投稿者: ソラノムコウ

【エッセイ】グローバルな自分になろうとした話

私は日本人である。
日本人ではあるが日本語は苦手だ。
表現にもよるがいくつもの捉え方がある語句や漢字が多いのだ。その全てを学び使いこなそうとすれば人生は100年ではあまりにも短いものだ。

ゆえに私は無口な男で多少なりとも損な生き方をしてきた。幼い頃より自己主張が無く我が儘すら貫き通したことはない。

その性格が災いしてか誤解されることも多いが、不思議なことに周りの人達が私の気持ちを察してくれるので、それに流されて今まで生存してこれた。

食堂で何を食べるか迷っていると
「これ美味しいから食べてみな!」と言われるがままカツカレーを食べた。私は本当は食堂でカレーなど食べたくなかった。
なぜならカレーはレトルトでも食べられるし、私のバカ舌だと辛いものは全て同じ味に感じてしまう。

だがこの勧めがなければ一生カツカレーの美味さを知ることなく人生を終えてしまうところだった。

誰が一体最初にこの組み合わせを発明したのだろうか。
サクサクの食感のカツにスパイシーなカレーがよく合うことこの上ない。このカツカレーにいたく感動し、しばらくはカレーを食べ続けたが初めて食べた時の感動は薄れていった。

やがてさらに強い刺激を求めて本格インドカレー屋に行くまでさほど時間はかからなかった。

「ナマステー!」

緊張しながら店に入るとやたら浅黒い肌の異国風の男性が出迎える。真っ白な歯を見せて素敵な笑顔で席に案内してくれた。どうやら一人で切り盛りしているらしい。

席に座ると同時に私は強い不安に襲われた。
迂闊だった…私はインドの言葉を話せない。

これは困ったぞとメニューに目を通すときちんと日本語で表記されていることに安堵した。
とりあえずは無難にチキンカレーを注文する。

「ワタシコノチキンカレーネ!」と思わず不自然なイントネーションで注文すると店長とおぼしき男性は
「チキンカレーですね!かしこまりました!」と私以上に流暢な日本語で返してきた。

なんだ…きちんと話せるじゃないか…と安心しつつ冷たい水で乾いた喉を潤した。
しばらくすると店長がカレーをテーブルに置くと「ごゆっくりどうぞ」と言った。

目の前には本格的チキンカレーが湯気を上げている。とても良い香りが鼻腔をくすぐる。
食べようとした時、スプーンが無いことに気が付いた。

何もない。ただおしぼりが置かれているだけだ。
自己主張の無さがここでも災いし店長を呼ぶこともできない。他に客は見当たらない。

そうか、ここは本場のインドのように手で食べるということか。郷に入ったら郷に従えという諺がある。
ここは日本でも店の中はインドなのだ。

私は意を決して熱々のカレーの中に右手を突っ込んだ。湯気から想像していたよりも熱くて思わず手を引っ込めた際にシャツにカレーが飛んでしまった。

「ナンテコッタ!」
すぐに右手の人差し指についたカレーを舐めとりシャツのカレーを取り除くがすでに茶色が染みていた。
そしてあまりの辛さに驚いた。さすが本格的インドカレーだ。
再びカレーの中に指を突っ込み熱々のご飯をつまみ口の中へ放り込む。

ホフッホフッ!ハフっ!
とにかく熱いが美味い!辛い!インド最高!

半分ほど食べた頃だろうか。厨房から店長が血相を変えて走ってくる。

しまった…なにかインドの作法に間違ったところがあっただろうか?と不安な気持ちになった。
店長は私の席に到着するなりご丁寧に頭を下げてスプーンを両手で差し出してきた。

「まことに申し訳ございませんでした!こちらをお使いください!!」
その店長を見つめ、右手をカレーまみれにして時間停止している私。

そうか、スプーンを出すのを忘れていただけか…愕然としながら店長からスプーンを受けとるとカレーを掬って食べた。

やけにスプーンが冷たく手の方が良かったんじゃないかと思ったのであった。

【ラーメン】らーめん奉蘭のG風ラーメン

日曜日。世間的には三連休らしい…。

さ、三連休だと…?

超ド底辺奴隷労働者の私には三連休なんて一年に片手で数えられるくらいしかない。インフルエンザにでもかからない限り連休なんてあり得ないのだ。

窓を見ると気持ちの良い青空が広がっていた、

なんとも行楽日和なのだがオミクロン株が蔓延してるのでここは自粛するしかない。

でも、家には飯がない。

朝にはのんびりNHKを視聴して日曜日の朝を実感していた。日曜日っていいよなぁ…。

昼に近づいてきたので出掛けることにした。気になっている石巻のお店に行こう。

高規格道路をビュンビュン追い越され向かったのは石巻の中里地区から少し牧山方面に向かったところにある

『らーめん奉蘭』さんです。

パークイン石巻というホテルの一階に入っている店舗です。非常に目立つ建物ではあるのですがなかなかここには来ないのではないかという立地です。

店に入るとすぐに券売機があるので、そちらで食券を購入。こちらは事前に調べてきたので、迷うことなく購入。

注文したのはG風ラーメンです。

味が濃すぎる場合に調整スープがあるようです。優しいな。

気が付けば昼前だというのに満席!!結構辺鄙な場所にあるのに人気なようだ。

元々は女川で営業されていたようだ。

さて、少し待ったのち配膳されました。

着ドーン!!おお!まさにG風だ。

あえてG系ではないのか…野菜増しは出来ないようだ。にんにくはトッピング可能!

