1000円ちょっとしか買ってないのにこんなに丁重に扱われるとは嬉しいなぁ。

部屋に戻ると買っておいたカップ酒を取り出してご機嫌良くテーブルに置いた。

箱が可愛い。かなり大きいものだ。

特製ペパロニのピザ。…てかめっちゃ焦げとるやん!?

でも私は細かいことは気にしない主義だ。人生は長いようで短いものだがつまらないことで腹を立てていたら人生なんてあっという間に過ぎ去ってしまう。時にはこういうシチュエーションがあった方が良い刺激になるのだ。

それにチーズは焦げ目が美味いものだよ。

早速いただきます。

うん、熱い。生地も外はサクサクで中はモッチリしてるが弾力が強い。歯槽膿漏なら歯が取れてしまいそうだ。

チーズの香ばしさがたまらない。美味しいな。

でも…絶望的に日本酒と合わない。

これは私の選択ミスだ…。

せめてハイボールにしておけばよかったか…。

続いて2枚目…うむ、実はもうすでに腹一杯になってしまった…でも明日になると固くなって美味しくないのだ。部屋には冷蔵庫も電子レンジも無い。ただ寝るだけの独房みたいな部屋なのだ。

ベーコンとたっぷりマヨコーンのピザ。

ピザカルボでは最安値となる500円だ。500円でもこのクオリティだ。圧倒的な耳のボリューム…!

ベーコンとマヨコーンの組み合わせは反則的で背徳感のある味わいだ。

更には日本酒だ。とにかく口の中がスッキリしない。

でもマヨコーンピザは美味しい!近所にあったら間違いなく太るな…それくらい頻繁に通ってしまいそうなお店なのだ。

2枚食べてお腹はパンパンで脱いだズボンが入らないくらいだ。あとはたまに早寝をして明日に備えるとしよう。

米沢の夜は更けていく。

【心霊】開けるな

幼少の頃、母と暮らした貸家は小さな平屋の木造建築だった。

台風となれば天井から水が染み出すボロ屋だったが決して裕福ではないので雨風が凌げるだけでも十分だった。

その日も雨が降っていたと記憶している。パタンパタンとトタン屋根を雨が叩く音が聞こえていた。

その音に紛れて低い男の声が外から聞こえた気がした。

「…てくれ」

確かに聞こえる。それは酷く弱ったような掠れて細い声だった。

黒いすりガラスの玄関の扉からは何も見えない。人の姿は確認できない。

恐る恐る近寄るとその声は徐々に鮮明になっていく。

「開けてくれ」

なんとなく聞き覚えのある声だ。扉を開けようと鍵に手をかけた瞬間に背後から母に制止された。

「何してるの!?」

その表情は鬼のように恐ろしい顔をしている。それは怒りと言うよりも恐怖に歪んだような顔だ。

「開けてくれってゆってるよ」

そういうと母は眉間にシワを寄せる。私と玄関を交互に見ている。

「開けちゃ駄目!」

「でも…」

私が迷っていると突然風が吹いたように扉がガタガタと揺れだす。

「開けてくれ!」

男の声はさっきよりも大きい。

「開けちゃ駄目!」

母の声も強く大きくなる。

「開けてくれ!!」

「駄目!!」

扉はおろか家全体までがガタガタと震え出した。まるで地震のように家が軋む。

男は扉を無理矢理開けようとしているのか。私は恐ろしくて耳を塞ぎ身を丸くしていた。

どれほど続いたろうか。風の音も雨の音も止み、部屋の中は壁掛け時計の針の音だけが鳴っていた。

母は何事もなかったかのように

「早く寝なさい 」と言った。

あとから聞いた話は親戚のおじさんが焼身自殺をしたらしい。

そうだ、あの声は親戚のおじさんの声だったのだ。

おじさんは亡くなった後に何を言いに家に訪れたのかはわからない。そしてあの日に聞いた声は私にしか聞こえていなかったらしく、母は「台風の夜に遊びに出ようとしていた」と言っていた。

あの夜、扉を開けたら何が起きていたのだろうか?

【夢日記】美声に憧れて

いつものようにベッドから起き上がると軽く伸びをする。

なんと気持ちのいい朝だろう。まるで日曜日だ。

ぼんやりとした頭を掻きながら洗面所に向かうと顔を洗い近寄ってきた猫に挨拶をする。

「おはようニャ!」

ってその声は明らかに自分の声ではない!!この声は…

大塚明夫さんの声だ!!

