カテゴリー: ラーメン食べ歩記

【ラーメン】ドライブインみしまのラーメン大盛り

労働に明け暮れていた。こんなに天気がいいのに仕事とはなんの因果なのか。

働けど働けど我が暮らしは楽にならざるってな。昼食は何にするか迷っていたらドライブインみしまが目の前に…悩む余地もなくそのまま駐車場に吸い込まれるように入っていた。

ここはダールラーメンが有名なのだが私は今だここの普通のラーメンを食べたことがない。

どうしてもここまで来たのだからと1番人気のダールラーメンを選択してしまう。では今回は普通のラーメンを頼んでみようと思ったのだ。

の店の実力を知るには普通のラーメンを食べればわかる。わかるのだが既にダールラーメンを食べているので実力も何もない。

この店の実力は本物だ!

さすがは昼時、駐車場は車がたくさん…並ぶのかなぁ…。入るとすぐに席に通されました。まぁ、苦手な座敷席だけどこの際黙って座った方が早く飯にありつけるってもんだ。実は膝が良くなくて地べたに座るのがダメなんだよねぇ…。

早速美人なお姉さんスタッフに迷うことなくラーメン大盛りをオーダーしました。この大盛りラーメンが食べられればジャンボラーメンの攻略が可能なはずだ。

そう、これはジャンボラーメ挑戦への前哨戦なのだ!

ジャンボラーメンといえば群馬県伊勢崎市にあるラーメン桐生にてスタミナラーメンを2回オーダーして2回とも残すという屈辱を味わっている。あの量はとんでもないものだ。

かなり混雑していたにも関わらず10分ほどで着丼!

ごくオーソドックスなラーメン。いかにもベスト・オブ・ラーメンって感じだな。
麺はたまご麺。ツルツルの食感が特徴的。昔のラーメンというとこの黄色いたまご麺だよなぁ。
スープは魚介の香りがする。ほんのり塩分強めなスープだがガテン系にはちょうど良い。これもまたいかにもラーメンな感じの王道スープ。

子供の頃はみんな一度は食べたことがある味だと言える。

麺を啜るとあとから仄かに苦いような香りがする。これは決して不快なものではなくものすごく懐かしい匂いだ。まだドライブインが各地にあった頃に立ち寄って家族で食べた味だと思い出させる。

ああ、そうなんだ。すごくノスタルジーな味がする。

チャーシューもまた昔よく食べたような素朴な味わい。もうちょっと歯応えが欲しいところだがこのスープには程よく合っている。

他の具はメンマ、ナルト、ネギ、海苔、ワカメという最強の布陣。まあ、ワカメは自己主張が強いから蛇足感は否めないが好きな人は好きだろうな。とにかく見た目は豪華だ。値段相応といった感じだが大盛りだと丼の中に麺がぎっしり詰まってて見た目よりもボリューミーだ。

空腹でもたちまち腹が膨れてしまった。

ドライブインみしまのラーメンはダールラーメンに隠れてしまって存在感が薄いがきちんとした昔懐かしいドライブインのラーメンでした。

次はジャンボラーメンに挑戦だ!!

【ラーメン】支那そばや石巻の塩かけらーめん

超ド底辺労働者にとって日曜日はダイヤモンドだ。家の雨漏りをDIYで補修し朝食を摂るのを忘れていた私はすこぶる空腹に喘いでいた。

秋空を飛び回るカメムシすら美味しそうに見える……わけもなく今年もあの悪臭に悩まされるのかと辟易していた。さて、時間も時間だし朝食兼昼食を食べに行くかと向かうは石巻。

高規格道路をビュンビュン追い越されて到着。何気に自宅から40分ほどかかる。私の現在の腰の塩梅ではギリギリの距離。交通事故に遭う前は青森だって行けたのに今は群馬ですらナウル共和国くらいに遠く感じる。

さて、駐車場には…ぬぉっ!?開店前だというのに結構な数が…!?既に待合室はいっぱいで外まで溢れている。うむむ…並ぶのか…だがこちらのお店は客の回転が早いので悩むことはない。待ちながらブログの編集をしている内に…と食券を買ったらすぐに店内へ通され席へと颯爽と座る。既にいい匂いが鼻を刺激している。

時計を見るといつもより開店が早い…。もうラーメンを食べているお客様がいる。

二代目店主さんの仕事ぶりは見事なものでとにかく調理が早い!湯切りがシャアァァァッと気持ちがいい。そしてサポートするスタッフもまた無駄がなく連携が取れている。オペレーションも良い。だから並んでいてもさほど待つことなく食べることができるのだ。

メニューはこんな感じ。週替わりで塩と醤油が入れ替わるシステム。実にこれが面白くて醤油を食べると塩が食べたくなり、塩を食べると醤油が食べたくなる。このエンドレスループだ。