スープは背脂浮いてる乳化していないタイプ。

一口…うむむ!G系みたいにドギツイ塩分ではないぞ!?これは角が立ってなくてマイルドだ。優しい味わいだな。意外にもいける!

麺はワシワシ系の極太麺。かと思いきやモッチモチの麺だ。これは美味いなぁ。食感は玉子麺に近い。

肉がデカイ!!引き上げたらその大きさに驚いてしまった!ごろっとしている。まるで岩だ!!

箸でも切れる柔らかさで歯に優しいな。歯が無くても歯茎で食えそうだ。

野菜は多くはないが十分にボリュームがある。

少しモヤシに酸味を感じる。だがこの酸味が上手くスープと調和しており、こってりながら爽やかな味わいに落ち着いている。

もっちり太麺は私の好みだ。腹が空いてるとがっつりいける。

空っぽだった胃袋に流れ込んでいく。開店休業状態だった胃袋が驚いててんやわんやだろう。

ここ最近遠のいていたがっつりラーメンの消化の仕方を忘れてしまったのかもしれない。

最後まで美味しく食べることができました。

あえてG系ではなくG風!スポーツではなくスポーティー!

ここは他のメニューも食べたくなりました。次回は王道の中華そばでいきたいね!

ごちそうさま♪また来ようっと♪

【食レポ】華麗なる気分へ誘う!?カレー缶!

道の駅女川の自販機で見つけました。

私はカレーが大好きだ。週に一度はカレーを食べる。そうすることによって曜日の感覚を取り戻すのだ。

なに?それは海軍かって?

超ド底辺労働者は日曜日の休みすら消え失せることがあるのだ。二週間働き続けると

「今日…何曜日だっけ?」となるのだ。

なので週に一度のカレーを食べてリセットするのだ。ちなみに常食してるのはボンカレーである。

で、今回見つけた自販機で異色を放っていたカレーな気分。

かつて同じようなものがあった。信じられないかもしれないが味噌汁の缶があったのだ。

めちゃくちゃ不味かった記憶がある!!

だがカレーは基本的な作り方をすれば不味く作るのは難しいと思う。むしろ何を食べるか迷ったらカレーというくらい無難なメニューと言える。

だがなぁ…このなんだ…塩味は缶との相性が全然良くないのだ。

ドキドキしながら開缶。

飲み口は大きいタイプで好感が持てる。おや?かなりいい匂いがする!きちんとしたカレーの匂いがする!!

あ、そうそう、小学校の時に

『今日はカレーの気がする!!』って謎の予知能力発揮したことないだろうか?

これは子供だけが持ちうる

シックスセンスだ!

早速一口…うむむ?

普通に美味ぇ!!

これにはインド人もびっくりするのではないだろうか!?

スパイシーな香りと味わいは口に含んだ途端に鼻腔に広がり目を瞑るとインドの風景が広がる。行ったことはないが…。

決して量は多くはないが味は濃厚だ。弁当のご飯をかきこみ後追いで飲むとちょうどいいかもしれない。

ご飯、カレー、ご飯!カレー!ご飯!!カレー!!の無限ループだ。

イチローなんかはこの存在を知ったらユンケルを辞めて朝にカレーな気分を飲んだりしてるのではないだろうか!?

あっという間に完飲…、実にカレーだった。見事なまでにカレーだった。

個人的には

ラーメン山岡家のスープも缶で出してほしい!!お願いいたします!!

【旅日記】茨城編第15話『太古の海水温泉からの水戸市です!』

広大な国営ひたち海浜公園を満喫した私は後ろ髪を引かれる思いで歩き出した。

花が咲き乱れる季節っていいよね。厳しい冬を乗り越え、風が強い春を我慢してようやく心が落ち着いてきて夏に向かっていく高揚感を演出しているようで…初夏の風は私を癒してくれた。

日々のキツイ労働からの解放!

ヒャッホーッ!最高だぜ!!

もう昼過ぎには訪れる人も少なくまるでコンサート会場のようになっていたゲート前も人の流れはまばらだ。

国営ひたち海浜公園…また来たいな!季節ごとに違う表情を見せてくれるだろう。

再び南下して大洗町へ舞い戻る。向かったのはここ

潮騒の湯』である。

そうガルパンではお馴染み入浴のサービスシーンがある神聖な場所だ。

劇中にはパンチラすらないのにここのシーンではなんとも目のやり場に困る展開。でも全然えっちぃくないのはさすがである。

実はここに来るまで少し迷ったのだ。案外と複雑な経路を辿ってきたのだが、それは私が天性の方向音痴のせいだと思う。

中にはこういう横断幕がある。なかなかシャレが利いている。このノリと勢いは見習うべきだ。

でも中にはガルパンを快く思っていない人もいるはずだ。万人に愛されるコンテンツなどあり得ないし、水面下では何らかの形でアンチが存在しているのかもしれない。

それもこれも戦車が戦争の道具だということだが、戦争の道具が女子高生の部活動に使われるのは平和な証ではないだろうか?