え…いつからこんなイケボになったの?普段の私の声なんて牛のゲップみたいな声なのに…こんないい声になったら人生変わりそうだな!

ちなみに大塚明夫さんとはメタルギアソリッドのスネーク役やブラック・ジャックの声を担当している渋いイケボの代表格である。

ここから先は大塚明夫さんの声のイメージでお読みください。

「しかし私がこのイケボを手にする時が来るとはなぁ。この声さえあれば…」

脇を見下ろすと猫がこちらを見上げている。

「ふふ…実に面白いじゃないか。この声ならあのセリフを言えるな」

そう、あのセリフとはスネークが登場する時に放つあの言葉である。

おっとこんなことをしている場合ではない。時計を見ると既に始業時間を過ぎている。この声なら多少遅刻しても許されるはずだ。

私は早足で自宅を出ると我が目を疑った。庭に赤いフェラーリが駐車されてあるのだ。

そこで私は全てを察した。

残念だがこれは夢であると!

私の車は20年落ちのボロい軽自動車だ。赤いフェラーリなわけがない。

ここで夢だと気付かなかったらきっと渋滞に巻き込まれてすごく焦ってあのセリフを言う機会もないに違いない。いや、絶対にそうだ。

こんな幸運が続くわけがないのだ。だって私だぞ?

車で走れば交差点全ての信号機で赤信号で停まるはめになるし、ラーメン屋で並んでいれば自分の前でスープ切れだし、プリウスに突っ込まれて怪我をするような運の悪さだ。

私はとりあえずあのセリフだけは言っておこうと決意して振り向いたら猫の顔が一番嫌いな奴の顔になっていてあまりの恐ろしさに悲鳴をあげて走った。

現実でも怪我してて走れないが夢の中ではもっと遅い。まるで水の中を走っているように動作が鈍い。

後ろからはさっきまで猫だった得体の知れないバケモノが走って追いかけてくる!

もぅだめだ!!捕まる!!

「ひゃうっ!?」

夜中に体をビクつかせ目を覚ました。時計を見たらまだ午前3時を差していた。

朝までもう一眠りするか…それにしても自分の声が大塚明夫さんになるなんて…。

「おやすみ…」

そう呟いた私の声は牛のゲップのようだった。

翌朝。

私「待たせたな!」

職人「いや、おめぇ遅刻だから!」

【生活】コタツを復活させます!

秋真っ盛り…なはずだったのにいつの間にか冬の足音が聞こえるようになってきた。なんとなく寒い…いや、寒いぞ!!

そろそろあれを準備するかと立ち上がり物置を掻き回す。

コタツである。漢字で書くと炬燵である。かっこいい…何も知らない外人さんがタトゥーで入れそうな漢字。

早速テーブルを跳ね除けてカーペットをひっくり返す。カーペットはニトリのNクールだ。夏には大変お世話になった。そして引き出してきたのはニトリのNウォームである。触ったところがほんのり暖かくなるものだ。

ニトリは好きだ。店内をフラフラ歩くだけでハッピーな気持ちになる。我が家の家具は一式ニトリなのだ。

コタツを設置する前に掃除機をかける。お気に入りのコードレス掃除機をかけるとタンクで埃がクルクル回っていて楽しい。気が付けば三回も捨てに行った。

どんだけ埃溜まってたんだよ…!

夢中で埃を吸っていた。やばいぞ…コードレス掃除機は楽しすぎる…これに先にカメラなんぞ付けてダイレクトに埃を吸う所を見れたら楽しいかもしれない。

更には萌え萌えなキャラクターが液晶に映り

『現在の吸引力は65%!タンク容量はもう少しで一杯だよぉ』

とか逐一掃除機の状態を教えてくれたり…いや、それはちょっとどうかな…。まぁ、いい。

とりあえず掃除機をかけてコタツを設置する。そして掛布団を広げたら綿が飛び出していた。てか、スッカスカだ!

猫が面白がって引っ掻いて穴から綿を引き抜いていたのだ。ぐぬぬ…!