塩かけらーめん大盛り+味たま。

おお…綺麗だ。

キラキラと輝いている。まるで風の谷のナウシカの最後のシーンみたいな。ランララランランラン♪って写真からも香りが漂ってきそうだ。

麺は全粒粉入りのストレート細麺。最高のスープと味わえるなんて贅沢の極み。パツンと切れる絶妙な食感を味わえる。細いながらも噛むと小麦の香りが感じられて全粒粉のくすぐったい舌触りが爽快だ。

そうしたらいつもと違う雰囲気が…うむむ、子供がギャン泣きしている。子連れとは珍しいな。

創業者である佐野実氏は店内での私語は禁止したとか噂がある。もちろんうるさい子供(大人も)がいたら即『もう帰っていいよ!』と追い返したという逸話もあるくらいだ。

だが子供は泣くのが仕事。誰も不快な顔をするわけでもなく夢中でラーメンを啜っている。子連れだから来るなというのは酷なもの。誰だって美味しいラーメンを食べたいじゃないか。お母さんらしき女性は気まずそうだったがいやいや気にすることない。また食べにおいでよ。きっと子供は睨みをきかせている佐野実氏が怖かっただけかもしれない(笑)

でも佐野実氏はテレビの演出でやっていた部分もあって誤解も生んだんだよね。会ったことはないけどすごく優しい人だったと思う。ただ不器用なだけで。ラーメン職人でしたからね。

しかし、ラーメンを美味いと感じる感覚は子供の頃に食べた記憶によるところが大きいと思う。子供の時からこんなに美味しいラーメン食べてしまったら余程グルメになるに違いない。或いは未来の継承者に…!

見よ!この超綺麗なスープを!私のヘタレなスマホのカメラでさえもこの美しさだ。目を瞑り口に含むと一気にサーバーダウンしてしまうのでないかと思うくらいの旨味。塩分に頼らない甘みすら感じるスープ。1週間我慢した甲斐があったものだ…って金曜日にも食べてたわ。

さて、最後のお楽しみの味たまは…。

うおっ!?おぉぉおぉ!?こ、これは…!!

最高の出来映えじゃないですか!!この黄身の完全に茹で上がった部分と中心にかけて半熟でトロリとしている。

濃厚な黄身の味わいと白身に沁みた味がたまりませんな~。こりゃあ、スイーツだ!

スープを完飲してご馳走様♪

なんだろう…めちゃくちゃ充実してる気がする。孤独と引き換えに自由を満喫している。

とにかくこれでまた1週間頑張れる。またラーメンを食べるために節約に励もう!

【ラーメン】みそ漢の三十路!

仙台からの帰りに気になるお店があり立ち寄った。そこは仙台燕沢にある

『みそ漢』さんです。

以前こちらには『だいず』というつけ麺のお店が入っていた記憶があるのですがいつの間にか入れ替わってました。

ここの駐車場は店舗の脇にあるのですが結構な段差がある歩道を超えねばならないので難易度は非常に高いです!一応スロープが設置されているのですが…とんでもねぇ勾配で車高が高い車じゃないと難しいかも…。

さてお店に入るとすぐに右側に券売機があります。私はもう心に決めていたメニューがあるので小銭を投入してボタンを押しました。

やたら愛想の良い店長さんにお渡しして案内されるがままカウンター席に着席。

ふぅ、初めての店は緊張するのだ。周りをキョロキョロ見渡して初心者だと悟られないように背筋を伸ばしコップの水を飲んでいた。

店名の通り味噌ラーメンが得意なよう。具材が多いので値段は高くは感じない。ビジュアルは本当に美味しそう。

ほほう、結構な種類がありますね!どれも美味しそう~。

としている内に着ドーン!!って凄い量!!これが

『三十路』です。みそ味のG系ラーメンです。みそ味のG系というと黒松の『雷 』のセカンドインパクトが有名ですね!

もう1枚縦撮りでドーンッ!!オプションで麺量が選べますが私は300gにして野菜ニンニクマシにしました。

久しぶりのG系ラーメンです。いつ以来かなぁ?最後に食べたG系はビリーだった気がします。

野菜が凄くて“麺リフト”が出来ません…!少し野菜を食べて麺を救出!おお!?極太麺だ!!ワシワシ食べるやつですね。

さて一口…ふむふむ…おお!なんかボサボサ系かなと思ったらモチモチ…ムチムチしてました。ムチムチ系極太麺。固くてムチムチです。これがスープによく合う!

