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【ラーメン】むらさき屋の朝ラーメン

雨の土曜日。超ド底辺労働者は外仕事なので休みである。恵みの雨よ!!日頃より痛めつけられてる肉体と精神を休めるのもより良い仕事をするために必要なのである。

しかし腹減ったなぁ…。いつも行ってる椿ラーメンショップさんはお休み…。そこで思い出したのが今や発展が凄まじい利府町の人気店

『中華麺亭むらさき屋』さんである。

コロナ禍の中で朝ラーメンを始めたのだが…うーむ、前回来た時同様あまり人がいない…。お昼は行列が出来るほどの人気店なのですが…やはりまだ朝ラーメンをやっているという情報が広く認知されていないのかもしれない。

宮城で朝ラーメンというと『太平楽 』や『伊藤商店』がメジャーどころだ。

入店し手指を消毒し券売機の前に立ち迷わず押したのは『朝ラーメン』+大盛りです。

しかし、利府町に朝ラー文化という新しい風を送ってくれたのにイマイチ盛り上がっていない…。立地が良くないのだろうか?実はこの前にある利府街道は渋滞道路としても有名である。つまり店に入る時出てくる時がかなり面倒くさいのだ。おそらくはマイナス点はそこだ。

そういやこのお店にはチャレンジメニューがあるんですよねぇ。でかい丼…馬とか牛じゃないと完食無理じゃない?

着丼。ふわぁぁ…ビジュアルがもう美味しい!具はネギ、海苔、メンマ、チャーシューという定番の布陣だ。

麺は宮城県産小麦『ゆきちから』を用いたストレート麺。大きな特徴はない。だが適度にスープを絡ませてくれる。

さて、スープを一口…ズズ…

のほぉ…魚介の出汁が効いてる!それもとても口当たりが良いあっさり感で。しょっぱ過ぎずにするすると喉に流れ込んでいく。香りもとても上品だ。ほんのり動物系のコクもある。

なるほど。このスープにしてこの麺か。実に計算され尽くされている。麺の主張が強いとスープはより濃厚になったり個性を強めなければならないだろう。スープが濃ければ麺も特徴を強く出さないといけない。だがこれらの麺とスープはとてもバランスがいい。

お互いの足りない部分を補い合う感じだ。それでいて一体となり口の中に襲撃してあっという間に制圧してしまうのだ。少年誌の漫画にあるような『個々の力は弱いが手を合わせて戦えば何倍にもなる!』といった感じだ。

チャーシューは柔らかく薄いが肉感が強い。赤みと脂身のバランスが程よく噛むと旨味が出てくる。チャーシュー丼があるくらいだから相当自信があるのだろう。確かにこれは美味い。

スープまで完飲。最後の一雫まで飽きずに飲めました。こんなに美味しいラーメンを朝早くから食べられて目が覚めますね。ですがイマイチ盛り上がっていなくてこのままでは朝ラーメンが無くなってしまわないか心配ですね…。

店主さんはあまり愛想は良くない印象ですが、それがラーメン職人ってオーラが出ていて良いですね!

新しいけど懐かしい、あっさりしてるけどまた食べたくなる…そんな美味しいラーメンここにあり!ですな。

尚、利府街道側から直接駐車場に入ると段差があって進入角度によってはフロントバンバーを擦ってしまいます。アクアG’s位の車高でもガリッといってしまうので要注意です。

美味しかった~♪また来ようっと(*´•ω•`*)

【ラーメン】らーめん善谷

今日はダイヤモンド日曜日。指折り数えて待ちに待った日だ。いつものように朝は自然覚醒すると軽く家の仕事をこなす。さて、時間は昼に近付いていた。

私は颯爽と車に乗り込み向かったのは石巻市渡波。渡波(わたのは)は石巻市街地より離れており水産加工工場地帯がほど近い場所に位置する。閑静な住宅街があり、何もない印象だが大型商業施設や地域密着型スーパーの『あいのや』があるなど生活するにおいてはとても便利な地域だ。少し走れば観光地で知られる牡鹿半島も近い。ここに住めば幸福度が少し上がるような気がするのだが、何気にラーメン屋激戦区でもある。

ここで長年営業しているのが『らーめん善谷』さんです。

まだこじんまりとした店舗の頃から来てるんですが、移転後コンビニの建物をそのまま居抜きで入ったものだからかなり大きなラーメン屋になっています。当時の懸念だった駐車場問題も解決しラーメン屋にしては信じられないくらいの広大な駐車場を確保しております。

入ってすぐ両脇に券売機があります。ラーメンの種類はとても豊富です。何しようかな?ここは看板メニューの“善谷らーめん”にしよう!!