私はすぐにニトリに走り掛布団を吟味していると掛布団の模様が云々で意見が合わない中年夫婦がいた。

旦那はチェックがいいと言い、妻は部屋のインテリアに合わないからクリーム色のがいいとどっちも譲れない様子だ。

価格は同じなのだが模様にはこだわりがあるようだ。だが家のことになると男は弱い。家に長くいるのが女なのだから仕方がないと言えば仕方がない。旦那は不服でありながらも妻の意見を取り入れクリーム色の掛布団を手にしていたがため息を漏らしていた。

私ならチェックを選ぶな。汚れが目立たないし…。チェックっていろんなインテリアに合うような気もするのだが…。

帰宅すると猫が興味津々に近付いてきては邪魔をする。猫の仕事はとにかく人の仕事の邪魔をすることなのだ。下手に遊んでしまうと普通に数時間を溶かしてしまう。

ここは鬼の精神で猫をスルーしてコタツの設置に全力をかける。

しかし、交通事故で負った怪我が響いてなかなか作業が進まない。とにかくテーブルの天板一つでも重くて大変だ。悲鳴を上げながらもコタツのあの魅惑的な暖かさのためならばと歯を食いしばって頑張った。

設置が終わり、スイッチを入れてコタツに足を突っ込む。ホンワカと暖かい…はあぁぁぁぁ~…いいなぁ…。

こうして早くもダメ人間製造機が復活したのだ。これからはもっと寒くなるのでこのコタツライフを大切に守るために労働を頑張るしかない!

【生活】ストーブが無い!

私はストーブを持っていない。家にはあるのだが自室には無いのだ。

貧乏でストーブが買えない

冬の間は自室にいないのが原因なのだ。ほぼリビングで過ごす。自室にいるのは寝る時くらいだ。部屋にいなきゃ出来ないことは特に無い。スマホがあればリビングでも物書きができるので不便に思ったことは無い。

困るのは家の灯油代は全て私のお小遣いから支出してるのだ。つまり、灯油を使えば使うほど私のお小遣いが減っていくのである。

私の年収は36万円なのでどう考えても節約志向でなければ生きていけない。ガソリン代だけで年間10万円かかるので残りは26万円。

灯油は毎月3万円がかかり年間のガソリン代よりも高くなるのだ。私が一人暮らしならそんなに使わないのだが高齢な親父殿と猫がいるので灯油を切らすことは出来ないのだ。

だが今シーズンはきついぞ。前代未聞なくらいに灯油が高騰しリッター100円に達している。これでは今年の冬はラーメンも食べられなくなるのではないかと危惧している。

だから私一人のために灯油を使うのは御法度なのだ、

自分自身の首を絞めることになるのだからストーブは自室には置いていない。

これから本格的な冬がやってくる。無駄な抵抗だと知りつつも何らかの形で寒さ対策を施しておかなければ無駄な経費がかかってしまう。

夏は外壁と屋根に遮熱塗料をDIY塗装して対策を施したが作業が終わった頃には夏も終わってしまったので遮熱の効果はわからない。

だが遮熱塗料を塗ったら冬はますます寒くなるのではないかと別な心配事が出てきたのだ。

我が家はボロ屋なのですきま風が寒い。家の中にカビが生えないくらいに換気ができてる。

この冬を乗り切らなければならないのだがストーブを買う余裕は無いのだ。

インフルエンザに感染してからいつも後悔するんだけどね…。

寒いと免疫力が低下するので気を付けなければなりませんねぇ。

冬は厳しいけど、早朝の静寂に包まれた世界が好きだったりするんだよね。

もっともにして、それを堪能する休日と心のゆとりが必要なのだけれど。

【ラーメン】支那そばや石巻の塩らーめん

朝目覚めると雨音が聞こえていた。おお、今日も雨か…のんびりと布団の中でぬくぬくとしていると腹が減ってきた。軽く朝食を済ませると昨日から遊んでいたMMDに着手する。

普段は忙しくてパソコンすら起動しないのだが何せ1年に滅多にない2連休だ。

連休っていいな…これが毎週ある人も世の中にはいるのだ。2連休は無いが2週連勤はよくある。2週連勤は可愛い方で3週連勤などもある。

のんびりと流れる時間を満喫し、時計を見たら10時になろうとしていた。あっという間だな…。

労働していると8時から10時までの2時間が半年間のように感じるのに…。

服を着て外に飛び出した。

高規格道路をビュンビュン追い越され向かったのは『支那そばや石巻』です。

おお!今日もめちゃくちゃ混んでる!開店前から待合室からはみ出て並んでる。

言わずと知れたあのラーメンの鬼と呼ばれた佐野実氏の弟子の店である。私は先代店主の時に何度か食べたことがある。片手で数えられる程度だが当時は脂っこくて濃いめのラーメンを好んでいたために強く印象には残っていなかった。