スープは濃厚な味噌味。でもマイルドな味噌味。G系はしょっぱいイメージでしたがきちんとした味がします。ん~なんか今まで食べたことがない味噌の味?意外と上品な味わい。これが麺と合わさって実に楽しい食感と味が口の中に広がりミュージカルでも開いてるのか?と思うような賑やかさ。

野菜はキャベツ多めのシャキシャキ食感。味噌ともやしって最高の組み合わせじゃないですか。濃厚なみそスープとの相性も抜群!容赦なく入れられた刻みニンニクと共に豊かなコクと旨みが口の中に広がり鼻から強烈なニンニク臭が抜けます。

このG系は美味しいですねぇ!ボリュームといい、味といい…クセになりそう。客も若い人達が多いので賑やかです。

他にも気になるメニューがあるのです。お腹は一杯になりましてとにかく満足の一杯でした。

スープが特徴的ですねぇ。ノーマルの味噌ラーメンで食べてみたくなりました。ちょっと今回は豪快にニンニクマシにしてしまったのでニンニク味が…。

オーナーさんはマッチョなイケメンさんでした。

ご馳走様!!また行こうっと♪

【ラーメン】支那そばや石巻の塩らーめん

今日は交通事故の怪我の通院日で仕事は休み。どちらにせよ台風16号の接近により宮城県内は大荒れとなっている。

超ド底辺労働者はこういう日に休めるのだ。…その代わり日曜日は無くなるがね…。

病院にて…

私「もう事故から5ヶ月なんですが…まだ治らないんですが…」

先生「ん~…まだ5ヶ月だからね」

私「え…まだ5ヶ月?」

先生「そんな簡単に治らないよ。交通事故の怪我はね、治ればいいけど治らない人もいるからね」

頼むぜ…この痛みが一生続いたら人生真っ暗やん。

病院を後にして雨に打たれ車に乗り込む。

(日曜日の休みは消滅したか…)

休みを返上して働いても代休は貰えないのに休んだ代わりの労働はあるという可哀想な私。せめてそんな自分を励まそうと思って向かったのは石巻にある支那そばや石巻です。

こちらはラーメンの鬼『佐野実』氏の弟子の店でして今はその味を継承した二代目店主が切り盛りして頑張っております。実は私は先代店主の時は数えられるくらいしか食べられなかったんですよね。

既に日曜日が定休日になっていた頃なのでほぼ無縁になってました。しかし、二代目店主が味を継承したことによって店は再び蘇り石巻界隈では盛り上がっております。

今週は塩の週です。週によって醤油と塩が切り替わるのです。私はどちらも大好きですね。

お店は大荒れの天気で平日にも関わらず多くのお客さんが訪れている。なんだろう、この安心感!!嬉しいね。

いつもなら『かけらーめん』なのですが今日は豪華に普通の『らーめん大盛り』にしました。

最高のビジュアルですね!写真からもいい匂いがしそうな…。

麺は醤油の時と比べ細さと固さが違う気がする。醤油は若干柔らかい舌触りだが塩はパツンと噛み切れる印象。この僅かな食感の違いもスープとの相性に計算されているというのか。

とても綺麗なスープ…。とても柔らかい味。ふわっと香る様々な匂い。今日のスープも良い!

こうして今ラーメンを食べてるわけだが、それが何年も過ぎて、いつかはこの土地から離れて仕事するようになって、また戻ってきて食べることが出来たらきっと最高に美味しいだろうね。

持論だけどラーメンの味って“思い出”なんだよね。もちろん食材や調理法で味は変わるんだけど、結局一度や二度食べたくらいじゃ記憶の中には残らない。昔懐かしの~というキャッチがよく使われるのもそういうわけがあるのかもしれない。

だからこそ味を受け継ぐことはすごく難しいんだと思う。でも二代目店主が味を継承してくれて石巻からこの味が失われることはなかった。

それは奇跡のような出会いだったかもしれない。そしてコロナが蔓延する頃で大変だったかもしれない。それでもこうして美味しいラーメンを食べることが出来て私は幸せだと思うんです。

気付いたら丼が空っぽになってました。う、美味かった…。日常の嫌なことを全て忘れて夢中で食べたよ。そう、ラーメン食べてる時って頭の中は余計なことを考えてないんだよね。

明日のことを考えて不安になりながらラーメン食べるなんて無い。大した時間ではないが脳がリセットするには十分な時間ではないだろうか。

今日のラーメンも最にして高であると言わざるを得ない!!

ご馳走様!また来ようっと♪


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【ラーメン】レストランデリシャスの特製味噌ラーメン

石巻はラーメン激戦区だ。多種多様なラーメン屋が台頭している。だが比較的老舗も多く石巻市民のラーメン好きが伺い知れる。

石巻界隈で好まれるのはあっさり鶏ガラスープに極細縮れ麺のラーメン。よく言う『昔ながらの中華そば』だ。

大きな宣伝を掲げていない町中華の店に行くとよく遭遇するが今だハズレに当たったことは無い。

さて、腹が減った。一仕事を終えてぼんやり何を食べるか考えていた。

そうだ。あの店に行ってみよう!!

