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【石巻】北上運河と旧北上川

宮城県石巻市。

西の横綱が仙台市なら東の横綱は石巻市だ。

石巻は海に面した土地で地形的にも実にユニークだ。東北一の河川『北上川』が通っているので市内を小さな川がいくつか縦断している。

昔から運河として活躍したのが北上運河だ。

↓今回の場所はこちら!

Google Earthより

かなり広域な地図になりますが…。本当はGoogleマップなどを埋め込めばいい話なんですが…実はまだシステム面の整備が進んでなくてはめ込めませんでした…。

目の前は旧北上川。その奥に見えるのが上品山(じょうぼんさん)ですね。

なぜかこの場所に来ると心のパワーが補充される私的パワースポットです。

旧北上川の穏やかな流れと水鳥を眺めては心を落ち着かせます。缶コーヒーを傾けてね。

缶コーヒーってめちゃくそ不味いのにシチュエーションを彩ってくれるというか、その場を意味あるものにしてしまうよねぇ。

こうして缶コーヒーを飲んでるとしみじみと思うわけさ。

おっさんになったなぁって。

川に沿って歩道が整備されています。ウォーキングやランニングなどに最適です。

ここは走ったことはないけど元気に体が回復したら全力で走りたいなぁ。

これは旧北上川交流館。今は改装に伴って閉鎖中?

まぁ特に開いてたって何かあるわけじゃないけど…なんか写真か何か展示されていたんだっけ…?

この場所だと喫茶店とかなら案外いけそうな気がする。緩やかな川の流れを見ながら…。

まぁ、喫茶店なんて儲からなくて趣味みたいなもんだけどなぁ。大変な割に儲からないのが飲食店の辛み…。

私はなんの努力もしなくてただお金を出すだけでとにかく美味しいものを食べることが出来る。それが働く気力にもなっている。

食材を生産する人、それを運ぶ人、卓越した技術と知識と経験を基に調理してくれる人。全ての人の努力の結晶を私はお金を出すだけで食べることが出来て幸せになれる。

無論、犠牲になった命にも感謝します。命を繋ぐためには命を食べなければなりません。

その命のためにもくだらない人生にしてはいけないと思っている。

ほら、川沿いでのんびりしてるとこんな感じで一人であれこれ考えてしまう。

交流館の上は歩けるようになっていて小高くなっています。

絶景という程ではありませんが石巻はほぼ平らな土地なので結構遠くまで見渡せます。

なんかこうして見てると平和だなって思う。

北上運河にはたくさんの水鳥がいました。

運河沿いにはお洒落な喫茶店もあります。この界隈の雰囲気が好き。

わずかな時間ですが気持ちを落ち着かせました。

なんてことない川の風景でしたが自然に少し触れるだけで人間本来の生きる力を呼び覚ます効果があるのではないかと思ってます。

【食レポ】お持ち帰り処丼助新境町店の海鮮丼とイカ盛り丼!

世間的にはどんと祭。

地域によってはどんと焼きとも言う。宮城県ではあちらこちらの神社で行われている恒例行事だが私は全国的に行われているものだと思っていた。

正月飾りなどを神社で焼き払い、その煙を浴びると無病息災で一年過ごせるというものだ。

私も毎年どんと祭に行っては屋台で出してる甘酒を飲みながら焚き火にあたる。

我が町では焚き火が一切禁止されており、違反し見つかった際には罰金10万円を課せられるのだ。

なので生の火を見れるのはどんと祭ならではの醍醐味だ。そして裸参りが行われ褌締めた男達が焚き火の周りをグルグルと回るというダイナミックな競技が行われる。

だが今年は昨年に引き続きコロナ禍なのでかなり縮小した形で開催され人も集まらずに終わろうとしていた。

私は人集りを避けるために夕食はテイクアウトにしようと心に決めていた。

数日前に偶然グーグルマップで見つけた石巻市のテイクアウト専門のお店の

お持ち帰り処丼助新境町店』である。

もとは渡波地区にあるのだがその二号店として新境町にオープンしたのだった。

寿司屋が始めた海鮮丼屋ということで大いに期待が高まる。

蛇田を走り抜け国道45号線に合流、ファミリーレストランデリシャスの前を走り…おお、やはりお客さん入ってる!!相変わらずの人気ぶり。

ミニストップの交差点を右折して右側にある。ちょっと、照明が暗くて見落としてしまいそうだ。

お店に入ると爽やかな青年が応対してくれる。

予め注文は決めていたので

『海鮮丼とイカ盛り丼』を注文。

オーダーしてから5分足らずで提供された。めちゃくちゃ早い!!先客がいなかったとはいえ想定外な早さ!!

椅子に座った瞬間に起き上がり小法師のように立ち上がった。

帰りは高規格道路を走り急いで帰宅。

おお!!540円とは思えないクオリティー!!イカ盛りの方はご飯特盛です。

どんと祭の日にこういう海鮮丼が食べられるとは…いい時代になったものだ。寿司屋クオリティーな海鮮丼だ。

古来より寿司はお祝い事で食べられていたことで元の名前である『酢し』があて字によって『寿司』になったという。

寿を司るなんてなかなか粋なネーミングセンスじゃないか。

私がその時代に生まれていたら『刺身乗せご飯』としか思いつかないだろう。

最初にこの名を考えた人はご存じないがどんと祭ついでに裸参りで讃えるべきではないかと思う。

これが540円である。テイクアウトならではの低価格!

ネタは結構新鮮。ご飯も結構ボリュームある。マグロ、サーモン、イカ、イクラ、コハダ、ホタテ、甘エビ、ネギトロ、ガリ、ワサビで540円!!

これを観光地で食べたら1500~2000円くらいはすると思う!

でも別に観光地がボリ過ぎということではない。あれには調理する人、配膳する人、片付ける人、食器を洗う人など全ての人件費がかかっているのだ。妥当な価格なのだ。

それをテイクアウトにすることにより、人件費を削減し実現している安さだと思う。

イカ盛り丼はイカがたっぷり!!でも鮮度が若干落ちている感じ。

でも昨今においては不漁続きのイカ。スーパーの刺身盛り合わせにも入ることなく欠員となっているイカをこんなにたくさん食べられるなんて贅沢の極み…。

ご飯は特盛なのですが本当にめちゃくちゃ量があってぎゅっと詰められている。大飯食らいも大満足な量だ。

早速イカ盛り丼から…。

突然箸が折れますた…!!

いやぁ、それにしてもイカも甘くて美味しい!

