【ラーメン】大衆食堂はらへった

暑い…とても蒸し暑い…おかげで昼寝は出来たものではない。今日はせっかく石巻まで来たんだ。もう一つ立ち寄りたい店があるのだ。

支那そばや石巻から国道45号線を北上し河北町へと向かい昼寝をした北上川を超えるとコメリやスーパーなどがある商業施設の手前に存在する。

そこはかつて『屋台らーめん』という店があったのだがいつの間にか店が変わっていた。

屋台らーめんは結構繁盛していたんだけどなぁ…どういう経緯でこの店が入ったのか…気にはなるがコロナ禍だからいろいろあったのだろうか?などと思いながら駐車場へ。

ひじょうにわかりやすい屋号である。黄色い看板に黒文字となるとG系を連想してしまう。店に入るとすぐ左手に券売機がある。その前にアルコール消毒と検温を行う。この辺は感染対策に抜かりはない。店の中もアクリル板で仕切りを入れている。

注文したのはデフォルトの中華そばだ。写真見るとなかなかいい感じなんだよね。

券を店員さんに渡すと番号で呼ばれるそうだ。はて?セルフなのかな?水はセルフだが…。カウンターに座り店内を見渡す。

なんとそこには『森林どり』のポスターが!?

森林どりといえば支那そばや石巻さんでも使用しているのだ。これは期待しちゃっていいのかな!?ワクワクしながら提供を待つ。高まる期待!!

キターッ!!

…って目を引いたのは大量のワカメ…ちょっとこれは嫌な予感がするな…。

スープは澄んでますな。麺は…

んん!?

んん!?

なんだろうか?この麺…縮れ麺というかギザギザ麺!スーパーの生麺でこういうのが売っていたぞ?かなり特徴ある麺ですな。

スープを一口…うむむ。すっきりとした味わいだ!きっちりしたコクもあって飲みやすいスープ。これはいいがどうもワカメの仄かな生臭さが入ってくる。好みもあるだろうがワカメはトッピングメニューにしてデフォルトでは無い方がいいかもしれないな…。やけに自己主張が強過ぎる。

それにしてもなんか凄い既視感があるラーメンですな!いや、不味くはないんですよ。不味くはないんだけど初めて食べたのに初めてじゃないような味…この味は…

まるか食品のホームページより

これだ!!この味だ!!何となくあのペヤングヌードルを彷彿とさせる味なのだ。あれから謎肉などの具をとっぱらったようなとにかく安心する味。

ペヤングヌードルといえば宮城県民のソウルフードだ。かつては全国区で販売しているものと思っていたが東北と北関東でしか売っていないローカルな商品だったのだ。これをかなり薄くしたような味わい。

これはこれでかなりユニークなラーメンだと思う。かつての屋台らーめんの跡地なのでどうしても期待値が高くなってしまうがこれからも頑張って営業してほしいと思う。

今回は中華そばを食べたが味噌ラーメン推しだそうです。次回は味噌ラーメン行ってみようかなぁ(*´ω`*)

美味しかった~また行こうっと♪


~関連情報~

大衆食堂はらへった公式サイト

 

【ラーメン】支那そばや石巻

日曜日…それは人生の華であり楽園である。思いっきり背伸びして大欠伸をする。いつものように慌ただしく起きる必要は無い。しかも、外は雨だ。雨の日曜日程素晴らしいものはないのだ。

つまりは…何もしなくても良い一日なのだ。意識高い系の皆様はきっと資格の勉強やセミナーへの参加などに費やすのだろうがほぼ余生のような生き方をしている自分にとってはこの一日が至高となる。どこに幸せを見つけるかが大事なのである。

まずは猫に餌をやる。気まぐれの猫もさすがにこの猛暑で夏バテらしく元気がない。

それからは朝食として桃を食べた。実は生の桃を食べたのは10年来ではないだろうか?普段はなかなか高価で食べる機会がなかったのだ。何を思ったのか桃を食べたいと気持ちが傾いた。2つで580円+消費税…高いな…。えーい、大奮発だ! と購入した。

それから普段は観れない映画を鑑賞する。

日曜日っていいな…。

とぼんやりしていたら時刻は昼に近付いてきた。重い腰を上げて向かったのは

『支那そばや石巻』さんです。

言わずもなラーメンの鬼佐野実氏の弟子の弟子の店。二代目店主が切り盛りしている店はコロナ禍にも関わらず相変わらずの人気店。無論、コロナの影響もありかつてのように店の外まで並ぶということも無くなっていた。

かけラーメン(塩)+味玉トッピング

ほわァァ…とても良い香りだ!