既に日が落ちて空が真っ暗になった頃に辿り着いたのはこれも昔からあるお店

『レストランデリシャス』さんです。

この昭和的な響きの名前といい年季の入った建物は歴史を感じますが中はとても広くて綺麗です。通されるがままテーブル席に着きます。

 

メニューを見るまでもなく心に決めていたものがあった。

『特製味噌ラーメン』である。このお店の人気メニューだ。震災前に食べたかなぁ~というくらい昔に来た。

ひっきりなしにお客さんが訪れて人気店なのがわかる。駐車場も広いので安心だ。

そういえば私は味噌ラーメンをあまり選ばないのだ。

なぜか?

味噌ラーメンって結構無難に美味しいじゃないですか?極論だけどお湯で味噌を溶いても美味しいのだ。だから味噌ラーメンは失敗したことが無い。味噌ラーメンを不味く作る方が難しいのではないか?とも思う。

だけど無難に美味しくともそのハードルは高い。本当に美味しい味噌ラーメンは信じられない美味さだ。店の個性が出やすいのも味噌ラーメンの特徴かな。

といろいろ考えているうちに着丼!!

味噌ラーメンって撮影するのが難しいのぅ…色合いがね。おや?なんか上にペースト状の何かが乗っかってますね?これは…

コーンペーストです。ほほう、これは珍しいですね。見た目的にも華やかで豪華な感じがします。

麺は平打ち太麺。これは好きな麺だ。味噌ラーメンによく合う。ピロピロした食感が美味しいんだよねぇ。

まずスープを一口…うむ…ほう…これは…。

ほんのりカツオ出汁?の香りがしますね!飲んだ後に喉の奥からふわりと舞い上がってきます。

気のせいかもしれませんが…。

これはちょっと初めての味噌ラーメンの味ですね。味噌のコクがあるのにとても爽やかだ。さて、麺はと言うと弾力のある黄色麺です。ビロピロの食感がたまりません。味噌スープによく合うね~。

これに上に乗っているコーンペーストを溶かすと…おお!コーンの甘みがより一層味噌スープの旨味を引き出すようだ。

具は野菜がたくさん!おお!キクラゲが入ってる!!これは嬉しいな。キクラゲ好きなんですよ。単体で食べると味も素っ気もないくせに脇役に徹すると超絶美味しくなるやつ。一人では目立たないけど、人を引き立ててくれる人っているよね。自己主張は弱いけど唯一無二の存在。

一杯でいろんな食感と味が楽しめて美味しいな。シャキシャキの野菜、コリコリのキクラゲ、プリプリの太麺、香りがいいスープに味変できるコーンペースト。

最後まで飽きさせない一杯です。


スープまで完飲!まぁ、どんなラーメンでも言えることですがスープまで飲むと体には良くないんですよね。どうして美味しいものばかり体に悪いのだろうか…。

最後の一滴まで美味しいスープでしたね。

他にもいろいろあったのでもっと食べてみたいな!また来ようっと!


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【ラーメン】支那そばや石巻のかけらーめん

先週は地獄だった。仕事たるものは段取りが大事である。段取りが出来ていれば技術的なものはなんとでもなる。心労がたたり体力も気力も底を尽きかけていた。

まだ眠気と倦怠感が残る体を起こし時計を見たら時刻は9時になろうとしていた。いつもなら5時に起きて活動しているのだがさすがに気力を消耗し過ぎていた。

身支度を済ませて朝食を取ることもなく車に乗り込んで向かったのは

『支那そばや石巻』さんです。

片道40分なので決して近くはないのだが毎週のように通っている。店に到着すると開店前にも関わらず多くのお客さんが訪れていた。いつもの光景に嬉しくなり食券を購入し風除室の椅子に腰かける。

この待っている時間でさえも非日常の一部だ。

開店と同時に奥から詰めて着席する。このらーめんを待つ高揚感がたまらない。このために1週間食費をケチってきたのだ。

今回注文したのは『かけらーめん大盛り+味玉』です。

もちろん普通のらーめんも好きなのだが

貧乏だから安いかけらーめんしか食べられない…

結構他の具材も主役級の美味さなのでいろいろ楽しめるのですがシンプルなものが好きなのです。

二代目店主さんの仕事ぶりは一切の無駄が無く次々とらーめんを完成させていく。

気持ちよく飲食するにあたってオペレーション、調理の連携はとても大事だ。例えば醤油ラーメンを注文したはずなのに味噌ラーメンが出てきた。或いはアレルギーがあってある食材を抜く必要があるのに出てきたなどが頻発すればいくら美味しくとも客は離れていく。

このお店はオペレーションも良い。なので行列が出来ていても回転が早い。客もまた会話をしながらダラダラと食べるのではなく、味にうなずきながら麺を夢中で啜り続ける。

よって意外と待ち時間は思ったほど長くはないのだ。

もう写真からもいい匂いがしてきそう…。こうして記事を編集してる今もまた食べたくなってしまう。

全粒粉入りの細麺ストレート。これがたまらんのですよ。口に運び入れた瞬間にスープの豊潤な香りが鼻腔に広がり歯と舌で味わう食感、そしてするりと喉を通り抜けていく喉越しは最高だ。これが麺がある限り味わえるのだ。

