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【 宮城のラーメン 】石巻市の ファミリーレストランデリシャス の 限定麺 『 K.O.K.O 』大盛り!!

石巻の人気店 ファミリーレストランデリシャス で遂に 限定麺 が登場!!

石巻はとても地域色が強いラーメンがある。

魚介系、鶏ガラ系のあっさりスープに細縮れ麺。

いわゆる『昔ながらの中華そば』である。

ここ近年は二郎系と呼ばれるラーメン屋も台頭してきており、仙台っ子ラーメンも進出してきたので選択肢はたいへん増えてラーメン激戦区となっている。

その中でも石巻市民なら誰もが知るお店がある。

それが

ファミリーレストランデリシャス

当ブログでも何度も登場しているお馴染みのお店である。

説明不要な気もするが、中華を得意としファミリー向けの多様なメニューが強みだ。

カウンター席は無く、家族連れが多いと思いきやお一人様も気軽に入れるので意外とお一人様の客も多いのが特徴。

そして特筆すべきは

『とてもボリュームがある!!』

これは大きな利点!

無論、価格は安いが量に対してはそれなりと言える。

だが世の中には大盛りと言いながらもちょっともの足りないと思ってしまう量の店はゴマンとある。

だがデリシャスは大盛りにしたことを後悔してしまうのではないか?と思うくらいの量を提供してくれる!

どんなに腹ペコでも満足してしまうボリュームなのでお一人様でもためらうことはないのだ。

そしてもう一つ、デリシャスには特定のファンが存在するのだ。

二郎が好きな人はジロリアン!

渡辺が好きな人はナベリアン!

デリシャスが好きな人はデリ、デリ…デリ〜…デリデリアン?とでも言っておくか…。

いつの日か広まるかもしれない可能性を考慮してそう言っておこう。

そのデリデリアンを魅了してやまないのが

限定麺の存在!!である。

通常メニューでもかなりの種類が存在するデリシャスだが、店主が研究熱心なことから限定麺が登場することがある。

これは公式Twitterでフォローしているフォロワーのみが先行で知る情報であり、限定麺が登場するとお店は多くのフォロワーが押し寄せて、その限定の味わいに舌鼓を打つのだ。

当然、私も限定麺が登場したならいかねばなるまい!と使命感を奮い立たせ、労働を早めに終わらせて店に向かった次第である。

ファミリーレストランデリシャスの限定麺!『K.O.K.O』登場!!

お店に入り、いつもの挨拶が飛び交う。

お店に来た!というよりは帰ってきた!という感覚の方が近いのかも知らない。

つまり故郷を離れ、遠くの街で働き、帰省の際に子供の頃によく食べた店に来るあの感じだ。

味の記憶とはとても大切だ。

懐かしい味というのは心を豊かに、そして優しい気持ちにするものだ。

席に着いて

「限定大盛り!」と颯爽と注文する。

これだけで通じるので悩むことはない。

楽しみだ。

注文を終えたことで安心し、創業者の肖像画を見つめる。

相変わらず輝いてますな!

そして10分くらいで着丼!

お、おいしそう〜!

この見た目がたまりませんね。

きつね色のスープに見える白い細麺。

なんとなくあの、とてつもなく頑固で腕組みしながら厳しい眼差しを向けるようなラーメンのカリスマを彷彿とさせるような丁寧な仕上がりのラーメンだ。

だがこれを作ってるのはイケメンハンサム店主なのだ。

なんともこれがギャップ萌えというか。

芳醇な香りのスープ!優しい味わいである!

スープは良い色が出てる。

飲む前から味が想像できる。

これは絶対においしいだろう!

口に含むと…お!

うん、これは優しい!

塩味は極度に抑えられているが決して物足りなさを感じない絶妙な加減。

ほんのり醤油、ほんのり出汁、ほんのり香るというもので、一口ならず二口、三口と運んでは唸るようなスープ。

これはもう首を縦に振るしかあるまい。

薄味と言えば薄味だが、単純に薄いのではなく薄いのに深い味なのだ。

これはうまい!

醤油のほどよい塩味が舌の上を流れるとほんのり鶏ガラの旨味を感じる。

そして昆布の甘み、それからふんわりとカツオの香りが舞い上がるのだ。

麺は細麺。半生麺で独特の食感が特徴的!

それに合わさる麺は細麺。

半生麺で日持ちが良いらしい。

一口啜ると独特な食感がある。

表面はややモチッとしてるが芯は柔らかい。

やや素麺に近いか?

小麦の風味はほぼ感じないがこの淡麗なスープを引き立てるには最適の選択と言える。

決してスープを邪魔せずに主張は弱め、しかしスープと合わさることでこの旨さを一気に引き立てるのだ。

限定麺『K.O.K.O』はそれぞれの素材の旨さを引き出した至高の一杯!

至ってシンプル!

具も必要最低限!

だがその素材の一つ一つがキラッと光る絶妙な味付けでした。

これが限定麺なのは実に勿体ない。これだけでも別店舗出せるんじゃないかってレベルだ。

デリシャス店主(イケメン)の研究心が生み出したこのラーメンを食すことができて実に幸いであった。

冗談やお世辞抜きにして大盛りにしても千円ちょっとで長年培った経験と研究によって生み出されたラーメンを味わうことができる。

これ以上に楽しいアクティビティなどそうそう人生にあるものではない。

このおいしいラーメンを食べるためにわざわざ石巻に出向く…

それでいいじゃないか。

ファミリーレストランデリシャスの店舗情報

住所:〒986-0861 宮城県石巻市蛇田新下沼32−5

電話番号:0225-93-0163

駐車場:店舗前に広い駐車場あり

営業時間:昼11時〜14時45分 夜17時〜20時

定休日:毎週火曜日

席:テーブル席、お座敷席。

注文方式:着席のち対面での注文。呼び出しベルあり。

【 ラーメン 】石巻市のファミリーレストランデリシャスのエビチリあさりまぜそばの大盛り!!

エビチリあさりまぜそばはTwitter限定の裏メニュー!!

その日私はなんとも言えぬむしゃくしゃした気持ちだった。

だからと言って誰でもいいなどと言って暴行を加えるようなおっかない真似なんてしやしないさ。

大人の不機嫌は自分で解決せよ!!

と私は言いたい。

当然のごとく、私の不機嫌は大抵

美味いものを食べれば上機嫌になるから安心!!

どんなに絶望しても悲しんでも怒っても腹は減るものだ。

人生の悩みは様々だがその一因としては腹が減っていることと寝不足、運動不足である。

食う、寝る、遊ぶは人生においてとても重要なアクティビティなのだよ。

つまりはこの順番通りに自分に投資すれば大体の不機嫌は解決される。

食って栄養をとり、寝て休息し、元気になったら遊ぶ!

人生はこれでいいのだ。

悩んでばかりの人生なんてつまらないじゃないか。

さて、そんな腹を減らした私の欲求を満たしてくれるのが宮城県石巻市蛇田にある

『ファミリーレストランデリシャス』

である。

かなり昔からある石巻市では老舗と言っても過言ではないお店なのだ。

ファミリーレストランと言ってもチェーン店では個人経営のお店でここにしかない。

そしてファミリーレストランらしく様々なメニューが存在するが、中華料理がメインとなる。

麺類、ご飯塁、定食、単品、デザート、ドリンクとかなり豊富な品揃えであるにも関わらずメニューに記載されていない裏メニューが存在するのだ。

これはTwitterをやっている人か、常連でその存在を知っている人しか注文にたどり着けないもの。

別にTwitterをやってフォローする必要はないのだが、知っていれば注文できる。

さて、その裏メニューとは

『エビチリあさりまぜそば〜♪(ドラ○もん風)』

みんなが大好きエビチリにあさりが添えられたメニューとなる。

それにまぜそばとなればなかなか楽しめるものではないだろうか?

少し興味があったので勇気を出して注文してみようと思った。

まず私がデリシャスに行くのは大体平日である。

土日祝日は近付かない!!

なぜなら…大人気店でめちゃくちゃ混雑するのである。

提供はとても早いのだが、食べる客が遅いのである。

遅いというか…居心地の良さに加えて他飲食店とは異なる

圧倒的なボリューム

である!!

これじゃあ遅いのも致し方ないのである。

ファミリーレストランなのでサッと食ってサッと出るなんて味気ないじゃないか。

家族の団欒が最高の調味料なのである。

が!!

全てのメニューが他飲食店の大盛りレベルだ。

価格は安いと言えば安いがそれなりで不満もない価格設定。

美味しくてボリュームがあるなんて最高じゃありませんか!!

と思ってましたが、この日はどうしても我慢できなくて日曜日の夜19時ちょい過ぎくらいの微妙な時間に訪れました。(お店の営業時間は20時まで)

駐車場はかなり大きいのだが日曜日ともなると満車になるのだがこの日は…相変わらず混んでました。

というわけでいつものようにエビチリあさりまぜそば大盛りをチョイスしました。

エビチリあさりまぜそばのビジュアルはまさにアレッぽかった!!めちゃくちゃ美味しそう!!

ビジュアルからしてカラフルで美味しそう♪

あさりがとても良い仕事をしているね!

あさりが殻ごと入っていると豪華感がマシマシです。

エビチリのやや酸味が効いた香りが食欲をそそります。

こいつは絶対にうまいやつだ。

麺は平打ち太麺!ピロピロ食感でモッチモチでエビチリと相性抜群!!

このピロピロ平打ち太麺である。

デリシャスはメニューによって様々な麺を使い分けているのも特徴だ。

中華そばは縮れ細麺、味噌ラーメンは平打ち太麺などスープに合わせてチョイスしている。

このピロピロ平打ち太麺と具材と相成って思ったのは…

これはパスタみたいだな!と。

あの、アレ…えーと、

ボンゴレ!!

ウィキペディアより

この芸術的な盛り付けを壊してしまうのはいささかもったいない気もするが豪快にグッチャグチャに混ぜます。

徹底的に混ぜます。

うむ、これぐらいならいいだろう。

早速一口…。

むむっ!?

想像していた通りのピロピロの舌触りとモッチモチの食感!

それにピリ辛のエビチリがとても刺激的だ。

私は辛いのは苦手だが、これはまだ大丈夫!

あさりも貝柱まで取っていただく。

これは美味いぞ!

大盛りにして正解だ。

絶対にもっと食べたくなる。

無論、並盛でも相当な量である。

おそらくは200g。

大盛りになると一気に400gだ。

400gを食べられる人はなかなかいないと思う。

それこそ腹ペコにしてこないとなかなか平らげるには骨が折れる量だ。

私がデリシャスが好きなのは大盛りにするとそれだけで大満足になるということ。

大盛り食べたけど、もっと食べたいなぁ…というちょっと残念な気持ちにならないのが良いのだ。

この容赦ないボリュームこそデリシャスの真骨頂と言える。

エビもプリプリで噛むとパチンと弾ける。とても面白い。

しかし、このエビチリあさりまぜそばはなかなか出ないレアメニューだそうで注文数がとても少ないとか。

たぶん知らない人が多いのか、或いはなんとなく地味な印象を受けるのかしてめったに出ないらしい。

もったいないなぁ〜…。

まとめ

エビチリあさりまぜそばはTwitter限定の裏メニューです!

