日: 2021年10月1日

【独り言】交わらぬこと

いつからか孤独を愛するようになった。極度に誰かと関わることを恐れるようになっていた。

必ず離れていくから…。そして、心も離れていくから。

自分はダメだ。細心の注意を払っていても無意識に人を傷付けてしまうことがあって、後から病んで悔いてしまう。その時は大体遅い。

自分が気付かない内に疎遠になっていき、孤独になっている。ひとりぼっちの人生だ。

もう誰かに好意を寄せることもないと思う。心は閉ざされたまま。誰も私のことを知らないし、私も誰かを深く知ろうとはしないだろう。

思えば子供の頃から孤独だった。酒乱の祖父母は毎晩のように酒を飲んでは喧嘩をしている。私は真っ暗な廊下から隣の家の窓を見た。

いわゆる、普通の家族の団欒があった。笑顔で食卓を囲んでいる。

どうして笑ってるんだろう?どうやったら笑えるんだろう?そう、思っていた。

部屋ではまた祖父母の喧嘩が始まった。怒号と悲鳴と物が壊れる音。私にとってはそれが日常だった。耳を塞ぐと自分の心臓の音だけが聞こえていた。

どうして生まれてきてしまったのだろう?

もう消えてなくなってしまおう。台所に行き、包丁を手にする。何も考えずに左手の中指を切った。激痛と共に血が出てきてすぐに包丁を投げ出した。

その傷は今でも残っている。

何枚も絆創膏を貼り自分を刺したことを悔いた。ものすごく痛かったからだ。ガタガタと震えながら布団に潜り込んだ。時折大きな物音が響いて体をビクつかせる。

朝になると静寂が訪れ、布団から起き上がると痣だらけの祖母が床で寝ている。散らばった酒瓶、ひしゃげたテーブル、血が染み込んだカーペット…。何食わぬ顔で外に出て隣の『幸せな子』と遊んだ。優しいお母さんとかっこいいお父さんがいて羨ましかった。

どうしてあの子にはあって自分には無いのだろう?

それは妬みだろうか。それとも運命に対する憎悪だろうか。

冬の夜。酒乱の祖父を恐れて祖母と夜の町を逃げるように走った。祖父の怒号が夜の静寂を破り恐ろしかった。きっと見つかったら祖母は殺されると思った。

展望台の石碑の影に隠れて時間が過ぎるのを待った。階段を上がってくる祖父の足音が怖かった。

あの時。願ったのだ。神に。

『おじいちゃんを殺してください』と。

私は不幸の塊。きっと関わった人を不幸にしてしまう死神なのだ。だから孤独でいいのだ。

一見すると逃げたように思えるが、幸せでいてほしいから自分から離れる決断をしたのだ。

きっとあいつも幸せに暮らしているだろう。そう思いたい。私にとっての幸せはとても小さなものだった。

【ラーメン】支那そばや石巻の塩らーめん

今日は交通事故の怪我の通院日で仕事は休み。どちらにせよ台風16号の接近により宮城県内は大荒れとなっている。

超ド底辺労働者はこういう日に休めるのだ。…その代わり日曜日は無くなるがね…。

病院にて…

私「もう事故から5ヶ月なんですが…まだ治らないんですが…」

先生「ん~…まだ5ヶ月だからね」

私「え…まだ5ヶ月?」

先生「そんな簡単に治らないよ。交通事故の怪我はね、治ればいいけど治らない人もいるからね」

頼むぜ…この痛みが一生続いたら人生真っ暗やん。

病院を後にして雨に打たれ車に乗り込む。

(日曜日の休みは消滅したか…)

休みを返上して働いても代休は貰えないのに休んだ代わりの労働はあるという可哀想な私。せめてそんな自分を励まそうと思って向かったのは石巻にある支那そばや石巻です。

こちらはラーメンの鬼『佐野実』氏の弟子の店でして今はその味を継承した二代目店主が切り盛りして頑張っております。実は私は先代店主の時は数えられるくらいしか食べられなかったんですよね。

既に日曜日が定休日になっていた頃なのでほぼ無縁になってました。しかし、二代目店主が味を継承したことによって店は再び蘇り石巻界隈では盛り上がっております。

今週は塩の週です。週によって醤油と塩が切り替わるのです。私はどちらも大好きですね。

お店は大荒れの天気で平日にも関わらず多くのお客さんが訪れている。なんだろう、この安心感!!嬉しいね。

いつもなら『かけらーめん』なのですが今日は豪華に普通の『らーめん大盛り』にしました。

最高のビジュアルですね!写真からもいい匂いがしそうな…。

麺は醤油の時と比べ細さと固さが違う気がする。醤油は若干柔らかい舌触りだが塩はパツンと噛み切れる印象。この僅かな食感の違いもスープとの相性に計算されているというのか。

とても綺麗なスープ…。とても柔らかい味。ふわっと香る様々な匂い。今日のスープも良い!