続いて海鮮丼もいただきましたがどのネタも美味しくてあっという間に完食!

540円とは思えないクオリティーでした。この値段とクオリティーなら毎週食べられますし、家族で回転寿司に行くならこっちの方が安上がりで済みそう。

メニューもかなり豊富なので選ぶ楽しみもありますね。

これはしばらく通うことになりそうです!!

石巻の大満足なテイクアウト海鮮丼ごちそうさま!!

【孤独飯】デカ盛り!久美食堂の唐揚げ定食!

早朝5時に起きて職場へ向かい1日労働に勤しみ人生の1ページとしてはだいぶ余白がある日々を過ごしていた。

平日は朝も昼も夜も質素な物を食べている。犬や猫と何ら変わらない食生活だ。そうまでして倹約に励まないと私の薄っぺらい財布など猫のくしゃみにさえも吹き飛ばされてしまう。

普段は納豆ご飯→卵かけご飯→キムチご飯→納豆ご飯というエンドレスループで週に一度だけカレーを食べる。そして日曜日はラーメンだ。

普段からラーメンを食べているとどうしても感動が薄れてしまう。平日は麺断ちをして欲求不満を蓄積しておく必要がある。

カップ麺は高級だから食べない。

だがこの日はやけに腹が減っていた。まるでブラックホールのように無限に食べ物を吸い込めそうな気分だ。

とにかく腹一杯食べられる店…あそこだ!

と、やたらに渋滞する利府街道を走り仙台へと向かう。

私は免許取得以来右折が苦手だ。信号機が変わらないと絶対に曲がれない。私の人生は左折を繰り返してきたのだ。

こうして辿り着いたのが

『(有)久美食堂』さんです。

もう仙台市民なら説明不要と思われるかもしれないが、有名なデカ盛りの店として有名である。

かつて宮城にはデカ盛りの店というと八木山の佐々久、石巻の3A食堂、そしてこの久美食堂が名を連ねていたが佐々久と3A食堂は店主が高齢につき引退されてしまい伝説と化した。

今でも佐々久のザーカイ天定食は思い出深い方もいらっしゃるのではないだろうか?

久美食堂は狭い通りに位置してあり、その名は知るが一度も行ったことがない人も多いと思われる。

初見にてカツ丼の大盛りを頼んでしまい挫折を味わう人もいるだろう。

私が店に到着したのは18時50分だ。もうそろそろラストオーダーとなる。待ちは二人。一応店に入れば注文を受け付けてくれるから安心だ。でも店の中は若者で賑わっている。なかなか回転が悪い。

そりゃあそうだろう。みんな力士にでもなるのか?と思うくらいの飯の量だ。あれをちゃっちゃと食え!なんて酷でしかない。

だが、10分程度の待ちで着席することが出来た。

久美食堂といえばチャーハンなのだが、夜までチャーハンがあることが稀だ。というのもご飯は定食用とチャーハン用と分けて炊くこだわりようなのだ。昼前にチャーハンが無くなることもある。

ここで私がチャーハンを頼むと「すいません、無くなってしまったんです」とお店の人に断られてしまうのは大幅な時間ロスだしモチベーション的にも良くない。ここはストレートにお店に来る前に決めていたメニューを注文する。

「唐揚げ定食で!」唐揚げ定食では鉄板だ。迷ったらこれにしておけば間違いはない。カレーも捨てがたかったが隣の席の兄ちゃんがスプーンを持ったまま遠い目をして固まっていた。

皿を見るとルーが無くなり申し訳程度にご飯に付いてるだけになっていた。これは初心者がよくやるミスだ。最初の勢いに任せてカレールーを多めに食べてしまったがためにご飯が余るやつだ。チャーハンはどこから食べてもチャーハンだがカレーはルーが無くなればただの大ライスでしかない。

待っている間ブログの編集でもするかと思ったが久美食堂は他の客の様子を観察するのも楽しい。特に初心者は配膳された直後のリアクションがわかりやすい。

「え…マジで!?」と目がそう言ってるのがわかる。

10分ほど待って配膳された!意外と早い!

もう無理だwwwご飯の量が半端ねぇ!!

それに加えて唐揚げが…一つ二つ三つ…全力10個だ。

とりあえず食わねばなるまい。これで普通盛りか…大盛りってどんなんだ?

なかなかよい色の唐揚げ。香りも良い。

一つ一つはそんなに大きくはないので食べやすい。衣は薄くパリッパリの食感。中はアツアツジューシー!噛み合わせが悪いと歯茎を傷付けそうだ。意外にも味は薄味である。ちょっと大量のご飯をかきこむにはインパクトが薄いような気がする。

野菜もたっぷりだ。美味しい唐揚げだけど揚げ物とちょっと疎遠になりつつあるお年頃なので半分ほど食べたら油にちょっと苦戦している。ひじょ~にヤバい展開だ。隣の兄ちゃんはというとまだスプーンを持ったまま固まっている。彼は今過去の自分と向き合っているのかもしれない。きっとこの30分くらい前は「この店俺で今日の営業終了だから!」とカツカレーを注文したに違いない。その残骸から察するに白いご飯が残っているところにカツがあったのだろう。

私はとりあえず胡椒をかけて醤油を一滴しして味変を試みる。美味しいんだけど3個食べた辺りから油が口の中を支配して油の味しかしなくなっていたのだ。

豆腐に救援を求めるが小さいのですぐに無くなった。続いてお新香も然り…。お味噌汁は最後まで残しておかねばならぬ。最終手段として猫まんまにして流し込むからだ。

今は全力を以てして唐揚げを食わねばならぬ!残すなど言語道断!鶏のために私は食う!!彼らの命は私の血肉となり共に生き続けるのだ。

唐揚げ→飯→唐揚げ→飯→唐揚げ→飯と交互に食べ進める。

野菜は最後に口の中をさっぱりさせるために残しておく。

生まれた時からどんぶり飯と頭の中で半田屋のおかっぱの女の子が小躍りしていた。はっきり言っておっさんになってからどんぶり飯はきつい。

でも久美食堂の米は美味い!炊き加減が絶妙なのだ。でも量が規格外なのだ。この物価上昇でコンビニも底上げ弁当で「さらに美味しくなりました!」なんて誤魔化して売ってるのにこの店は決してブレない!!うちはデカ盛りでやってんだ!腹ペコを仙台からなくすためにやってんだ!という粋な気合いを感じる。この店の近くに相撲部屋があれば仙台出身の関取が一人や二人生まれていたかもしれない。

20分で完食!!ズボンのバックルがはち切れそうだ。隣の兄ちゃんはすでに食べることを諦め退席していたがテーブルに残された元カツカレーライスだった大ライスが残されていた。丁寧に置かれたスプーンがなんとなく寂しさを醸し出していた。まるで駐車場に整然と並べ置き去られた靴のようだ。

私の腹はもう限界。帰りの車の燃費はかなり悪化するかもしれない。

仙台の夜を堪能しつつ帰路についたのだった。

久美食堂はどんな腹ペコも千円以下で大満足させてくれる名店です。

【ラーメン】らーめん奉蘭のG風ラーメン

日曜日。世間的には三連休らしい…。

さ、三連休だと…?