施設内はガルパン一色…!!ほんの隅っこにコーナーを設けるわけでもなくいきなりガルパン尽くし!!

まさに西住流のようだ。迷うこと無く前進あるのみ!

キャストの皆様のサインがたくさん展示されてました。

ガルパンでブレイクした声優さんもいるし、たくさんの人が笑顔になれるんだからこのビッグウェーブに乗らない方が損だよなぁ。

おふぅ…まほ姉さんが!!最終章では出番が無くて寂しい…。結構クールな印象なのに実はめちゃ妹思いというのがギャッブ萌えってやつである。

さて、ひとっ風呂浴びていきますか!

内湯は高濃度炭酸泉のジェットバイブラバス等がありゆったりできる。

目玉は展望露天風呂だろう。目の前に広がるは太平洋!なんたる解放感!!

目の前のビーチには子供達や家族連れで賑わっている。無論、立ち上がるといろいろと見えてしまうためにワイセツ物チン列罪にならないように自粛せねばなるまい。

湯は海水が混ざっているらしく少し磯の匂いがする。そして結構塩分が濃いらしく少し肌がピリピリする。だが決して熱くもなくカチューシャのように早く上がる必要もなさそうだ。

風呂から上がると広い食事スペースがあるのだが料理はさすがに大洗!海鮮物が多い。それもめちゃくちゃ美味しそうだ。

その分値段は張る…さすがに貧乏旅なのでこのはおとなしく夕食はラーメンにするか…。このまま水戸市に赴き格安ホテルに宿泊する予定なのである。

途中にある『ゆにろーず』というゲーセンに併設されている

にんたまラーメン

で食事をとることにしました。こちらは食券制なので券売機で悩む。

注文したのは『メガ盛りにんたま』 です。

着どーん!!でかーい!!かなりでかいが普通の3倍の量らしい。

だが私はグンマー帝国のラーメン桐生のスタミナラーメン大盛を完食した(当時)

あれに比べれば全然小さい。

さて食べるか!

…昔に食べたので味を忘れてしまってレビュー出来ません…すいません…。

あっという間に完食!スープまでは飲まなかったが…。

腹も満たし一路水戸へ向かう。水戸と言えばすぐに思い浮かぶのが水戸黄門だ。

人生楽ありゃ苦もあるさってな。

途中に気になる湖を見つけた。

千波湖である。

黒鳥がいました。実は黒鳥を生で見たのは初めてだ。

いやぁ…良い景色だ。穏やかな時間が流れていた。

【旅日記】茨城編第14話『大洗の釜あげしらす丼です!』

広大な敷地に咲き乱れるネモフィラを眺め、空色の丘の上の遊歩道を歩いていく。

空色の丘が眩しい!とても眩しい!遊歩道を歩く人々の列を見ているとまるで銀河鉄道の夜のワンシーンを思い出す。

ハレルヤ、ハレルヤと聖歌が聴こえる丘の上に人々は連なって歩いていく。そう、あのサザンクロスのシーンだ。

私もその列に加わり歩いていく。天に召される時が来たのだ。ハレルヤ。ハレルヤ。

ネモフィラの花言葉は『可憐』、『どこでも成功』

どこでも成功かぁ…いつでもどこでも失敗してる転落人生を歩んでいる私にとってはあやかりたい花言葉ではある。

丘の頂上へやってきた。本当に気持ちの良い初夏の風が流れていた。一年中こんな感じならいいんだけどな…。そうしたら一年中旅をしたい。

丘を降りていくとこれまた広い野原が広がっている。圧倒的な広さ。多くの家族連れがキャンプを楽しんでいる。

うーん、もしかすると私にもこんな普通の幸せがあったのだろうか?とも思う。ここまで生きてきて選択肢を少しずつ間違えてきて、取り返しのつかないところまできてしまったのだ。

目の前に広がる長閑な景色とは裏腹に少しだけセンチメンタルになってしまっていた。でも腹は減る。

キッチンカーやら屋台が結構出ていた。その中で目を惹き付けたのは『大洗のシラス丼』だ。

実は前日に大洗港に行ったのだか生シラス丼は売り切れで食べられなかったのだ。こちらだとさすがに生とはいかないがきっと美味しいに違いない。

木陰に腰かける。お、美味しそうだ!

