投稿者: ソラノムコウ

買うために努力するもの

私には基本的に物欲が無い。
とにかく必要ないのだ。

でもどうしても欲しい時がある。
そういう時は必ず欲しい物はすぐに買わない。

それを買うためにその物の二倍金を貯めるのだ。

10万円の物なら20万円貯めて買う。

それなら10万円の物を買っても10万円丸々残る。
20万円貯めているうちに欲しくなくなれば20万円丸々残る。その分少し贅沢してもいいし、何かあった時のために必要な金となり心に余裕が生まれる。

一番ダメなのはローンで買うことだ。

ローンで買うと物はすぐに手に入るが、物というものは買った途端に興味が薄れるものなのだ。

これは経験上そうだ。

子供の頃にめちゃくちゃ欲しいと思って買った物を今でも大事にしているだろうか?

それが答えだ。

私はそういう悟りの境地に達してしまったがために物に対する欲は本当にない。

では今欲しいものはなにか?
それは時間だ。

まず時間が足りない。

私は物事を始めるまで膨大な時間を要する。フットワークが重いのだ。
その代わり始めてしまえば一気に火がついてある程度のレベルまで精進することが出来る。

壁にぶつかって挫折することも多いが…。

私が今買うために努力しているのは簡単なものだがなかなか手に入らないもの。

それは

『沖縄のビーチで暮れゆく海を眺めながらオリオンビールを飲むことができる時間』である。

たぶんだけど、1年すごく悩んで苦しんで稼いで得たお金で得られる最高の幸せをリーズナブルに味わえるものがこれなのだ。

これ以上のものは私の中では存在しないと思う。

そのために今を節制し頑張って努力するのだ。

では逆に思い立ったことを直ぐに実行に移せる金と時間があったとしたら?
それは瞬く間に価値のないものになってしまう。

それを得るために死ぬんじゃないかって思うくらいの努力をするのだ。

それでいいのだ。そのために今を精一杯努力して価値を高めるのだ。

そうやって人生を自ら面白くしていくんだよね。

私は…沖縄に行く!!そう目標を立てた瞬間からワクワクして前を向けるんだ。

昨夜の夢『瓦解する街』

まるで震災か台風の跡だった。

私はまるで廃墟のようになった建物の中を歩いていた。窓から外を見ると道路が冠水している。
目の前の鉄の扉を開けると複数の人がいた。

なんとなく安心して話しかけるが何を言ってるのかよくわからない。日本語でもなければ英語でもない。言葉というよりかは鳴き声に近い。

夢の中では誰かを探すということになっていた。名前も顔も知らないが“夢の中の私”はそれらの情報を知っていることになっている。

いくつも扉を開けて半分崩壊した奇妙な部屋を抜ける。
中には板一枚という足場が悪い所もあったが“夢の中の私”はその先に探している人物がいると確信して進む。

無事にその人物と出会い共にこの建物を脱出することにした。その人物は女だが全然知らないはずの人だ。

手を繋ぎ水の中へと入っていく。冷たさは感じない。

ただ足が非常にだる重い。とにかく重い。水の中というのも加味しても重いのだ。

ようやく水から上がると目の前に錆びた車があった。どう見ても動くわけは無いのだが挿したままのキーを捻るとエンジンがかかった。

道路は冠水してて渋滞していたがまるで知った道のようにY字路を左折する。
その先に橋があったが地震でズレたのか桁が2m程高くなっておりとてもじゃないが走れない。

橋からは何台もの車がそのまま落下して走っていく。

助手席にいたはずの女はいなくなっていた。
また探しに行かなきゃ…。

という所で目が覚めた。

よくわからない夢だったが崩壊寸前の建物や溜まった濁った水だけは妙にリアルだった。

怖くもなく、何かを不安にさせる夢ではなかったが奇妙なものだったなぁ。

 

世界の中の自分の仕事

世界の中の自分の仕事

人は誰でも成功したいと思う

でも成功とはなんだろう?