大きな店舗にも関わらず店内は激混み。ちょうどお昼だったので尚更です。名前を記入して外で待ちます。しかし渡波界隈も変わったよなぁ。あのちょっと狭くてごちゃごちゃした漁師町ってイメージだったのに結構区画整理されてて整然としてきてる。でも長閑な空気感は以前のままだ。ここ最近休日は女川や渡波にいることが多い。海の近くが好きなのかな…何となく落ち着くというか…安心する。

10分くらい待ってようやく名前を呼ばれて着席します。仕切りもあって感染対策もバッチリ!

そして食券を提示すると5分くらいで着丼。

ほあ~なんて素敵なビジュアル…大きめのチャーシューと半分に切られた卵が目を引きます。うーん、美味しそう~!!魚介の香りが強く漂います。

麺は極細縮れ麺!ってあれ?この麺は見た事ある!?あれだ…あの『はらへった』の麺だ。

ということは同じ製麺屋から仕入れてるわけか。石巻ではこういう麺のラーメン屋が多い。以前あった中華楼本店の麺がこんな感じだったから名残があるんだねぇ。

スープはやや濁っており表面には油の層がある。一口飲むと…うーん、豊かな魚介の香りが広がる。とても濃厚かつ芳醇だ。かなり濃い味にも関わらずエグ味が無くてスッキリしている。若干油が強めなせいか飲んだ後でも口の中に味わいが残っている。この強めのスープが極細麺に絡んで口の中で独特の触感と濃い節系の味が一緒に広がる。あー、美味い…。

チャーシューは適度に肉感を残しており柔らかい脂身と歯応えを感じる赤身のバランスがとても良い。反面メンマと卵は弱く感じた。卵は味玉では無い感じ。ただの半熟ゆで卵のようだ。とても強い節系の中では淡白な味わいで拍子抜けしてしまう。メンマは細くて触感的に弱めで味も薄い。邪魔にはならないが脇役としても物足りない感じ。だがそれらを割り引いてもスープはとても美味しい。だが後半になってくるとその濃い味に少しやられてしまう感がある。

でもなんだかんだ言ってスープまで完飲。午前中の家事で汗を大量にかいていたからか自然と飲めた。個人的にはもう少し薄くても良かったが他メニューで淡麗中華そばたるものがあるので今度はそちらを食べてみたいな。

しかし、よくこんな美味しいものを作れるよなぁ…。またこの界隈に来たら寄ってみようかな♪ごちそうさま(●´ω`●)

余談だが…結構目についたのですが食べた丼に鼻かんだティッシュを入れる人が結構いました。どうも私はあれが好かんのですよ…。

なんかさっきまで食べ物が入っていた丼にゴミを入れるという行為が受け入れられません。私は使用したティッシュに関しては持ち帰るようにしております。このご時世なので尚更です。

私が少し神経質な方なのかもしれませんが…。なんか食べた後にゴミを入れられると作った人は残念な気持ちになりそうだなぁと感じました…。

【ラーメン】支那そばや石巻…何回目?

これから新型コロナウイルスのワクチン2回目。戦々恐々と挑むにあたってもしかすると大変な副反応があり、更にもしかすると天に召されるかもしれない。そんな恐怖に震えながら私は考えていた。

…とりあえず美味しいものでも食べておこうか。

それで向かったのは支那そばや石巻。もはやこのブログでは定番だがそれなりにアクセスもあるので覚書程度に書いておく必要はあるようだ。

本日の天気は曇天から雨。しかも平日。更には水曜日だ。普通の人はなかなか休みの人はいないだろう。きっと並ばずに入れるに違いないと向かったら既に駐車場には車が…。結構人が待っている。私は一安心だ。このお店はやはり平日だろうが雨だろうが人気は揺るがない。みんなはその味が確かなものだとわかっているのだ。

意気揚々と食券を購入し開店と同時に入店着席。

胸が高まるぜ…。店内は静かだ。意識を集中しラーメンを待つ。

かけラーメン大盛り+味玉トッピング

久しぶりのかけラーメン!!ん~いい香り!

