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普通とは尊いものだ

特別金持ちじゃなくても美形でもなくていいから普通になりたかった。

普通に働いて、普通に休暇を得て、普通に給料を貰う。そして普通に恋人を作って普通に交際して普通に結婚して子供が出来て家も車も家具も買えて未来に希望をもちたかった。でもこの普通が出来ない人たちも世の中にはたくさんいる。そもそも、私が見ていた普通とは所謂『勝ち組 』というものだったのかもしれない。

私の人生の中で誰かに寄り添うことなどありうるのだろうか?

幸せの形状なんてまるでわからない。どうしたらこのザワザワした気持ちが落ち着くのかも…。

旅をしたい。今は本当に旅をしたい気持ちだ。自分が知らない、自分を知らない土地に行ってみようかと思うがそれもまた難しい御時世だ。

今日はいい事が一つだけあった。昨日猫のベッドを新調したのだが全く使ってくれない。ベッドの脇の硬いフローリングの上で寝ている。ニトリのNクールのベッドで結構いい値段したんだがな…ちょっとガッカリしていたらきちんと中に入ってくつろいでいた。些細なことだが普通に嬉しかったな。

案外当たり前すぎて気付かないことが一番幸せなことなのかもしれない。今日という日が終わろうとしている。

今日の続きで明日がやってくるのではない。人生の中の新しい一日がやってくるのだ。

今日という日

世の中には同時にたくさんの仕事をこなせる人がいる。それは天才的だ。私には到底真似出来ない。趣味で書いてる小説でもそうだ。ひとつのストーリーで精一杯だ。一時期は同時にいくつかのエピソードを書いていたが現在は無理だなぁ。これが老化ってやつか。

今日は夏本番の前に劣化して穴が空いた網戸を交換した。出来ることから一つだけやる。田舎暮らしなので例年だと網戸にする程夜は暑くはならないのだが今年は少し暑いかもしれないと危惧してのことだ。

もっともにして猫によく破壊されてしまうので網戸の張替えは夏の風物詩みたいなものだな。猫を飼うと本当に大変だ。掃除だって頻繁にやらねばならないし、買ったばかりのソファーもほつれや穴だらけになってしまう。正直猫を飼うことに反対だったのだがね。私は家の中に植物すら置きたくないのだ。つまり人間以外に命あるものは入れたくない。

植物など家の外にべらぼうに生えてるしわざわざ家の中に引き込むこともないだろう。どんなに綺麗な花だっていつかは枯れるし、家の中にあるのは自然ではない気がする。これは屁理屈だが、分かりやすく説明すると『世話をするのが面倒くさい』のだ。自分が生きるだけで精一杯なのに自分以外のものに時間や労力を使えるくらいに余力がないのだ。

でもこの気持ちは年間休日が70日未満のブラック企業の傘下に籍を置いてるから心のゆとりがないだけかもしれない。もう少し稼げて休日もあればまた変わるかもしれないな。

ああ、そうだ。ワクチン摂取の予約を済ませた。本来は打ちたくはない。

『注射は痛いから怖い』からだ。別に思想やなんたらかんたらの複雑な事情ではない。それにワクチン摂取の証明書とやらがないと仕事をやらせないとかいう高圧的なことをされる気がする。もっともにしてそういう現場では働きたくないのだが零細労働者としては選ぶ権利がないのだ。

今日も何事も無く1日が終わろうとしている。実に緩やかな人生とも言えるが刺激がないといえばそれまで。

出来ればもっと小説を書く暇と体力を残しておきたいものだな。とりあえず睡眠はとても大切だ。早く寝よう。

そういえば今日は一度しか空を見上げなかったな…。

【日常】久しぶりの日曜日!