ピリ辛のエビチリは適度な辛さと酸味で食欲をビンビン刺激してくれます。

ピロピロ食感も平打ち太麺もクセになるおいしさ!

是非一度は食べてみてほしいです!

ファミリーレストランデリシャスの店舗情報

住所:〒986-0861 宮城県石巻市蛇田新下沼32−5

電話番号:0225-93-0163

駐車場:店舗前に広い駐車場あり

営業時間:昼11時〜14時45分 夜17時〜20時

定休日:毎週火曜日

席:テーブル席、お座敷席。

注文方式:着席のち対面での注文。呼び出しベルあり。

【 ラーメン 】女川ラーメンあらどっこいの油そばと新鮮刺身を食べて豪遊!

渡波の女川ラーメンあらどっこいはラーメン居酒屋で楽しめる名店。

ざわ…ざわ…ざわ…

来る日も来る日も必ずやってくる労働。

私はその日も少ないペリカを稼ぐために汗水垂らし働いていた。

季節はもう秋だ…。

行楽の秋、食欲の秋…。

そんなものは私には一切関係ない。

先の見えないマラソン…42.195キロを走り完走するのではなく死ぬまで働く事を宿命(さだめ)として今日を生きるしかなかった。

42.195キロ…

死にに行くGOーっ!!

そんなストレスを抱えながらも油と埃とカビにまみれていたがたまには息抜きもしなければ窒息死してしまう。

死んでは元も子もない。

この世界にはあの世も何もない。

生きてることが全てなのだ。

そこで思いついたのが石巻渡波(渡波)に存在するラーメン屋。

『女川ラーメンあらどっこい』

これはかつては女川を中心に軽トラックを改装したキッチンカーと呼ばれるもので移動販売をしていたのだが実店舗を構えることになり、先日ようやっと行くことができた。

【ラーメン】あらどっこいの醤油ラーメンと限定塩ラーメンとお刺身!

たまに豪遊するかと車を走らせた。

アクサスは意外と良い!渡波駅から徒歩数分!車は女川ICから約20分!

結構場所は辺鄙な所にあるのだが、アクセスは意外と悪くないです。

渡波駅から徒歩数分。車で行く場合は三陸自動車道宮城女川ICから約20分で行くことができます。

渡波駅の通りを真っ直ぐ牡鹿半島に行く途中にあります。

結構特徴のある建物なので発見は容易だと思います。

駐車場は店舗前にありますが、結構日中は車の通りが多いのでチャンスを伺いバックで駐車するのをおすすめいたします。

注文方式は券売機、刺身やドリンク、アルコールは席での注文です!

ラーメンなどは入口入ってすぐ左側にある券売機で食券を購入しての注文となりますが、刺身やドリンクなどは席での注文となります。

精算は店舗奥にあるレジで行います。

油そばはこってり滑らかな味わい。太麺とタレが絡み合うも優しいまろやかな味わい。

最初に注文したのは『油そば』だ。

実は私は油そばやまぜそばなどはめったに注文しない。

なぜか?

汁がないとなんとなく損した気持ちになるからだ!

同じ価格帯ならば汁があった方が得な気がする。

なんとなくそういう貧乏気質が抜けなくて(リアルビンボーだが…)店舗では冷やし中華、焼きそばを筆頭に汁がない系は基本頼まない。

同じような理由で冷たいものも注文しない。

冷たいものはガリガリ君だけでいい!

だが、なんとなく気になっていた油そばを食してみたいと思ったのだ。

客入りはそこそこでテーブル席もほぼ埋まっている。

こんな辺鄙な所にあるにも関わらずわざわざ訪れてくれるお客さん…。

そりゃあ、おいしいからね。本当にここのラーメンはおいしい。

ノスタルジックなのにじんわり染み込む熱いラーメン。

あの寒い女川の夜に食べた一杯を思い出す…。

【 ラーメン 】女川の 移動販売ラーメンあらどっこい の醤油ラーメンと塩ラーメンを連食!!

いや、二杯かw

懐かしいなぁ。ちょっと前の話なのに遠い昔に思えてしまう。

油そばを待っている内に刺身も注文した。

ここはラーメン居酒屋なので刺身を食べながらアルコールも飲める店。

残念ながら私は車で来るので飲酒はできないのだが酒を呑むなら新鮮な刺身は嬉しいだろう。

日々の労働で稼いだペリカがあるので豪遊できるのだ。

これが大人の暮らしだ。大人最高!!大人舐めんなっ!!

子供の頃に戻りたいと思う時もあるのだが、子供時代は何かと不自由だったし、お菓子だって妹と折半だ。

お兄ちゃんというだけで我慢しなければならないということもあり、『おしどりミルクケーキ』を立て続けに3枚食べるなんて贅沢の極みだった。

大人になればそれが可能になるのだ!これが大人の…ッッッ!と思っていると着ドン!!

トッピングで温玉入りにしました!

ウッホ!うまそう!

でも私がイメージしていた油そばとはちょっと違う。タレが多い!!

これは嬉しいぞ!タレが多いと損した気持ちにならないからだ!

これをグッチャグチャに混ぜていく。

油そばってこれが楽しいよね!

せっかく完成された盛り付けを瞬く間に破壊している。

うどんのような太さの麺にこってりしたコクのあるタレが絡んでくる。

一気に口の中に吸引すると…

うんまぁァァァ!

これはうまい!!

タレは濃厚だがしつこくない。むしろキレが良い。こってりしてるのに…なんというか…こっさりしてる!うん、こっさり!

私の口で成分を分析して魚介云々、豚骨云々がどうとかなんとも言えないのでこれは食べればわかる!と言っておきます。

他にはない油そばではないでしょうか?

一食の価値あり!

新鮮な刺身も自慢の逸品!なかなか市場に出回らない珍しいものも?

ラーメン屋でありながら刺身も自慢なのである。

私は普段は刺身なんて高級なのであまり食べられないのですが、今回は豪遊する気満々なので臆することなく注文しました。

カナガシラ…??

カナガシラってなんぞや??とスタッフのお姉さんに聞いてみたら

「これはホウボウという魚ですね!」

と言われて

「なるほど…ホウボウか…」と呟いたが実は

ホウボウという魚すら知らなかった。

とりあえず食えばわかるか!

エンガワも好きなのでそちらも合わせてヒラメ、エンガワ、カナガシラの布陣を迎えることにした。

「こちらヒラメでーす!とエンガワ!」

スタッフのお姉さんが持ってきてくれる。

先日もヒラメを食べたがとても美味しかった。前回は昆布〆だったが今回はなかったので普通のヒラメだ。

さてさて…。

んーっ!うまい!!やはり新鮮な魚はうまいねぇ!!と舌鼓を叩いていたらスタッフのお姉さんが

「すいません、こちらカナガシラでした~」

ほえ??

これがカナガシラなの!?

さっきまでヒラメだとばっかり思って食べていたわアタシ!!

てか前回もヒラメ食べてるからわかるよね?って話よ!

食ってもわからなかった!!

だからアタシの舌って信用できないのよ!!

んでカナガシラ。

ほどよい固さがあってなかなかおいしい。結構淡白な味わいだが臭みも無く、これはフルーティーな日本酒に合いそうだ。

そうだな、例えば『女川街道』とか!

【 日本酒 】宮城の酒『女川街道』を堪能す!

これは針の浜屋でしか売っていない(私調べ)レアなお酒なのだよ!

澤乃泉で作っているので味は抜群に良くてどんな刺身にも合う味わいです!

女川の魚によく合う酒なんですよ、これが。

ぜひ日本酒も女川街道を置いてもらいたいと思っている。

…呑めないけど。

続いてエンガワを頬張ると弾力を含んだ食感にほんのり甘い脂が口の中に広がる。

ふむふむ、これもなかなか日本酒に合いますなぁ。

本当に呑めないって辛いわぁ〜!

この近辺に済んでいたらこんな美味しい刺身を食べながらおいしい日本酒をキュッとやってほろ酔いで眠れるのになぁ。

私が住んでいるところは山なので周りにこういうお店がないので必然的に宅飲みになる。

酒は呑めないのでコーラにした。

コーラか…。実は何年も飲んだことがない。

まさに数年ぶりに飲むコーラ。

でも、その味って忘れなくていつでも思い出せるんですよねぇ。

グラスに注ぐと

キ、キンキンに冷えてやがる!!

どれどれ…うん、想像通りの味。

店主さんがやたらコーラを飲むというので感化されてしまった。

久しぶりに飲むとうまいなぁ。

なにげにコーラと甘酒を混ぜてシャリコーラにして飲んでた時もあったなぁ。推奨はしませんがね。

続けてヒラメがやってきた。

上からカナガシラ、エンガワ、ヒラメです。

いやぁ、どれを食べてもうまいねぇ。こうなると本当に日本酒呑みたくなる。

吉幾三とか聴きながらね。

ヒラメは柔らかくて甘くてとても舌触りが良い。

口の中で生き返って胃袋の中で泳ぎだすんじゃないかってくらい新鮮だ。

こうしていろいろな味わいを楽しめて幸せだなぁ。働いてるってこういうことだよ。

それが例え社会の最底辺の地下労働だとしても…。

カウンターの他、テーブル席は半個室になっているのでとても落ち着く空間です。

新鮮な魚においしいラーメン…女川らしさを全面に押し出したラーメン屋さんです。

まだ開店して間もないので慣れていない部分もありますが、それらの成長も楽しみなお店です。

こういうお店って応援したくなるよね。

郷土に根付き、郷土を大切にする。

地場産品、地産地消!

これからずっと愛されるお店になってくれることを願ってます。

これから日本経済は力無く縮小していき、国民にとって冬の時代がやってきます。

この辛い時だからこそ頑張ってこの庶民の小さな幸せを守ってほしいと思う。

頑張るにはみんなの支えが必要なのです。

おいしいものを食べて元気になって、仕事を頑張って疲れたらまた食べに来る。

そういうサイクルで人生を大いに楽しもうではありませんか!!

ざわ…ざわ…ざわ…

ただ、なんとなく…もう一杯食べたいような気がする。

ちょうど待ってる人もいないし、いけるだろう!

迷わず行けよ!

行けばわかるさ!

というわけで再び券売機に立ち醤油ラーメンを注文しました!

普段から連食しているわけではなくこの店だけなんですよ。

それくらい食べやすいということですかね。

醤油ラーメンは実にオーソドックスな紛うことなき醤油ラーメン!しかしそのうまさは格別!

