【食レポ】華麗なる気分へ誘う!?カレー缶!

道の駅女川の自販機で見つけました。

私はカレーが大好きだ。週に一度はカレーを食べる。そうすることによって曜日の感覚を取り戻すのだ。

なに?それは海軍かって?

超ド底辺労働者は日曜日の休みすら消え失せることがあるのだ。二週間働き続けると

「今日…何曜日だっけ?」となるのだ。

なので週に一度のカレーを食べてリセットするのだ。ちなみに常食してるのはボンカレーである。

で、今回見つけた自販機で異色を放っていたカレーな気分。

かつて同じようなものがあった。信じられないかもしれないが味噌汁の缶があったのだ。

めちゃくちゃ不味かった記憶がある!!

だがカレーは基本的な作り方をすれば不味く作るのは難しいと思う。むしろ何を食べるか迷ったらカレーというくらい無難なメニューと言える。

だがなぁ…このなんだ…塩味は缶との相性が全然良くないのだ。

ドキドキしながら開缶。

飲み口は大きいタイプで好感が持てる。おや?かなりいい匂いがする!きちんとしたカレーの匂いがする!!

あ、そうそう、小学校の時に

『今日はカレーの気がする!!』って謎の予知能力発揮したことないだろうか?

これは子供だけが持ちうる

シックスセンスだ!

早速一口…うむむ?

普通に美味ぇ!!

これにはインド人もびっくりするのではないだろうか!?

スパイシーな香りと味わいは口に含んだ途端に鼻腔に広がり目を瞑るとインドの風景が広がる。行ったことはないが…。

決して量は多くはないが味は濃厚だ。弁当のご飯をかきこみ後追いで飲むとちょうどいいかもしれない。

ご飯、カレー、ご飯!カレー!ご飯!!カレー!!の無限ループだ。

イチローなんかはこの存在を知ったらユンケルを辞めて朝にカレーな気分を飲んだりしてるのではないだろうか!?

あっという間に完飲…、実にカレーだった。見事なまでにカレーだった。

個人的には

ラーメン山岡家のスープも缶で出してほしい!!お願いいたします!!

【旅日記】茨城編第15話『太古の海水温泉からの水戸市です!』

広大な国営ひたち海浜公園を満喫した私は後ろ髪を引かれる思いで歩き出した。

花が咲き乱れる季節っていいよね。厳しい冬を乗り越え、風が強い春を我慢してようやく心が落ち着いてきて夏に向かっていく高揚感を演出しているようで…初夏の風は私を癒してくれた。

日々のキツイ労働からの解放!

ヒャッホーッ!最高だぜ!!

もう昼過ぎには訪れる人も少なくまるでコンサート会場のようになっていたゲート前も人の流れはまばらだ。

国営ひたち海浜公園…また来たいな!季節ごとに違う表情を見せてくれるだろう。

再び南下して大洗町へ舞い戻る。向かったのはここ

潮騒の湯』である。

そうガルパンではお馴染み入浴のサービスシーンがある神聖な場所だ。

劇中にはパンチラすらないのにここのシーンではなんとも目のやり場に困る展開。でも全然えっちぃくないのはさすがである。

実はここに来るまで少し迷ったのだ。案外と複雑な経路を辿ってきたのだが、それは私が天性の方向音痴のせいだと思う。

中にはこういう横断幕がある。なかなかシャレが利いている。このノリと勢いは見習うべきだ。

でも中にはガルパンを快く思っていない人もいるはずだ。万人に愛されるコンテンツなどあり得ないし、水面下では何らかの形でアンチが存在しているのかもしれない。

それもこれも戦車が戦争の道具だということだが、戦争の道具が女子高生の部活動に使われるのは平和な証ではないだろうか?

施設内はガルパン一色…!!ほんの隅っこにコーナーを設けるわけでもなくいきなりガルパン尽くし!!

まさに西住流のようだ。迷うこと無く前進あるのみ!

キャストの皆様のサインがたくさん展示されてました。

ガルパンでブレイクした声優さんもいるし、たくさんの人が笑顔になれるんだからこのビッグウェーブに乗らない方が損だよなぁ。

おふぅ…まほ姉さんが!!最終章では出番が無くて寂しい…。結構クールな印象なのに実はめちゃ妹思いというのがギャッブ萌えってやつである。

さて、ひとっ風呂浴びていきますか!