見よ!この躍動感!麺がまるで命を有してるかのようだ。全粒粉入りの麺は爽快な喉越しを演出してくれる。歯をくすぐり舌の上を踊らせたら一気に喉に流し込むと出汁の香りの強烈なカウンターが鼻へ突き抜ける。

う、美味い!!

至高のスープ。たった一口で口の中がサーバーダウンしてしまうような旨味の情報過多!塩分に頼らず甘みさえ感じる。高級な割烹で出されるような複雑な味。ネギが味と香りをよく引き立ててくれる。

そしていつものように味玉は最後にレンゲの上で割る。

うおっ!?今日は史上最高の出来栄えじゃないですか!?トロットロ!!しっかり出汁が沁みたプリプリの白身と濃厚なコクの黄身が合わさり芳醇なスイーツを食べているようだ。

産み落とした鶏もこんなに自分の卵が美味しくなっているなんて思いもよらないだろうな。

スープも最後の一滴まで美味い。毎日食べたとしても飽きることはないだろう。思い出せば食べたくなるラーメンだ。

もう思い残すことは無い…さて、ワクチン2回目に臨むとするか。


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【ラーメン】支那そばやのつけ麺

 

【ニュース】ラーメンの鬼の味は語り継がれる

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ラーメンの鬼佐野実氏の支那そばやが東京駅に出店かぁ。

私は本店の味はおろか佐野実氏のラーメンそのものを味わった事はない。知ってるのはその弟子の味だけ。

佐野実氏のことを知ったのはテレビでやっていた『ガチンコ!』のラーメン道だ。当時としては新しい手法でドキュメンタリーに近い形で放送していた。台本があるとは視聴者は知らないのだ。

ただ佐野実氏に抱いた感情は『偉そうな怖いおじさん』だった。坊主憎けりゃ袈裟まで憎いという感情で若い頃に弟子の店でラーメンを食べたら“”普通のラーメン“”だったことにガッカリした。

当時は家系ラーメンが台頭してきており宮城にも『仙台っ子らーめん』が出店し始めてた頃だ。濃い味、こってりが美味いラーメンの基準だった。

そんな折、15年ぶりに支那そばやに行く機会があった。その時には週に三日程の営業。店主の体調も悪いようで動きもキレがない。

その時に食べた“”普通のラーメン“”は体に染み入りとても美味い!!と感じた。若い頃に食べた時とは味の感じ方が違うのだ。もう佐野実氏は鬼籍に入っていたが、出来れば存命の内に、本店で食べたかったと思ったものだ。そして店主の体調も芳しくない…この店の味も失われていくのだろうか…と一抹の寂しさを感じつつラーメンを啜っていた。

私はこのラーメンが大好きだったのだ。佐野実氏が作ったラーメンは時代に流されずに直系の弟子によって守られてきたのだ。

平日に休みになれば営業日を確認して出来るだけ今のうちに食べておこうと思った。決して忘れないように。

だがある日、店主の仕事を近くで見つめる若者の姿があった。私はもしかして後継者なのか!?と大いに期待した。この味を受け継いでくれるのか!?と。

その若者は二代目店主として店を切り盛りし支那そばやのラーメンの鬼の味を受け継いでくれている。佐野氏が存命ならば弟子の弟子の成長に目を細め喜んだに違いない。

佐野氏は店内を見下ろすように腕組みをして睨みをきかせている。

『どうだ!俺の弟子が作るラーメンは美味いだろ!』

ラーメンの鬼と言われた男は今でもたくさんの人達を幸せにしている優しい鬼だった。

この東北の地でも佐野氏のラーメンは多くの人に愛されています。

 

うわぁ、また食べたくなってきた!!