サンマ出汁が効いた醤油ラーメンは着実にファンを増やしつつあります。

この新しいのに懐かしいと思わせるラーメン。これを求めてわざわざここまで来たものだ。

風味豊かなスープは女川の海を思わせる深く豊かな旨味が溶け込んだ至高の味わい!

様々な素材の旨味が溶け込んだ透明なスープ。

本当に濁りがない。

表面にきめ細かい油が浮いています。

以前は無化調てしたが今回は若干化調を使っているようです。

でも私的には美味しければいいので特にそういうこだわりが強い客ではないんですよ。

まぁ、よくグーグルのレビューなんかで

「化調のえぐ味が強い!」とかレビューしてて店主の返信が

「すいません、ウチ無化調なんですよ…」

と返信しているのを見たことがあって、評論家気取りでドヤ顔で評論すると大いに恥をかくということだ。

私はただおいしければいいし、製法や食材を当てるような立派な舌は持っていない。

そんなわけでスープをすすると…。

おぉ、じんわり来る!

ガツーン!じゃなくて本当にじんわり。

まるで遠赤外線のようなスープだ。

飲めば飲むほどに味が舌に滲みてくる!

魚介がメインだろうけどそんなに自己主張は強くなくてふんわりした感じ。

それにほどよくかえしが効いてて香味が良い。

丁寧に作られたスープだねぇ。

もう店主さんの優しさが滲みたスープだよ。

麺はノスタルジックな細ウェーブ麺。黄色の中華麺が哀愁をそそる!

麺は見ただけでおいしいとわかる。

よく地方のこすけたドライブインなんかに入ってラーメンとカツ丼を頼むとだいたいこういう中華麺のラーメンが出てくる。

昭和の緩い時代なら厨房で親父さんがくわえタバコで麺を茹でてるんだ。

本当にそういう感じの昭和ノスタルジックな中華麺。

ほどよい固さに茹でられた麺はしっかりとスープを絡ませ口の中に吸い込まれていく。

くぅ〜〜〜〜〜〜ッッッ!これが!

たまんねぇなぁ!

この豊かな万石浦が近くにあるお店で新鮮な魚の刺身を食べながらうまいラーメンを啜る。

まさに大人の休日だよなぁ。

実際に休日は無くても妄想が捗るってもんよ。ちょっと涙を拭こうか…。

刺身をたいらげ、ラーメンを食べてコーラを飲み干してごちそうさま!

もう大満足さ。

お腹もいっぱい!汗水流して働いたペリカで思う存分ストレスを解消した。

働くってこういうことかな。(二度目)

自分が働いて稼いで、その金で誰かの仕事を堪能して、それで元気を貰ってまた働く。

うん、つまりこうしてお金と社会は回っているってことさ。

ごちそうさま!また豪遊しようっと♪

女川ラーメンあらどっこいの店舗情報

住所:〒986-2111 宮城県石巻市三和町7−1

営業時間:11時半〜14時半 17時半〜21時半

定休日:毎週月曜、火曜

駐車場:店舗前にあり6台前後

注文方式:入口左の券売機。刺し身やアルコールは席で注文、店舗奥のレジで精算。

席:カウンター、テーブル席

公式Twitter:あらどっこいツイッター

【ラーメン】ファミリーレストランデリシャスの野菜らーめん大盛りのチャーシュートッピング

ファミリーレストランデリシャスは石巻の大盛りで人気の中華ファミレス!

その日、私は悶々としていた。

一つの仕事が終わったと思ったら間髪入れずに次の仕事が入ったからだ。

隙間に全て詰め込むことは良くない。

例えば役者などは長期に渡る撮影が終わると『役抜き』というのが必要らしい。

無論、次々と様々な役をこなす人もいるかもしれないが真面目で役に入れ込む人ほど休養が必要らしいのだ。

私は別に役者ではないが、一つの仕事が終わると少しばかり休みたい気持ちになる。

ずーっと気を張っていると突然パチンと弾けてしまい、何に対しても無気力に陥ってしまうのだ。

それでも残酷にも気持ちを奮い立たせ仕事をこなさねばならない。

それでたまに美味しいものを食べてストレスを解消する必要があるのだ。

さて、何を食べようか?

迷ったらあそこに行けば間違いはない。

ファミリーレストランデリシャス

である。

デリシャスは石巻界隈ではボリュームのある店で大人気だ。

当然常連も多く、日曜日ともなると大混雑!

でも狙い目は平日の夜だ。

平日は中華メニューもあるため日曜日、祝日に比べれば充実しているのだ。

この日はたまたま早く労働が終わったため、残り少ないペリカを握りしめ店に向かった。

どうせなら好きな物ばかりを食べて元気をつけたい!

店に到着すると客入りはそこそこ、すぐに席に座りメニューをチラッと見るとすぐに決断した。

「野菜らーめん大盛りでチャーシュートッピングで!」

普段は蚊の鳴くような声で話すがこういうときは全力を振り絞る。

以前野菜らーめんを食べた時にその味に感動したのだ。あの時ほど大盛りにしなかったことを悔いたことはない。

ついに念願の大盛りで食べることができるのだ。

あまりにも嬉しくて頭の中で謎の踊りを踊っていた。

野菜らーめん大盛りは迫力ドーン!チャーシュードーン!

野菜らーめん大盛り+チャーシュートッピングがドーン!!

大ぶりのチャーシューが3枚乗っている。

野菜はたっぷり!

野菜とお肉、炭水化物の贅沢三重奏だ。

まず見た目がとても豪華で華やかだ。

野菜の色がとても映える。

狐色のスープに乗せられた色とりどりの野菜はとても美味しそうである。

そういや私はあまり野菜を食べないんだよね…どうしてもオール炭水化物になってしまう…。

貧乏労働者にありがちなカップ麺+おにぎりになってしまうのだ。

こういう機会に野菜をたくさん食べたいもの。

意気揚々と箸を持ちスタンバった!!

スープは淡麗な塩味。ほのかにダシ香る上品な味わい。

野菜らーめんにぴったり合う塩味スープ。程よい塩加減にほのかにダシ香る。

野菜からも甘みが出てるのか豚肉からも旨味が出てるのか絶妙な調和を醸し出している。

口をすぼめてズズズと飲めば思わずため息が漏れる。

ふぉ〜…たまんないな。

平打ち中太麺は誰でも一度は食べたことある懐かしい食感!

デリシャスはたくさんの種類の麺をスープに合わせて使っている。

代表的なのがこの平打ちの中太麺!

独特の食感がとても楽しいやつだ。ほどよい固さとピロピロの食感が唇と舌と楽しませてくれる。

隙間に詰まったスープから旨味が溢れ出す。

昭和のらーめん…それもデパートの屋上にあったレストランのラーメンを彷彿とさせる懐かしさがある。

無論地域性波あるのでなんとも言えないがそういう懐かしさがこの麺には感じてしまうのだ。

大ぶりのチャーシューは適度な固さと柔らかさが混在した旨味たっぷり詰まったお肉!

デリシャスのチャーシューは昔よく食べたチャーシューそのものだ。

最近はより拘った炙りチャーシューや極厚チャーシューなど個性的なチャーシューが台頭する中で地味で素朴な昔ながらのチャーシュー。

このチャーシューが筋張った固い部分と噛むとホロホロ崩れる柔らかい脂身がバランス良く混在し、旨味を封じ込められ噛めば噛むほど味が滲み出てくるのだ。

こりゃあ、美味い…これもまた懐古感に駆られてしまう味わいだ。

食の記憶ってとても大切な人生のパーツだと思うのだよ。

家族と一緒に食べたもの、恋人や友達と…懐かしい味…、いや、懐かしいという気持ちがあれば、あるほど人生は豊かになるのではないだろうか?

懐かしい気持ちってどうすれば手に入るのかというとやはりここは体験である。

体で覚えたことは一生忘れないものだ。

特に子供の頃に食べたものは大人になってから大きく人生に影響を及ぼすと私は思っている。

野菜はシャキシャキ!肉はプリプリ!全ての具材が良い仕事をしている!

たくさんの野菜がらーめんを色彩豊かに彩る。

野菜の甘みとスープの塩味の調和が最高だ。それに加えて肉のプリプリ食感と旨味が口の中を楽しませてくれる。

キクラゲがどっさり入ってます。私はキクラゲが好きだ。好きだけど単品では食べられない…。

このコキコキした食感は名脇役に等しい。

この丼の中では唯一無二の食感である。

主役だけの映画は厳しい。

スーパーマンとバットマンが共演してもお互いの持ち味が出せないのだ。

あまり大きな声では言えないがコ○ンvsル○ンがいい例だ。

そもそもあの二人が共演するよりもコ○ンvs金○一の方が良かった気がしないでもない。でもそうなったら物語は混沌としてしまうのだろうか?

結局どっちの推理が正しいかになって物語の組み立てが難しいのかもしれないな。

そんな無駄なことを考えながらキクラゲの食感を楽しむ。

単体では味がしないのに他のものと合わさると絶妙な美味さを発揮するキクラゲ。

一杯の丼の中にこんなにたくさんの楽しみが詰まっているのだ。

デザートにとっておいた煮卵をいただく。

プリッとしていて黄身がトロッとしている。甘くてコクがあって最高に美味い…次回はもう一つトッピングしようと思うくらいだ。

食べ終えて箸を置いた。

ふぅ〜幸せな時間はあっという間だな。こんなに美味しくたくさん食べられるのに千円ちょっとだ。

壁にかけられた名画になんとなく天使が見える気がする…!

デリシャスの野菜らーめんにチャーシュートッピングしたら幸福度が爆上げになったという話でした。

ごちそうさま!

また来ようっと♪

ファミリーレストランデリシャスの店舗情報

住所:〒986-0861 宮城県石巻市蛇田新下沼32−5

電話番号:0225-93-0163

駐車場:店舗前に広い駐車場あり

営業時間:昼11時〜14時45分 夜17時〜20時

定休日:毎週火曜日

席:テーブル席、お座敷席。

注文方式:着席のち対面での注文。呼び出しベルあり。

【ラーメン】あらどっこいの醤油ラーメンと限定塩ラーメンとお刺身!

女川発祥のあっさりラーメンが大人気!あらどっこいの醤油ラーメン!

以前、女川で『あらどっこい』という移動販売ラーメンを食べた。

その時の記事はこちらになります。

あらどっこい移動販売ラーメンの醤油ラーメン

そのあまりの美味さに連食したが、それからあまり女川までたどり着くことなく日々の喧騒の中を生きていた。

それから活動が一旦休止となり、なにやら前向きに何かが進んでいるな?と思っていたら石巻渡波(わたのは)に店舗を構えたというニュースが飛び込んできた。

その時の記事はこちら!

移動販売ラーメンあらどっこいが実店舗に!?

あの美味しいラーメンがいつでも食べに行けるのはとてつもない大きなメリット!