しかしシラス丼って業の深い食べ物だよなぁ…海の幸とは本当に尊いものだと実感する。醤油を滴し、箸で持ち上げると口の中へ放り込んだ。

甘い!口に含みひと噛みした瞬間弾けるような爽やかな甘味が口の中へ広がり、ワサビのアクセントも相成って脳みそからセロトニンが放出された。

はっきり言って人間に生まれて良かったと思った。ともすればこのシラスに生まれてきた可能性もあるのだ。

シラスは私に人生とはなんたるか教えてくれた気がした。シラス丼…本当に美味い…たぶん何年かに一杯くらいしか食べる機会ないだろうけど…。

あっという間にシラス丼を平らげると食後の運動がてら歩き出した。本当に広い公園だ…。あまりにも広すぎる。これを1日で回るのは無理だろうな。

敷地内には遊園地もあり、凄い人だ。青い空に色鮮やかな観覧車が映える。観覧車と言えばガルパン劇場版で大活躍したな。あんな巨大なものがグルグル回るのだ。戦車とてたまったものではないだろう。

古民家がある。敷地内に様々な施設があって退屈しない。ここだとたくさんの思い出を作ることができるな。もっともにしてお一人様には少し広すぎるかな?

平和を願わずにはいられない1日になった。まだまだ見たいところだが時間は有限だ。

次の目的地へと移動することにした。

【 ラーメン 】ノスタルジーな きむら食堂 のラーメン

松島町にある昭和レトロな食堂 きむら食堂 でノスタルジーなラーメンを食べてきました!

正月にも関わらず正月らしいものを食べなかった。

例えば餅だ。

私は餅があまり好きではない。自分から買って食べた記憶はない。親戚の家に行って出されて致し方なく食べることはあるが自ら進んで食べることはない。

なぜか?

死のリスクが高いからだ!

私は安全第一主義であり、食べ物で死にたくないと思う。

死因が餅を喉に詰まらせてではなんのために生まれてきたのか全くわからなくなる。運命というものを全否定してしまうのだ。運命だとしても餅を食って死ぬのが運命ならこれほど残酷なことはあるまい。

腹を空かして町に繰り出す。

とりあえず休み期間中は大行列の人気店は避けたい。待つ時間が勿体ないしサッと食ってシャッと出たいのだ。

そして私はあの店に行くことにした。

松島町の高城町にある

『 きむら食堂 』さんです。

ここは日曜日が定休日なので結構ハードルが高いのだ。来たくても来れない店なのだ。

この店との付き合いは長くて初めて来てから33年目になる。

その時から食べ続けたラーメンを注文した。

駐車場は完備されているが満車の場合は近くに町営駐車場があり無料で停められるので安心だ。

店に入った時に一組の客がいたが少し何か揉めていた。

牡蠣(かき)丼がどうとか…。牡蠣丼目的に来たようだが店で在庫が切れてしまい提供に時間がかかると説明している。

牡蠣は管理が難しく回転しないとすぐに鮮度が落ちてしまうので読みが難しいのだ。

松島は牡蠣で有名だが町民はほとんど口にすることはない。

結局牡蠣丼が食べられないとわかると客はそのまま出ていってしまった。

うーむ、これは残念だ。牡蠣丼よりも美味いものがこの店にあるのに…。

33年前からほぼ変わらない店内。

先代の親父さんから全く変わってないのだ。なんかあの頃に戻った気がするな。お年玉でよく食べたのだ。私のラーメン人生はこの店から始まったと言っても過言ではない。

今にして思えば親父さんに弟子入りしてあの味を継承すれば良かったのではないかと思うが全てが遅すぎた。

きむら食堂 ラーメン

ノスタルジーな気持ちに浸っていると着丼。

このビジュアル…懐かしいな。丼も変わらない。

きむら食堂 ラーメン スープ

スープは洗練された醤油スープ。透明なきつね色。親父さんの味とはまるで違うが…なんとも香りが良い。匂いに深みがある。塩分の角が立ってなくてほんのりとした甘味がある。砂糖や化学調味料の甘味ではなくキャベツや玉ねぎたかから出るようなやんわりとした甘味。

きむら食堂 ラーメン 麺

麺は黄色の中華麺。若干柔らかい。この柔らかさがスープの旨味と合わさり口当たりが非常に良い。

啜れば背中を丸めて夢中で食べたあの頃を思い出す。この温かいラーメンを食べてる時、幸せだったなぁ…。

きむら食堂 ラーメン チャーシュー

ここのチャーシューは小振りだけど筋張っており塩分高めで美味しい。いかにも中華そばのチャーシューって感じで好きだ。

硬いチャーシューが好きなんだよなぁ~♪

スープまで完飲!ごちそうさま!

ここのラーメンは美味しいと思う。全然目立たないメニューだが、ラーメンだけは塩竈ラーメン御三家に引けを取らない味だ。

今度はいつ来れるかわからないけど、ここのラーメンはいつも心の中に残っている。

そんなラーメンだ。

きむら食堂の情報はこちらを参照して下さいね。

【ラーメン】麺初め!支那そばやのかけらーめん大盛り+味玉

年明けから三日。私はやることやってのんびりしていた。

と言っても慢性寝不足でボーッとしていた。早く寝てスッキリ目覚めたいのにやることたくさんあって寝るのが遅くなってしまう。

さてさて、あれやこれやしている内にお昼に近付いていた。颯爽と車に乗り込み何を食べるか考えていた。

年明け三日目にして初外出だ!!