こうして今ラーメンを食べてるわけだが、それが何年も過ぎて、いつかはこの土地から離れて仕事するようになって、また戻ってきて食べることが出来たらきっと最高に美味しいだろうね。

持論だけどラーメンの味って“思い出”なんだよね。もちろん食材や調理法で味は変わるんだけど、結局一度や二度食べたくらいじゃ記憶の中には残らない。昔懐かしの~というキャッチがよく使われるのもそういうわけがあるのかもしれない。

だからこそ味を受け継ぐことはすごく難しいんだと思う。でも二代目店主が味を継承してくれて石巻からこの味が失われることはなかった。

それは奇跡のような出会いだったかもしれない。そしてコロナが蔓延する頃で大変だったかもしれない。それでもこうして美味しいラーメンを食べることが出来て私は幸せだと思うんです。

気付いたら丼が空っぽになってました。う、美味かった…。日常の嫌なことを全て忘れて夢中で食べたよ。そう、ラーメン食べてる時って頭の中は余計なことを考えてないんだよね。

明日のことを考えて不安になりながらラーメン食べるなんて無い。大した時間ではないが脳がリセットするには十分な時間ではないだろうか。

今日のラーメンも最にして高であると言わざるを得ない!!

ご馳走様!また来ようっと♪


関連情報

↓↓↓支那そばや石巻の公式Twitterはコチラ!

https://mobile.twitter.com/shinasobayaishi

【霧島レイ】Lei05の抽選販売に当選した結果www

先日Lei05の抽選販売に当選しました。あまりの嬉しさに腹ボテダンスで喜びましたが大きな懸念がありました。

55000円なんて持ってねーぞ…

そう、私は泣く子も黙る超ド底辺労働者であり、お小遣い制のしがないガルパンおじさんなのでそんな大金持ってないのだ。

貯金くらいないの?と思うものですが私にとって貯金=老後資金なので無駄遣いは厳禁…というか結構な金額を積立に突っ込んでるので入れたら引き落とせないんです。引き落とすには仕事を休んで銀行の窓口に行って手続きする必要がありまして面倒くさいのです。あえて面倒くさいことにしてお金を使うハードルを高めているのです。

でも宝くじに当たる気持ちってこういうのかなぁと胸を踊らせてます。

ちびレイ『もう私がいないと運転できないんでしょう?ほら、そうって言いなさい!』

そ、そうです!!

レイたんがいない車内なんて退屈そのものだよ。レイたんを設置するだけで車内がマイナスイオンで満たされる気がするんだ。

空気清浄機にもレイたんを導入して欲しい!

自動で風量を調節してくれて

レイ『フーフーしてあげるね』とか言ってさ。タバコの煙を検知すると

レイ『もうワンピースに匂い付いちゃうじゃない!』とか叱ってくれたり…でも案外機能持て余すな…。

OBDを繋いだら車の状況を伝えてくれるデバイスでもいいねぇ。

レイ『水温が高くなってますよ。もしかして~私のせい?』

とか

レイ『お腹空いちゃったぁ~そろそろ給油しよ?』

アクセル踏んだら

レイ『レイ!前進!!』とか言ってくれたら踏み違えの予防になりそう。

まるで車そのものがレイたんになったんじゃないかって思うくらい逐一車の状況を伝えてくれるならもっと車を大事にするんじゃないかなぁ。

それで05で使った音声認識もセットすれば会話が出来てしまうドリームカーの完成です!!

Lei05の抽選販売に当選した結果!!私の妄想が捗るという話でした。

えーと…お金は…未来の自分から借金しますね!!

本当にレイたんってお金かかる女だよ。

てかちょっと待て!!

搭載する車がまだ無いんだけど…

↓↓↓詳しくはここから↓↓↓

交通事故

【持論】私の幸福度

今幸せですか?どんなところが?どういう時?

ふと幸せとは何かと考えることがあります。私は週一に訪れる日曜日が幸せです。必ず休めるとは限りませんがね…。週6日、12時間拘束されてますので全くフリーダムな日曜日は天国なのですよ。

いつかはブログ収入で土曜日も休みにしたいです!