本当はオープンと同時にスキップしながら(めちゃくちゃ下手)オープン・ザ・アタックをかましたかったが他県での仕事につき通勤時間が片道一時間半超えという事態になり諦めていた。

しかし!ついに!行くことができた!!

女川ラーメンあらどっこいの場所は渡波駅から数百mの場所!

実店舗は以前釜飯『万石庵』があったテナントである。

一度も行ったことなかったな…。

意気揚々と駐車場に車を停める。

店舗前に6台は停められそうだ。

ぐぬぬ…扉が意外と重い…!元は自動扉だったのだろう。

お店に入るとすぐ左側に券売機がある。

うむ、最初はオーソドックスに醤油ラーメンを食べよう!

この醤油に感動したんだよなぁ。

店主さんは一度しか会ったことないのに私のことを覚えていてくれたことが嬉しかった。

カウンターに座り、ラーメンの到着を待つ。

しかし、渡波かぁ…。

ここは私の母方の祖母が暮らした町だ。

生前は松島の磯崎に住んでいて山や海が好きでよく連れて来られた。海や山は遊び場だった。

とても優しくて力持ちな祖母で自宅をDIYで建てた人だった。

晩年は渡波に移住したが、脳梗塞を患い寝たきりになった。よく口にしていたのは

「渡波に帰りたい。もう一度、渡波で暮らしたい」だった。

山も海もある渡波をとても気に入っていたのだ。

そんなむかしのことを思い出して感傷に浸っていたらラーメンが到着した。

これぞ女川のラーメン!豊かな海が育てたあらどっこいの味わい!

もう見た瞬間に笑顔が自然と溢れた。

これだよ!このラーメンだよ!

上品な香りがする。一概に材料はこれだ!と断定できない。

なんせ私の感覚はあてにならない。知ったかぶりをすると恥をかくのでここは控えておこうと思う。

このビジュアルこそが食欲を一気に高めていく。

紅いナルト、ワカメ、メンマ、チャーシュー、ネギとそれぞれが配置されいい仕事をしている。

立ち上る湯気がまた優しい気持ちにさせてくれる。

ふんわりと香る、じんわりと沁みる、舌に感じる熱さのスープ。あらどっこいの優しさがにじみ出てる!

適度な油と深い醤油の色。

以前は無化調を全面に押し出していたが今回は多少化調を使用しているらしい。

まぁ、私なんて特に化調、無化調、人工、天然のこだわりは特に無いし、出された飯にあーだこーだ言うのは好きではない。

美味しく食べられることが全てなのだ。

このスープにはノスタルジックなものを感じる。

新しいのに懐かしい。

ここで食べられることがとても嬉しい。

スープを啜ると豊かな出汁の旨味が効いてる。

熱々のスープがまた冷えた心まで一気に温めてくれるようだ。

これはうまい…。うまいよ!

麺は黄色の縮れ麺!これぞラーメン!

麺は私の好きなやつ。縮れ気味の黄色い中華麺。

食感、スープを含んだうまさ、固さ、どれもが完璧だ。

このスープにしてこの麺あり!

このコンビネーションは最高だな。まるでキン肉マンとテリーマンのマシンガンズみたいな感じだ。

最高のスープには最高の麺!

マッスルドッキングのようにそれぞれの威力が増している。

チャーシューもやわらかくておいしい。

最後まで飽きずに食べることができました。

ごちそうさまでした!

…と、待て!まだだ!まだ終わりではない!!

普通の胃袋を持っている人ならばこの一杯で満足するはずです。

ですが、力士並みに大食いな私はまだ余力があった。

なんとなく塩ラーメンも食べてみたい気持ちになった。

せっかくここまで来たんだから大いに楽しもうではないか!!

私はラーメンは休日にしか食べない上に普段はカップ麺すら食べないのだ。

普段はねこまんまばかり食べて生きているのだ。

颯爽と立ち上がり券売機にて塩ラーメンの食券を買う。

ちょうどその時は限定の鯛出汁らしい!

な、なぬーっ!?鯛出汁だと!?しかもラスト!!

ぐぬぬ…食べなければ一生後悔してしまう。

人間というものは手に入ったものは手にした瞬間に飽きてしまうのに手に入らなかったものは一生心のなかで燻り続けるのだ。

例えば

初恋の人とか…。

鯛出汁塩ラーメンは高級料亭の味!!

そしてラーメン二食目!

鯛出汁塩ラーメン!!

ほほぅ〜…これはうまそうだ!

海老で鯛を釣るってことわざがある。

私は海老も好きなのだが、その海老を食べた鯛だからなおさらうまいだろう!

鯛を餌にしたら何が釣れるんかね?

などとくだらないことを考えながらレンゲを手にした。

スープは確かに鯛!こりゃ驚いタイ!!

透明感の高いスープにほんのりと脂が浮いている。

もう匂いが素晴らしい!!

鼻の穴が3つくらい欲しくなる。

私は慢性鼻炎で年がら年中鼻詰まりなのだが、それでも豊潤な香りを感じる。

さすがは鯛だ。

一口すすると…

うん?

薄い?

思いきや!

ジワジワと広がる旨味と味わいが口の中へ広がっていく。

飲めば飲むほど味が濃くなっていく。

うまぁ〜い!!

なんて清廉なスープなのだろう!

パッツン系の細麺は食べごたえ抜群!鯛に惚れタイ!

麺は醤油とは違うストレート細麺。

わかってるねぇ、これぞ塩ラーメンって感じだ。

まるで高級な料亭で出される温麺が入ったお吸い物のような上品な味わいだ。

麺は程よく固く細いのにパッツンと嚙み切れる面白い食感の味わい。

これはたまらん!

これだけのために渡波に来ても十分に満足できる。

ズルズルと食べていると店主のご厚意によってご飯をいただきお茶漬けにすることに!

おいおい、こんな贅沢して明日死ぬんちゃうかな?と余計な不安をよそにご飯をいただく。

鯛出汁をかけてワサビを溶かしてかきこむと…

くぅ〜〜〜〜〜〜〜これがまたっ!!最高!

これはもう最高でしょ!うますぎ問題!

なんてこった…こんな僅かばかりのお金を出してこんなに贅沢な時間を過ごせるなんて

お値段以上!!

でもヒトリ!

新鮮なお刺身もあらどっこい自慢の逸品!ラーメンのお供に…ヒラメの刺身!

そして思い出したのはこのお店はお刺身も自慢のメニューだ。

新鮮なお刺身なんて久しく食べていない…では食べよう!と早速注文。

お刺し身は直接注文して店舗奥にあるレジで精算する流れだ。

私が注文したのは

『ヒラメの昆布〆』

ヒラメはあまり刺身では食べたことがないと思う。

寿司ネタにも乗ってる記憶がない。

それだけ高級だ。

これは楽しみ。

ここいら界隈はぽつんと飲み屋はあるがそんなに賑わう場所ではない。

メイン通りから離れているために知らなきゃ来ないと思う。

でも住宅地は多いので近隣の人達は〆にラーメンを食べられる店ができて嬉しいと思うんだよねぇ。

ゆっくりと鯛出汁塩ラーメンを堪能しながら待つ。

こういう時間の過ごし方もいいな。

每日毎日時間から時間まであくせく働かなければならない。

一つのゴールを迎えた先に新たなスタートラインがあって、その繰り返しで一年が終わる。

よく言えば仕事では達成感を味わったことがない。そして仕事が終わったという解放感も日常感じるものではない。

今日が終わったら明日が来る。

明日の次は明後日。

その繰り返しな人生だと思う。

それでいいのかと葛藤しつつもと思っていたらお刺身が到着した。

おお!美味しそう!

あ刺身はおろか魚自体食べることが減っている気がする。

昔はタダみたいなサンマが高級魚になっちまった…。

獲れ過ぎて溢れていたイカでさえも高級だ。

環境の変化は確実に生活に大きな影響を及ぼしている。

さてお味は…。

おん!やわらかくて甘くておいしい!

口に入れた瞬間に歯の間を滑っていくようなやわらかさ。

昆布の風味もあって実においしい。

そして、鯛出汁塩のスープで…

しゃぶしゃぶ…♪

おほーっ!!

こりゃまた美味しいねぇ。

スープはもう温かったのですが鯛出汁と合わさるとまたうまい!

私はただなんとなく今日まで生きてきたが、つくづく思ったよ。

とりあえず今日まで生きててよかったと。

どんなに絶望しても失望してもどこかには小さな希望や楽しみがあるものだ。

ほんの少しだけ足を伸ばしてみればきっとそれは見つかると思う。

大きな幸せはないが…小さな幸せを積み重ねていこう。

そしてこういう時間を与えてくれる人達も大切にしつつ生きていこう。

ごちそうさま!

また来よう♪

おいしいラーメンと新鮮なお刺身も楽しめる女川ラーメンあらどっこい。

場所は辺鄙だが、なんとなく場末的な雰囲気もとても良いのでぜひ食べていただきたいですね。

食べればきっと何も言わずに頷けますよ!

渡波の夜は穏やかにふけていったのだった。

あ、外観の写真撮り忘れた…!

女川ラーメンあらどっこいの店舗情報

住所:〒986-2111 宮城県石巻市三和町7−1

営業時間:11時半〜14時半 17時半〜21時半

定休日:毎週月曜、火曜

駐車場:店舗前にあり6台前後

注文方式:入口左の券売機。刺し身やアルコールは席で注文、店舗奥のレジで精算。

席:カウンター、テーブル席

公式Twitter:あらどっこいツイッター

【ラーメン】ファミリーレストランデリシャスの味噌らーめんはむかし家族で食べた懐かしの味

味噌らーめんにはノスタルジックな味付けが施されています。あなたはそれを思い出して涙するのです!

登米でプロレスを満喫し明治村を散策した後は石巻へと戻る。

たくさん歩いたせいか腹が減っていた。

朝はむらさき屋の中華そば。

昼は支那そばや石巻の塩らーめん。

夜は…やはり締めはあの店だろう。

意気揚々と車を走らせ向かう。

こんな日曜日は滅多にない。

一日三食ラーメンなんて有り得ねぇ!!

完全に食のリテラシーが崩壊しているのではないかと不安になるが好きなものを好きなだけ突っ込む日は365日の内に一日くらいあってもおかしくないだろう。

ましてや私は週休一日制。

下手すりゃそれすら無くなり隔週休一日制になり、もっと下手こいたら月休一日制になることだってあるのだ。

こんな日曜日があったって罰は当たんめぇ!

なんとなく味噌らーめんが食べたい気分だ。

味噌らーめんってすごくノスタルジックだと思いませんか?