何かに勝利すること?
たくさんお金を稼ぐこと?
大きな家に住んで
高級車に乗ること?

テレビでやるような富豪自慢する人になること?

それは否定しないけれど

自分らしく生きること…なんて言ったら
世界は回らないね

トイレを掃除してくれる人
ゴミを処理してくれる人
人を楽しませる歌を作る人
音楽を聴く人作曲する人
絵を描く人やそれを見る人
スポーツをする人と応援する人

たくさんの人と人とが繋がり
引き合うことでもちつもたれず
知らないところで繋がって
知らない内に支え合ってる

それは地球の裏側の人達とも
大きな円になって繋がっている

人はみんな繋がっている

その事に気付けたら
もう成功したようなもの

自分の仕事は世界の誰かの役に立って
人同士繋がっていくのだから
目の前の仕事に本気になって打ち込もう

大人が本気になって遊んだら
それが仕事になることだってあるじゃない

ダイヤモンド日曜日!

超ド底辺労働者にとって日曜日はダイヤモンドだ。

6時間に渡るスリープモードから覚醒した私は緩んでいた筋肉を躍動させ起き上がった。

今日は晴天で春の陽気だ。
青い空に薄く白い雲がかかっている。

心はまるで凪の無い湖のように穏やかだ。

まるで時間が停止しているかのような錯覚を覚え自分の手を動かしてみる。

そして込み上げてくる気持ちを抑えるかのようにため息を吐いた。

ゆっくり背伸びをすると凝り固まっていた体が音を立てて真っ直ぐに伸びた。

歯を磨き、今夜の番組をチェックする。
軽く体操して短い散歩に出る。

暖かく柔らかい陽射しだ。

空気がまるで綿毛のようにふわふわしてて頬をくすぐっていくように流れていく。

そう、今日はダイヤモンド日曜日なのだ。体も心も解放されて自由なのだ。

缶コーヒーを買い、熱いまま舌の上を転がし香りを満喫する。これは休日の特権だ。

特に何をするわけでもなく穏やかな時間を過ごし昼になったらいつものラーメン屋に向かう。

そう、『支那そばや石巻』さんである。

最近はコロナの影響もあり開店前に並ぶ人も少なくなった。
だから悠々と店に向かう。

すんなりと店に入りいつもの面々に安心する。見れば見知った顔の常連ばかりだ。

気付いたら外は小雨が降っていた。

すぐに配膳された。いつものかけラーメンに味玉トッピング。

香り高いスープ…ん~この鼻腔をくすぐる極上の空気。
一口含むと頬肉が刺激されて思わず緩んでしまう。

麺は全粒粉細麺ストレート。
啜れば食道を適度にマッサージして胃袋へ向かって散歩していく。
まるでバードウォッチングでも楽しんでるかのように。

気が付けば丼を口に付け飲み干していた。

なんて素晴らしい一杯なんだ。
1週間の苦悩、葛藤、苦労、我慢を全て吹っ飛ばしてしまう。

こうして私のダイヤモンド日曜日は幕を開けた!!

天使のささやきの日

今日は天使のささやきの日です。
北海道で日本最寒-41.2度を記録した日です。

天使のささやきとはダイヤモンドダストのことです。

-20度は経験あるけど、空気が針みたいになるんだよね。もう頬にチクチクして空気が痛いのよ。

-40度となると未知の世界だけど、多分秒速で死ぬだろうなぁ…。そういや、子供の頃ってしもやけに悩まされたけど大人になったらならなくなったねぇ。
なんでだろう?

私が子供の頃には毎日膝くらいまで雪が積もっていたんだよね。毎日の雪かきが大変だった記憶がある。今は年に2回もすればいいかな?って感じですねぇ。

地球温暖化とは言われてますが、実際はどうなんでしょうねぇ?
世界中の人を1箇所に集めると琵琶湖に収まるそうです。ですが、地球に存在する蟻を集めるとそれ以上の面積になるとか。

本気で地球温暖化を危惧しているなら戦争なんて辞めて余計な石油を燃やさない事なんですが、人類の歴史は戦争ありきなので難しい話ですよ。
戦争で死ぬ人あれば生きる人もいるのですから。戦争経済なんて認めたくないけど。

地球人全てが尊重し合い理解を深めることなんて宇宙の歴史上においても絶対にありえないでしょうな。

 

春画に初めて挑戦した話

初体験!春画に挑戦してみたら!