超ド底辺奴隷労働者の私には三連休なんて一年に片手で数えられるくらいしかない。インフルエンザにでもかからない限り連休なんてあり得ないのだ。

窓を見ると気持ちの良い青空が広がっていた、

なんとも行楽日和なのだがオミクロン株が蔓延してるのでここは自粛するしかない。

でも、家には飯がない。

朝にはのんびりNHKを視聴して日曜日の朝を実感していた。日曜日っていいよなぁ…。

昼に近づいてきたので出掛けることにした。気になっている石巻のお店に行こう。

高規格道路をビュンビュン追い越され向かったのは石巻の中里地区から少し牧山方面に向かったところにある

『らーめん奉蘭』さんです。

パークイン石巻というホテルの一階に入っている店舗です。非常に目立つ建物ではあるのですがなかなかここには来ないのではないかという立地です。

店に入るとすぐに券売機があるので、そちらで食券を購入。こちらは事前に調べてきたので、迷うことなく購入。

注文したのはG風ラーメンです。

味が濃すぎる場合に調整スープがあるようです。優しいな。

気が付けば昼前だというのに満席!!結構辺鄙な場所にあるのに人気なようだ。

元々は女川で営業されていたようだ。

さて、少し待ったのち配膳されました。

着ドーン!!おお!まさにG風だ。

あえてG系ではないのか…野菜増しは出来ないようだ。にんにくはトッピング可能!

スープは背脂浮いてる乳化していないタイプ。

一口…うむむ!G系みたいにドギツイ塩分ではないぞ!?これは角が立ってなくてマイルドだ。優しい味わいだな。意外にもいける!

麺はワシワシ系の極太麺。かと思いきやモッチモチの麺だ。これは美味いなぁ。食感は玉子麺に近い。

肉がデカイ!!引き上げたらその大きさに驚いてしまった!ごろっとしている。まるで岩だ!!

箸でも切れる柔らかさで歯に優しいな。歯が無くても歯茎で食えそうだ。

野菜は多くはないが十分にボリュームがある。

少しモヤシに酸味を感じる。だがこの酸味が上手くスープと調和しており、こってりながら爽やかな味わいに落ち着いている。

もっちり太麺は私の好みだ。腹が空いてるとがっつりいける。

空っぽだった胃袋に流れ込んでいく。開店休業状態だった胃袋が驚いててんやわんやだろう。

ここ最近遠のいていたがっつりラーメンの消化の仕方を忘れてしまったのかもしれない。

最後まで美味しく食べることができました。

あえてG系ではなくG風!スポーツではなくスポーティー!

ここは他のメニューも食べたくなりました。次回は王道の中華そばでいきたいね!

ごちそうさま♪また来ようっと♪

【 ラーメン 】ノスタルジーな きむら食堂 のラーメン

松島町にある昭和レトロな食堂 きむら食堂 でノスタルジーなラーメンを食べてきました!

正月にも関わらず正月らしいものを食べなかった。

例えば餅だ。

私は餅があまり好きではない。自分から買って食べた記憶はない。親戚の家に行って出されて致し方なく食べることはあるが自ら進んで食べることはない。

なぜか?

死のリスクが高いからだ!

私は安全第一主義であり、食べ物で死にたくないと思う。

死因が餅を喉に詰まらせてではなんのために生まれてきたのか全くわからなくなる。運命というものを全否定してしまうのだ。運命だとしても餅を食って死ぬのが運命ならこれほど残酷なことはあるまい。

腹を空かして町に繰り出す。

とりあえず休み期間中は大行列の人気店は避けたい。待つ時間が勿体ないしサッと食ってシャッと出たいのだ。

そして私はあの店に行くことにした。

松島町の高城町にある

『 きむら食堂 』さんです。

ここは日曜日が定休日なので結構ハードルが高いのだ。来たくても来れない店なのだ。

この店との付き合いは長くて初めて来てから33年目になる。

その時から食べ続けたラーメンを注文した。

駐車場は完備されているが満車の場合は近くに町営駐車場があり無料で停められるので安心だ。

店に入った時に一組の客がいたが少し何か揉めていた。

牡蠣(かき)丼がどうとか…。牡蠣丼目的に来たようだが店で在庫が切れてしまい提供に時間がかかると説明している。

牡蠣は管理が難しく回転しないとすぐに鮮度が落ちてしまうので読みが難しいのだ。

松島は牡蠣で有名だが町民はほとんど口にすることはない。

結局牡蠣丼が食べられないとわかると客はそのまま出ていってしまった。

うーむ、これは残念だ。牡蠣丼よりも美味いものがこの店にあるのに…。

33年前からほぼ変わらない店内。

先代の親父さんから全く変わってないのだ。なんかあの頃に戻った気がするな。お年玉でよく食べたのだ。私のラーメン人生はこの店から始まったと言っても過言ではない。

今にして思えば親父さんに弟子入りしてあの味を継承すれば良かったのではないかと思うが全てが遅すぎた。

きむら食堂 ラーメン

ノスタルジーな気持ちに浸っていると着丼。

このビジュアル…懐かしいな。丼も変わらない。

きむら食堂 ラーメン スープ

スープは洗練された醤油スープ。透明なきつね色。親父さんの味とはまるで違うが…なんとも香りが良い。匂いに深みがある。塩分の角が立ってなくてほんのりとした甘味がある。砂糖や化学調味料の甘味ではなくキャベツや玉ねぎたかから出るようなやんわりとした甘味。

きむら食堂 ラーメン 麺

麺は黄色の中華麺。若干柔らかい。この柔らかさがスープの旨味と合わさり口当たりが非常に良い。

啜れば背中を丸めて夢中で食べたあの頃を思い出す。この温かいラーメンを食べてる時、幸せだったなぁ…。

きむら食堂 ラーメン チャーシュー

ここのチャーシューは小振りだけど筋張っており塩分高めで美味しい。いかにも中華そばのチャーシューって感じで好きだ。

硬いチャーシューが好きなんだよなぁ~♪

スープまで完飲!ごちそうさま!