子供の頃って味噌らーめんが大好きでよく味噌らーめんを食べていた。

子供の味覚って特別で好きなものと嫌いなものってはっきり分かれるんですよ。

例えばピーマンや人参なんてその代表格で子供からは嫌われている。

なぜなら微妙に苦いからだ。

子供は苦味が苦手。

体の遺伝子に組み込まれた何かが生命維持のために働くのであろう。

だが人参もピーマンも好き嫌いなく食べてほしいと思うのが親の常だ。

偏食は成長に大きく作用する。

大人になってしまえば口から入ったものはウンコになって出るだけだから別に問題はない。

だから親はなんとかして野菜も万遍なく食べてほしいとするがなかなかうまく行かない。

そこで味噌らーめんの出番だ。

味噌らーめんにはたくさんの野菜が入っている。子供でも美味しく野菜を摂ることができるのだ。

その記憶からか大人になっても味噌らーめんって特別な何かを感じる。でも不思議と大人になると食べなくなるらーめんでもある。

駐車場に到着すると混み具合はそこそこだ。

あえて特製ではない普通の味噌らーめん!

ファミリーレストランデリシャスには『特製味噌らーめん』というものがある。

イチオシのラーメンだ。

それでも私はあえて普通の味噌らーめんにした。

これでデリシャスの醤油、塩、味噌らーめんを制覇したことになる。

そして今日も醤油、塩、味噌を食べたことになる。

それも名店揃いだ。

最高の日曜日じゃん!

日曜日の素晴らしさを大いに語りたいものだ。

大人になってからの日曜日というものは退屈なのだ。

ましてや単身者にとっては地獄のようなものだ。

どこに行っても家族連れ。

幸せそうな家族の笑顔溢れる中で背中丸めてラーメンを食べなければならない虚しさ。

家でゴロゴロしてればあっという間に過ぎてしまう人生という時間。

孤独に打ちひしがれ雨の日なんかはキャベツばかりをかじってる。

などと考えていたら着丼!

見た目はオーソドックス。

煮卵、ワカメ、ネギ、もやし、ひき肉、メンマとかなり豪華な布陣だ。

価格的にもとても安いと思う。

デリシャスの麺量は普通でも多い。スープも並々と注がれている。

一般的なお店の大盛りクラスだ。

私のような貧乏で大食いには大変助かるお店なのだ。

香りがたまらない…味噌の芳醇な香りにほんのりとカツオ節のような香りが混ざっている。

そしてひき肉の香りも良い。

もう湯気からうまい。

箸を持ちスタンバイ!腹がググーっと鳴り響く。

濃いのにしょっぱくない絶妙な塩味のスープが美味し!

レンガからトロトロと流れていくスープ。

一口啜ると濃い目なのにマイルドな塩加減で角がない。

そしてふんわりと香るカツオ…のような香り。

子供の頃に食べたものって大人になっても美味しく食べられるかって話なんだけど、変わらないものはこの世にはない。

そして完璧なものもない。

完璧があるとすれば正義超人の友情だ…とかキン肉マンのネプチューンマンが言っていたけど結構仲違いしているし終盤なんかはウルフマンの出番がなくてモブと化していた。

よくわからん例えだが時代は常に変化しているのだ。

ラーメンも同じように世代が変わると味も変わり、自分も老化して味の感じ方が変わってしまう。

多様な意見はあるかもしれないが、なんとなくこの味噌スープにはノスタルジックなものを感じてしまうのだ。

子供の頃に食べた味を懐古しながら食べるのも一興だ。

麺は平打ち中太麺。独特の食感とスープの絡み合いが絶妙!

デリシャスの麺は平打ち中太麺。

この麺が好きなんですよ〜。子供の頃に塩釜にラーメンハウスつきみちってお店があって、そこのラーメンが大好きでよく食べたんですがこんな感じの麺だった記憶がある。

ツルツルいけてしまう。

ウェーブ気味に縮れているのでスープの絡みもよい。

ほどよい弾力と独特の舌触りが楽しい。

ああ、うまい…ひたすらうまい…!

いくら食べても麺がスープから出てくる。このボリュームは最近のラーメン屋では体感できないだろう。

昨今は原材料費の値上げでどこも苦しい状況…値上げやむなくという店が多いがデリシャスは価格据え置き。

でもいつかは値上げをしなきゃならない時が来ると思います。

それは致し方がないことです。

私としては値上げはしてもボリュームはそのままで提供してくれると信じている。

どこかのコンビニみたいに量を露骨に減らして価格値上げしてほしくない!

とりあえず何を食べるか迷ったらデリシャスに行けばおいしいものを腹一杯に食べられる。

そんなお店であり続けてほしいと思います。

…にしても搾取、増税ばかりで嫌な世の中になったね。

せめて美味しいものを食べて気持ちだけでも明るくしなければなりません!

ごちそうさま!また来よう!

ファミリーレストランデリシャスの店舗情報

住所:〒986-0861 宮城県石巻市蛇田新下沼32−5

電話番号:0225-93-0163

駐車場:店舗前に広い駐車場あり

営業時間:昼11時〜14時45分 夜17時〜20時

定休日:毎週火曜日

席:テーブル席、お座敷席。

注文方式:着席のち対面での注文。呼び出しベルあり。

【ラーメン】支那そばや石巻の塩らーめんはシンプルなのに究極に高めた一杯!

伝説のラーメンの鬼!佐野実の味を継承する宮城の名店!

とある日曜日。

朝に利府のむらさき屋で中華そばを食べたのだが悲しいことに自宅には何も食べるものがない。

あれやこれやと冷蔵庫を探しているうちにお昼になってしまった。

さて何を食べるか?

そこで思いついたのは石巻にある名店、支那そばや石巻である。

この店はガチンコのラーメン道で一躍有名になった佐野実氏の店である。

過激な言動とスープの入った寸胴ひっくり返すという過激な表現によりラーメンの鬼と呼ばれた。

佐野実氏の歯にものを着せぬ過激な発言とこだわりが強い職人気質のふるまいは多くの人の反感を買いアンチを生み出した。

これにより佐野実氏は精神を病みしばらくはテレビに出なくなったという。店にも相当な嫌がらせがあったようで過去から日本人の気質というものは変わっていないんだなと感じたものだ。

佐野実氏のラーメンは弟子から弟子へと受け継がれ多くの人に愛されるラーメンになった。

今もなおその味を求めて多くの人が店の前に行列をなしているのだ。

私は支那そばや本店のラーメンを食べたことはないがその味は忠実にいや、もっと美味しく進化しているはずだ。

腹を空かせ店に向かうと既に駐車場はほぼ満車の状態。待合室にはたくさんの人が腰掛けて待っている。外には並びが発生している程だ。

とりあえず券売機で食券を買い列の最後尾へと並ぶ。

ここは行列ができていても回転が早いので思ったよりは待ち時間は少ない。

腹も空いてくるのでちょうどよいのだ。

なんとなく見知った顔ぶれが並ぶ。話したことはないが常連が多い。

並んでから20分程で店の中へ座ることができた。

ちょうど2代目店主がその手腕を振るっている。

先代の店主が加齢により引退をすることで店は閉店となるはずだったがそれを未然に防いでくれた救世主である。

まだ若いがなかなかのやり手のようで多賀城に2店舗目を出店したのだ。

これからも発展、成長が頼もしい逸材だ。

こちらのお店は週替りで醤油と塩が入れ替わる独特のシステムだ。

この日は塩の週だ。

迷うことなく塩らーめんをチョイスしたのだ。

見た目からして最高に美味しそう!淡麗系塩ラーメンの究極の形!

こちらのお店はとても提供が早い。

店に入って10分もしないうちにラーメンが来る。

2代目店主の仕事も早いが周りのスタッフによるオペレーションもとても良い。

何の不安を感じることもなくラーメンを美味しく食べることができるのだ。

そうこうしているうちに着丼!

見た目からして本当に上品なラーメンだ。

香りもよく鼻から吸い込む空気が美味しい。

もしこの時代にゴッホがいたらひまわりではなくこのラーメンを描いたのではないだろうか?

揚げ玉ねぎの香りがとても良い。

それに伴いそれぞれの素材が絶妙にブレンドされたスープの香りがとてもたまらないのだ。

普通の塩ラーメンをここまで究極に研ぎ澄ました唯一無二の一杯だ。

透明なスープには様々な素材の旨みが溶け込んだ最高の美味しさ!

見よ!この黄金色に輝くスープを!

一口目は薄いと感じるかもしれない。

だが飲み進めていくうちに舌がより味を深く感じることができるようになっていく。

味わいの奥深さはこの食べてるうちに感じる味の変化によるものだ。

これによって最初から最後まで飽きることなく贅沢な味わいを堪能できるというもの。

このスープは宮城県内でも屈指の旨さではないだろうか?

無論、人の好みは千差万別なので一概には言えないが、私の好みには大変合っている。

麺は喉越し爽快な全粒粉入りのストレート細麺!

醤油と塩で麺の太さを微妙に変えている。塩の細麺は醤油よりも細くてパツンと噛み切れる。

実に絶妙な舌触りと爽快な喉越しを実現している。

この麺とスープの組み合わせは巧妙に計算されているのだ。

全粒粉の僅かな粒感が舌の上を滑る時に心地よい感触を残していく。

唇と舌が喜ぶ!

う、うまい!

後世に伝わる鬼の味!厳しくも繊細な優しいラーメン。

生前の佐野実氏はとても自分に厳しい人であった。

ラーメンに対する実直な想いは多くの人に感動を与えた。

時を越え世代を超えて愛されるラーメン。

テレビ番組の佐野実氏は厳しいラーメン職人を演じていたのかもしれない。

弟子に厳しく、時には暴言をふっかけることもあった。

厨房での乱闘騒ぎもあった。

でもそれはあくまでテレビ側の台本であり、実際には冗談を交えて弟子たちを笑わせる和やかな一面もあったという。

ラーメンに向ける目は厳しかったがラーメンを食べているお客さんの姿を見る目はとても優しい目をしていたと思う。

店内には厳しいルールを強いていた。

私語厳禁(実際はテレビの誇張でうるさくしなければ会話はOKだったようだ)など、今の時代ならスマホ禁止、撮影禁止などがあったのかもしれない。

でもそれは熱いラーメンを一番おいしいラーメンを食べてほしいという佐野実氏の強い思いだったのだ。

今でこそ緊張感のある頑固おやじのラーメン屋なんて流行らないのかもしれない。

ただなんとなく佐野実氏に睨まれてラーメンを食べてみたいなと思ったのであった。

そんな鬼のラーメンが東松島市にはきちんと根付いているのだ。

現在のラーメン屋にはそんな厳しいルールなんてあるわけもない。

支那そばや石巻も和やかな雰囲気でラーメンを味わうことができる。

口の中に残った余韻を楽しみつつ店を後にした。

また来よう!

支那そばや石巻の店舗情報

住所:〒981-0501 宮城県東松島市赤井鷲塚11

営業時間:11時〜15時

定休日:なし

駐車場:あり、結構広めで砂利

席:カウンター席のみ

注文方法:店入口入ってすぐの券売機で食券制

補足:水はセルフ式

ファミリーレストランデリシャスの限定麺『冷製バジトマ粉チー担々麺』

デリシャスの限定麺!担々麺の旨さの新境地へ!