春画とはちょっと紳士向けな画像の総称らしい。

私は紳士向けな画像は作ってないのです。

なぜなら…

それに頼ったらあかんよ!!
というかっこいい理由です。

『エ口に頼らないかっこいい理由!』なんです。

頭の毛が抜けるほど考えて面白いと思えるツイートをしても一つもいいね!とか付かないけど女子垢の『おはツイ』には数千単位のいいね!が付く原理。

例えて言えばおっさんのブログには一つもコメント来てないけど、女子のブログには長文かつ10を超えるコメントが付く原理!!もちろんいいね!は100単位!!

だから春画に頼ることなくひたすら頑張ってきましたが…


これが現実!!どんなにストーリーを捻ろうが画像に手間暇かけようがエ口が無ければ見てもらえないのです!!

だから自分の矜持を破り春画に挑戦しました。
しかしですねぇ、これがまた難しいのです。
パンツ見せて尻を大きくすればいいんだろ!?

おりゃ!!

んん?これは難しいぞ!!
それで試行錯誤して出来たのがトプ画のテナさんです。

モザイク無しで見たい?

これをやるとまた私が抹殺される可能性が高まるのですが…(;´Д`)
とにかくエ口と政治ネタは危険です。朝起きると燃えて

ますから。

でもあえて挑戦しましょう。

ではモザイク無しでお見せしよう。

どうせババアが出てくるんでしょ?とか思ってるでしょ?

残念ですがババアは出てきません!

それにババアだとノーパンなので人生早々死ぬこともあるまいて…。

そういうわけでご覧ください。


セクシーでしょ!?凄くセクシーだと思うんですよ!
アングルにはこだわりました。どうしたらお尻を大きく見せられるのか試行錯誤を繰り返した結果このようなアングルが最適だと思いました。

しかしですねぇ…テナさんこんなフンドシみたいなパンツ穿いてるんですね…。

では種明かしを……

アングルを変えると……

じゃじゃーん!


DXちゃん『ちょっとぉ!なんでアタシがこんな役をしなければならないわけェ?あんたがやりなさいよ!』

こんな感じで撮影してたんですねぇ!

実はテナさんはテトさんと同じピアプロの規約があるのでエ口ネタは微妙なんですよ。グレーゾーンな部分ではありますがテナさんは私の推しキャラなので極力晒したくないというのが本音ですなw

そんなわけで初めての春画でした。

次回もまた読んでくれよな!

揺れたハッピーバレンタイン!