ここのラーメンは美味しいと思う。全然目立たないメニューだが、ラーメンだけは塩竈ラーメン御三家に引けを取らない味だ。

今度はいつ来れるかわからないけど、ここのラーメンはいつも心の中に残っている。

そんなラーメンだ。

きむら食堂の情報はこちらを参照して下さいね。

【ラーメン】麺初め!支那そばやのかけらーめん大盛り+味玉

年明けから三日。私はやることやってのんびりしていた。

と言っても慢性寝不足でボーッとしていた。早く寝てスッキリ目覚めたいのにやることたくさんあって寝るのが遅くなってしまう。

さてさて、あれやこれやしている内にお昼に近付いていた。颯爽と車に乗り込み何を食べるか考えていた。

年明け三日目にして初外出だ!!

久しぶりに外の空気を吸ったのだ。

ふと思いついて高規格道路をビュンビュン飛ばした。ホリデードライバーが多いのでいつもよりも遅い。なのでガンガン追い越す。

そうしてたどり着いたのは…。

『支那そばや石巻』さんです。

麺初めです。今年初食べる麺です。いたものように駐車場に着くと何台か停まっていた。さすがは人気店である。

お正月はおせちの余り物をつついてると思いきやラーメンを食べにこんなにも訪れる人が…と思ったら目の前にあるプロミスのATMでお金を借りていく人もいた…なんだ、正月らしいな。

いろいろお金を使ってしまうからなぁ…。

んで、券売機でいつもの券を購入。

待ち時間はスマホの充電がギリギリだったために瞑想に耽る。瞑想は大事だ。目を開けている間日がな情報を入手していては脳が疲れてしまう。

そして開店!

時は来た!!

と立ち上がり席へと着席。とりあえずは着席した方が良いのだ。水は後から汲めばよろしいのだ。でないと後ろがつかえてしまうのでスマートではない。

一旦席に座り店内を見回す。うん、よい雰囲気だ。この店独特の空気感。いい意味での緊張感が漂っている。

しかし開店と同時に満席って嬉しいよね。それだけここのラーメンを愛しているお客さんがいるのだ。正月三が日からこんなに人が集まるラーメン屋が石巻にあるのが嬉しい。

もしかすると一昨年で無くなっていたかもしれないのに…そう思うと味を継承してくれた二代目店主さんには感謝しかない。

といろいろ考えていると

着ドーン!!うっほ!美味そう!いや、美味いんだけどね!!

もうね、湯気からして美味いんですよ!シンプルなかけらーめんを選んだのは 貧乏なの

麺とスープをストレートに味わうことが出来るからだ。もちろんすべての具が入っているオールスターでも美味しいに決まっている。

それでもスープと麺だけを味わう純な一杯を堪能したいのだ。

綺麗なスープ。こちらの醤油スープはとても優しい味わいで好きだ。

口に含むとふんわりと広がる香り…。塩分に頼らない洗練された風味…私もそれを感じることが出来るようになってきたかと我ながら感心しつつある。

ストレート細麺は喉ごしがとても爽快だ。よく噛むとフワッと小麦の香りを感じることが出来る。これがとても贅沢なのだ。

全粒粉入りで適度にスープを絡ませてくれるから箸が止まらなくなりますね。

最後の玉子割り。今日もトロッとプリッとしてますね!コクと甘味と大胆かつ繊細な味を堪能することが出来ます。

ここの味玉は別格で美味い!!

あっという間にスープまで飲み干した。

いやぁ、千円以内でこんなに幸せな気持ちになれるんだねぇ!本当に美味しかった!

美味しい店はたくさんあって甲乙付けがたいものだが、自分の感性や味覚の相性にとても合ってると思った。

年齢的に家系が厳しくなってきたせいもありますが…。

今年もきっとたくさん食べるだろうなぁ。その一杯一杯の感動を存分にお伝えできる語彙力を身に付けたいものです。

今年もよろしくお願いいたします!!

【ラーメン】食べ納メン!ファミリーレストランデリシャスの限定四川麻婆まぜそば

30日。

朝にラーメンショップ椿で朝ラーを堪能したあとに年賀状製作に入る。あれやこれやとデザインを吟味しつつ製作する。

時刻はすでに昼近い…何を食べるか?うーむ…どこも人だらけでなぁ…。

山奥で仙人みたいな生活をしてるとたくさんの人混みの中に入ると酔ってしまうのだ。

さて、あの店に向かうかと高規格道路をビュンビュン追い越されて到着したのは

『ファミリーレストランデリシャス』さんです。

が、駐車場は満車……時間は12時半…ピークだな。

ピーク時にお一人様でテーブルを占拠するのも気がひけるもの。ここは少し時間をずらすか…。

と向かったのは女川です!

今年は一番訪れた町。ウォーキング観光に…。あれ?でも一度も女川で何か食べた記憶がないな…?

すごく青い空。吸い込まれそう。とても気持ちがいい。結構人も歩いてる。

個人的にエモい景色。横断歩道の先は海…。

おかせいさんの海鮮自販機。最近話題になったよね。私的には蒸しホヤが気になる。女川と言えばホヤだ。

しかし自販機とは考えたな。夜中に無性にみりん干し食いてぇ!ってなった時にヒョイと買いに来れるよね!

私的にエモい駅。浦宿駅。

ホームから万石浦が見える。建設中の橋も展望できる。

いい、ひじょ~にイイ!!

さて、そろそろ時間だ。ピークも過ぎて落ち着いてきた頃か?

お店に着くと先程よりは車は少ないがやはり多い。

お店に入ると若干の待ち時間。それにしても入った瞬間から麻婆の匂いがする。空腹ではあるが苛立つことはなく余裕を持っている私。なぜなら…

連休だからだ!!

連休は私を豊かにする。そして私を救う。愛では腹は膨れないが連休あれば何でも食える!!

そう、私は覚悟を決めていたのだ。普段なら絶対に食べないであろうあのメニューを!

席が開いてようやくテーブルに着くと早速オーダーする。

とその瞬間!痛恨のミスをしてしまった!

メニュー名なんだっけ??