1ヶ月ぶりの日曜日休み

日曜日が休みなのは実に1ヶ月ぶりである。先月は交通事故に遭っていろいろゴタゴタがあり…たった二日しか休みが無かった…。もう疲れる…本当に…人並みに週一で休みたい…お金よりも休みが欲しいと思う今日この頃。

そういや最近一日がやたら早く過ぎていく。人生は3万日しかない。その内元気で健康に過ごせるのは半分くらい。そこから睡眠時間を取るとまた半分くらいになるので実質『人間として』生きていけるのは7000日くらいではないだろうか?その中から休日を算出していくと本当に人生とは短いんだなぁと実感してしまう。

とりあえず朝ご飯へ

なにはともあれ腹が減る。すぐに着替えて朝ご飯食べに出る。別に自宅で済ませてもいいのだが個人的に料理が得意では無いのとこのコロナ禍であるなら応援の意味でも外食を多くしようと思っている。だが日曜日というものは車で走るのは怖い。『サンデードライバー』という言葉があるので日曜日は普段運転しない人も運転するようになるわけで、普段なら目にしない運転模様を見ることもあるわけだ。顕著なのがウインカー出したままとか信号待ちでスマホ見てて発進が遅れる人とか…。

向かった先は

利府町『むらさき屋』さんです。ここは昼になると超絶渋滞する人気店なのですが朝はすぐに食べられるという特権があるのです。あっさり節系中華そばって感じかなぁ。結構朝から食べるにはすごく美味しいラーメンだと思います。

朝ラーメン…500円也

 

喉越しが良い細麺とそれに絡む節が効いたスープ。とても美味い…特別な日曜日の朝を演出するには最高の料理だ。

不幸の手紙の処理

そういえば家に不幸の手紙が来ていた。まぁ、住民税の通知なんだけどね…。毎年来るものだから遅かれ早かれ払わねばならんので速やかに払いに行く。とにかく払ってしまえばすっきりするものだ。お金なんて余分なくらいあっても幸せにはなれないのだから…。あとは昼寝を楽しみ午後を満喫。本当に力を抜いて時の流れを感じながら過ごす。

インフルエンサーみたいにいろいろやらなくていい。時には海を眺めながらビールを呑むのもいいかもしれない。若い頃はそんなことなんて思ってなかったけどなぁ。なんでもいいから成功したい、何者かになりたいと血気盛んだったけど早くも挫折したんだよなぁ。結局どんなに頑張っても自分は凡人以下で何にも達成出来やしない。自分の人生の主人公はおろか脇役にすらなれないのだ。そう、ただのモブだ。モブ人生なんだよ。それでもモブとして生きればいいんじゃないの?とも思ったりしてるのは負け組なのだろうか…。

 

こうして私の1ヶ月ぶりの日曜日は終わろうとしている。あとは『明日からまた仕事かぁ』とか思いながら眠るだけだ。

そんな一日の繰り返しなんだよ。私の人生は…。

今日はカレー曜日!

何となく今日はカレーの気分だった。昼間はカレーにしようと心に決めていたのだ。現場の近くにスーパーのヤマザワがあってそこのフードコートで格安のカレーが食べられるのだ。

無論レトルトだがそんなの関係ない。むしろレトルトはいつ食べても同じ味だから美味いのだ。

昼になる。さて、意気揚々とフードコートに向かうがその前にトイレを済ませておくかとトイレに向かう。すると異臭がする。

むむ…これは?手前にオムツを替えるスペースがある。誰かが赤ちゃんのオムツを替えたのだろうか?

だが…トイレに近付くにつれて臭気は強くなり鼻で息が出来ないくらいになった。これは…一体…??

すると床に無造作にズボンが脱ぎ捨ててあった。個室にはお爺さん…もしや…奥で用足してる人になにか話しかけている。

「すみませんが掃除の人を呼んできて下され…」

ちょっと何事かと覗いてみたらお爺さんは下半身丸出しだった!それもウ〇コが至る所に付着している。よく見たら床に落ちているズボンもク〇まみれだ。

どうやら完全に洩らしてしまったらしい…こらまた個室もまるで殺人事件現場のようにゲ〇ク〇が辺り一面に飛び散り大惨事だ。これどうなってんの??