内湯は高濃度炭酸泉のジェットバイブラバス等がありゆったりできる。

目玉は展望露天風呂だろう。目の前に広がるは太平洋!なんたる解放感!!

目の前のビーチには子供達や家族連れで賑わっている。無論、立ち上がるといろいろと見えてしまうためにワイセツ物チン列罪にならないように自粛せねばなるまい。

湯は海水が混ざっているらしく少し磯の匂いがする。そして結構塩分が濃いらしく少し肌がピリピリする。だが決して熱くもなくカチューシャのように早く上がる必要もなさそうだ。

風呂から上がると広い食事スペースがあるのだが料理はさすがに大洗!海鮮物が多い。それもめちゃくちゃ美味しそうだ。

その分値段は張る…さすがに貧乏旅なのでこのはおとなしく夕食はラーメンにするか…。このまま水戸市に赴き格安ホテルに宿泊する予定なのである。

途中にある『ゆにろーず』というゲーセンに併設されている

にんたまラーメン

で食事をとることにしました。こちらは食券制なので券売機で悩む。

注文したのは『メガ盛りにんたま』 です。

着どーん!!でかーい!!かなりでかいが普通の3倍の量らしい。

だが私はグンマー帝国のラーメン桐生のスタミナラーメン大盛を完食した(当時)

あれに比べれば全然小さい。

さて食べるか!

…昔に食べたので味を忘れてしまってレビュー出来ません…すいません…。

あっという間に完食!スープまでは飲まなかったが…。

腹も満たし一路水戸へ向かう。水戸と言えばすぐに思い浮かぶのが水戸黄門だ。

人生楽ありゃ苦もあるさってな。

途中に気になる湖を見つけた。

千波湖である。

黒鳥がいました。実は黒鳥を生で見たのは初めてだ。

いやぁ…良い景色だ。穏やかな時間が流れていた。

【旅日記】茨城編第14話『大洗の釜あげしらす丼です!』

広大な敷地に咲き乱れるネモフィラを眺め、空色の丘の上の遊歩道を歩いていく。

空色の丘が眩しい!とても眩しい!遊歩道を歩く人々の列を見ているとまるで銀河鉄道の夜のワンシーンを思い出す。

ハレルヤ、ハレルヤと聖歌が聴こえる丘の上に人々は連なって歩いていく。そう、あのサザンクロスのシーンだ。

私もその列に加わり歩いていく。天に召される時が来たのだ。ハレルヤ。ハレルヤ。

ネモフィラの花言葉は『可憐』、『どこでも成功』

どこでも成功かぁ…いつでもどこでも失敗してる転落人生を歩んでいる私にとってはあやかりたい花言葉ではある。

丘の頂上へやってきた。本当に気持ちの良い初夏の風が流れていた。一年中こんな感じならいいんだけどな…。そうしたら一年中旅をしたい。

丘を降りていくとこれまた広い野原が広がっている。圧倒的な広さ。多くの家族連れがキャンプを楽しんでいる。

うーん、もしかすると私にもこんな普通の幸せがあったのだろうか?とも思う。ここまで生きてきて選択肢を少しずつ間違えてきて、取り返しのつかないところまできてしまったのだ。

目の前に広がる長閑な景色とは裏腹に少しだけセンチメンタルになってしまっていた。でも腹は減る。

キッチンカーやら屋台が結構出ていた。その中で目を惹き付けたのは『大洗のシラス丼』だ。

実は前日に大洗港に行ったのだか生シラス丼は売り切れで食べられなかったのだ。こちらだとさすがに生とはいかないがきっと美味しいに違いない。

木陰に腰かける。お、美味しそうだ!