「四川、麻婆、まぜ…メン?」と傷付いたCDのようになって注文すると女将さんが

「四川麻婆まぜそば。限定の?」と言い直してくれた。うん、それそれそれwwwメンじゃなくてそばだった。

注文した安心感から店内を見渡す余裕ができた。

天井と壁の取り合いに鏡がつけられている。お洒落だなぁ…これによって圧迫感も軽減されており、広く明るく感じるわけだ。

「……んーと」

たぶんデリシャスの創業者の肖像画だろう(適当)。さすが中華料理が得意なだけあって身なりもよくビックリマンみたいな背景も…ん?

何か裏からはみ出てる!?あ、あれは…あの…アレだよね?詳しくは言えないがアレだな、うん。

とあれこれ見てる内に

着ドーン!!

ドーン!!美味そう!いや、美味いんだけどね!

……でも…ここにきて正直に話すと

私は辛いものが苦手なのだ!

辛いものを食べると高確率で翌日に体調を崩す。

1日を通してトイレの運転手になってしまうのだ。

だが今の私は無敵だ。無敵の人だ。だって連休だからな!!

まずは混ぜないで麺だけをいただこう。麺は平打ちのピロピロ麺。ピロピロというのは見た感じがピロピロしてるからピロピロっぽいから率直な感想だ。もう語彙力無さすぎて…。

山椒の香りが食欲をそそる。掃除機みたいにズルズル啜ると服が汚れるので馬みたいにモゴモゴと運び入れる。

モッチモチだ!!太い所と細い所、縮れている所と真っ直ぐな所でそれぞれ食感が変わるので面白い!!これは美味いのだ!

麻婆は辛そう…匂いがすでに辛みを帯びてる。大丈夫かなぁ。

この麻婆と麺、玉子の対比がまるで絵画のようだ。美しい。

今度はグッチャグチャに混ぜてから食べる。

口に入れると山椒の香りと共に麻婆のコクと旨味が口の中に広がると同時に麺の食感がそれらを演出する。

噛めば噛むほど…か、かか…

辛ーイッッッ!!

いや、これは辛いけど美味いのだ。辛みの中に甘味と酸味をほのかに感じる。それによって味の調和が取れている。辛いだけだと飽きてしまうけど、これは辛味のその先に感じるものがある。うまく表現はできないが、辛いもの好きも苦手な人も美味しく食べられる絶妙なバランス。

豆腐がゴロゴロと入っている。硬めで煮崩れしていない。これも嬉しいポイント。

辛旨~♪

でも唇がモウモウと燃えるようだ。めっちゃたらこ唇になっている気がする。思わず大洗でかねふくの明太子が食べられなかったことを思い出してしまった。

これはご飯が必須だったなぁ。ご飯と共に食べた最高だったと思う。とにかく私の両手は器と口の往復を繰り返す。ウォォォンまるで水飲み鳥だ。

辛いけど熱々のスープを飲む。

おんっ!?

ワカメの甘味を感じる!スープの出汁も感じる!辛いのに感じるのだ。このスープもよく出来てる。こんなに辛いものを食べてる最中だというのにきちんと味を感じるのだ。

あっという間に完食!よく食べたなぁ!?大晦日はトイレの運転手に従事することになるのだろうか?

まさに2021年の最後を締めくくるに相応しい一杯となりました。もう唇が炎上してるけど!

めちゃくちゃ口から火が漏れてるけど…お漏らしならぬお漏ら火。ホヒー!熱ヒーッ!心の中でヒーヒー言いながらお会計。

「いつも素敵なものを書いていただいて…」

はは…

バレてますやん!?www

こんな辺境のブログを読んでいただいているとは…!

そして、このブログが2021年最後の記事になります。

新世界ブログ立ち上げから三年。システム構築に二年半。本格運用から3ヶ月ですがよくぞここまで更新が続いたなぁと我ながら感心しております。

それもこれもこの新世界ブログに訪れてくれる…人もあまりいないのですがw

金にもならんのに根気よく書き続けた私の努力の賜物と美味しい飲食店様々です!!

今年は交通事故で大ケガをしまして行動範囲が限られてしまいましたが来年は体を治してたくさん旅をして面白い記事を書けるように頑張りたいと思います!!

そういうわけで、

皆様、よいお年を~!!

【ラーメン】食べ納めメン!支那そばや石巻の塩かけらーめん大盛り+味玉

日曜日。あまりの寒さに目を覚ました。

「さっむいなぁ…おい…」

部屋の温度計を見ると-1度。寒いわけだ…外気とほとんど変わらない。

布団から這い出て生まれたての小鹿のように震えながらズボンを穿くと軽くスクワットをやり体を適度に温める…はずが腰が痛いので温まるくらいに運動できるわけもなくリビングに降りていき、棚からレトルトカレーを取り出し鍋へと放り込んだ。朝カレーか…。

外は曇り空…微妙な天気だ。

頭を掻きながらブログの編集をしていると時計はお昼になろうとしていた。お腹も空いてきたな。

車に颯爽と乗り込みエンジンに火を灯す。高規格道路み向かうと一気に天候が崩れた。吹雪だ。

ワイパーゴムが古いからガタガタとビビる。

視界も悪いが何かにより私の21年落ち軽自動車は

ヒーターがあまり効かない!!

家も寒けりゃ車も寒い!!

車の中でも生まれたての小鹿のように震えながら高規格道路でビュンビュン追い越されて到着!

『支那そばや石巻』さんです。

食って食って書いて書いて書きまくったですね。もう何食食べたろう?数えてないや。

もうそろそろ常連の域ではないだろうか?

いつものように手指消毒して券売機の前に立つ。食べ納めは…もちろん…かけらーめん大盛りと味玉。

私の定番メニュー。

別に好き嫌いがあるわけではない。 貧乏なので

シンプルに麺とスープを味わいたいのだ。無論全ての具材は美味しいのだが、それ以上に麺とスープが美味いのだ。

支那そばやのスープは一口目は「あれ?薄味?」と思うかもしれないが食べ進めている内にいろいろな味を感じるようになってきて最後まで飽きずに食べることができるのだ。

一口目からガツンと来るスープもいいが、どこかで飽きがくる。

まぁ、私はバカ舌なので偉そうにラーメンを語ることはできないのだが…ここのスープと麺は美味しい!!

開店と同時に席へ着席。

とりあえず早めの食べ納めかな。休みに入ると私のお小遣いが破産してしまうので来月は生活苦になってしまうのだ。

二代目店主さんが麺上げを行っている。なんか不思議な気持ちになる。

味は受け継がれ、そしてまた新しい時代へと向かっているのだ。

よくぞこの味を受け継いでくれたものだ。おかげでこのお店に通い続ける常連達やこれから初めて食べることが出来るお客さん達が救われたわけだ。

寒くて吹雪いてる日でも駐車場が満車になるくらいの人達が来るのだ!!本当に凄い!!