【ラーメン】味のめん匠

場所は青森県。私は仕事で来ていた。世間はコロナで夜の街も寂しくなっている。

結局コロナは無くならないのではないかという不安がある。人類は天然痘ウイルスに打ち勝ったが今度の新型コロナウイルスは紛れもなく人類最強の敵だろう。でもそれはそれとして楽しまなきゃ損だ。自粛ムードだから公に派手な事はできないとしてもささやかな楽しみは満喫して適度に息抜きせねばならぬ。

来たのは八戸市の中心街だ。たくさんの横丁があり居酒屋が軒を連ねるが人は歩いてはいない。コロナ以前ならどんなに酔っぱらいがこの路地を闊歩したのか。

ふらふらと歩きたどり着いたのはみろく横丁にある八戸ラーメンの店。

『味のめん匠』である。

八戸ラーメンといえばがっちり煮干しを効かせた出汁が特徴。昔懐かしの中華そばというとピンと来るかな!

とりあえず一杯。

ゴクゴク…ぷはーっ!効くぜ!労働終わりのビールって美味いよなぁ。朝から飲むとクソ不味いのにね。

しかし八戸の街は好きだなぁ。ノスタルジックでさ。酔っ払いに優しい街。

こういう横丁があって歩いてるだけでも楽しい。昭和ノスタルジックでさ。冬に雪が降らなきゃ八戸に移住してもいいくらいだ。青森の冬の寒さは尋常ではない。本当に夢も凍てつく寒さだ。

そんな青森で体を温めてくれるのは八戸ラーメンだ。

八戸ラーメン。見た目はオーソドックスで物珍しいものでは無いがビジュアルは美味しそう!香りも煮干しが香って思わず深呼吸してしまう。

麺は黄色い細縮れ中華麺。スープをよく絡ませ口の中へ煮干しの団体ツアーを導いてくれる。強い小麦の味はしなくて安っぽい味がする。これだよ!こういうのでいいんだよ!呑んだ後の〆で食べるには複雑な味わいは不要!どうせわかんねーんだからシンプルに煮干し!麺!でいいんだよね。美味いなぁ~胃に染みると言うよりも心に染みる。冬の厳しい青森の寒さを想像して食べるとなお美味い。

粉雪降る夜にこういう屋台みたいな店で背中丸めて食べるラーメン…。なんか、いいよね。

青森のラーメンは凍えた心を温めてくれる優しい味でした。

【ラーメン】支那そばや石巻

雨の土曜日。外仕事のド底辺労働者はお休みできるのだ!(その代わり日曜日は仕事になる…)

目を覚まし軽くストレッチする。1日も早く事故の怪我を治さねばならぬ。体が適度に温まったところで時刻はもう少しで昼。なんか…

「腹が減った!」

颯爽と車に乗り込み走り向かうは

『支那そばや石巻』さんです。

ここは言わずと知れたラーメンの鬼佐野実氏の弟子の店。今は若き二代目店主が切り盛りしている。

店内では佐野実氏が睨みをきかせている。直接佐野実氏の店で食べたことは無いがあの緊張感漂う空気の中でラーメン食べてみたかったなぁ。元祖『黙って食え!』な店だった。でもそれは冷めない内にベストな状態で食べて欲しいという佐野氏の料理人としてのこだわりと優しさだったのだろう。

こちらのお店はそういうことはなく和気あいあいとラーメンを食べることが出来るので悪しからず。それでもこのコロナ禍のご時世なので黙って食べる人が殆どだ。

食券購入からラーメン提供までがべらぼうに早い!二代目店主さんの動きは日に日にキレが良く次々にラーメンを完成させていく。

今回注文したのは

らーめん(塩)大盛り+味玉!!

週ごとに醤油と塩が入れ替わるのだ。

ん~…良い香り。目で楽しみ鼻で堪能する。心無しか隣の客が麺を啜る音も美味しそうに聴こえる。とにかく顔に付いてるパーツ全てがフル稼働する。

ちょっと撮影に失敗しましたが…全粒粉入りの細ストレート麺。蕎麦に近い爽快な喉越しを楽しむことができるもの。麺を啜り舌の上で踊らせると小麦とスープの芳醇な香りが仄かに鼻腔に立ち上り一気に喉を通り抜け胃袋へ行ってらっしゃい。

かぁ~!美味いなぁ…週の始まりにして終わりを締め括る一杯だ。

最後の楽しみにとっておいた味玉はスープを濁さないようにレンゲの上で割ります。ここの味玉は味がすごく沁みてる上に黄身の味が濃厚なのだ。

口の中へ放り込むと白身のプリプリの食感と共に黄身のトロっとした感じが舌の上で広がる。白身に沁みた出汁の香りと共に口の中は一気に情報過多になる。

そして丼に残されたスープを飲み干しご馳走様でした。

最にして高であると言わざるを得ない!!