週に1回だけの超贅沢な瞬間だ。

麺を啜り、目を瞑り視覚を制限することによってよりその味と香りを強く感じることができる。

スープは塩分の角がない。丸いのだ。いや、柔らかいスープだ。全ての原料が融和して尖っていない。九条ねぎのアクセントがレンゲで飲む度に変化させていくので飽きることはない。

お楽しみの味玉。ここの味玉はとても味が染みてて黄身も濃厚な味わい。白身はプリプリで唇に優しい。今日はトロッとしていなかったのでスープに浸して食べました。スープとよく合いますな。

またもやスープまで完飲!!いやぁ…美味かった…。

例えば家系ラーメン、G系ラーメンに比べれば至って“普通の”ラーメンです。具材が分厚い肉とか爆盛り野菜とかそんなものはない。

だけど普通を究極なまでに昇華した結果、こんなに美味しい普通のラーメンが出来上がったのだ。

そしてこの味を今の時代に食べれてとても嬉しい。

ごちそうさまでした。また行こうっと♪


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【超絶悲報】麺遊喜…アレを辞める…!

仙台市銀杏町に腹ぺこさんを満足させるお店がある。

ラーメン屋であるはずなのにステーキがある店!!

『麺遊喜』さんです。

たった1100円で美味いステーキが食べられるということで若者に大人気のお店なのです。

ラーメンとステーキの二毛作で頑張ってるお店です。なんとここ!

お隣がステーキ屋さんなんだよね…。(共同経営とかではなく全く関係ない)

実は私はかなり前からひっそりお邪魔してるのですが毎回ステーキ定食を食べるんですね。ラーメン屋なのにステーキ食べるってねぇ。

親方も女将さんも相変わらず元気でコロナに負けずに頑張ってるんですが衝撃の一言が…

「来月からラーメン辞めるから…」

って、ええーっ!?ラーメンやめちゃうの!?ステーキ定食の影に隠れて存在感薄れていたけど、ラーメンも美味しいのになぁ…。

「だってステーキばかり出てラーメン出ないんだもの!」と女将さん…た、確かに…こうして私もステーキを食べているわけでして…。またこうして味が失われるなんて…ラーメン茶漬け無くなっちゃうんですか!?

ラーメンが無くなったら店名の麺遊喜の麺はどうなっちゃうの~?

無くなる前にラーメン食べておきたい!!と思ったが既に私の前にはステーキ…。

いや、このステーキねぇ、柔らかくて美味しいのよ!歯がなくても食べられるやわらかさ!確かにこれが目当てで来ちゃうよね!でもここのラーメンも美味しいのよ!!いつでも食べられると思ってたからステーキばっか食べていた!!

こういう形で味が失われていくのは寂しいです!でもみんなステーキばっか食べるから売れないラーメンは廃止にする気持ちもわかりますね。

って、あっ!?ステーキの写真撮り忘れました…焼きたてを早く食べたい気持ちが早り、と同時に衝撃の情報を知ってしまったがために夢中で食べてしまいました。

詳しくは個人的にググっていただくとして、ここのステーキは本当に美味しいです!でもね、ラーメンも美味しいのよ!!

麺遊喜さんがラーメンを辞める前に食べてみてはいかがでしょうか?

何となくこの流れは日産のスカイラインGT-RとフェアレディZのような関係の気がしますね。まぁ、フェアレディZは消えませんでしたが!!

まぁ、労力を考えたらステーキ定食1本でやるのも英断かもしれません。1000円でステーキが食べられるのは『やっぱりステーキ』ですが、仙台にはそれ以前から美味しいステーキを提供している麺遊喜さん。これからたくさんの腹ぺこさんを満たしてあげてほしいです!!

また食べに行こうっと♪(今度こそはブログ用の写真を撮影するのじゃ…)

【ラーメン】ドライブインみしまのダールラーメン

雨の土曜日。ゆったり休日を満喫していた。雨の日は何もする必要がないからガルパンをひたすら鑑賞していた。実に素晴らしいアニメだ。何も知らない人は鑑賞すらせずにギャーギャー騒ぐのだ。かつての私も観る前はガルパンおじさんを軽蔑していたものだ。

おん?もう昼になってしまう。腹が減ったなぁ…。労働してると朝から昼まで何億年もあるような気がするのにね。さて、重い腰を上げて向かったのは川崎町にある名店

『ドライブインみしま』さんです。

宮城県の国道286号線を山形方面に走っていくとみちのく杜の湖畔公園前にあるお店です。今どきドライブインという響きが良いですね。

こちらのお店はたまに来たくなるんですよねぇ。どのラーメンを食べてもハズレが無いです。

お店を訪れたのは14時近くなので他にお客様がいません。お店のスタッフはお昼休みだったようでタイミングが悪かったのですが快く案内されました。こちらのお店は接客でも定評があり、気持ちよく利用できますね。スタッフは美人揃いです!!