こんな日はこたつに入ってみかんでも食べながらテレビ観てた方がいいじゃない?それでも食べに来るんだよ!

私は嬉しくなりながら待つ。

着ドーン!!美味そう~♪

まずは香りを楽しむ。フガ…いい香りだ。

美しいスープ。透き通ってる。目を瞑って飲むと舌の先に熱を感じるのと同時に鼻腔に突き抜けるいい匂いがたまらない。

思わず漏れるため息。私がゴジラじゃなくてよかった!と思う瞬間だ。

麺は細麺ストレートなのにスープを適度に絡ませてくれる。小麦の香りをほのかに感じつつスープの複雑な旨味が合わさり口の中に広がる。私がリスでなくてよかった!と思う瞬間だ。

思えば私がこの店の存在を知ったのは遥か昔のこと。当時はTOKIOの『ガチンコ!』 という番組があって、そ中で『ラーメン道』という企画がありその講師役に佐野実氏が抜擢されたのだった。

番組の中では不味けりゃ寸胴をぶちまけるという暴挙を繰り返し私の中ではただの怖いおっちゃんだったのだ。

あれから何年も過ぎてこの支那そばやに通いつめるくらいになるとは思わなかった。

さて、そろそろ終盤レンゲの上で味玉を割る。

プリッ!トロッ!うわっ!最高やん!

こりゃあ、スイーツだろぉ~♪

白身にはきちんと味が沁みて、黄身は濃厚でクリーミィーな味。ねっとりと舌に絡み付く味がまるで熱いアイスクリームを食べているようだ。

全てを平らげてごちそうさま♪

美味しい2021年いただきました~♪

本当にたくさん食べた!!来年もたくさん食べますよ~♪

【ラーメン】支那そばや石巻のかけらーめん大盛と味玉

日曜日。

ブルーな目覚めとなったが私の日常はいつもと変わらない。猫に餌をやり、私も質素な朝食を摂る。なんかなぁ…やりきれないよ。

録画していた『勇者ヨシヒコと魔王の城』を鑑賞する。はは…こういう下らないのっていいよな。

気が付いたら時間はすでに昼に迫っていた。ここ数日事故によって負った怪我がひどく疼き移動が制限されていた。

今日もなるべくなら動きたくない…でも腹が減った。我が家には食材があまりない。あるのは『うどん』 だけだ。

昨夜はうどんを食べた。その前の晩もうどんを食べてその前の日は朝からうどんだった。

この調子でいくと年越しもうどんだ。

蕎麦を食べて細く長く生きたいものだが、白石温麺みたいに細く短い人生かもしれない。

ならば今日は食わねばなるまい!と向かったのは

『支那そばや石巻』さんです。

私のブログでは最多出演記録です。このブログも支那そばや日記にするかと思うくらい記事に出てる。

駐車場に到着するとすでに待っている人がいた。嬉しいねぇ。この味を求めてやってくるのだ。私もその一人。

いつものように券売機にて食券を買い開店まで待つ。

そして開店と同時に大体いつもの席につく。

とても静かな空間だ。二代目店主さんが麺上げをする音だけが聞こえる。

オペレーションから調理に至るまで見事なチームワークだと思う。このお店に来て一度たりとも不快な思いをしたことがない。

不快な思いとは例えば~客の前で新人を怒鳴るとか罵るとか。リアルにあったのがバイトの子を店長が足蹴にしている光景も見たことがある。

そういう場所で飯を食うのは非常に気まずいものだ。

あとは店員同士の私語が多いのも嫌だなぁ。バイトの女の子とずっと喋っているおっさん店員とか。

私にも少し喋らせろ!…ってそれは違うか。

あっという間に着ドーン!!うっは…もう美味そう♪かけらーめんはビジュアルがシンプルだけど葱の緑が映えて美味しそうに見える!

いや、

美味しいんだけどね!

二代目店主さんからワンタンいただきました~♪ありがとうございます~!!こちらのワンタンは皮がモッチモチで美味しいんですよね。

麺を持ち上げた瞬間に香りが一気に立ち上る。湯気がもうすでに美味い!!

この狐色のスープ…目を瞑って飲むととてつもない味の饗宴が舌に響き渡る。塩分に頼らない味わい。

スープを麺に絡ませ口に吸い込ませると…カァーッ!美味い!!すごく優しい味なんですよ。若い頃はこってりしてたり濃厚で塩っぱいものばかり好んでいた。

でも、年を取って老害になってから気づいたんじゃ…この優しさが必要だったのだと。若いときは今日が楽しければ良いと思っていたが、年を取ってから思ったんじゃ…。

今日よりも明日なんじゃ!!

すわっ!ちょっと明日は月曜日だから嫌じゃぃぁぁぁ…!!

味玉も美味しい。濃厚な黄身の味わいと出汁が沁みた白身が最高だ。

あっという間に完食!!

寒い日曜日も食べ終わる頃には汗だくになっていた。外に出た私は北斗の拳のケンシロウのようにムワァと湯気を オーラを出しながら駐車場に出て帰路についた。

今年もあと僅か。このまま何事もなく年末を迎えるといいな。

そして、ファイナルも来ようと思ったんじゃ!

【ラーメン】支那そばや石巻のかけらーめん大盛…あれ?麺が?

日曜日。

私は仕事は休みだったのだがDIYリフォームをしており一年ばかりかかっている。いつになったら終わるのだろうか…。

まぁ、3ヶ月ばかり動けなかったから実質7ヶ月程度なのだが雨の日以外はのんびり休めないと気持ちも落ち着かないものだ。

時計を見ると10時になろうとしていた。そろそろ出かけるか!!

ヤッターマンのように素早く着替えるとマシンに乗り込み高規格道路を走る。さすがは日曜日、普段は見ることがないクラシックカーなどが走っていく。まぁ…私のもクラシックカーなのだが…違う意味で。

みんな休日を満喫してるなぁ~…私は年間を通して日曜日しかお休みがないので羨ましく思えた。せめて美味しいものでも食べなきゃやってられん!

というわけで到着したのは

『支那そばや石巻』 さんです!