昨夜、カタカタと縦揺れが始めると直後にドーン!と凄まじい揺れが始まった。
これは只事ではないと立ち上がろうとするが凄まじい揺れで立ち上がることすら出来ない。

人間とはなんと無力なのだろう。

突然襲ってきた地震に為す術なく揺れが収まるのを待つしかなかった。

部屋の様子が瞬時にしてカオスな状況になってしまった。

あまりにも突然の事態に状況を呑み込めずに周りを見渡した。
やや埃っぽくなった空気を吸いながら冷静さを取り戻す。

むむ、手が震えている。スマホを探し出し見ると緊急地震速報がなっていたようだ。
夢ではない。まさに地震だった。

すぐにテレビをつけてニュースを観ると福島で震度6強の揺れだったらしい。
なんて恐ろしい…とにかく怖かった。
寒いのも手伝って体の震えが止まらない。

頭は冷静になっても体はやはり覚えているらしい。

夜は散らかった部屋で寝ることにした。余震もあるだろうし体力を消耗しているので寝て体力を回復させねばならない。

家屋のダメージも気になるが今のところは大丈夫そうだ。

翌朝。
家の周りを確認するが特にダメージはなかった。
よかった…。胸を撫で下ろし一安心したら腹が減った。

ツイッターである店の状況を確認する。
うむ、何とか無事だったようだ。

早速準備し店に向かうと1人だけ待ちがあった。
珍しいな。いつもは待合室に沢山の人がいるのに…やはり多くの人は後片付けに追われているのだろうか。

そう、向かった店は
『支那そばや石巻』さんである。

いつもは奥から整然と着席していくのだが今日は自由席である。

注文したのは

『かけラーメン大盛り』+味玉トッピング

なのだが!

店主のご厚意でネギトッピングをいただきました!ありがとうございます!

貧乏労働者には嬉しい限り!お金があったら豚トロ炙りチャーシューラーメン食べるんだ。

まずはスープを一口…う、美味い!
今日は微妙にマイルドな印象です。

ああ、この舌の上で鶏と豚と魚が舞踏会を開いてやがる!社交ダンスパーティ開催中だ。

麺は…全粒粉のストレート細麺。
これがまるで蕎麦のような喉越しなのだ。
この美味いスープを存分に絡ませて口の中に入った瞬間に口の中はオペラ劇場だ。

最後に残った味玉は濃厚クリーミーな味わい。
これをご飯の上に乗せて醤油を一垂らししたらさぞ美味かろうと想像しながらスープまで完飲完食ごちそうさま!

いやぁ、本当に美味かった…。

また来ようっと♪

牡蠣煮干しラーメン~東京ラーメン はなはな

2月7日日曜日。午後。

支那そばや石巻さんで食べたあと私は考えていた。

(このまま日曜日を終わらせていいものだろうか…?)
家に帰ればそれで終わってしまいそうな気がする。
もっともっと日曜日を楽しまねば損ではないかと。

なんて言ったって休みは一日しかないのだ。
この一日のために1週間ありとあらゆることを我慢して馬車馬よりも働かねばならぬのだ。

『もう一杯ラーメンを食べよう!』

これはあまり関心出来ないことなのだが、休みが一日しかないので致し方ない。

そこで向かったのは石巻の渡波である!

渡波ラーメン激戦区だ。
石巻と女川の境目にありただの通り道だと思いきや実力店が凌ぎを削っている。

そこで以前より気になっていたのがこちら

『東京ラーメンはなはな』である。

トレーラーハウスのようなこじんまりした建物だが沿線沿いにあり通る度に気になっていた。

東京ラーメンか…何となく美味しそうな響きだな。

どっかで聞きたことあるような…。
昔、仙台に『東京屋』ってラーメン屋があってそこのラーメンが大好きだったんだよね。

素朴で昔ながらの中華そばって感じ。場所もアーケードの裏手にあってまさに路地裏な雰囲気でね。

ああ、結局そういうのが好きなのかなぁって。

店に入ると店員さんが愛想良く挨拶してくれる。

 

席にすわりメニューを見ると気になる文字が…!

『はなはなラーメン』…牡蠣煮干し出汁!?

牡蠣の煮干しとは珍しいな!牡蠣の出汁は美味そうだ。
早速それを注文。

しかし…昼時だというのに客は私の他に二人だけ。
きっとこの先にある『ぜんや』は並ぶほどに混雑しているはずだ。
大丈夫かなぁ…。

コロナ禍とはいえランチタイムに売れないと苦しい飲食店は多いと思うんだよね。
時短営業して補償金が出るにも公平なものではないよなぁ。

五分ほどで着丼!


お!レモンが入ってる!?
そしてスープは塩味だが濁っている。

ビジュアルはすごく美味しそう!