Twitter界隈を賑わせている飲食店がある。

石巻の人気店

『ファミリーレストランデリシャス』

である。

ファミリーレストランと表記しているがガストやジョイフルなどのチェーン店ではなく個人経営のお店。

石巻では大盛りのお店として有名なのだ。

そしてファミレスでありながらラーメンが美味しいのである。

しかもラーメン専門店でもないにも関わらず『限定麺』なるものを企画し、ラーメンファンのみならずラーメン屋店主も訪れその舌を唸らせる実力店だ。

ある日、私は意気揚々とお店に向かう。

すでに日も落ちかけ暗くなり、看板に明かりが灯る頃に到着したら…

駐車場が満車状態ではありせぬか!?

ぐぬぬ…なぜに?…と思ったらその日は日曜日だった…。

私は鋼の連勤術師になっていて曜日感覚が喪失していた。その日も当然仕事であったが、偶然にも早く終わり帰宅することができたのだ。

お盆休みすら奪われ、ボーナスも支給されることなく、日曜祝日関係なく毎日馬車馬のように働き続けたのだ。

日曜日くらい早く帰れるくらいの恩恵があってもいいじゃないか!

と思ったが、私と世間との処遇の違いに愕然とし肩を落とした。

その日はあっさりと諦めて、近所の公園でひたすら走り気が付いたら10kmもの距離を完走していた。仕事もプライベートも馬車馬そのものである。

きっとブランコがあったら一人でキィキィ揺れていたかもしれない。

あとは素直に帰宅し冷凍食品のパスタを食べた。

そして翌日月曜日。

この日も仕事が奇跡的に早く終わり、帰宅するなりヤッター○ンよりも素早く着替えて再び外へ飛び出した。

こうして店にたどり着くと車が1台も駐車していない。店舗の明かりはついているが客がいないのだ。

あれ?もしかして異世界転生したって感じ?と思い店に入るといつもの女将さんが出迎えてくれた。

安心した。異世界人が出てきたらどうしようかと思った。

店は貸切状態だった。

飲食店というものは誰も客がいないと入りづらいという傾向がある。

誰かがいるとなぜか安心して入ることができるのだ。

これはコンビニにも採用されており、日光によって劣化が進むのに窓際に本棚が設置されている理由がそれだ。

貸切状態で自由席なのに大体いつもの席に座る。

すぐにメニューを見ることなく『限定麺大盛り』を注文した。

ここはトッピングで温玉とご飯を追加すべきなのだろうが、なんとなく麺をたくさん食べたい気分だった。

デリシャス限定麺!冷製バジトマ粉チー担々麺登場!!

圧倒的ビジュアルの美しさ。

とても色彩に富んでおり、情熱的な赤が映える!

ふんだんに振りかけられた粉チーズの柔らかみはまるで朝日のようだ。

その光を浴びて青々とした葉のカイワレは喜んで舞っているようにも見える。

その中心のトマトは太陽だ。

まさに太陽の光を浴びて赤々と実り、この皿の中では自らが太陽になっている。

ここにあの孤独のグルメの井之頭五郎さんが登場し

「ほほう、なかなかいいじゃないか!こういうのでいいんだよ!こういうので!」などと言ったら怒り狂ったアントニオ猪木氏が往復ビンタを食らわせるんじゃないかと思えるほどの出来栄えだ。

そうだ、アントニオ猪木といえばタバスコだ。日本に最初にタバスコを持ち込んだ男。

タバスコをかけたら美味そうだ。それくらいイタリアンに見えるのだ。

これをグチャグチャに混ぜて食べるのだがとてももったいない気がする。

しかし、日本の文化には一瞬の煌めきに全てをかけるものがある。

そう、花火だ。

花火のように一瞬の美しさを魅せる。

まさしく夏の終わりにふさわしいメニューだと言える。

さて、渾身の力で割り箸を割り、いただきます!

刀削麺が織りなす食感と様々な食材の味の狂宴!

グチャグチャに混ぜると一気に様相はカルボナーラになった。

しかし、冷製なので当然冷たいのだがとても香りが豊かだ。

まずにんにくの香り、それに乗ってほのかなトマトの爽やかな匂い。包み込む粉チーズの匂い。

まるで夏の日の夕立の時に立ち上る匂いのように混ぜると香りが立っていく。

ニンニク、トマト、バジル、ゴマ、花椒…とにかくいろんな香りがする。

ここで言及しておくが、私は基本的に冷たい食べ物はあまり食べない。そして汁がないのも好まない。

なぜか?

温かくない上に汁がないとなんとなく損した気持ちになるからだ。

生来から貧乏気質で、基本的に家で食べられるものはわざわざ外食では食べないのだ。

代表的な例を言えば冷やし中華だ。

冷やし中華など家でも調理して食べられるし、錦糸卵を除けば比較的簡単に用意できるし。

さて、刀削麺を一口啜る。ピロピロとした感触が唇を震わせる。

その瞬間にトマトの風味と粉チーズとニンニクの香りが辛味と痺れと共に一気に押し寄せた!

あっという間に私の舌は情報過多によりサーバーダウンしてしまった!

私の舌は今年何回もサーバーダウンしてるからきっと私の舌はよほどポンコツなのだろうと思われるだろうが実際にポンコツである。

味のレビューに関しては参考程度に留めていただき、実際に食べていただいたほうがわかると思う。

これは食べないとわからない!私が持ちうる最大限の語彙力をもって表現するならば……

う、美味いぞ…!

ファミリーレストランデリシャスの底力を感じる計算され尽くされた味の共演!

肉味噌のコクのある味わいと胡麻ダレの風味が合わさりまったりとしていてコクがあるのにしつこくない。それだけじゃない!

カイワレが実にいい仕事をしている。キレの良さはカイワレによるものだろう。

ネギがひっそりと味を整えている。

食欲をかき立てるニンニクの香りから始まり、満足感を与えるコク、味に飽きさせないための変化に富んだ薬味、食べる楽しさを与える食感の麺、病みつきになるカラミとシビレ…ありとあらゆる計算がなされデリシャス流にカスタマイズされた至高のメニューだ。

さんざん冷やし中華をディスった美味しんぼの海原雄山先生だって何も言わずに頷くのではないだろうか?

あまりの旨さに刀削麺を掬う箸が止まらない。

画像

モチモチのアルデンテな食感はくせになる。

まるでダイソンの掃除機のようにズルズル吸い上げる。吸引力は衰えることなく丼の刀削麺がみるみる無くなっていく。

しかし麺の量は400グラム。

常人ならなかなか平らげるのが厳しい量だが金欠なくせに大食いな私にはさほど問題ではなかった。

こんな美味しいものがたった1000円ちょっとで食べられるのだ。

私が一人でこれを作れとなったら300年くらい必要だと思う。

まずは中国四川省に行って担々麺の歴史から調べる必要がある。そして麺打ちの修行だ。

刀削麺は熟練した職人の腕が必要だ。なんなら小麦粉から栽培しなきゃならん。

仮に私がレオナルド・ダ・ヴィンチのような天才ならなぜ舌が味を感じるのか?などと解剖学から始めるだろう。

私がアリストテレスならば『味を感じ我の存在を知る!』なんて当たり前なことをそれらしく言うだろう。

私が夏目漱石なら『坊ちゃん』の小説の中で蕎麦の代わりにこの麺を食べているだろう。

私が太宰治なら…。

結局は途方も無い時間がかかるがプロの料理人は経験と卓越した技術によって調理し、それぞれの食材の持ち味を最大限に引き出し客へ提供する。

私はふんぞり返って席に座っていればよいのだ。

人は幸せに慣れてしまう生き物だ。どんな幸せでも満たされてしまえば慣れて当たり前になってしまう。

だが食というアクティビティは慣れることはない。

腹が減れば新鮮な気持ちで食べることができるのだ。

一生涯続くアクティビティなのだ。

終盤、なんとなく味が濃く感じてきた。

なるほど!ここで温玉を加えて追い飯を投入すればさらに美味しく食べられるということか!?

とてもよく考えられている。完食までの導線を点と線で繋いでいる。人の好奇心をビンビン刺激してくれるのだ。

残り少なくなった刀削麺を吸い上げながら頭の中では森山直太朗の『夏の終わり』が聴こえていた。

食べ終えて。何も言えなくて…夏。

そう、夏は終わったのだ…。

働きっぱなしで何一つ夏の思い出を作れなかった2022年の夏。

これからも夏はやってくるが2022年の夏は一度しかやってこないのである。もしかするとその時にしか会えない人もいるのかもしれない。

人生は一瞬一瞬が大切なのだ。

残された一本の刀削麺を箸で挟み持ち上げる。

毎回思うのだが、デリシャスさんでご飯を食べてもう少しで食べ終わるという気持ちは満足感の他にほのかに寂しさを感じてしまう。

それはなんとなく夏の終わりのような気持ちに似ていたんだ。

私の夏は…

始まることさえなく終わっていたのだ。ただやたらに暑かったことだけは覚えている。

…チーン。

いや〜、それにしても美味しかった!語彙力の無さが悔しい限りだが、毎回毎回楽しませてくれます。

通常ではなかなか食べられない味の新体験をさせていただいてますよ。

食のボキャブラリーというか働いてるといつも同じものを食べてしまいがちなんですよね。

普段はカップ麺とおにぎりとか。コンビニのお弁当とか。

たまに外食してもいつもの牛丼とかになってしまう。

人って刺激が無ければ同じものを無難に選んでしまいがちで味が大体想像できるものを好んでしまいます。

その最たるメニューがカレーとかなんですがね。

デリシャスの限定は自分で作った概念を全て破壊し尽くすくらいのオモウマイメニューを創作してくれるので驚いてしまいます。

次は何が来るのだろう?と期待もしつつ全メニュー制覇に向けて私は腹を空かせるのであった。

その後、当然のようにランニングをして10km完走していた。

いつもより重くて走るのめちゃくちゃツラいwww

次の限定は何になるのだろうと期待もしつつ全メニュー制覇までの道のりは長く遠く感じたのである。

ファミリーレストランデリシャスの店舗情報

住所:〒986-0861 宮城県石巻市蛇田新下沼32−5

電話番号:0225-93-0163

駐車場:店舗前に広い駐車場あり

営業時間:昼11時〜14時45分 夜17時〜20時

定休日:毎週火曜日

注文方式:着席のち対面での注文。呼び出しベルあり。

デリシャスの公式ホームページ

ファミリーレストランデリシャスの野菜らーめんと半チャーハン

野菜らーめんと半チャーハンは大人のハッピーセット!!