私が選んだのは~あのラーメンです。

これが噂のダールラーメンです!

簡単に言えば中華飯のラーメンバージョンです。ピリ辛でとても熱い餡掛けが美味しいんですよ。

うずらの卵二個!海老が二尾という豪華な具。餡掛けは熱々で野菜がたっぷりです!

麺は細麺ストレートでたまご麺ですね。私はたまご麺はあまり得意では無いのですが餡掛けにピッタリ合ってます。スルスルと入っていきますね。それにしてもピリ辛で熱い!額から汗が滲み出てきます。背中も凄いことになってきました。

汗がダラダラ…汗がダーラダーラ…だからダールラーメンって言うんだって!!そして、こちらのお店は普通のラーメンでも他のラーメン店の大盛りに相当する量です。

腹が減ってるからと大盛りにすると死にますwww

チャレンジメニューみたいな丼でくるので相当な覚悟が必要なのである。私は初見でダールラーメン大盛り+半ライスで死にかけました。自ら大盛りにしておいて残すのはご法度です!!己のプライドと人間としてのナントカを守るためにも頑張って食べました。あの頃は若かったので何とか完食出来ましたが今は無理だろうなぁ…。食費はかからなくなったけど一抹の寂しさを感じますね。

最後の楽しみにとっておいたうずらの卵です。これが二個もあるなんて嬉しいじゃないですか。今となってはやや希少なうずらの卵です。ゆっくり味わうとしましょう。おおぅ、美味い!!

スープまで完食です!!いやぁ、美味しかった~。実に食べ応えがあり、満足感も120%です。帰り際にスタッフさんの『気を付けてお帰り下さいね~』と優しいお気遣いに感動しつつ店を後にしました。

片道2時間かかるけど食べに来た甲斐がありました!!

ご馳走でした。また来ようっと♪

【ラーメン】支那そばやの塩かけラーメン

私は二連休だった。正確には仕事だったけど休んだのだ。自主的に!

『普通の人と同じように連休したかった!!』

だって週50時間労働なんて昭和じゃん?やはり連休を満喫して人並みにいろんな思い出を作りたい!と思ったのに…DIYで自宅の改修作業してて結局仕事でしたわ。

朝から滝のように汗を流して労働したので腹が減った…!

それで向かったのは東松島市にあるラーメンの鬼佐野実氏の弟子の店!

『支那そばや石巻』さんに来ました。

もはやこのブログでは定番で食傷気味かもしれないがネタは尽きないのだよ。だって美味いからね!

なんか写真が変な感じに…。とりあえず10月から休みが無くなるそうです。

これは定休日が被って食べられなかった飲食店等の皆様に朗報ですね!

オープン前にも関わらず並んでいる!天気がいいから尚更だ。私は並んでまで食べるのは嫌だがここだけは別格だ。

と言っても10分だけ待って開店と同時に着席。客はまるで訓練されているかのように詰めて座っていく。今週は塩だ。

店主さんの動きは以前にも増して動きがキレッキレだ。1寸の無駄も無く次々にラーメンを作り上げていく。凄いなぁ…と感心しているとあっという間に着丼。

私が注文したのは『かけラーメン』+味たま。

普通のラーメンも好きなのだが私はかけラーメンが至高だ。無論、具材はどれもこだわりの食材でありどれもが美味しい!でも私のバカ舌ではシンプルに味わえる方がいいのだ。

添えられるのは名脇役のネギのみ。かけラーメンを提供しているのは宮城県でもここだけだと思う。

麺は全粒粉入りの細麺ストレート。確かな歯応えと小麦の香りが堪能出来る。これまた塩ラーメンによく合う細さ!

スープはとても澄んでおりうっすらと表面に油が浮いている。それがキラキラと輝いて綺麗だ…。香り豊かで鼻から吸い込んだだけで心が満たされる。一口飲むと塩っぱ過ぎず絶妙な甘みと塩らしからぬ豊かなコクが広がる。美味い…先週は少しお休みしましたが新鮮度が増して本当に美味い!!

最後は味玉をスープが濁らないようにレンゲの上で割ります。これまた濃厚な味で美味しい!最後のデザートに相応しい旨味だ。これはたまらんなぁ…週に一回の贅沢の極みだ。これで1週間また頑張れる!