これでまた1週間頑張れるのだ。1000円未満で得られる至上の幸せ。案外幸せは高望みしなくともちょっとしたことで得られるのかもしれないな。

だがそれ以上にこの一杯に多くの人の努力や労力が詰まっているのだ。食材を作る人、育てる人、運ぶ人、売る人、買う人、全てが繋がっている。何気なくすれ違う名前も知らない多くの人達の仕事は繋がっているのだ。

ド底辺労働者の私の仕事だって誰かに繋がっている。

また来ようっと♪

で、店主さんに『Twitter拝見しました』って素性バレてるぅぅぅΣ(・ω・ノ)ノ


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【ラーメン】自家製太麺渡辺

今日は病院の通院日で午前中は休みだった。職場に着く頃には昼になるので途中で済ませるか…と向かったのは日曜日には大行列で近付くことすら出来ない人気ラーメン店の

『自家製太麺渡辺』

に行ってきました。平日にも関わらず既に駐車場は満車…有り得ねー…どういう人達が来てんの?

とりあえず少し並びまして入店し券売機でらーめん大(麺300g)を購入。すぐに席に通され着席。

相変わらずの人気店だけど感染対策であるアクリル板は設置されてません。それがいいか悪いかは別にしてコロナ感染はお店の責任ではなく客一人一人にかかっているので個人的に対策するのが当たり前のことだと思ってます。

『黙って食え!』これだけでいいんです。簡単なことです。

さて、らーめん大が到着!

相変わらずの迫力のあるビジュアル!あ、味たまはトッピングしました。

まずはスープを一口…ズズ…こってりかと思いきやスッキリした煮干し出汁のスープです。油分も少なく案外口の中がギトギトしません。それに合わさる麺は

ゴワゴワの硬麺!!これは唯一無二の食感なのだ。噛むと本当に硬い!けど小麦の風味が口の中で弾けてスープの煮干しの香りと仲良く出会って舞踏会開いてる感じだ。

しかもチャーシューは二枚入り。しかも違う種類だ。これは嬉しいなぁ。味と食感が違うので飽きずに食べられる。そして特筆すべきはメンマだろう。このラーメンにピッタリ合うものだ。

穂先メンマと呼ばれるものでシャキシャキの食感が楽しい。硬い麺の中でたまに口の中へ踊らせると歯の癒しになる。もちろん味も良くスープの風味を引き立てるもの。

味たまは正直に言うとほぼただのゆで卵で残念でした…。

何よりもこのらーめんは胡椒が良く合う!パパっと振りかけると劇的に美味くなる!

ただでさえ美味しいのに更に美味しくなるのだ。胡椒が美味いのか?らーめんが美味いのか?

いや、両方だ!!

あっという間に完食し颯爽と席を立ち店を出た。既に季節は秋となり雲は少し高く感じた。

とりあえず昼寝を楽しむことにするかと職場へと向かった。

自家製太麺渡辺…さすがは人気店。あの太麺…たまに食べたくなるよなぁ。

また来ようっと。

【ラーメン】支那そばやのつけ麺

その日、ダイヤモンドな日曜日ではあったが自宅の改修工事をDIYで励んでいた。せっかくの休暇も肉体労働しなければならないのはなんの因果なのか…。

しかし、それでも働く理由がある。思いっきり腹を空かせたいからだ。空腹に勝る美食は無い。美味しいものを食べるならもっと美味しくなる。

せっせっと働き時刻は昼に近付いていた。向かったのは東松島市にある

『支那そばや石巻』である。

私はもはや常連レベルに達しただろうか?いつものように券売機の前に立つ。かけラーメンと行きたいところだから今日はつけ麺にしてみようと思った。

実は私は汁無しやつけ麺、まぜそば系があまり好きではない。なぜなら『スープが無いと何となく損した気持ちになる』からだ。

ラーメンというものは麺とスープが一体になったものだ。スープじゃなくてタレというのがどうも苦手だ。そういう理由から店では冷やし中華も食べない。あんなのは自宅でも作れて食べれるからだ。大体にして冷やし中華が劇的に美味い!とは思えない。

つけ麺というものは作業工程が多いので調理に時間がかかる。いつもより提供は遅いが特に気になるほどではない。

さて到着!!なかなかのボリュームだ。メンマ、刻み海苔、刻みチャーシューというメンツ。

つけ汁は熱々でネギがたっぷり!