私はこのかけラーメンがとても好きだ。純粋にスープと麺だけを味わえる贅沢。意外とメンマやチャーシューから味が出てしまってスープの味が複雑化してしまう。人によってはそれが完成形とも言うがあえてかけラーメンを設定しているのは自信の現れだと思う。

この全粒粉入りの麺の喉越しもたまらない。口に含んだ時に舌の上で踊り香りを鼻腔に広げてくれるのだ。味玉もしっかり味が染みていてしっかり半熟だ。

そういや店主さんは腰を痛めていたようだがその影響は無さそうだ。とても俊敏に動いている。その仕事ぶりも以前に比べてレベルアップしている。毎日食べても飽きないラーメンだなぁ。

スープまで完飲!好みはあるだろうけど個人的には宮城県で一番美味いと思っている。

店を後にして向かったのは北上川沿い。やはり休日は昼寝をしたいものだ。

のどかだねぇ…日曜日っていいな~……。

ウトウトしたが暑くて全く寝れたものではない。

こうして日曜日をのほほんと過ごしているのであった。


支那そばや石巻公式Twitter

漆黒結社の朝礼だヒーッ!!

漆黒結社の総統がありがたい訓示を述べている。
「え~、この通り暑いので~、熱中症に~、ならないように~してください。であるからして~…うんたらかんたら…」

足元は鉄板である。我々戦闘員はまるでたい焼きくんだ。
頭からつま先まで真っ黒なスーツを着て立ち尽くしてるしかない。せめて総統の訓示が終わるまでじっとしていなければならないのだ。

「ちくしょう…くそ長ぇなぁ…」
前の戦闘員が愚痴をこぼす。これは私も感じていた。とにかく無駄に話が長いのに内容はさっぱり入ってこない。

「水分の~、摂りすぎによる~、体調悪化など~うんたらかんたら…」
さっきから言われなくてもわかっていることばかり繰り返し言葉を変えて喋っている。

正義の味方なんて気まぐれなものだ。我々が働かなければ彼らは動く必要がないのだ。
我々が用意周到に準備をして、さぁ!これからだ!!という時に待ってましたとばかりに登場して邪魔をするのだ。
こっちは土日祝日関係なしにタダ同然みたいな賃金で準備してきたのに…何が悪は許さん!だ。こっちが許せねぇつーの…。

「我々の働きが~、社会への~、制裁となり~、世界征服への~、第一歩として~、うんたらかんたら」
よくもまぁ次から次へと言葉が出てくるものだ。
「昨日のワイスピ見たが?」
隣の戦闘員は完全に飽きて上の空だ。いつかはあんな主人公になって活躍したいとも思うが我々は所詮モブキャラに過ぎないのだ。

無難にコソコソとダンゴムシのように生きるしかないのだ。

「というわけでございまして~、今日も一日頑張ってください!」
「ヒーッ!!」

【ボカロな日常】パンツの日

今日8月2日はパンツの日だそうだ。語呂合わせからパンツの日か…パンツねぇ…。

先日テナさんのパンツに転生する話を発表したが不発に終わった。本当に不発だったのだ。えっちぃ話を書けばたくさんの人が釣られてやってくると思っていたのに片手で数えられるくらいしかこなかった…。

浅はかだった…。

でも今日はパンツの日…この記念すべき日をぜひとも最高のものにしたいと…。

というわけでテナさん!!

テナ「はい?」

ぜひ…その…パンツを…みせ、みせ、魅せて下さい!!

テナ「ダ、ダメですよ~…恥ずかしいなぁ、もう…」

そこをなんとか!!