しかしシラス丼って業の深い食べ物だよなぁ…海の幸とは本当に尊いものだと実感する。醤油を滴し、箸で持ち上げると口の中へ放り込んだ。

甘い!口に含みひと噛みした瞬間弾けるような爽やかな甘味が口の中へ広がり、ワサビのアクセントも相成って脳みそからセロトニンが放出された。

はっきり言って人間に生まれて良かったと思った。ともすればこのシラスに生まれてきた可能性もあるのだ。

シラスは私に人生とはなんたるか教えてくれた気がした。シラス丼…本当に美味い…たぶん何年かに一杯くらいしか食べる機会ないだろうけど…。

あっという間にシラス丼を平らげると食後の運動がてら歩き出した。本当に広い公園だ…。あまりにも広すぎる。これを1日で回るのは無理だろうな。

敷地内には遊園地もあり、凄い人だ。青い空に色鮮やかな観覧車が映える。観覧車と言えばガルパン劇場版で大活躍したな。あんな巨大なものがグルグル回るのだ。戦車とてたまったものではないだろう。

古民家がある。敷地内に様々な施設があって退屈しない。ここだとたくさんの思い出を作ることができるな。もっともにしてお一人様には少し広すぎるかな?

平和を願わずにはいられない1日になった。まだまだ見たいところだが時間は有限だ。

次の目的地へと移動することにした。

【 ラーメン 】ノスタルジーな きむら食堂 のラーメン

松島町にある昭和レトロな食堂 きむら食堂 でノスタルジーなラーメンを食べてきました!

正月にも関わらず正月らしいものを食べなかった。

例えば餅だ。

私は餅があまり好きではない。自分から買って食べた記憶はない。親戚の家に行って出されて致し方なく食べることはあるが自ら進んで食べることはない。

なぜか?

死のリスクが高いからだ!

私は安全第一主義であり、食べ物で死にたくないと思う。

死因が餅を喉に詰まらせてではなんのために生まれてきたのか全くわからなくなる。運命というものを全否定してしまうのだ。運命だとしても餅を食って死ぬのが運命ならこれほど残酷なことはあるまい。

腹を空かして町に繰り出す。

とりあえず休み期間中は大行列の人気店は避けたい。待つ時間が勿体ないしサッと食ってシャッと出たいのだ。

そして私はあの店に行くことにした。

松島町の高城町にある

『 きむら食堂 』さんです。

ここは日曜日が定休日なので結構ハードルが高いのだ。来たくても来れない店なのだ。

この店との付き合いは長くて初めて来てから33年目になる。

その時から食べ続けたラーメンを注文した。

駐車場は完備されているが満車の場合は近くに町営駐車場があり無料で停められるので安心だ。

店に入った時に一組の客がいたが少し何か揉めていた。

牡蠣(かき)丼がどうとか…。牡蠣丼目的に来たようだが店で在庫が切れてしまい提供に時間がかかると説明している。

牡蠣は管理が難しく回転しないとすぐに鮮度が落ちてしまうので読みが難しいのだ。

松島は牡蠣で有名だが町民はほとんど口にすることはない。

結局牡蠣丼が食べられないとわかると客はそのまま出ていってしまった。

うーむ、これは残念だ。牡蠣丼よりも美味いものがこの店にあるのに…。

33年前からほぼ変わらない店内。

先代の親父さんから全く変わってないのだ。なんかあの頃に戻った気がするな。お年玉でよく食べたのだ。私のラーメン人生はこの店から始まったと言っても過言ではない。

今にして思えば親父さんに弟子入りしてあの味を継承すれば良かったのではないかと思うが全てが遅すぎた。

きむら食堂 ラーメン

ノスタルジーな気持ちに浸っていると着丼。

このビジュアル…懐かしいな。丼も変わらない。

きむら食堂 ラーメン スープ

スープは洗練された醤油スープ。透明なきつね色。親父さんの味とはまるで違うが…なんとも香りが良い。匂いに深みがある。塩分の角が立ってなくてほんのりとした甘味がある。砂糖や化学調味料の甘味ではなくキャベツや玉ねぎたかから出るようなやんわりとした甘味。

きむら食堂 ラーメン 麺

麺は黄色の中華麺。若干柔らかい。この柔らかさがスープの旨味と合わさり口当たりが非常に良い。

啜れば背中を丸めて夢中で食べたあの頃を思い出す。この温かいラーメンを食べてる時、幸せだったなぁ…。

きむら食堂 ラーメン チャーシュー

ここのチャーシューは小振りだけど筋張っており塩分高めで美味しい。いかにも中華そばのチャーシューって感じで好きだ。

硬いチャーシューが好きなんだよなぁ~♪

スープまで完飲!ごちそうさま!