麺は通常と同じ全粒粉入りの細麺。絡まって若干掴み上げづらいかも…。

麺をつけ汁にダイブさせ一気に喉に流し込む。爽快な喉越しはそのままつけ汁がよく絡み豊かな風味が口の中に広がる。

つけ汁は少し酢が入っているのか酸味を感じる。暑い日は爽やかに食べられる。

何よりも細く切られたチャーシューが美味しい!なるほど細切りにされているのは麺と同じようにつけ汁に浸けやすくするためか。あっさり爽やかなつけ汁と豚のコクのある風味がマッチしてこれまた最高のコラボとなっている。

空腹も相成ってあっという間に完食!ご馳走さまでした!!

つけ麺はデフォルトでも通常ラーメンよりも麺が多めなので満足感もある。具材との組み合わせで如何様にも味が楽しめるのでこれもアリだなと感じた次第。

まだ太陽は高く暑い夏の名残りを燃やし尽くすかのようだった。午後からも頑張るか…。


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【ラーメン】味噌ラーメンはちべえの得味噌野菜ラーメン

その日、私はフラフラと夜の街をさまよっていた。決して徘徊ではない。

帰宅してから調理するのが面倒くさくなり外で済ますことにした。このコロナ禍だから極力外食を控えるところではあるが、きちんと感染対策をしている店ならば大丈夫であろうと思っている。

そこで立ち寄ったのが利府町にある味噌ラーメン専門店の『はちべえ』である。

はちべえと言うとどうしてもあの水戸黄門の八兵衛を思い出してしまう。時代劇史上あんなに愛されたキャラクターはいないと思っている。

さて、店内に入るときちんと感染対策をしております、

カウンターに通されメニュー表を見る。

いろいろあるなぁ。たまにはセレブリティにいくかとオーダーしたのは得味噌野菜ラーメンとミニ石焼きチャーハンレギュラーである。

この店は休日ともなると大混雑で行列必至の人気店だ。よって休日には決して近付かない店でもある。

まずはミニ石焼きチャーハンが到着。石焼きの器が熱々だ!!

これを付属のスプーンで混ぜ混ぜ…ジュジュ~といい音となんとも香ばしい匂い。

得味噌野菜ラーメンも到着しました。これは凄いビジュアル。めちゃくちゃ美味しそう!!

石焼きチャーハンも完成しました。まずは一口…モグモグ…

う、美味い!!熱々でホフホフしながら食べる。これはたまらん。

メンマ好きにはたまらない極太メンマ。食感もコリコリしてて美味い。

麺は味噌ラーメンらしく太麺。それと言って特徴はないがそれらしい麺だ。野菜も炒めてあるのでとても香ばしくて美味しい。食感もシャキシャキである。

スープはとても美味しい。塩分強めという程でもなく、味噌のコクと甘みが上手く調和して炒め野菜との相性は抜群だ!!

最後まで飽きることなく堪能できるスープだ。特筆すべきは海苔の存在だろう。何とも風味が良い海苔で味噌のスープがそうさせるのかとても濃厚な海苔の味と香りが楽しめるのだ。味たまもきちんと沁みてて美味しい。

なんと!チャーシューが2枚も入っていたのにスープの奥からコロチャーが出現したのだ!これは嬉しいねぇ。味も食感も『肉ッッッ!!』って感じがたまらない。思わず『ナポッ…』って口に入れそう。

チャーハンもラーメンもペロリと平らげご馳走様。

うーむ、さすがは行列必至の人気店だ。1500円以内でこんな幸せを味わえるなんて最にして高と言わざるを得ない!!