テナ「ダメなものはダメです!!」

そこをなんとか!!地面に頭を擦りつけるのでお願いしまーす!!

テナ「やだ!もう!」

のおおおおお!!これはたまらん!!

テト「おい!何をしてるんだお!?」

おお、テトさん…って…

テト「君ってやつは…!!」

な、なんという恐ろしいお顔…あわわ…

テト「そんなにパンツが見たいならボクのを見せてあげるお!!」

いや、それはパンツじゃなくてパンチッぷぉっあ!?

 

終わり


-クレジット-

重音テナ、重音テト…ルル・三錠様

アニメ調シェーダー…KAYA様

4.テトテト散歩~伝説の白い鹿を探せ!牡鹿半島編

~前回のあらすじ~

遂に白い鹿を見つけた私とテト。その大きさと躍動感は想像を超えるものであった。しばらく辺りを散策しているとそこには…。


テト「あれってもしかして…?」

「おお!これはあのドラマで舞台となった『パラディソ 』だよ!!」

テト「だよな!?この場所にあったのかぁ~」

そう、これはあの草なぎ剛主演のドラマ『ペペロンチーノ』で最後の舞台となった店『パラディソ』なのだ。もっとも私は寝落ちして最後まで観ていないのだが…。

テト「あの最後は感動的だったお!意外な展開で驚いたお!」

「へぇ~、そうなんだ…」

店はまだ中に什器が残されているがなんとなく廃墟っぽい。まだイベントで使用するのだろうか?でも綺麗な状態なので誰かがきちんと管理しているのかもしれない。

それともこのまま時と共に朽ち果てていくのだろうか?案外ここで喫茶店でも開けば…などと素人の考えを起こすがよくよく考えてみれば常連はつかめないし何かと経費もかかる。この場所はとてもいい所だけにいろいろと残念な部分もある。

テト「今は誰もいないけど以前はたくさんの人が来たと思うと不思議だお」

「そうだねぇ、栄枯盛衰って感じるけどいろいろと思うことはあるね。ここでどれだけの人が食事と風景を楽しみ思い出を作っていったんだろうね…すごくいい場所だと思うよ」

誰もいなくなって、誰も訪れなくなって時間と共に無くなっていくものでも人々の記憶にはきちんと刻まれているのだ。家族と、友達と、恋人と…訪れた思い出の場所。

なんとなくそういうところにロマンを感じるなぁ。

テト「ここから見える景色もいいお!」

「なんとなくもの悲しげな雰囲気がいいよね」

テト「で、君は今日という日をどう思ったのかお?」

「ん?というと?」

テト「今日は君の人生で一度しかない日だお。あのまま惰眠を貪っていたらなんでもない1日だったお」

「うん、そうだね。どういうわけかこんな遠い所まで来てしまったんだ」

テト「ボクたちの旅はいつも突発的だお。思い立ったが吉日だお」

「ははは、違いないね。こんな晴れた日に一日中寝てるのもね。普段からこうやって動けたらいいんだけど…」

テト「まだ頑張れるお!もっと旅をして心のパワーを手に入れるお!」

「ああ、旅をして『心 』を見つけていくってすごく大事だと思うよ。自分が何者なのか自分自身と見つめ合うんだ。普段は誰かと一緒にいて、無意識にその誰かから見た自分を演じてるんじゃないかなって、思う時がある。本当の自分らしさってなんだろうって…」

テト「忘れっぽくてすぐにセンチメンタルに浸ってしまうのが君らしく思えるお」

「おいおい…!まぁ確かに忘れっぽいのはあるけどそれは性質だからなぁ!」

静かな波音が心に染みる。この穏やかな時間をずっと忘れずに鮮明に心に刻んでおけたらどんなにいいことだろう。どんなに素晴らしい思い出でも時が経てば色褪せて淡くなっていく。懐かしいって気持ちは人生の宝物なのかもしれない。いつかはその思い出だけに浸って夕日が沈む海を眺めることもあるのだろうか。

この時間がもっともっと続けばいいのに…。


-クレジット-

重音テト…ベ・ルル三錠様

アニメ調シェーダー…KAYA様

WorkingFloorALv0.0.6…針金様