久しぶりに外の空気を吸ったのだ。

ふと思いついて高規格道路をビュンビュン飛ばした。ホリデードライバーが多いのでいつもよりも遅い。なのでガンガン追い越す。

そうしてたどり着いたのは…。

『支那そばや石巻』さんです。

麺初めです。今年初食べる麺です。いたものように駐車場に着くと何台か停まっていた。さすがは人気店である。

お正月はおせちの余り物をつついてると思いきやラーメンを食べにこんなにも訪れる人が…と思ったら目の前にあるプロミスのATMでお金を借りていく人もいた…なんだ、正月らしいな。

いろいろお金を使ってしまうからなぁ…。

んで、券売機でいつもの券を購入。

待ち時間はスマホの充電がギリギリだったために瞑想に耽る。瞑想は大事だ。目を開けている間日がな情報を入手していては脳が疲れてしまう。

そして開店!

時は来た!!

と立ち上がり席へと着席。とりあえずは着席した方が良いのだ。水は後から汲めばよろしいのだ。でないと後ろがつかえてしまうのでスマートではない。

一旦席に座り店内を見回す。うん、よい雰囲気だ。この店独特の空気感。いい意味での緊張感が漂っている。

しかし開店と同時に満席って嬉しいよね。それだけここのラーメンを愛しているお客さんがいるのだ。正月三が日からこんなに人が集まるラーメン屋が石巻にあるのが嬉しい。

もしかすると一昨年で無くなっていたかもしれないのに…そう思うと味を継承してくれた二代目店主さんには感謝しかない。

といろいろ考えていると

着ドーン!!うっほ!美味そう!いや、美味いんだけどね!!

もうね、湯気からして美味いんですよ!シンプルなかけらーめんを選んだのは 貧乏なの

麺とスープをストレートに味わうことが出来るからだ。もちろんすべての具が入っているオールスターでも美味しいに決まっている。

それでもスープと麺だけを味わう純な一杯を堪能したいのだ。

綺麗なスープ。こちらの醤油スープはとても優しい味わいで好きだ。

口に含むとふんわりと広がる香り…。塩分に頼らない洗練された風味…私もそれを感じることが出来るようになってきたかと我ながら感心しつつある。

ストレート細麺は喉ごしがとても爽快だ。よく噛むとフワッと小麦の香りを感じることが出来る。これがとても贅沢なのだ。

全粒粉入りで適度にスープを絡ませてくれるから箸が止まらなくなりますね。

最後の玉子割り。今日もトロッとプリッとしてますね!コクと甘味と大胆かつ繊細な味を堪能することが出来ます。

ここの味玉は別格で美味い!!

あっという間にスープまで飲み干した。

いやぁ、千円以内でこんなに幸せな気持ちになれるんだねぇ!本当に美味しかった!

美味しい店はたくさんあって甲乙付けがたいものだが、自分の感性や味覚の相性にとても合ってると思った。

年齢的に家系が厳しくなってきたせいもありますが…。

今年もきっとたくさん食べるだろうなぁ。その一杯一杯の感動を存分にお伝えできる語彙力を身に付けたいものです。

今年もよろしくお願いいたします!!

【MMD】年賀状です!

年明けから二日目。

私は特に何か特別なことをすることもない。正月らしいことなどここ数年はご無沙汰だ。

朝からPCを開きTwitterを眺める。

だらだらと過ごす正月…私にとってはこれが正月らしい暮らしなのだ。

TLにはたくさんの年賀状が流れている。はぁ…みんな絵が上手いなぁ…。こんなに絵が描けたら人生楽しいだろうなぁ…楽しい…かな?

現実は日がなPCとにらめっこしてんだぜ?

くだらないお笑い番組観て笑ってる人達がいるなかでも絵を描いてるのだ。

…絵を描かない人生の方が楽しいに決まってる!

でも年賀状はいくつか出来る範囲で用意しました。

こちらは小説デスドアーズの挿絵担当の吉岡詩乃くんに製作してもらいました。二次創作はしないというのに重音テトを描いてます。

初めて描いたんじゃないかなぁ?

こちらはMMDを駆使して作りました。駆使といってもポーズを作るだけなので簡単です。

背景は松島の日の出です。いつも初日の出は撮影しに行きません…人が凄いので…。

こちらはあぴミクちゃんを起用しました。が、実はこのあぴミクちゃんは1年くらい前に作っていたもので膨大なデータから掘り起こしたものなのでレタッチして完成させたものです。

モデルデータはベ・ルル三錠様のあぴミク01です。

2022年も初音ミクの歌声が世界に広がると予感させる作品になりました。

こちらは未発表の重音寅姉妹です。髪の毛が寅になってます。可愛い姉妹ですねぇ。

でも実は重音テナは双子の姉という設定ですが、非公式なんですよね。もともとベ・ルル三錠様の創作キャラなのですよ。なので、あまりニコニコ動画にも起用されてる作品は少ないのです。

それにしてもテナさんは寅というよりもニャーって猫のポーズになっているような?

テナさんは少し旧モデルなんですがこの黒リボンとキリッとした目が好きなので一番お気に入りです。

【祝】あけましておめでとうございます!!