今年のMVPは私だろう。多分。

券売機の前に立ち何を食べるかな~♪前回は押し間違えたからここは慎重に…ポチっとな。

ここはいつものかけらーめん大盛+味玉です。

貧乏なので 全部美味しいんですが私はシンプルなかけらーめんが大好きです。

宮城県内で麺とスープだけを提供してくれる店はあるだろうか?まぁ、具抜きにしてほしいと懇願したらお値段はそのままでもやってくれるかもしれない。

レギュラーメニューの中にかけらーめんがあるのは自信の現れなのだ。

純粋に麺とスープだけを味わえる贅沢!!

待合室には続々と人が集まる。中には私と同様に毎週来ている方がおられるかもしれないが私は人の顔を覚えられないのでわからない。街中で会ったら倉木麻衣さんでもわからないかもしれないのだ。いや、さすがにそれはわかるだろう!?多分。ちなみに肉眼では見たことがないので実はCGではないかと思い始めている。

いつだったか女川に来てくれた時に行きたかったんだよ~!!

開店と同時にいつもの席に着席。なぜかいつも同じくらいの位置に座っている。

正面には師匠佐野実氏が厳しい眼を向けている。

そして二代目店主さんが同じような眼差しで麺上げを行っている。

殆ど待たずに

着ドーン!!なんて美しいビジュアルなんだ…!写真だけでも美味しそうじゃないですか!?この香り…たまらないですねぇ。日曜日はこれが食べられるから嬉しいんですよ。

一週間頑張った自分へのご褒美♪

でもさ、仕事ってみんなこうして繋がってるんだねぇ。職種は違ってもこうして私は美味しいラーメンを食べて鋭気を養っていい仕事が出来るんだからお互い様なんだよなぁ。

名前も知らない多くの人達とすれ違うけど、知らないところで支え合ってるんだねぇ。

様々な食材から旨味を抽出したスープは綺麗な色をしている。

もし水戸黄門がこのらーめんを最初に食べたら諸国漫遊などしないであろう。ましてや八兵衛なんかは

「ご隠居!今週は醤油の週ですよ!」 とか言いながら意気揚々と歩いて通ったかもしれないのだ。

麺は全粒粉入りの細…んんんん!?なんかいつもと違うぞ?

あれ?全粒粉入ってない!?普通の細麺ストレート!?これは…一体…?

これはあれか、小麦の価格高騰のせいか!?

仕入れ価格の高騰で多くのラーメン屋が値上げに踏み切ってるそうな。ラーメンは庶民の食べ物であるがゆえ値上げには相当厳しい!

例えば2900円のサーロインステーキが50円値上げして2950円になったとしても大して上がった気がしない。

だがラーメンは厳しいのだ!

950円で出していたラーメンが1000円になっただけでも客足に大きな差が出るという。

海外で2000円くらいで提供されていても大人気だが日本で2000円というとフカヒレか黒毛和牛かウニかアワビが入ってないと高いと思われるのだ。

ついに支那そばやにもその波が来てしまったのか…そう思いながらも麺を啜る。うむむ、この麺はどこかで食べた記憶がある。この舌の上を滑って行くようなシルクタッチの麺…。

全粒粉入りの麺とはまた違う味わい。

食感はややコシがあって細麺ながら食べ応えがある。

だが香りが弱いかも。そのせいか少し味が変わったようにも思える。

この麺の感触…なんかノスタルジックな感じがするよ♪これはこれでなかなか!

お楽しみの玉子割り。今日も最高の出来!濃厚な黄身の味に思わず口角が上がる。

麺が変わっても美味い。

店主さんから聞いたら業者さんからおすすめされて試験的に導入してみた小麦だそうだ。ほほう、なるほど!そういうことか!

となるとかなり貴重な体験をしたのではないだろうか!

スープが同じでも麺が違うだけで味が微妙に変わるのだ。でも私は基本バカ舌なのであまり参考にならないかも…。

「元に戻します…」 と仰ってたのでこのままお蔵入りになるのだろうか。更なる味の探求は終わらないんですね。

いや、それにしても安定の美味さでした。

このまま年内最後まで食べますよ~!!

ごちそうさまでした!

店を出る頃には待合室の外まで並ぶ大盛況ぶりでした。

ファミリーレストランデリシャスの限定『普通のカツ丼』大盛り

それは至って普通!でもその普通とは極上とも言える!

土曜日。

私は悶々としていた。

金曜日の夜に飲酒運転らしき車と遭遇しチンチンタラタラ走ってたら営業時間に間に合わなくて食べられなかったデリシャス…。

おお、神よ、なぜにあなたはこんなにも私に試練を与えるのか?きっと乗り越えられる者にしか試練を与えないと聞いたことがあるラーメン。

というわけで今度こそはと車に乗り込み高規格道路をビュンビュン飛ばして向かったのは

『ファミリーレストランデリシャス』さんです。

今度は間に合いました!!とにかく腹が減ってどうにかなるものではない。

車から飛び降りると「うおーたぁー!」とヘレン・ケラーのように心の中で叫び猫背になって小走りになって店に突入する。

温かく迎えられると席に案内され努めて冷静に振る舞いつつ優雅に椅子に座った。一応メニューにチラ見するがもう既に決まっていた。

スタッフのお姉さんに

「普通のカツ丼大盛りで!(๑•̀д•́๑)キリッ」

とはやる気持ちを抑えながら注文する。注文を終えると安心して店内を見回す余裕が出来た。

店内は明るくて清潔感があって自宅のリビングみたいな雰囲気です。もっともにして私の家には照明にファンとかついてるオサレなものはないのだが、たぶん花輪くんとかスネ夫とかの家には付いてるだろうなぁ~。

テーブルも綺麗に拭き上げられている。とても気持ちがいい。我が家は猫の毛だらけだからなぁ…。

サクサクの衣にトロトロの卵がすでに普通以上!つまりそれは!?

そして遂にお待ちかねのカツ丼が

着ドーン!!でかーい!!

いやぁ、もう思わず笑っちゃう盛りですな。しかもとても良い香り…!割り下はラーメンスープを使ってるらしいんですよ。

まずは味噌汁で口を潤して…アチャチャチャチャ!!ホァッチャアーッ!!

味噌汁が超激熱!!(笑)

この卵のとき具合が絶妙なんですよ!白身と黄身がこうバランスよく振り分けられてて半熟具合もとても良くて食感に大きな変化が付けられている。

これによってどこから食べるかによって味と食感の変化が楽しめるのだ。これが最後まで飽きずに食べられる隠し技なのかもしれない!!と勝手に考察してみる。

私のような凡人にとっては極上のカツ丼なのにデリシャスにとっては普通なのだ。

肉厚なカツとご飯の相性抜群!たまらない!