まず香りは…うん、仄かに牡蠣の香りがする。
スープを一口…。

おん?意外とさっぱりしている。濃厚という程ではないが喉元を過ぎたら牡蠣の香りが鼻腔まで上がってくる。
若干の磯臭さが好みが分かれるところだろう。

麺は…

特に特徴もない至ってオーソドックスな黄色麺。
柔らかな舌触りは懐かしささえ感じる。

牡蠣煮干しというものに期待していたが奇抜な味ではなかった。
これは貶しているのではなく非常に上品な味わいなのだ。
まるで高級懐石料理のようだ。

ここでついていたレモンを絞ってみる。

味が激変した。夏の暑い日でも食べられそうな爽やかな味だ!こりゃあイイ!

なるほど、一杯で二つの味を楽しめるわけか。
これは他のラーメンにはない味わい方といえる。

牡蠣とレモンって合うもんなぁ。
いやぁ、これは一本取られた。

他のメニューも気になるものがある。きっとどれも美味しいに違いない。

はなはなラーメン!
これは美味いなぁ!

また来ようっと♪

ハッピーサンデー!

今日はハッピーな日曜日だ。
布団からロケットのように飛び出すとヤッターマンのように服を着替えて準備する。

日曜日は一分一秒足りとも無駄には出来ない。休みは週に一度しか訪れないのだ!

無駄には出来ないのだ。

そういうわけで早速習慣となっている支那そばや石巻さんに向かいます。
この記事はまた別にまとめるとして食べた後に石巻渡波に移動してラーメン屋をハシゴするという暴挙に出まして2軒目の東京ラーメンはなはなさんへ。
こちらも別記するとして本記事のメインはここから。

実はコロナ禍において不要不急の外出は控えるようにしてはいるのだがよくよく考えてみれば平日は普通にいろんなところに行って仕事するし何百人って働いてる職場で仕事しているわけだから日曜日だけ自粛しても意味が無いと思いました。
無論、感染したら言い訳も出来ないわけですが人があまり集まらない場所なら大丈夫だろうと判断したわけです。

むしろ人が少ない今だからこそ出かける必要があるかなって。
私は人混みと渋滞は元々大嫌いで普段は近付かない町へ行きたいと思った。

向かったのは渡波の先にある女川である。

震災では甚大なる被害を受け瓦礫だらけだったが今は着々と復興が進んでいる。完全に復興するにはまだ何年とかかるが、確実に一歩ずつ進んでいるのだ。

とりあえずメインの商店街へ歩みを進めるが寒さも相成って人手はまばら……正直肩透かしだったが人がごった返しているよりはいいだろう。

コロナ禍だからなぁ…。

でもお店としてはジレンマだろうな。平日でも人がいっぱい来る訳ではない。日曜日にこれではお店だって困窮していることだろう。

この商店街も出来た頃はたくさんの人が訪れたが今は閑散としている。

これはあまり好ましいことではない。
もっと人がたくさんやってくる起爆剤があればいいのだが現実はかなり厳しいと思う。

女川には観光する場所が無いのだ。
町は綺麗になったが継続的に人が訪れるものが何も無い。

お世辞にもまた来たいとは思わないのが現実だろう。
でも女川には探せばきっと何か光るものが見つかるはずだ!

とは言ったもののまだ更地も多いし厳しいよなぁ…。

女川港で撮影。


うむ、昔もここで撮影したっけなぁ…。

昔の雑多な雰囲気の女川が好きで訪れていたな。
狭くてなんか散らかっててさ。そういうのが良かった。
生活感があって。

沖縄に惹かれるのもそういう部分があるかな。
人の営みが身近に感じるというか、なんとなくどんな生活をしているのか想像をかき立てられるというか。

女川はこれから新しい町として再生していく。
ますます期待をしつつ町を後にし近くにあるコバルトラインへと向かった。

ここは走り屋が喜ぶようなタイトなコーナーが連続する道路だ。
私もかつてフェアレディZで走ったことがある。

安全運転でねっ!