つまり、推測するに買い物途中で腹が痛くなった。慌ててトイレに向かう途中で最初に固めのウ〇コが出た。慌てて個室に向かいズボンを下げた瞬間にブシャアァァァァ!!とやっちまった感じだ。

とにもかくも…とてもじゃないがカレーを食べる気は全く失せてしまっていた…。全くもってツイてない日々が続くなぁとガッカリした1日だった。

人間ドッグで天に召されそうになった話

私はその日は人間ドッグだった。
普段からジャンクフードばかり食べている私にとってはまさに恐怖そのもの。

再検査となればまたもや余計な費用がかかるというもの。

元旦から毎日10km走りまくっていた。まさに焼き付け刃もいい所で突然体が変化するわけでもない。

それでもやらないよりはマシだろうとひたすら走っていたのだ。

そして満を持して迎えた人間ドッグ。

ドラゴンボールで言えば100倍重力で修行した孫悟空のような気持ちだった。
運命の体重計に上がる。

86kg→74kg!!

おおおぅ!?痩せてるぅ!?

体脂肪率は…32%→22%!?

おおおおおお!!!?

見た目があまり変化無さそうだけど数値は確実に痩せているのだ。

食事量はほぼわかっていない。これは明らかな運動量のおかげだろう。
毎日10km走るのは大変だった。

それから検査は着々と進みなかなかの好成績を打ち出していく。

長年低血圧で悩んでいたが今回は初めて通常値だった。

視力に限っては人生初の1.5を記録した。
これは毎日走ることによってスマホやパソコンを見る時間が激減したおかげかもしれないし、筋肉量が増えたかなにかして毛細血管が復活して血流か良くなった副産物かもしれない。

明らかに私は人生で絶好調だったのだ。

内臓関係はすぐに結果はわからんが自覚症状は特に無いので悪くはないと願いたい。

そして最後の胃の検査だ。
バリウムを飲む前に発泡剤を飲んで胃を膨張させるのだ。

スティックをもらい一気に口の中へ粉を放り投げた。水を飲んで流そうと思った瞬間!!

ブフェヘアアアッ!?

私は豪快に泡を噴き出した。まるでグレート・ムタの毒霧のようにだ。

咳き込んだ拍子に鼻の中まで侵入し鼻からも泡が出てくる。

なんていうか、目の中からショワワワと音がする。

「あらまぁ!なんということでしょう!」
職員の方がビフォーアフターばりに驚いている。

とにかく苦しいっ!!息ができない!!
口からも鼻からも泡が出てるのだ。

まるで怪人カニ男だ。

なにか喋ろうとするにも泡が口からもショワショワ出てくる。

「あららら!」
職員の方も慌てふためくしかない。

その時私は思った。

今まで頑張って踏ん張って一生懸命に生きてきたのにこんなつまらないことで死ぬんだ…と。

本当に人間は簡単につまらないことで死んでしまうのだ。
全てが辞世の句を詠んで死ぬのではないのだ。

犬の散歩に出かけて犬の糞を取ろうとして身を屈めたら心臓麻痺で死ぬ人もいる。

相撲を見ていて興奮し過ぎて心筋梗塞を起こす人もいる。

今まで頑張って何十年と生きてきて最期に見たのは犬の糞やらお相撲さんのケツなのだ。

そういう人も中にはいるかもしれない。
全ての死がドラマチックではないのだ。

私は息ができない状況を理解した。もう死ぬんだ…儚い人生だった。一度でいいから宝くじに当たってみたかったと思ったが宝くじなど買った覚えがない。

なにか人生で良いことがあればよかったとは思ったが人生の良いこととはなんだろう?と疑問に思った。

そうしていると職員の方が
「バリウム飲むと落ち着くから検査してみよう!」と言った。

鼻から口から泡が出てる状況でバリウムを飲むのだ。
確かにドロドロしてて飲みやすい。

飲み終えた頃には咳も治まり何事もなく検査を終えることが出来た。

検査を終えて寒空の下に放り出された私は思った。

人間はどんなつまらないことでも死ぬんだ…と。