世の中は完全週休二日制…というわけではないだろうが私は一年を通して日曜日しか休みがない。

盆正月など異次元の世界の話よ。

そんなやさぐれた気持ちだったが奇跡的に土曜日は近くの現場だったので早く帰宅できた。これは千載一遇のチャンスと意気揚々と向かったのは石巻の人気店

『ファミリーレストランデリシャス』である。

最近、結構入り浸りしている。

軽い足取りで店に入り大体いつもの席に座った。何にするか多少悩んだが野菜らーめんと半チャーハンにすることにした。

野菜らーめんってイマイチ目立たないけどあえてそこを選ぶ。大体飲食店のメニューは出なければ淘汰されていくものだ。

そこであえて目立たない野菜らーめんを選ぶのだ。

シャキシャキの野菜が入った野菜らーめんはメガヒット!

まずは野菜らーめんとご対麺!

おお!もう見た目からして美味しそう!

キャベツとピーマンの緑がとても爽やかです。

他にキクラゲ、人参、豚肉と王道の布陣です。もう香りからして食欲がそそられますね。

一瞬で恋をする…そんなスープと出会った!

このスープを飲んだら漫画『範馬刃牙』に登場したビスケット・オリバでもひっくり返るのではないだろうか?

これは美味いねぇ!

とても複雑な味で分析不可能なくらいの旨味が…というか毎回的確に分析しきれてないので私が持ちうる語彙力を発揮すれば『美味い!』としか表現できませんわ。

これは言葉で教えるよりも食べてみたら一瞬で理解すると思います。これを読んでいるあなた方の想像している11〜13倍は美味しいと思いますよ!

遠方の方も石巻に訪れる機会があればぜひデリシャスに立ち寄って野菜らーめんとご対麺してほしいです。ほんま!

以前食べたスタミナらーめんはこれにニンニクを入れた味なんですよね。じつに良くできたものです。

平日は野菜らーめんを食べて疲れた週末はスタミナらーめんで元気な日曜日を迎えるなわてこともできるのだ!

麺はみんな大好き平打ち麺!独特な食感に思わず笑顔!

ピーマンとキクラゲを添えていただきます。これはね、

最にして高と言わざるを得ない!

麺のプルプルな食感とピーマンのパリッ!とキクラゲのコリッ!が一気に味わえるのですよ。それに加えてのスープの旨味です。

美味しくないわけがないッッッ!!

なんか幸せだなぁ…お盆休みとか無くてボーナスも無かったけど、こうして美味しいものが食べられるんだもの…。

くそったれな人生で見つけた小さな幸せだよ。

家族連れや友人同士で賑わってる店内の4人がけテーブル席で独飯してるけど幸せだよ…。

半チャーハンだけど普通の店のフルチャーハン!

まぁ、デリシャスだからね!大体予想してました。実際に普通の胃袋の人がラーメンと半チャーハン食べるのは結構きついと思います。それくらいボリュームあります。

てっぺんに乗ったエビが可愛いですね!

炒め加減としてはパラパラとしっとりの中間な感じですね。

じつに絶妙と言えます。

これは美味い!味が濃いのに塩っぱくない。

デリシャスの料理は全般的に塩加減がとても優しい。薄くもなく濃くもなく罪悪感もなく食べられます。

それにしてもチャーハンって食べると幸せになる食べ物だよね。休みのお昼にチャーハン!なんて定番中の定番だ。

それこそ日曜日にのど自慢とか観てチャーハンをかきこむのだよ。

あとは昼寝して休日は終了となるわけだ。

子供の頃なんか友達の家にファミコンしにいってお昼は友達のお母さんが作ってくれたチャーハンが美味くてねぇ。思い出の味として我ら氷河期世代はあるわけですよ。

今はオンラインゲームが全盛なので友達の家に行くなんてことはあまり無いだろうしね…。良くも悪くもそんな時代があったんですよ。

再び野菜らーめんに戻る。

こんな美味しい野菜らーめんがあったとは…どうしても野菜らーめんって地味な存在じゃないですか?

食べる前から味が想像できるというか…だからあえて選ぶことは少ないと思うんですよね。

それこそメニュー名が

『スーパーウルトラグレードデリシャスワンダフルベジタブルらーめん』

とかなら「なんじゃこりゃあwww」と面白半分に注文するかもしれない。

でもそれは野菜らーめんのポリシーに反するのではないか!?

真面目で目立たないけど影でいい仕事をする…なんとなく野菜らーめんにはそういう職人気質を感じるのですよ。

ちょっと中性脂肪が気になってきたなぁ…でも家族とは食事を楽しみたいし…そんな人にピンポイントで刺さるのがこの野菜らーめんなんですよね。

それこそヘルシー志向であるのであれば選ぶのでしょうけど…若い人はなかなか選ばないメニューだと思う。でも若い内に食べてもらいたい逸品ですよ。

人間の味覚なんてラーメンの味が変わらなくとも感じ方が変わってくるんです。

よく聞くフレーズに『昔の方が美味かった』というのがありますが、ラーメンが変わったのではなく味覚も変わってるんです。

ラーメンも時代や料理人によって変わっていきます。変わらないものなんてないんです。

きっと海で捕れるイカだって世代交代している内に味は変わってると思います。

だから若い内に食べてほしい!!なんでも毛嫌いせずに!味覚も感性もビンビンギラギラな若い内に食べてぜひとも思い出の味にしてほしいと思いました。

それは食に限らず、物を買うにも恋をするにも若い時にしかできない体験を積んでほしいと思う。

何度もいいます。これはぜひ食べてもらいたい!野菜を食べて元気が出ます。

私がそうでした!

お盆も忙しなく働き、疲れて、心もくたびれていたけど、元気になれたよ。

野菜らーめんと半チャーハンは

大人のハッピーセットや!!

最後に味玉を食べて完食!!

あれ、でもこれってデフォルトで入ってるものなのかしら?

ここ最近よくデリシャスに来ますが野望がありまして、

全メニュー制覇!!

です。

メニューが豊富なので時間はかかりますが、全制覇したら日本一デリシャスの情報が濃厚なブログに成長しているはず!

まぁ、じっくり攻めましょう!とにかく何を食べてもボリューミーかつ美味しい!

お腹もいっぱい…。

さて帰りますか。

そこでなんと!

店主さんと初対面でした!

てっきり年配のベテランをイメージしていましたが若くてイケメンでした。あれだけ美味しいものを次々と作るんだもの…!

イケてる…麺…だけに…。

オフンオフン!!危うく秋をすっ飛ばして冬にしてしまうところだった。

ごちそうさまでした!また来ようっと♪

ファミリーレストランデリシャスの店舗情報

住所:〒986-0861 宮城県石巻市蛇田新下沼32−5

電話番号:0225-93-0163

駐車場:店舗前に広い駐車場あり

営業時間:昼11時〜14時45分 夜17時〜20時

定休日:毎週火曜日

注文方式:着席のち対面での注文。呼び出しベルあり。

デリシャスの公式ホームページ

もちろん食べたあとはランニングしてしっかり燃やしましたよ!

怒涛の10kmランニングでした。

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石巻デリシャスの限定麺『NASUTO SUMMER』

NASUTO SUMMERを食べることは、恋愛に似ている。

人生は一期一会。

私の座右の銘である。どんな出会いも人生では一度だけに過ぎない。

再会したとしてもその時の自分やあの人は以前とは変わってしまったりする。加齢や環境によってはね。

だから人生の出会いは大切にしたいものだが、それと同じように別れも大事だと思う。永遠なんてありえないしズッ友なんてできるわけがない。

その瞬間が最高なのだ。

というわけでお盆期間中にそっと行われたファミリーレストランデリシャスの限定だが、今回はゲリラで行われた。

私はたまたま与えられた日曜日の休みだったがお墓参りなどによりTwitterを開く時間が無かった。

この時はスタミナらーめんを食べたが

ファミリーレストランデリシャスのスタミナラーメン。

家に帰宅してから実は限定があったことを知った。

おお、神よ、なんということだ…千載一遇のチャンスを逃してしまった。

人間は手に入れたものにはすぐに飽きたり慣れたりするのに手に入れられなかったものはずっと心の中に残るものだ。

例えば初恋の人。もしもあの人と繋がれたら今頃はどんな暮らしをしているのだろうか?などとずっと心の中でくすぶっているものだ。

だが僅かな望みを託し予約DMをすることでご対麺することが出来た!!

見た目はとってもイタリアン!!

ファミリーレストランデリシャス
限定麺

おお…なんか…イタリアンな雰囲気。この盛り付けの美しさよ。

とても素晴らしい。香りも良い。山椒?が効いたシビれる香り。

茄子が異次元の美味さだった!

麻婆茄子
ファミリーレストランデリシャス
限定麺

麻婆茄子からいただきます。

柔らかい!箸でぎりぎり掴める柔らかさ。

茄子ってなんか独特の食感があるよねぇ。

さて、一口…。

あちゃちゃちゃちゃ!

めちゃくちゃ熱い!でも噛むとうんマァ〜!

ジュワと中から汁が出てきてとても爽やかな甘さなんですよ!

ピリ辛の餡の中でひときわ主張が強くなる茄子!!

茄子にしては本当に柔らかくてクセになる食感です。

やや皮のパリッという感触を残しつつ果肉には歯が無くても食べられる柔らかさ。しかも水分がぎっしり詰まっているのだ。

茄子ってここまで美味しかったっけ?

これは一度油で揚げているのだろうか?

この技巧が光る逸品に思わず膝を叩いた。

それにしても…

ファミリーレストランデリシャス
限定麺
茄子

切り方がとてもユニーク。ただ切ったのではなく、特殊な切り方だ。

もしかしてこの食感は切り方によって変わるのだろうか?

茄子って皮がモキュ!って感じがしますよね。ぶつ切りにして片一面が皮だけと比べると食感が違う気がします。

いろんな技があるんだなぁ…と深く感心しながらも箸は止まらない。

麺は刀削麺!茹で加減が最高!アルデンテ!

ファミリーレストランデリシャス
限定麺
アルデンテ
刀削麺

歯応えがモチモチでとても食感がユニークです。もう生パスタみたいな感じがします。

デリシャスに来てるのにサイゼリアにいるような気がしてきます。よく見れば壁に掛けられた絵も天使に見えてくるような気がしますね。

これを麻婆に絡めて食べると

ファミリーレストランデリシャス
アルデンテ
限定麺

ピリ辛ウマーっ!!

この刀削麺…麻婆にすごく合いますね!モチモチの食感に加えて山椒に引き立つ風味がたまらない!

茄子に絡めて食べるとモチモチとジュワーッというまるで口の中でサーカスでもやっているかのような賑やかな美味さだ。

これなら短気なイタリア人だって疑いもなく拍手喝采で「ブオーノ!!」などといいジャンプして喜ぶに違いない。なんならキノコ食べたみたいに急にデカくなるのかもしれない。

夏の終わりに食べることができてよかった。

あと少しでなくなってしまう…この寂しさはお盆休みすら与えてもらえなかった私の悲しみに似ている。

過ぎ去った夏を思うのはやり残したことがあるからなんだよね。

今年の夏こそは!と心に決めたものの気が付けば夏が過ぎていた。

最後の麺をちゅるんと食べてごちそうさまでした!!