何よりも日曜日が定休日となってしまったがために行く機会が無くなってしまったのだ。

若い二代目店主になってからは頻繁に足を運んでいる。

ラーメンに対し真っ直ぐ向き合う姿勢は仕事ぶりにも現れている。師匠佐野実氏も存命ならばこの成長を目を細めて眺めていたに違いない。

なんか光加減でバッハみたいになってしまった…。

塩らーめん大盛り+味たまが着丼!

いつもは貧乏なのだが 今日は奮発して普通のらーめんだ。

濃い味付けが施されているメンマはこれだけで酒のつまみになりそうだ。ご飯に乗せて食べても美味しいだろう。

他の具材もまたこだわりを感じる。チャーシューは柔らかくてほのかに肉の食感を残している。脂身が適度に溶けだして美味しい。

この塩らーめんに良く合う全粒粉細麺ストレート。歯応え、香り、のど越しは最高に良い。

スープはとても綺麗…表面に浮いた油がキラキラと光って美しい。

一口含むと…?味がしない?…ではない。

私の舌が濃い味に慣れてしまったのだ。ここ最近濃い味付けのものばかり食べていたから舌の感覚が鈍化していたのだ。

二口三口飲むと味覚は完全に回復し、優しく多種多様な旨味が舌の上を流れていく。ああ、美味い…本当に美味い…。

他の具を途中つまむことで味の変化を楽しむことが出来る。

本当に贅沢な一杯だ。

最後のお楽しみの味たま。スープを濁さないようにレンゲの上で割ります。

くっ…は、今日もまた最高の出来!この黄身の周りは固めで中心部がトロリとしてるのはとても良い。この味たまは是非味わっていただきたい。

本日もスープまで完飲。最後の一滴まで飽きさせない。そして水までもがラーメンの一部ではないかという美味さ。千円未満で得られる幸せ。

また明日から貧乏飯で節約に励み頑張るのだ。ご馳走様!また来ようっと♪

【ラーメン】ラーメンショップ椿松山千石店の朝ラーセット

今日は雨。よって外で働く超ド底辺労働者の私は思わぬ休暇を得た。

ドゥフフ…休日最高♪とベッドで惰眠を貪りつつ朝5時には目が覚めた。

いつものくせで無駄に早起きだ。ゆっくり背伸びして腰の塩梅を確認する…うーむ、天候が悪いと痛苦しい…だが寝たきりも良くないので起き上がり朝食に向かう。

向かったのは松山町にあるラーメン屋

『ラーメンショップ椿松山千石店』である。

ここいらでやたら早朝から賑わっている店である。そして朝から超元気な店主さんと奥様に迎えられ私は颯爽と食券を買い席についた。

老若男女様々なお客様が朝からラーメン食ってる。椿ラーメンショップというと私は二本松や泉崎村ではかなりお世話になった。歳を取ると車を走らせる機会も減り、椿系のラーメンを食べる機会が減ってしまった。

私はあのガテン系のラーメンが好きなんだよなぁ。気を張らずにガッと食ってサッと出てこれるのがいいじゃない。

朝ラーセット麺かため です。

麺かたにすると美味いです。

懐かしい麺なんだよね。こういうのがいいんだよなぁ。

スープは濃いめで朝の干からびた体が目覚める味。ここのスープは二本松や泉崎とはまるで違うよね。刻み玉ねぎが入っていて独特の甘みがアクセントになっている。そして背脂のコクがベストマッチ!

チャーシューは肉肉してるけど柔らかい。歯がなくても歯茎で食べられるけど、私はもう少しかたくて筋張った肉が好きなんだよね。

デフォルトで味たまが入ってるけどスープに溶け込んでしまうのを懸念したのか黄身はゆで卵状態なのが個人的には残念。

でもやっぱり好きな味だなぁ。宮城県では他に味わえないラーメンなんだよね。

気兼ねなくガっと食ってサッと出れるっていい!