また来ようっと(*´ω`*)♪


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【ラーメン】支那そばや石巻

今日はすんばらすぃ日曜日。日曜日には人生の大切なことが全て詰まっているのだよ。

だが外は雨だ。交通事故で負傷した腰が疼く。あれから三ヶ月も経とうとしてるのに痛みは続く。だが慢性的に痛いわけではなくふとした動作で痛む程度だ。あと少しだ。治療をがんばろう。

何もしないでぼんやりしていると時間は昼に近付いていた。これは日曜日のランチくらい最高のものを食べたい。というわけで向かったのは

『支那そばや石巻』

言わずと知れたあのラーメンの鬼佐野実氏の弟子の店。現在は前店主が引退してその味を受け継いだ若き現店主が切り盛りしている。

来る度に成長が見てとれる。ラーメンの味も遜色なく調理の動きも一切の無駄がない。スタッフ達もきちんと立ち回り客の回転も早い。

何よりコロナ禍において感染対策は当然ながら客側も喋らずに食べるので感染リスクは非常に低いと思われる。

話は長くなったが今日オーダーしたのは

『らーめん』+大盛り+味たまです。

私はかけらーめんが好きなのだが今日は気まぐれに普通のらーめんにしてみたのだ。

店主からワンタンをご馳走になりました。ありがとうございます!

ここのワンタンは肉が大ぶりで皮もモチモチなので美味しいんだよね。

麺は全粒粉のストレート細麺。細麺ながら確かな歯応えと全粒粉の爽快な喉越しが楽しめる。そしてスープをよく絡ませ小麦の香りも楽しめる。この全粒粉の麺は唯一無二な気がする。

味たまもよく沁みてて美味い。

普段はかけらーめんだ。シンプルに麺とスープを味わうことができる贅沢ならーめん。

今回のらーめんは味がとても複雑に絡み合い絶品だった。一つ一つの食材にこだわりを感じる。大変満足のいく一杯だった。

たった1000円でこんなに美味しいものを食べられるなんて幸せだよね。

また来ようっと(*´ω`*)


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受け継がれる伝統の味

鬼が残したラーメンを食す

 

【ラーメン】椿ラーメンショップ松山千石店

あ~腹減ったなぁ…。

ぼんやりと目が覚めた。外は雨。急遽休みになり暇を持て余していた。普段は暇など潰す暇もないというのに…。

今日は日曜日ではない。棚ぼた的な休日。だからといってはっちゃける訳にはいかないのだ。もっと自粛した生活を…(物理的な問題で)

しかし腹が減った!!

というわけで向かったのは宮城県松山町にある椿ラーメンショップ松山千石店だ。

松山町というとフランク永井の出身地である。そして宮城県ではポピュラーに飲まれる酒『一ノ蔵』の酒蔵がある。特に観光名所があるわけでもなく、幹線道路が走ってるわけでもないひっそりとした場所にそのお店は存在する。

椿というと福島ではトラック運転手なら誰でもお世話になるラーメンショップだ。椿ラーメンショップとラーメンショップ椿と2種類あるが前と後の差はよくわからない。以前は福島泉崎村の椿によく行っていた。

椿というと朝ラーメンだ。宮城県では朝ラー文化は無い。伊藤商店が出来てからあちらこちらで見かけるようにはなったが、椿ラーメンショップが出来てからは松山はまさに朝ラー文化が静かに広がりつつある。

周りは田んぼしかない場所にたくさんのお客が押し寄せる大盛況ぶり。朝から元気の源はラーメンなのだろう。

店に入ると左手に券売機がある。朝はラーメンの食券を購入すると『朝ラー』が適用される。これは普通のラーメンの価格にミニネギ丼が付けられるひじょうにお得なセットなのだ。ミニネギ丼とはいえ結構なボリュームなのだ。

着丼!!いい香りだ。朝からこんな濃厚な香りを嗅いだら目が覚めてしまう。ミニネギ丼のネギは大盛りだ。食感はシャキシャキでそれに合うタレがかけられている。刻み紅しょうがもまたいいアクセントだ。

こちらのラーメンには最初から玉ねぎが入っている。これは泉崎店では人気のトッピングだがこちらは最初から入っている!この玉ねぎがスープのコクと旨味を引き立ててくれるのだ。シャリという食感も良い。このスープに玉ねぎか…最高じゃないか。