新年あけましておめでとうございます。

この新世界ブログも本格運用から3ヶ月が過ぎて記事もそれなりに増えてまいりました。

書いてる本人もどれくらい書いたか全く把握出来ておりませんが…。

サイトの レイアウト的に埋もれている記事が相当数あると思われます。

本当は創作を中心に更新したかったのですが、なかなか創作が進まず食べてるだけのブログになってしまいました(笑)

地域ネタを中心に正体を隠して食べて勝手に記事を作っちゃう『諸国麺遊』をしておりますが、いつかは堂々と名乗って記事を書きたい所存でございます。

現在はPVも少ないので宣伝効果はほぼないと思われますwww

それでも読んだ人が

『これは食べたみたい!!』と思ったもらいたい記事を書きたいと思ってます!!

というわけでこの新世界ブログを今年もよろしくお願いいたします!!

ページの改造も少しずつ進めていきたいですねぇ!

【ラーメン】食べ納メン!ファミリーレストランデリシャスの限定四川麻婆まぜそば

30日。

朝にラーメンショップ椿で朝ラーを堪能したあとに年賀状製作に入る。あれやこれやとデザインを吟味しつつ製作する。

時刻はすでに昼近い…何を食べるか?うーむ…どこも人だらけでなぁ…。

山奥で仙人みたいな生活をしてるとたくさんの人混みの中に入ると酔ってしまうのだ。

さて、あの店に向かうかと高規格道路をビュンビュン追い越されて到着したのは

『ファミリーレストランデリシャス』さんです。

が、駐車場は満車……時間は12時半…ピークだな。

ピーク時にお一人様でテーブルを占拠するのも気がひけるもの。ここは少し時間をずらすか…。

と向かったのは女川です!

今年は一番訪れた町。ウォーキング観光に…。あれ?でも一度も女川で何か食べた記憶がないな…?

すごく青い空。吸い込まれそう。とても気持ちがいい。結構人も歩いてる。

個人的にエモい景色。横断歩道の先は海…。

おかせいさんの海鮮自販機。最近話題になったよね。私的には蒸しホヤが気になる。女川と言えばホヤだ。

しかし自販機とは考えたな。夜中に無性にみりん干し食いてぇ!ってなった時にヒョイと買いに来れるよね!

私的にエモい駅。浦宿駅。

ホームから万石浦が見える。建設中の橋も展望できる。

いい、ひじょ~にイイ!!

さて、そろそろ時間だ。ピークも過ぎて落ち着いてきた頃か?

お店に着くと先程よりは車は少ないがやはり多い。

お店に入ると若干の待ち時間。それにしても入った瞬間から麻婆の匂いがする。空腹ではあるが苛立つことはなく余裕を持っている私。なぜなら…

連休だからだ!!

連休は私を豊かにする。そして私を救う。愛では腹は膨れないが連休あれば何でも食える!!

そう、私は覚悟を決めていたのだ。普段なら絶対に食べないであろうあのメニューを!

席が開いてようやくテーブルに着くと早速オーダーする。

とその瞬間!痛恨のミスをしてしまった!

メニュー名なんだっけ??

「四川、麻婆、まぜ…メン?」と傷付いたCDのようになって注文すると女将さんが

「四川麻婆まぜそば。限定の?」と言い直してくれた。うん、それそれそれwwwメンじゃなくてそばだった。

注文した安心感から店内を見渡す余裕ができた。

天井と壁の取り合いに鏡がつけられている。お洒落だなぁ…これによって圧迫感も軽減されており、広く明るく感じるわけだ。

「……んーと」

たぶんデリシャスの創業者の肖像画だろう(適当)。さすが中華料理が得意なだけあって身なりもよくビックリマンみたいな背景も…ん?

何か裏からはみ出てる!?あ、あれは…あの…アレだよね?詳しくは言えないがアレだな、うん。

とあれこれ見てる内に

着ドーン!!

ドーン!!美味そう!いや、美味いんだけどね!

……でも…ここにきて正直に話すと

私は辛いものが苦手なのだ!

辛いものを食べると高確率で翌日に体調を崩す。

1日を通してトイレの運転手になってしまうのだ。

だが今の私は無敵だ。無敵の人だ。だって連休だからな!!

まずは混ぜないで麺だけをいただこう。麺は平打ちのピロピロ麺。ピロピロというのは見た感じがピロピロしてるからピロピロっぽいから率直な感想だ。もう語彙力無さすぎて…。

山椒の香りが食欲をそそる。掃除機みたいにズルズル啜ると服が汚れるので馬みたいにモゴモゴと運び入れる。

モッチモチだ!!太い所と細い所、縮れている所と真っ直ぐな所でそれぞれ食感が変わるので面白い!!これは美味いのだ!

麻婆は辛そう…匂いがすでに辛みを帯びてる。大丈夫かなぁ。

この麻婆と麺、玉子の対比がまるで絵画のようだ。美しい。

今度はグッチャグチャに混ぜてから食べる。

口に入れると山椒の香りと共に麻婆のコクと旨味が口の中に広がると同時に麺の食感がそれらを演出する。

噛めば噛むほど…か、かか…

辛ーイッッッ!!