お肉は柔らかめ。でも衣に若干の揚げ感が残っててサクッという歯応えが香ばしさを引き立てる。

ご飯も味がしみ込んでて美味しい~♪そしてこの量!!いくら食べても無くならない幸せ。この米の炊き加減もいい。出汁が染み込んでるけど柔らかくなることなくきちんとお米の形を崩さずにいる。

カツ丼というと昭和の刑事ドラマなんかでは犯人に自供させるために使うマル秘アイテムだが、ここまで美味しかったらどんな凶悪犯でも簡単に自供してしまうのではないだろうか?

ちなみに取調室でカツ丼はフィクションらしい。なんでも取調室でカツ丼を食わせることは~その、犯行を~、えーと、まぁ、詳しいことは各自調べてほしい。

最後は丼を持ってかきこむようにして食べる。一応レンゲが添えられているのだがあえてそれを使わずにかきこむのだ。

そして、味噌汁を飲んで

あぢゃあーっ!!まだ味噌汁がアツイ!!(笑)

食べ終えた余韻も素晴らしさ…。

味噌汁を飲みながら余韻に浸る。あー、食べたなぁ。本当に満足しました。このカツ丼も月曜日で終わりだそうだ。

次はどんな限定が来るのだろうか?などと期待をしつつ箸を置いた。

ごちそうさまでした!!

クリスマスうまい棒貰いました~♪

ファミリーレストランデリシャスの店舗情報

住所:〒986-0861 宮城県石巻市蛇田新下沼32−5

電話番号:0225-93-0163

駐車場:店舗前に広い駐車場あり

営業時間:昼11時〜14時45分 夜17時〜20時

定休日:毎週火曜日

注文方式:着席のち対面での注文。呼び出しベルあり。

デリシャスの公式ホームページ

【寿司】かっぱ寿司のマグロとかエビとかなんとかいろいろ!

金曜日。

私は悩んでいた。何を食べるか?普段はササッと食べてスっと寝る生活をしている。

だが今週はチートウィークなのでたくさん食べたいと思っているのだ。冬に向けてお肉を身に付けておきたい。いわゆる

ミートテックってやつだ。

うーん…だが特にこれと言って食べたいものは思いつかない。というか食べたいものがあり過ぎて絞りきれないのだ。

人間には三大欲というものがあり食欲、性欲、睡眠欲、金銭欲、休日欲、変身欲、毛髪欲…あれ?いっぱいあるわ!?

まぁ、とにかく食欲は生きることに直結するので大切なものです。

迷った時はあそこだな!

で、高規格道路をビュンビュン追い越されて向かうはずがちょっとガソリンがギリギリかもしれない…高規格道路を飛ばせばあっという間に無くなって路上でガス欠なんて恐ろしいことになってしまうので下道で行くことに。

まぁ、時間はある。余裕で間に合うはずだ。

腹をギュルギュルいわせながら下道を走ると目の前に不審な動きをする車が走っている。

うむむ…?フラフラと動いてはセンターラインを踏んでブレーキ。対向車が来る度にブレーキ。あっち行ったりこっち行ったりとかなり危ない運転だ。田舎道だからか結構飛ばす車も多いのだがこの車は時速30km…遅すぎね?

原付バイクよりも遅い…、これじゃ間に合わねぇ…!

いや、これ、飲酒運転じゃね?明らかに変な動きだ。これは通報すべきか?でも飲酒運転じゃなくてただの下手くそだったら?

それよりも腹減ってそれどころじゃない!ここで足止めされたら餓死する自信ある。追い越すか?とセンターラインをみたら黄色だよ~…さすがに夜でもイエローカットするわけにもいかない。

たまたま追い越したらたまたま警察がいてたまたま捕まるもんだ。

トコトコフラフラ走行の後ろをついてたどり着いたのは

『ファミリーレストランデリシャス』さんですが…

営業終了されてました!!

予想よりも3倍の時間を要したので仕方がないです。

間に合わなかったかぁ~…。真っ暗になった看板を見て車内で項垂れた…ここまで来て何を食ったら?

最寄りのびっくりドンキーかなぁ…ん~。

そういえばそろそろブリの季節かぁ。

何故か突拍子もなくブリが頭に浮かんだ。そうだ!かっぱ寿司に行こう!!

というわけでかっぱ寿司へ行きました。

久しぶりのお寿司!

入口の受付機で番号札を取りカウンターへ座る。

タッチパネルで注文。

スターティングメンバーの紹介です!

レギュラーはもちろんマグロ!不動のエースは決して揺るがないッッッ!

そしてびんとろ!とえんがわ、そして寒ブリです!

…それにしても…小っせぇなぁ…。こんなに小さかったっけ?•́ω•̀)?

出された飯に対してグダグダ言いたくはないけど、ちょっと不満がある。

かっぱ寿司の本気シャリとかあるけど

小さいのが大きな不満です!!

税込110円の寿司に対して高尚なものを求めているわけではないけどこれじゃいくら食べてもお腹いっぱいにはならないだろうなぁ…。

マグロ、エビ、イカ、タコと流れていく。

でもこんな安価で寿司が食べられるなんていい時代になったなぁ。当然厨房なんかは見えないようになっているがてんやわんやだったりするのだろうけど。

サーモンとブリ。ここまで食べて薄々勘づいてきたが…これってお腹いっぱいになる前に財布の中身が無くなるのではないかと?

ちょっと待てよ…もう12月だぞ。いろいろとお金が必要になる。クリスマスに…いや、特に何かすることもないか…ぼっちだし。ゆく年くる年紅白歌合戦…に正月に…いや、あんまりお金使わないな。使うにしたって神社に賽銭投げて世界平和を祈るくらいだ。

そもそも使える現金がそんなに無いが来年早々住民税の支払いと健康保険、確定申告に所得税、国民年金前納というお支払い祭りが始まるわけだ。

税金を払わねば国から消されてしまう。もしドラゴンボールを7つ集めることが出来たら宇宙の帝王になって税金なんて納めなくていい身分になりたい。

それにしてもこの明太マヨとサラダ軍艦は美味しいですねぇ!

私の回転寿司最高記録は53皿です。まだ若くてバリバリだった頃は月のお小遣いを全て飲食につぎ込むくらい大食漢でした。

なのでこの辺でお開きにしました。この調子だと50皿食べてもお腹いっぱいにはならないなぁ。

でも小さい分たくさんの種類が食べられるのでこれはこれで楽しめますねぇ。もっと稼ぎが良くなったら100皿にチャレンジしたいですね!

かっぱ寿司は食のエンターテインメントです!