麺はこの通り。食感も良くスープをよく絡ませる。誰でも好みに合う麺だ。空っぽな腹の中に放り込むともう止まらない。いくらでも食べれれるなぁ。というか周期的に食べたくなるラーメンなんだよなぁ。意識高い系ではなくガテン系ラーメン。カジュアルではなく作業服でガッ!って食ってサッと出るような感じ。

大きな海苔もポイントでスープを染み込ませネギ丼を巻いて食べるとまた美味い。

チャーシューは硬さと柔らかさが絶妙で肉感が強い。食いちぎるって表現が合うのではないかという食感。

味玉は黄身が半熟ではないので不満が残るが…半分になっているからこういう仕様の方が最適なのかも?でないとスープに黄身が流れ込んでしまうだろう。

テーブル席もお座敷もあるので早朝から老若男女ファミリーとたくさんのお客が訪れる。朝からみんな元気だ。

いやぁ、美味いねーっ!

他にもたくさんのメニューがあるからいろいろ試したくなるね。

また来ようっと♪


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【ラーメン】大衆食堂はらへった

暑い…とても蒸し暑い…おかげで昼寝は出来たものではない。今日はせっかく石巻まで来たんだ。もう一つ立ち寄りたい店があるのだ。

支那そばや石巻から国道45号線を北上し河北町へと向かい昼寝をした北上川を超えるとコメリやスーパーなどがある商業施設の手前に存在する。

そこはかつて『屋台らーめん』という店があったのだがいつの間にか店が変わっていた。

屋台らーめんは結構繁盛していたんだけどなぁ…どういう経緯でこの店が入ったのか…気にはなるがコロナ禍だからいろいろあったのだろうか?などと思いながら駐車場へ。

ひじょうにわかりやすい屋号である。黄色い看板に黒文字となるとG系を連想してしまう。店に入るとすぐ左手に券売機がある。その前にアルコール消毒と検温を行う。この辺は感染対策に抜かりはない。店の中もアクリル板で仕切りを入れている。

注文したのはデフォルトの中華そばだ。写真見るとなかなかいい感じなんだよね。

券を店員さんに渡すと番号で呼ばれるそうだ。はて?セルフなのかな?水はセルフだが…。カウンターに座り店内を見渡す。

なんとそこには『森林どり』のポスターが!?

森林どりといえば支那そばや石巻さんでも使用しているのだ。これは期待しちゃっていいのかな!?ワクワクしながら提供を待つ。高まる期待!!

キターッ!!

…って目を引いたのは大量のワカメ…ちょっとこれは嫌な予感がするな…。

スープは澄んでますな。麺は…

んん!?

んん!?

なんだろうか?この麺…縮れ麺というかギザギザ麺!スーパーの生麺でこういうのが売っていたぞ?かなり特徴ある麺ですな。

スープを一口…うむむ。すっきりとした味わいだ!きっちりしたコクもあって飲みやすいスープ。これはいいがどうもワカメの仄かな生臭さが入ってくる。好みもあるだろうがワカメはトッピングメニューにしてデフォルトでは無い方がいいかもしれないな…。やけに自己主張が強過ぎる。

それにしてもなんか凄い既視感があるラーメンですな!いや、不味くはないんですよ。不味くはないんだけど初めて食べたのに初めてじゃないような味…この味は…

まるか食品のホームページより

これだ!!この味だ!!何となくあのペヤングヌードルを彷彿とさせる味なのだ。あれから謎肉などの具をとっぱらったようなとにかく安心する味。

ペヤングヌードルといえば宮城県民のソウルフードだ。かつては全国区で販売しているものと思っていたが東北と北関東でしか売っていないローカルな商品だったのだ。これをかなり薄くしたような味わい。

これはこれでかなりユニークなラーメンだと思う。かつての屋台らーめんの跡地なのでどうしても期待値が高くなってしまうがこれからも頑張って営業してほしいと思う。

今回は中華そばを食べたが味噌ラーメン推しだそうです。次回は味噌ラーメン行ってみようかなぁ(*´ω`*)

美味しかった~また行こうっと♪


~関連情報~

大衆食堂はらへった公式サイト