スープまで完飲。本当に素晴らしい一杯だった…。そういえば隣のお客様が初めて食べたのかどうかわからないが『うん、美味しい!』とひとしきり唸って食べていたのが印象的だった。スープを飲む度に何度も頷き感嘆の声を上げていた。

この味は唯一無二の味だ。私もまた食べに来る度に感動する。多くの人を幸せにするラーメンなんだな。

ご馳走でした。また来ようっと♪

【ラーメン】むらさき屋の朝ラーメン

雨の土曜日。超ド底辺労働者は外仕事なので休みである。恵みの雨よ!!日頃より痛めつけられてる肉体と精神を休めるのもより良い仕事をするために必要なのである。

しかし腹減ったなぁ…。いつも行ってる椿ラーメンショップさんはお休み…。そこで思い出したのが今や発展が凄まじい利府町の人気店

『中華麺亭むらさき屋』さんである。

コロナ禍の中で朝ラーメンを始めたのだが…うーむ、前回来た時同様あまり人がいない…。お昼は行列が出来るほどの人気店なのですが…やはりまだ朝ラーメンをやっているという情報が広く認知されていないのかもしれない。

宮城で朝ラーメンというと『太平楽 』や『伊藤商店』がメジャーどころだ。

入店し手指を消毒し券売機の前に立ち迷わず押したのは『朝ラーメン』+大盛りです。

しかし、利府町に朝ラー文化という新しい風を送ってくれたのにイマイチ盛り上がっていない…。立地が良くないのだろうか?実はこの前にある利府街道は渋滞道路としても有名である。つまり店に入る時出てくる時がかなり面倒くさいのだ。おそらくはマイナス点はそこだ。

そういやこのお店にはチャレンジメニューがあるんですよねぇ。でかい丼…馬とか牛じゃないと完食無理じゃない?

着丼。ふわぁぁ…ビジュアルがもう美味しい!具はネギ、海苔、メンマ、チャーシューという定番の布陣だ。

麺は宮城県産小麦『ゆきちから』を用いたストレート麺。大きな特徴はない。だが適度にスープを絡ませてくれる。

さて、スープを一口…ズズ…

のほぉ…魚介の出汁が効いてる!それもとても口当たりが良いあっさり感で。しょっぱ過ぎずにするすると喉に流れ込んでいく。香りもとても上品だ。ほんのり動物系のコクもある。

なるほど。このスープにしてこの麺か。実に計算され尽くされている。麺の主張が強いとスープはより濃厚になったり個性を強めなければならないだろう。スープが濃ければ麺も特徴を強く出さないといけない。だがこれらの麺とスープはとてもバランスがいい。

お互いの足りない部分を補い合う感じだ。それでいて一体となり口の中に襲撃してあっという間に制圧してしまうのだ。少年誌の漫画にあるような『個々の力は弱いが手を合わせて戦えば何倍にもなる!』といった感じだ。

チャーシューは柔らかく薄いが肉感が強い。赤みと脂身のバランスが程よく噛むと旨味が出てくる。チャーシュー丼があるくらいだから相当自信があるのだろう。確かにこれは美味い。

スープまで完飲。最後の一雫まで飽きずに飲めました。こんなに美味しいラーメンを朝早くから食べられて目が覚めますね。ですがイマイチ盛り上がっていなくてこのままでは朝ラーメンが無くなってしまわないか心配ですね…。

店主さんはあまり愛想は良くない印象ですが、それがラーメン職人ってオーラが出ていて良いですね!

新しいけど懐かしい、あっさりしてるけどまた食べたくなる…そんな美味しいラーメンここにあり!ですな。

尚、利府街道側から直接駐車場に入ると段差があって進入角度によってはフロントバンバーを擦ってしまいます。アクアG’s位の車高でもガリッといってしまうので要注意です。

美味しかった~♪また来ようっと(*´•ω•`*)

【ラーメン】らーめん善谷

今日はダイヤモンド日曜日。指折り数えて待ちに待った日だ。いつものように朝は自然覚醒すると軽く家の仕事をこなす。さて、時間は昼に近付いていた。

私は颯爽と車に乗り込み向かったのは石巻市渡波。渡波(わたのは)は石巻市街地より離れており水産加工工場地帯がほど近い場所に位置する。閑静な住宅街があり、何もない印象だが大型商業施設や地域密着型スーパーの『あいのや』があるなど生活するにおいてはとても便利な地域だ。少し走れば観光地で知られる牡鹿半島も近い。ここに住めば幸福度が少し上がるような気がするのだが、何気にラーメン屋激戦区でもある。

ここで長年営業しているのが『らーめん善谷』さんです。

まだこじんまりとした店舗の頃から来てるんですが、移転後コンビニの建物をそのまま居抜きで入ったものだからかなり大きなラーメン屋になっています。当時の懸念だった駐車場問題も解決しラーメン屋にしては信じられないくらいの広大な駐車場を確保しております。

入ってすぐ両脇に券売機があります。ラーメンの種類はとても豊富です。何しようかな?ここは看板メニューの“善谷らーめん”にしよう!!

大きな店舗にも関わらず店内は激混み。ちょうどお昼だったので尚更です。名前を記入して外で待ちます。しかし渡波界隈も変わったよなぁ。あのちょっと狭くてごちゃごちゃした漁師町ってイメージだったのに結構区画整理されてて整然としてきてる。でも長閑な空気感は以前のままだ。ここ最近休日は女川や渡波にいることが多い。海の近くが好きなのかな…何となく落ち着くというか…安心する。

10分くらい待ってようやく名前を呼ばれて着席します。仕切りもあって感染対策もバッチリ!