今日も頑張ろう!って気持ちになるラーメンなのだ。

仙北では最高のコスパを誇る朝ラーセットはお腹に満足感と心に元気をくれるラーメンなのです。

また来ようっと♪

【ラーメン】ラーメンショップの南蛮ラーメン

その日私は疲労困憊だった。もうとにかく疲れて飯を作る気力もない。

まぁ、作ると言っても茶漬けなんですがね…。貧乏は辛いぜよ。

夜ご飯どうしよう…とぼんやり考えていたらラーメンでいいかって結論に至りまして車を走らせた。

最近ガソリンが高いから遠出したくないんだよなぁ。逆に考えると道路が混まなくていいんじゃね?と思うが超ド底辺労働者の私がこうして走っているのだから普通の中流諸君は走ってるわけで影響は無さそうだ。

実は私は労働が今までガソリンの価格を気にしたことがないのだ。なぜなら…そんなに走らないからだ。

鎖に繋がれた犬のごとく狭い範囲で生きている。井の中の蛙大海を知らずとは言うが大海を知ってしまったがために井の中の方が住み心地が良いのだ。

さて!向かったのは利府町にある老舗中の老舗

『ラーメンショップ加瀬店』である。

今の利府町は凄い発展してショッピングや外食には事欠かないが30年前は田んぼしかなかった。

その田んぼの中にポツンと存在していたのがこのラーメンショップなのである。

利府なんて仙台に行くための通り道でしかなかった。

多賀城、塩竈と合併し『仙塩市』になろうとしたが多賀城がその計画から脱退して利府町は独自の発展を決意した。その結果が今の発展に繋がってるので利府町民は多賀城に足を向けて寝ることは出来ないだろう。

利府町は多分塩竈市や多賀城市に比べて財政的には豊かだと思うし、子育てに手厚い補助があるために富裕層が集まりやすくなっているようだ。

さて、ラーメンショップに到着すると意気揚々とお店に入り手指の消毒を済ませて着席。

注文するのは決まってある。

『南蛮ラーメン大盛り』

南蛮とは刻みネギのことで唐辛子ではないのですよ。ラーメンショップが大ヒットするきっかけとなった王道メニューである。

先客がいなかったので10分ほどで着丼。

ん?なんかネギ少なくない?こんなんだっけ?

麺はモチモチ熟成麺。モチモチ…なのかはわからないが特に特筆すべき特徴はないかも…。でもずっと昔から食べていた麺なのです。

ネギはやっぱり少ない気がする…昔はもっとドカーンときたイメージなんだけど…。

スープは醤油豚骨。ラーメンショップでは珍しいかもしれない白濁してるスープ。

昔は宮城県にはパンダラーメンはいっぱいあったんですよ。卓上には生おろしニンニクが常備されててそれをたんまり入れて食べてたものです。

店ごとに味が違うのもまた楽しみのひとつでした。

さて、スープを一口…ズズ…。

しょっぺーっ!!ええ…こんなんだっけ?

なんかやたら塩分を感じる。豚骨のコクよりも先に塩って感じです。んん?良く言えば濃厚…かな?

最近支那そばやの柔らかい味に慣れてしまったのかやたら塩辛く感じてしまう。

ちょうどネギと一緒に食べるといい感じ。ネギは足りなくなるが…。

良くも悪くも昔から変わらない味なのだろうが、悲しいかな自分が歳を取ってくると味覚も変わるもので今回は塩っぱく感じたのも歳のせいだろうと思います。

遅くまで営業しているのでとても便利だと思います。

【超絶閲覧注意】カメムシ・ウォー!

季節は過ごしやすい秋になりました。私はというと…ちょっとした事故があり、交通事故で痛めた腰をまた痛めてお仕事は休みました…。

寝てきりも腰に良くないので掃除でもしながらリハビリをします。とにかく動作はゆっくり…天気が良いので外に出て新鮮な空気を吸います…が、臭いぞ?めちゃくちゃ外の空気が臭い。

カメムシを踏んづけてました!!

なんてこった…。落胆しながらも空を見上げたら家の軒天に何か黒いものが…。

お…?
うわおぉぉぉぉっ!?気持ち悪りぃぃぃぃぃっ!!

毎年毎年悩まされるのがこのカメムシの軍団である。とにかくとんでもない数…。ここで駆逐しなければ来春にもカメムシに悩まされるのだ。

すぐに『カメムシキャッチャー』を準備する。

説明しよう!