いや、これは辛いけど美味いのだ。辛みの中に甘味と酸味をほのかに感じる。それによって味の調和が取れている。辛いだけだと飽きてしまうけど、これは辛味のその先に感じるものがある。うまく表現はできないが、辛いもの好きも苦手な人も美味しく食べられる絶妙なバランス。

豆腐がゴロゴロと入っている。硬めで煮崩れしていない。これも嬉しいポイント。

辛旨~♪

でも唇がモウモウと燃えるようだ。めっちゃたらこ唇になっている気がする。思わず大洗でかねふくの明太子が食べられなかったことを思い出してしまった。

これはご飯が必須だったなぁ。ご飯と共に食べた最高だったと思う。とにかく私の両手は器と口の往復を繰り返す。ウォォォンまるで水飲み鳥だ。

辛いけど熱々のスープを飲む。

おんっ!?

ワカメの甘味を感じる!スープの出汁も感じる!辛いのに感じるのだ。このスープもよく出来てる。こんなに辛いものを食べてる最中だというのにきちんと味を感じるのだ。

あっという間に完食!よく食べたなぁ!?大晦日はトイレの運転手に従事することになるのだろうか?

まさに2021年の最後を締めくくるに相応しい一杯となりました。もう唇が炎上してるけど!

めちゃくちゃ口から火が漏れてるけど…お漏らしならぬお漏ら火。ホヒー!熱ヒーッ!心の中でヒーヒー言いながらお会計。

「いつも素敵なものを書いていただいて…」

はは…

バレてますやん!?www

こんな辺境のブログを読んでいただいているとは…!

そして、このブログが2021年最後の記事になります。

新世界ブログ立ち上げから三年。システム構築に二年半。本格運用から3ヶ月ですがよくぞここまで更新が続いたなぁと我ながら感心しております。

それもこれもこの新世界ブログに訪れてくれる…人もあまりいないのですがw

金にもならんのに根気よく書き続けた私の努力の賜物と美味しい飲食店様々です!!

今年は交通事故で大ケガをしまして行動範囲が限られてしまいましたが来年は体を治してたくさん旅をして面白い記事を書けるように頑張りたいと思います!!

そういうわけで、

皆様、よいお年を~!!

【ラーメン】食べ納メン!ラーメンショップ椿の朝ラーセット

12月29日。

2021年終わりかぁ…。なんか2015年が未来だった頃が懐かしいなぁ。

2015年なんて来ないと思ってたんだよなぁ。

だって

1999年に恐怖の大王が降りてきて人類は滅亡すると思ってたから!

2000年迎えた時の違和感はこれだったんだよなぁ…。あれだけ騒がれた2000年問題もさらっと終わったしねぇ…。

あれからさらに21年も過ぎたんだぜ?信じられねぇよ。

一番信じられねぇのがあれから日本経済は全く成長していないし高齢化社会は改善されてないし私の賃金も上がっていないことだ。

おもむろに布団から出るとあまりの寒さに全身バイブレーションを利かせてズボンを穿くと猫背になって庭に出て車のエンジンをかける。暖まるまでの間に身支度を済ませる。

ずっとマスクをしていて気が付かなかったが逞しく成長した鼻毛が飛び出しており、それは左の鼻から飛び出て見事なカールしており右の鼻穴に入っていた。

切るのが勿体ないものだ。

身支度を済ませ自宅を出る。向かうは松山町だ。

鹿島台町に差し掛かった時に道路が一変!!雪がなかったのに突然町中から圧雪路にしかもガタガタだ。

私の車はスポーティーなグレードなのでサスペンションが硬めだ。振動がもろに、伝わり、ハンドル取られまくり…!!

こうして到着したのが

『ラーメンショップ椿松山千石店』さんです。

こちらのお店は開店当初から来てました。確か最初は金曜日限定でラーメン350円というのがありまして大変お世話になりました。 貧乏なので

今や朝ラーで大人気なお店で早朝から老若男女お一人様から家族連れまで訪れてます。

店に入ると元気なご挨拶で迎えられて気持ちがいいです。

入ってすぐ左に券売機がありまして 迷わずラーメンのボタンを押して食券を渡す時に

「朝ラー、麺カタで!」とオーダーします。

とにかく次々とお客さんが訪れます。待ちながらブログの編集をしますね。わずかな隙間時間を使わないと毎日更新なんて無理なんですわ…。

と思ったらあっという間に

着ドーン!!美味そう~、いや、美味いんだけどね!

スープは濁った豚骨醤油。ほんのり背脂と玉ねぎが浮いてます。この玉ねぎなんですが松山千石店だけが最初から入ってるんですよね。

他の椿系はトッピングになってます。確か50円だったかなぁ?