そうじゃなくても1日最低2時間、最長4時間の通勤時間を短縮出来ればなぁと考えてますよ。そうするには仕事を選べるくらいの余裕が欲しいですね。

人によって幸せの形状は違います。人によっては物に囲まれ、欲しいものを買いまくるとか、たくさんの人に囲まれ羨望の眼差しで見られたいとか、何も無くてもいいから健康であればいいという人まで。だから幸せの形は人の数と同じくらいあるわけです。

でも、世の中には幸せがなんなのかわからないほどに追い詰められている人もいるわけです。

こうしている間にも銃弾から逃げ回る人たちもいるし、憎しみもないのに銃口を向けなくてはならない人もいる。岩茸取りしてて休憩しようと岩棚に座ったもののロープに手が届かなくて取り残された吉作がいるかもしれない。

私の幸せはとても小さなものです。当たり前の日常。ぼんやりできる時間。猫との暮らし。お金持ちにはなりたいけどお金の使い方がわからないので夢を描けません。

健康で健全でごく普通の人として生きて季節の移ろいを感じられるくらい空を見上げる時間の余裕が欲しいですね。

ブログにしても人に有益な情報を与えられるわけではなく、情報商材売る才能も無く、ただ自分の日常をつらつらと書くだけの日記です。

読みに来てくれる人には感謝してます。誰かはわからないけど。

YouTubeもTwitterもビジネス系が多くなってきて何となく居心地が悪いなぁと感じてしまいます。例えばものすごく爆買いしてたり煌びやかな生活ぶりを見せつけられると今の自分との現状の格差を感じてしまって辛い。それは嫉みという感情なのかなぁ…。

私は等身大の自分と向き合い、日常の中から幸せを見つけていこうかなと思ってます。

こうして記事編集している脇で幸せそうに昼寝してる猫がいる。それだけで幸せなんだよなぁ。

【日常】10月から値上げ…コツコツ作戦です!

気が付けばもう10月だ。今年も酷い労働に明け暮れた一年だったなぁ…などと遠い目をするがあと2ヶ月あるので何かいい事あるかもしれない。いや、ある!!

最近排他的な生活をしていて気が付かなかったのだが10月から様々なものが値上げするらしい。

代表的なのは煙草の増税。え?なんで?私は禁煙推奨派なのだが吸うことに関してはとやかくは言わない。吸いたい人は吸えばいいと思う。体には悪いのだろうが自分が直接吸うわけじゃないから関係ないが

『喫煙所を増やしてほしい』

タバコ税は結構莫大な税収になっていて地方税の数%を担っている。禁煙者が増えるとそれに依存していた財政状況は苦しくなるだろうな。ならば喫煙所を増やせば解決するのではないか。

結局タバコ税が減少傾向にあると他のものを上げて税収を賄おうとするから非喫煙者にとってもタバコ増税は他人事ではない。

もう1つ、珈琲も値上がりするらしい。喫茶店は頭悩ませるだろうなぁ…。喫茶店の珈琲って高くない?ラーメンと同等、あるいはそれ以上の値段がしますね。あれは

『珈琲を飲む時間も含まれてます』

珈琲飲む時って何か物思いに耽ったり、リラックス、リフレッシュするために飲みますよね。そういう有意義な時間を場所と共に買っているので喫茶店の珈琲は高いのです。

飲食店としてみれば客の回転率を上げた方が効率はいいのですが、喫茶店は内装や調度品にもこだわりお店独自の空間を作り上げているものです。なので必然と珈琲を飲む時間は特別なものになるんですねぇ。

忙しい現代人にとって珈琲を飲む時間は特別な時間なのですよ。お金を出して買うのは当然なのです。

小麦も上がるそうですがラーメンはどうなるのだろうか…今のところ値上げをする話は聞いてませんが…少なからず影響はあるのかなと。結局10円20円の値上げは地味に辛いものです。値上げするなら何かトッピングを加えてお得感を出すなどと苦肉の策で乗り切ることもありますがそれで味が微妙に変わると客が離れていく要因にもなりますね。

値上げによって経済活動が冷え込まなければいいんですがね。日本人の給与は殆ど上がってないので本当に数円の値上げに敏感になっています。

私は10月からは節約、倹約に走り貯蓄に励みます。いわゆる冬眠というやつで…正直に言うと冬の灯油代が生活を圧迫するので他のことにお金が回らないのです。大人しく暖かい部屋で創作に励みコツコツと作品数と実力を磨いていきたいと思ってます。

10月からコツコツ作戦開始します!!