運転には自信が無いのだ。

スキール音を響かせることもなく上を目指す。

相棒のアルトCはATだけど結構楽しい車なのだ。ターボなのに遅いけど体感速度は速く感じる。
何よりターボなのにNAのようなフラットな加速が扱いやすいというものだ。

眺めが良い所に到着。

あまり天候が良くないせいか景色はボヤけている。少し残念なのだ。

ここでも記念撮影。

生誕21周年の車です。大事に乗り続けたいのだけど維持が難しくなってきたな。

でも日本って本当に旧車に優しくないなと思う。

もう10年前の車すら見る機会が少なくなってきた気がする。

私は…車はきちんと整備すればずっと乗っていけると思ってますけどね。

さて、次の日曜日は何をしようかな?

ノスタルジック支那そばや

朝起きる。
今日も素敵な朝だ。
日曜日の朝はなんというか…生まれ変わったような気分になる。

元気にラジオ体操をし朝日を浴びる。
こんな健康な日々がずっと続けばいいのに!と鼻息を荒くしゴジラのように鼻から白い息を噴き出しながら温めておいた缶コーヒーを飲む。

寒い外で飲む缶コーヒーって本当に美味いよなぁ。

よく成功者が缶コーヒーを飲む人間は成功しない!
寝る間を惜しんで頑張った結果が今の成功だ!

とか言ってるけど、『世界は誰かの仕事で出来ている』というキャッチコピーで売ってる缶コーヒーを飲んでよく寝てお金は無くとも健康な日々を送れる方が幸せかなぁって感じてるのだ。

さて、朝の内に面倒な仕事を片付けて残り時間を満喫しようではないか。

数字と睨めっこして電卓を叩いていたら腹が減ってきた。

時計を見たら既に10時を回ろうとしている。

うむ、出かけるか!

そこで向かったのは

『支那そばや石巻』さんです。

今年は毎週日曜日に行ってて皆勤賞です。

相変わらず凄い行列で駐車場もほぼ満車!
とにかく人気!

しばらく並び着席。若い店主はせっせっとラーメンを作っている。
先代店主が体調不良から営業時間を絞って細々とやっていたところに現れた現店主。
先代店主の脇で学んでいた彼の姿に私は大いに期待していたのだ。

この味を継いでくれるなんて嬉しい限りである。

今後も末永くよろしくお願いします。

んで、注文したのは
『塩かけラーメン大盛り』+味玉トッピング

具材はネギだけのシンプルなものだ。

スープの旨味、麺の香りを何にも邪魔されることなく味わえるシンプルな一杯。

これは麺やスープに自信が無いと決して出せないものだろう。

まずスープを一口…。

うおぉぉおん!マイルドな塩味!
そして複雑に絡み合った旨味!
この味は県内トップレベルだと思う。

麺はのご越しが良い細麺ストレート。
絶妙にスープを絡ませ、ほのかな小麦の香りと合わさり思わず笑みがこぼれる。

まさにベスト・オブ・ラーメン!!

おおよそ五分で完食。

感染対策もきっちりしており、お客も黙って食べてる人が殆どなので安心して下さい。

尚、普段は会話禁止ではなくコロナが収束したら『美味しいねぇ!』などと感想を述べながら楽しく飲食されれば良いと思います。

支那そばや完全復活で宮城県のラーメンランキングが変わるのではないでしょうか?

また来ようっと♪

長町ラーメンは懐かしい味

仙台市の長町と言えば区画整理が住み再開発され近代的な街へと生まれ変わっている。

長町と言えば何となく仙台のスラム街みたいなイメージがあった。汚い暖簾の居酒屋が連なりストリップ劇場があって雑居ビルが建ち並ぶイメージ。
それがオシャレなマンションが並び綺麗な公園が整備されて若者が多い街になった。

