日: 2022年1月26日

【ラーメン】麺屋燈花の味玉金目鯛らぁ麺

金目鯛という魚をご存知だろうか?

キンメダイ目キンメダイ科の深海魚である。結局金目鯛かよっ!と言いたくなるが人間はホモ・サピエンスである。

ホモって付いただけで大きな誤解を招くが

『人類全てホモである』

小さな認識、大きな誤解と某自動車メーカーのキャッチフレーズのような感じだが学名というものはいろいろと調べると面白い。

例えばゴリラなのだが

と語っている内に到着したのが石巻市蛇田にある

麺屋燈花』さんです。

ほほう、金目鯛ラーメンとな…否、らぁ麺ですな。

なんとなく佐野イズムを感じる響き。

この前の店舗は火山という鍋焼きラーメンの店でした。私は結構好きだったんだけどなぁ…飲食の経営って難しいんだなぁ。

まだ新しい店舗なので綺麗です。

照明が明るくて清潔感のある配色のインテリアです。

颯爽と注文したのは

『味玉金目鯛らぁ麺大盛り(替え玉)』です。

スタッフのお姉さんに注文するとセルフの水を汲み喉を潤す。

ん~、店内には金目鯛の香りが漂っている。金目鯛は高級魚であり、日本人なら味を記憶していて思い出すのは容易だと思う。

小骨が少なく身がほぐれやすい、その上脂が乗っていて身がぷりんと皮から剥がれ食べやすいのだ。

ただ若干甘めの味わいのためにご飯のお供というよりは酒の肴というイメージの方が強い。

そしてゴリラの学名についてなのだが

とか言ってる内に着ドーン!!

ん~、いい香り。まごうことなき金目鯛。

そしてこのビジュアルの美しさよ。大きな穂先メンマと半生のチャーシュー、刻み紫玉ねぎと色とりどりに白い器とまるでアートのようだ。

スープは透明な塩。一口飲むと…

「キキキキ、金目鯛いぃぃぃーッッッ!!」

く、口の中で金目鯛が泳いでやがる!!

金目鯛の独特の旨味と脂っこさがあって割烹で出される高級な出汁感がある。

ちなみに金目鯛と名前が付いているが全く鯛ではない。親戚ですらない。名前に鯛が付いてるから鯛だと思われているなんとなく風評被害的な魚である。

体が小さいのに名字が大柄とか、猫なのにポチとか、実はめちゃくちゃ怖いのにピロリ菌とか名前で損してるのだ。

それで鯛出汁なのに云々というレビューもあるとかないとか。

例えばゴリラなのだが

おっと麺が伸びてしまう。麺は全粒粉入りの細麺、

これがスープによくあっている。固さも程よく喉ごしも良い。穂先メンマも大きくて食感もフニャフニャとコリコリが混在しており面白く美味しい。

チャーシューは薄切りでハムのような柔らかい食感。まるで豚しゃぶのような雰囲気で食べられる。

味玉はふんわりとした味わいにプリッとした白身と濃コクな黄身の味。これに関しては特別なものを感じなかった。

替え玉投入しましたが結構お腹が膨れましたね。でも替え玉システムはいいかもしれません。

麺大盛りにすると茹で汁でスープの味も変わってしまうので正解です。

ごちそうさま!

値段は高級魚を使っているし立地的にも妥当な範囲だと思う。たまに自分へご褒美という意味でも高級なラーメンを…らぁ麺を食べたい方にはおすすめですね。

何よりも金目鯛というのが新鮮ですね。こういう様々なジャンルがあるのもラーメン食べ歩きの醍醐味でもあるのだ。

また来ようっと♪

ところでゴリラの学名についてなのだが