この玉ねぎがいいお仕事してるんですよ。シャキシャキの食感とスープに甘味と爽やかさを与えて旨味のバランスを整えてます。もうジョッキで飲めちゃう♪

麺は硬めでチョイス。いつも麺カタです。ここの麺は大好きですねぇ。

硬いと食べ終わる頃までちょうどよくなるので一杯食べてる内に食感が刻一刻と変わっていって面白いんですよね。

そしてチャーシューは柔らかいけど筋張っていていかにも『俺は肉だぜ!』って自己主張を感じるんだよねぇ。こういうチャーシューは好き。

口に入れるととろけるのは 貧乏なのでそういうお肉はあまり食べられない

セットのミニネギ丼!これも人気メニューでお昼のピークにはご飯切れになることもあるとかないとか…実はあまりお昼に来たことがないのでわかりませぬ。

ミニと言いつつ結構ボリュームあるよ。朝に食べるには結構多い。

でも、このネギの上にかけられている粉体はなんだろうか?なんか美味しいんだよねぇ。タレもご飯に沁みてて…朝からこんなに食べれるなんて幸せだよなぁ。

心もお腹もいっぱいになってごちそうさま♪

店主さんの奥さんが帰り際に「よいお年をー!」とご挨拶している。

私は颯爽と立ち上がり

「また明日来ます!」と宣言して店を出た。なぜなら…

家にご飯がねぇからだ!!

【ラーメン】食べ納めメン!支那そばや石巻の塩かけらーめん大盛り+味玉

日曜日。あまりの寒さに目を覚ました。

「さっむいなぁ…おい…」

部屋の温度計を見ると-1度。寒いわけだ…外気とほとんど変わらない。

布団から這い出て生まれたての小鹿のように震えながらズボンを穿くと軽くスクワットをやり体を適度に温める…はずが腰が痛いので温まるくらいに運動できるわけもなくリビングに降りていき、棚からレトルトカレーを取り出し鍋へと放り込んだ。朝カレーか…。

外は曇り空…微妙な天気だ。

頭を掻きながらブログの編集をしていると時計はお昼になろうとしていた。お腹も空いてきたな。

車に颯爽と乗り込みエンジンに火を灯す。高規格道路み向かうと一気に天候が崩れた。吹雪だ。

ワイパーゴムが古いからガタガタとビビる。

視界も悪いが何かにより私の21年落ち軽自動車は

ヒーターがあまり効かない!!

家も寒けりゃ車も寒い!!

車の中でも生まれたての小鹿のように震えながら高規格道路でビュンビュン追い越されて到着!

『支那そばや石巻』さんです。

食って食って書いて書いて書きまくったですね。もう何食食べたろう?数えてないや。

もうそろそろ常連の域ではないだろうか?

いつものように手指消毒して券売機の前に立つ。食べ納めは…もちろん…かけらーめん大盛りと味玉。

私の定番メニュー。

別に好き嫌いがあるわけではない。 貧乏なので

シンプルに麺とスープを味わいたいのだ。無論全ての具材は美味しいのだが、それ以上に麺とスープが美味いのだ。

支那そばやのスープは一口目は「あれ?薄味?」と思うかもしれないが食べ進めている内にいろいろな味を感じるようになってきて最後まで飽きずに食べることができるのだ。

一口目からガツンと来るスープもいいが、どこかで飽きがくる。

まぁ、私はバカ舌なので偉そうにラーメンを語ることはできないのだが…ここのスープと麺は美味しい!!

開店と同時に席へ着席。

とりあえず早めの食べ納めかな。休みに入ると私のお小遣いが破産してしまうので来月は生活苦になってしまうのだ。

二代目店主さんが麺上げを行っている。なんか不思議な気持ちになる。

味は受け継がれ、そしてまた新しい時代へと向かっているのだ。

よくぞこの味を受け継いでくれたものだ。おかげでこのお店に通い続ける常連達やこれから初めて食べることが出来るお客さん達が救われたわけだ。

寒くて吹雪いてる日でも駐車場が満車になるくらいの人達が来るのだ!!本当に凄い!!

こんな日はこたつに入ってみかんでも食べながらテレビ観てた方がいいじゃない?それでも食べに来るんだよ!

私は嬉しくなりながら待つ。

着ドーン!!美味そう~♪

まずは香りを楽しむ。フガ…いい香りだ。

美しいスープ。透き通ってる。目を瞑って飲むと舌の先に熱を感じるのと同時に鼻腔に突き抜けるいい匂いがたまらない。

思わず漏れるため息。私がゴジラじゃなくてよかった!と思う瞬間だ。

麺は細麺ストレートなのにスープを適度に絡ませてくれる。小麦の香りをほのかに感じつつスープの複雑な旨味が合わさり口の中に広がる。私がリスでなくてよかった!と思う瞬間だ。

思えば私がこの店の存在を知ったのは遥か昔のこと。当時はTOKIOの『ガチンコ!』 という番組があって、そ中で『ラーメン道』という企画がありその講師役に佐野実氏が抜擢されたのだった。

番組の中では不味けりゃ寸胴をぶちまけるという暴挙を繰り返し私の中ではただの怖いおっちゃんだったのだ。

あれから何年も過ぎてこの支那そばやに通いつめるくらいになるとは思わなかった。

さて、そろそろ終盤レンゲの上で味玉を割る。

プリッ!トロッ!うわっ!最高やん!

こりゃあ、スイーツだろぉ~♪

白身にはきちんと味が沁みて、黄身は濃厚でクリーミィーな味。ねっとりと舌に絡み付く味がまるで熱いアイスクリームを食べているようだ。

全てを平らげてごちそうさま♪

美味しい2021年いただきました~♪

本当にたくさん食べた!!来年もたくさん食べますよ~♪