水を飲み、大きくため息を吐いた。

この夏に限定麺を食べることができてよかった。私の小さな短い夏休み(日曜日だけ)の良い思い出になりました。

そして、こうして長文で記録として残せるのも意義があるのかなって。

2022年の夏…さようなら…。

さて、家に帰って『ラストサマー』でも観るか。

ファミリーレストランデリシャスの店舗情報

住所:〒986-0861 宮城県石巻市蛇田新下沼32−5

電話番号:0225-93-0163

駐車場:店舗前に広い駐車場あり

営業時間:昼11時〜14時45分 夜17時〜20時

定休日:毎週火曜日

注文方式:着席のち対面での注文。呼び出しベルあり。

デリシャスの公式ホームページ

女川の移動販売ラーメン『 あらどっこい 』がオープンします!

移動販売ラーメンとして人気を博した女川の『あらどっこい』が店舗として新オープン!

女川を中心に移動販売ラーメンとして活動していた『あらどっこい』さんが石巻渡波に店舗をオープンするようです!

↓場所はこちら!

グーグルマップより

すでにグーグルマップには登録されていますね!

アクセスは渡波駅が近いです。

以前は『万石庵』という釜飯屋さんが入っていました。

オープンは令和4年8月23日火曜日オープン!

グランドオープンは8月23日11時30分です。

平日ということもありますが多くのファンが駆けつけるかもしれませんね!

実は私も一度食べてファンになったので気になるところです。

営業時間は11時半〜14時半。夜は17時半〜21時半。

いずれもラストオーダーは30分前になります。

昼は14時、夜は21時でラストオーダーです。

定休日は月、火曜日。

グランドオープンは火曜日ですが、定休日は次週より月曜日と火曜日になるので注意いたしましょう!

気になるラーメン!そのお味は?

以前食べた記事はこちらになります。

【 ラーメン 】女川の 移動販売ラーメンあらどっこい の醤油ラーメンと塩ラーメンを連食!!

あまりの美味しさに醤油と塩と二連食いたしました。

この頃とは出汁は多少変わったようです。このところのサンマの不漁などもあっていろいろと吟味しているそうです。

率直な感想としてはとにかくすっきりしていて飲みやすいスープです。自慢の無化調スープはえぐ味もなく、とても優しい味に仕上がっています。

麺も懐かしい黄色の中華麺でノスタルジックな気持ちにさせてくれるものでスルスルと喉を通っていきます。

1杯食べれば豊かな女川の海を彷彿とさせるような味わいを堪能できますよ。

あのラーメンがどれほど進化しているのかとても楽しみです♪

基本メニューはおそらく醤油、塩ラーメンがメインになるのではないでしょうか!

派生メニューとしては油そば、つけ麺なども登場するかもしれませんね。

店主さんの人柄を表したかのような優しい味は多くの人を魅了いたしました。

なにより女川の海を眺めながら食べた味は忘れられません。

渡波はラーメン激戦区!

渡波はラーメン激戦区でして近くには実力店の『善谷』や老舗の『牧場らーめん』や『味よし』『みうら』など。『麺屋マル翔』『東京ラーメンはなはな』などなど食べるところがたくさんあります。

その渡波へ参入するということですが、あらどっこいのラーメンならばきっと地元にも愛されるお店に成長できると思います。

正直に言うと立地的には結構厳しい場所にあると思います。しかしネットの口コミから広がっていくのが今の時代です。

子供からお年寄りまで美味しく食べられるラーメンなのできっと心に残るはず。

私個人としては食べたいときに食べに行ける気軽さが嬉しいですね♪

牡鹿半島へ観光する直前に立ち寄って食べれるのも嬉しいポイントです。或いはその帰りに。

牡鹿半島の豊かな自然とドライブコースとしては楽しい『コバルトライン』を堪能する際にはぜひお立ち寄りいただきたいですね。

注意することは?

新規オープンということで最初はなにかと混乱してしまうこともあるかもしれません。時間と心に余裕を持ってお店に向かいましょう。

駐車場問題が最大のネック!

駐車台数は7台です。結構通りの激しい道路に隣接してるので駐車に注意しなければなりません。

前から入ると出るときに大変なのでバック駐車を推奨しております。

近隣の路上駐車はご法度です。指定駐車場に停めましょう。

近隣にはコインパーキングなどもありません、路上において駐車場空き待ちも難しいところですね…。

交通事故にならないように注意して慎重に駐車しましょう。

それと

店主さんの名前は『どっこい』さんではないそうです(笑)

でもあながち、どっこいさんと呼ばれても悪い気はしないそうです。

あらどっこい

住所:〒986-2111 宮城県石巻市三和町7−1

営業時間:昼11時30分〜14時30分(LO14時)           夜17時30分〜21時30分(LO21時)

定休日:月、火曜日

公式Twitterはこちら!

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ファミリーレストランデリシャスのスタミナらーめん。

石巻の人気店!ファミリーレストランデリシャスでスタミナらーめんを食べてきました!

世間は俗に言うお盆休みというものを満喫しているらしい。

先祖供養とか日本文化に必要な期間なのであるが、そんなのものは我々超ド底辺労働者には関係のない話で頭上に隕石やら何やら落ちてこない限りは強制労働をさせられるものだ。

そんな馬車馬にも特典はあり、日曜日くらいは休ませてやろうというありがたい資本主義者のお溢れのような待遇にあずかり私も休めることになった。

暴力的とも言える太陽が照りつける中、お墓参りを済ませ墓前で手の平を合わせて願うことは家庭内平和であり、世界平和などは神社の神様に任せておくことにした。

きっとご先祖様もやれやれと肩をすくめたに違いない。

さて、お昼ともなるとどこで何を食べるか迷うところであるがそんな時は決めている店がある。

石巻のファミリーレストランデリシャスだ。迷ったらあそこに行けば間違いはない。

しかし世間はお盆休み真っ只中だ。

一体どこから人がこんなに集まってきたんだ?と思うくらいに人がごった返してるに違いない。

大混雑カオスな状況でも腹は減る!

お店に到着したのはお昼ピッタリだったが既に店の外まで待ち人が溢れている状況だったがために入店を諦め近くの道の駅上品の郷に行きソフトクリームを食べた。

ここのソフトクリームは本当に美味しい!

無論、こちらの食堂も人で溢れている。まるで人類展覧会だ。

【スイーツ】道の駅上品の郷のミックスソフトクリーム

昼のピークをずらせたと思い店に向かうとこれまた混雑が…まぁ、仕方がないと名簿に記帳し待つことにした。

思えばあの手の名簿に実名を書いたことはないな…などと無駄なことを考えていた。

飲食店で待つことは嫌いではない。待つ必要があるかないかはお腹の状況にもよるが、店内を見渡すと多くの家族連れが満面の笑顔で食べている。

お盆だからなぁ…と考えたが私にもそんな時期はあったさ。兄弟達で集まって飯を食うなんて当たり前のことだと思っていた。

しかし社会に出るとそれぞれがバラバラになり一堂に会することなど滅多に訪れることはなかった。

ましてや私は超ド底辺労働者で休暇が少ない。年間53日しかない。

家族の思い出の中から自分だけがぽっかりいなくなってるのが寂しい反面、自分がいなくとも世界はきちんと回っているという虚しさがあった。

お店のスタッフはとても忙しそうだ。厨房は熱気に溢れカオスだろう。調理する音がひっきりなしに耳に届く。

入り乱れる会話に耳を傾け、待っている間にメニューに目を通す。と言っても入る前から何を食べるか決めている。それどころか前回食べ終えた直後に決めていたのだ。

店に入ってからあれこれ悩むのは好きではない。

ようやく席に着けたのは入店から40分後のことだった。

ここまで前置きが長くなってしまったが

スタミナらーめんを注文!

以前より気になっていたスタミナらーめんだ。これを食べてみたくてずっと並んでいた。

ここで予想してみよう。スタミナらーめんというと何を連想するだろうか?

にんにくを筆頭にニラ、豚肉、鶏肉、玉子など食べれば精力がつくものを想像する。

以前群馬でスタミナラーメンを食べたら爆死した。

【ラーメン】ラーメン桐生伊勢崎店のスタミナラーメン

見た目は野菜ラーメンだが?

スタッフのお姉さんが配膳してくれた。見た目は野菜ラーメンのようだ。

なんとなくピリ辛な感じのスープだ。醤油とも味噌ともつかない色をしている。本当にデリシャスはスープの種類が豊富だ。ラーメン専門店でもここまでできないと思う。

スープは独特の味わい!想像してたのと違う!

スープの色は醤油にラー油が入った感じだ。香りはやはりニンニクの香り。

さて一口…ズズ…。

ッッッ!?

な、なんだこのスープは!?醤油味なのだがなんとなく別なコクを感じる。ほんのり節系の香りとニンニク、そして醤油と…うーん、なんだろう?

まさか醤油と味噌のブレンドなのか?

私のバカ舌では分析しきれない!

なんて美味しいんだ!いい意味で期待を裏切られた!これは説明しづらいが食べたらわかる。これは美味い!いかにもスタミナがつきそうだ。

麺は醤油らーめんと同じ平打ち麺。

いやぁ、この麺が好きです。本当に好き!

食感といい、舌触りといいとても気持ちが良い麺。このスタミナらーめんのスープと良く合う!大盛りにしなかった事を後悔してしまった。

ピロピロしててモチモチとしてて本当に語彙力もヤバい!マジヤバい!

具はシャキシャキの野菜と豚肉!

具は野菜炒めが乗ってる感じです。

これご飯に乗せて食べたらごはんがススム君になってしまうだろう。ライスを注文しなかった事を後悔してしまった。

一度の食事でこんなに後悔してしまうことがあるだろうか?

プリプリの豚肉。このスープとよく合いますね!噛みしめると旨味が出てきてたまりません。

しかしこの絶妙なスープが美味い。いろいろと食べたがここまでハズレ無しだ。

あっという間に平らげてしまった。

私には盆休みなど存在しなかったがここで食べたからスタミナは満タンだろう。そして、これだけ多くの客を捌くプロの立ち回りを見て我が身も引き締まった思いだった。

腹はだらしなくパンパンに膨らんでいるが…。

盆休みとはいえ、ここまで人が押し寄せる人気のファミリーレストランデリシャス!!恐るべし!!

どんなに忙しくともクオリティは絶対に落とさない。またしばらく通うことになりそうだ。

ファミリーレストランデリシャスの店舗情報

住所:〒986-0861 宮城県石巻市蛇田新下沼32−5

電話番号:0225-93-0163

駐車場:店舗前に広い駐車場あり

営業時間:昼11時〜14時45分 夜17時〜20時

定休日:毎週火曜日

注文方式:着席のち対面での注文。呼び出しベルあり。

デリシャスの公式ホームページ

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