そして食券を提示すると5分くらいで着丼。

ほあ~なんて素敵なビジュアル…大きめのチャーシューと半分に切られた卵が目を引きます。うーん、美味しそう~!!魚介の香りが強く漂います。

麺は極細縮れ麺!ってあれ?この麺は見た事ある!?あれだ…あの『はらへった』の麺だ。

ということは同じ製麺屋から仕入れてるわけか。石巻ではこういう麺のラーメン屋が多い。以前あった中華楼本店の麺がこんな感じだったから名残があるんだねぇ。

スープはやや濁っており表面には油の層がある。一口飲むと…うーん、豊かな魚介の香りが広がる。とても濃厚かつ芳醇だ。かなり濃い味にも関わらずエグ味が無くてスッキリしている。若干油が強めなせいか飲んだ後でも口の中に味わいが残っている。この強めのスープが極細麺に絡んで口の中で独特の触感と濃い節系の味が一緒に広がる。あー、美味い…。

チャーシューは適度に肉感を残しており柔らかい脂身と歯応えを感じる赤身のバランスがとても良い。反面メンマと卵は弱く感じた。卵は味玉では無い感じ。ただの半熟ゆで卵のようだ。とても強い節系の中では淡白な味わいで拍子抜けしてしまう。メンマは細くて触感的に弱めで味も薄い。邪魔にはならないが脇役としても物足りない感じ。だがそれらを割り引いてもスープはとても美味しい。だが後半になってくるとその濃い味に少しやられてしまう感がある。

でもなんだかんだ言ってスープまで完飲。午前中の家事で汗を大量にかいていたからか自然と飲めた。個人的にはもう少し薄くても良かったが他メニューで淡麗中華そばたるものがあるので今度はそちらを食べてみたいな。

しかし、よくこんな美味しいものを作れるよなぁ…。またこの界隈に来たら寄ってみようかな♪ごちそうさま(●´ω`●)

余談だが…結構目についたのですが食べた丼に鼻かんだティッシュを入れる人が結構いました。どうも私はあれが好かんのですよ…。

なんかさっきまで食べ物が入っていた丼にゴミを入れるという行為が受け入れられません。私は使用したティッシュに関しては持ち帰るようにしております。このご時世なので尚更です。

私が少し神経質な方なのかもしれませんが…。なんか食べた後にゴミを入れられると作った人は残念な気持ちになりそうだなぁと感じました…。

【ラーメン】支那そばや石巻…何回目?

これから新型コロナウイルスのワクチン2回目。戦々恐々と挑むにあたってもしかすると大変な副反応があり、更にもしかすると天に召されるかもしれない。そんな恐怖に震えながら私は考えていた。

…とりあえず美味しいものでも食べておこうか。

それで向かったのは支那そばや石巻。もはやこのブログでは定番だがそれなりにアクセスもあるので覚書程度に書いておく必要はあるようだ。

本日の天気は曇天から雨。しかも平日。更には水曜日だ。普通の人はなかなか休みの人はいないだろう。きっと並ばずに入れるに違いないと向かったら既に駐車場には車が…。結構人が待っている。私は一安心だ。このお店はやはり平日だろうが雨だろうが人気は揺るがない。みんなはその味が確かなものだとわかっているのだ。

意気揚々と食券を購入し開店と同時に入店着席。

胸が高まるぜ…。店内は静かだ。意識を集中しラーメンを待つ。

かけラーメン大盛り+味玉トッピング

久しぶりのかけラーメン!!ん~いい香り!

見よ!この躍動感!麺がまるで命を有してるかのようだ。全粒粉入りの麺は爽快な喉越しを演出してくれる。歯をくすぐり舌の上を踊らせたら一気に喉に流し込むと出汁の香りの強烈なカウンターが鼻へ突き抜ける。

う、美味い!!

至高のスープ。たった一口で口の中がサーバーダウンしてしまうような旨味の情報過多!塩分に頼らず甘みさえ感じる。高級な割烹で出されるような複雑な味。ネギが味と香りをよく引き立ててくれる。

そしていつものように味玉は最後にレンゲの上で割る。

うおっ!?今日は史上最高の出来栄えじゃないですか!?トロットロ!!しっかり出汁が沁みたプリプリの白身と濃厚なコクの黄身が合わさり芳醇なスイーツを食べているようだ。

産み落とした鶏もこんなに自分の卵が美味しくなっているなんて思いもよらないだろうな。

スープも最後の一滴まで美味い。毎日食べたとしても飽きることはないだろう。思い出せば食べたくなるラーメンだ。

もう思い残すことは無い…さて、ワクチン2回目に臨むとするか。


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