ここのラーメンは美味しいと思う。全然目立たないメニューだが、ラーメンだけは塩竈ラーメン御三家に引けを取らない味だ。

今度はいつ来れるかわからないけど、ここのラーメンはいつも心の中に残っている。

そんなラーメンだ。

きむら食堂の情報はこちらを参照して下さいね。

【ラーメン】麺初め!支那そばやのかけらーめん大盛り+味玉

年明けから三日。私はやることやってのんびりしていた。

と言っても慢性寝不足でボーッとしていた。早く寝てスッキリ目覚めたいのにやることたくさんあって寝るのが遅くなってしまう。

さてさて、あれやこれやしている内にお昼に近付いていた。颯爽と車に乗り込み何を食べるか考えていた。

年明け三日目にして初外出だ!!

久しぶりに外の空気を吸ったのだ。

ふと思いついて高規格道路をビュンビュン飛ばした。ホリデードライバーが多いのでいつもよりも遅い。なのでガンガン追い越す。

そうしてたどり着いたのは…。

『支那そばや石巻』さんです。

麺初めです。今年初食べる麺です。いたものように駐車場に着くと何台か停まっていた。さすがは人気店である。

お正月はおせちの余り物をつついてると思いきやラーメンを食べにこんなにも訪れる人が…と思ったら目の前にあるプロミスのATMでお金を借りていく人もいた…なんだ、正月らしいな。

いろいろお金を使ってしまうからなぁ…。

んで、券売機でいつもの券を購入。

待ち時間はスマホの充電がギリギリだったために瞑想に耽る。瞑想は大事だ。目を開けている間日がな情報を入手していては脳が疲れてしまう。

そして開店!

時は来た!!

と立ち上がり席へと着席。とりあえずは着席した方が良いのだ。水は後から汲めばよろしいのだ。でないと後ろがつかえてしまうのでスマートではない。

一旦席に座り店内を見回す。うん、よい雰囲気だ。この店独特の空気感。いい意味での緊張感が漂っている。

しかし開店と同時に満席って嬉しいよね。それだけここのラーメンを愛しているお客さんがいるのだ。正月三が日からこんなに人が集まるラーメン屋が石巻にあるのが嬉しい。

もしかすると一昨年で無くなっていたかもしれないのに…そう思うと味を継承してくれた二代目店主さんには感謝しかない。

といろいろ考えていると

着ドーン!!うっほ!美味そう!いや、美味いんだけどね!!

もうね、湯気からして美味いんですよ!シンプルなかけらーめんを選んだのは 貧乏なの

麺とスープをストレートに味わうことが出来るからだ。もちろんすべての具が入っているオールスターでも美味しいに決まっている。

それでもスープと麺だけを味わう純な一杯を堪能したいのだ。

綺麗なスープ。こちらの醤油スープはとても優しい味わいで好きだ。

口に含むとふんわりと広がる香り…。塩分に頼らない洗練された風味…私もそれを感じることが出来るようになってきたかと我ながら感心しつつある。

ストレート細麺は喉ごしがとても爽快だ。よく噛むとフワッと小麦の香りを感じることが出来る。これがとても贅沢なのだ。

全粒粉入りで適度にスープを絡ませてくれるから箸が止まらなくなりますね。

最後の玉子割り。今日もトロッとプリッとしてますね!コクと甘味と大胆かつ繊細な味を堪能することが出来ます。

ここの味玉は別格で美味い!!

あっという間にスープまで飲み干した。

いやぁ、千円以内でこんなに幸せな気持ちになれるんだねぇ!本当に美味しかった!

美味しい店はたくさんあって甲乙付けがたいものだが、自分の感性や味覚の相性にとても合ってると思った。

年齢的に家系が厳しくなってきたせいもありますが…。

今年もきっとたくさん食べるだろうなぁ。その一杯一杯の感動を存分にお伝えできる語彙力を身に付けたいものです。

今年もよろしくお願いいたします!!