これも時代の流れなんだなぁとしみじみ思う。

そんな長町で営業してきたのが
『長町ラーメン』である。

今は住所を移し向山で営業している。

かなり昔に食べたことがあるが当時はどこにでもあるポピュラーなあっさり中華そば系のラーメンだった。

それが今や昔ながらのラーメンは姿を消しつつあり貴重な存在になってきた。
その中でも決してブレることなく味を守り続けてきたのが長町ラーメンなのである。

現在はラーメンランキングに常時載るくらいの人気店へと成長していた。

懐古感に駆られて出かけることにしたのだ。

立地は交差点の角にあり非常に出入りがしにくい上に駐車場も狭くて難易度が高い。
時間帯によってはなかなか入れないか出れないかと苦戦してしまうだろう。

店は小さくて狭い。

時間をずらして行ったものの交差点の信号機によってはやはり進入しづらい…。

車を停めて店に行くと数人の客がいたが待ち無く着席することができた。

懐かしいな…もう最後に食べたのは10年以上前だ。

長町ラーメン味玉入り

懐かしいビジュアル…そうだ。こういうものだった。

まさにラーメンそのものだ。

まずスープを一口…。

うん!美味い!魚介の香りが強いのは好みが分かれるだろうが臭みも無く口の中から鼻腔へと香りが抜けるのが心地よい。

これはいいものだ!

では麺は…細麺である。うん?こういう麺は見た事あるな?

何となくだが最近食べたような気がしないでもない。

さて、ズルズル…

そこで事件が起きてしまった!!
不覚にも麺を噛んだ瞬間に自分の頬肉を一緒に噛んでしまったのだ。

激痛と共に血の味が口の中に広がる…こうなってはラーメンどころではない…。

ざんねん!
ここでわたしのしょくレポはおわってしまった!

だが…残すわけにはいかない。こんなに美味しいラーメンを残すのはプライドに反する。

とめどなく流れてくる血を飲みながらも頑張って完食した。スープまで飲み干した。
痛みと血の味でなんかよくわからなかった。

一口目のスープは美味しかった。だから尚更残念なのだ。

悔しいですッッッ!!

とりあえず…怪我が治ったらまたリベンジします!!

吉作落としからの生還を考える

皆さんは『吉作落とし』とはご存知だろうか?

これはあの国民的アニメ、まんが日本昔ばなしで語られた話で、天涯孤独の身の吉作が山仕事をしていて断崖絶壁にある岩棚で休んでいたところ、降りるために使っていた縄が吉作の体重で伸びきっていたがために手を離したら元に戻って、手が届かなくなり岩棚で遭難して最後には飛び降りるという救いようのない話だ。

あれで吉作生還ルートは無かったのだろうか?と考えることにした。

この話はあの吉作の立場で作った話である。



俺は吉作。幼い頃に両親を交通事故で亡くし天涯孤独の身となった。
逞しく山の男に成長したが彼女いない歴=年齢だった。

なぜなら村には若いのが俺一人で若い女なんて見たことねぇ。
都会にはデスコとか空桶とかあるとか聞いたことあるが俺にはなんのことかさっぱりわからねぇ。
だから山さ登って崖になってる岩茸を採って生活をしている。
この日も朝早くから山に登って岩茸していた。

そろそろいつもの場所だと岩茸が採れなくなってきたから今度は行ったことがない崖へ向かうことにした。

初めての崖だがおれはいつものように木に縄を縛り付けて降りて行った。

するとなんということでしょう!
たくさん岩茸がなってるでねぇか!
俺はホクホクして次から次に岩茸を採った。

しばらく夢中で岩茸を採っていたら腕が痺れてきた。

下を見ると俺が一人で座れるくらいの岩場があった。
ここから上に上がるのは体力的に厳しいだろう。だからそこで一休みすることにした。

岩場まで来ると掴んでいた縄を離して飛び降りた。

するとその勢いが強すぎたのか岩場は脆くも崩れ去り真っ逆さまに落ちていった。

岩場に体が何度も叩きつけられ腕が折れて体のありとあらゆる骨がボキボキ折れた。

薄れゆく意識の中で思ったことは体力に余裕があるうちに一旦戻ればよかったのだ。
たくさん採れることに夢中になり過ぎたせいだ。

こうして俺は死んだ。

 

終わり

って、もう死んどるやん!?

次回
『こんな吉作は××だ!』

果たして吉作は生還出来るのか!?