カメムシキャッチャーとはペットを切って注ぎ口同士をテープで止めて作った対カメムシ戦闘捕獲器である。

カメムシキャッチャーを手にして脚立を使ってヒョイヒョイ捕獲していく。

右だ!おるぁ!

左だ!ぶるァ!

くっそ…捕っても捕っても出てきやがる…!?

よ、腰痛が…もう長い時間戦えないぞ…。

私は諦めずに視界の中に入るカメムシをどんどんカメムシキャッチャーで捕まえていく。

だはーっ!もうダメだ…こ、腰がァ…。

ここから超絶閲覧注意です!!

戦果は…30分の戦いで…!

たった30分でこんなに捕れた…!

100匹以上は捕れたな。

ではこのブログをお読みの方一名にこのカメムシをプレゼント致します。

嘘です!!

【食レポ】平塚商店のイカの塩辛とホヤの塩辛

ご飯のお供はなんですか?と聞かれたら私は即座にイカの塩辛と答える。

これさえあればおかずはいらない。熱々の飯があればご馳走だ。

昨今イカの不漁だが美味しいイカの塩辛を食べたい!と考えていた。

Twitterで呟いてみた所優しいフォロワー様が教えて下さいました。

『塩竈の平塚商店のイカの塩辛が絶品』だと。

塩竈…めちゃくちゃ近い!これは買いに行くしかあるまい!と膝を叩き立ち上がった。

その前に支那そばや石巻で腹ごしらえをしてその足で塩竈に向かったのだ。

意気揚々と向かったものの…

道に迷いまして…!

あっち行ってはクルクル、こっち行ってはクルクル…住宅街の中に店舗がありました。

中に入ると愛想の良い奥様がいらっしゃいまして丁寧に接客していただきました。

購入したのはこちら!

いか塩辛とほや塩辛です。

ホヤって珍しくないですか?私はホヤは得意分野ではないのですよ…でも何故かどうして買ってしまいました。

あてるお酒はこちら!塩竈の酒蔵の佐浦の浦霞禅です。

実は初めて呑むお酒です!

だって高いんだもん…。私は普段は貧乏で酒は飲まないのですが今回はちょっと奮発しました。たまに飲むならいい酒呑みたいじゃない。

イカとホヤの塩辛で呑みます~♪

まず浦霞禅を…先ず香り…すごく爽やかでほのかな甘さを感じるいい香り。口に含み舌の上で転がすとマスカット?のようなフルーティーな香りが鼻腔に広がります。甘味はくどくなくてキレがいい。呑んだ後の口当たりは爽やかだ。なるほどこれなら脂の乗った魚に合う。

さて塩辛はイカからいただきます。

一口放り込むとイカの農コクな味が広がります。思った程塩辛くはなく、酒のアテとしては最高に美味しい!これ一切れでお猪口一杯楽しめます。

次はホヤの塩辛を一口。おお!想像以上の磯の香りが!でもこれまた美味い!今までちょっと苦手だったホヤへの意識が変わる。これは美味い!これだけでお酒が捗りますね!浦霞禅もまた美味しい~♪

なんてご機嫌な晩酌なんだろうか!?

そういえば私は晩酌とかしないんですよね…特別な時しかやりません。

例えば労働で長期に渡る現場を終えた時とか誕生日とか特別な日しかやらないんですよね。

酒に酔って早く寝てしまうのは勿体ないんですよ。やりたいことを全部やろうとしたら人生はあまりにも短過ぎます。

しかし、たまにはこうして美味い肴と酒に身を委ねるのも悪くはないなと思いますね。

最近はYouTuberやらお笑い芸人やらが活躍してて、Twitter界隈でもFIREだとか起業だ投資だと稼ぐのが正義!と言わんばかりに一攫千金を謳う情報商材屋が溢れていたりする。

でも世の中は影日向で働いてる人達がいるから回ってるんですよね。私もまたその社会の小さな歯車です。

美味しいものを食べて、美味しいお酒を呑んで思うことは

今日出会った人達全てに“ありがとう”と言いたい!!

平塚商店さん、美味しいイカとホヤの塩辛ご馳走様でした(*´ω`*)すぐに無くなるのでまた買いに行きますね!


↓↓↓平塚商店の情報はこちら!↓↓↓

https://www.ikanoshiokara-honpo.com/