ラーメンビリー多賀城店でビリーラーメン大盛りとビリーZを食べてきました!
ラーメン二郎をご存知だろうか?
大盛り野菜に極太麺、濃厚スープに分厚い肉。その大胆な盛り付けは圧倒的なボリュームを呈し、時には一部の心無い人から“豚の餌”などと揶揄されながらも絶大な人気を誇るラーメンだ。
だが豚の餌がどんなものか普通の人は見たことはないだろう。実は人間以上に栄養バランスに優れたものを食べている。
でなければあんなに美味しいお肉に育つわけがない。
そんなラーメン二郎を彷彿とさせるラーメンをG系インスパイヤと呼ばれる。
…ちょっと待てよ?二郎系ならJ系じゃないか?
G=ジー
にかけたのか?それともJ系だと発音的にはJKを彷彿とさせてしまうからか?
電車の中で突然「あ〜J系食いてぇな〜」と言ったら即痴漢扱いされ、近くにいた私服婦人警官みたいなおばちゃんに「この人痴漢です!」なんて勝ち名乗りを受けたプロレスラーみたいに手首を捕まれ上げられてしまうのではないか。
などと考えながら私はラーメン屋に向かっていた。
ラーメンビリー多賀城店に到着!
本当はラーメン★ビリーといった感じで真ん中に★が入るのだがSEO的な問題で省いている。
これは話すと長くなるから割愛しよう。
ラーメンビリー多賀城店は本店の東仙台に続く2号店である。立地的には国道45号に隣接し広い駐車場もあり、隣にはスーパーダブルエックスがありアクセスが良い。
更に近隣には『肉そば丸源』や『餃子の王将』など飲食店が立ち並び激戦区でもある。
肝心な外観の写真を撮り忘れた…とにかく腹が減ってそれどころではなかった。
駐車場に車を駐めて店内入口でアルコール消毒し入ってすぐの券売機の前に立つ。何を食べるかはすでに決まっている。
看板メニューのビリーラーメン大盛りとトッピングのビリーZである。
店内に入るとスタッフの気持ちの良い挨拶に迎えられる。今はコロナ禍なので控えめだが皆様きちんとしておられる。
ビリーのスタッフはみんな若い。金髪の兄ちゃんもいたりするが、真面目な表情でラーメンを作っていたりしてギャップ萌えだったりするものだ。
人は見た目ではない!情熱なんだ!というビリーの意気込みを感じる。
スタッフのお姉さんに食券を渡した際にはトッピングを聞かれる。野菜、ニンニク、アブラ(背脂)、カラメ(味濃いめ)。私は全マシである。
冷たい水で喉を潤す。店内は清掃が行き届いており清潔感がある。オープンキッチンである厨房も整然としている。感染対策もバッチリだ。
カウンター席に加えてテーブル席もあり、G系ラーメンをファミリー層にまで広げた功労者だ。ビリーのおかげでG系ラーメンの敷居はだいぶ下がったと言っても過言ではない。
足の短い私でも容易に上がれる高さまで下がったと言える。
今では女性一人でも食べに来ているほどだ。
仙台近辺に住んでいれば誰でもラーメンビリーを食べたことがあるだろう。それだけ愛されているラーメンなのだ。
圧倒的なボリュームは相変わらず!
ビリーラーメンとご対麺!!
写真の撮り方が下手くそでフレームアウトしてしまった…。いや、標高が高すぎだのだ!
もう何も入る余地がないくらいに盛り付けられたもやしとヒタヒタのスープ。
たくさんのメンマに味玉、肉がもやしの山に寄り添っている。
早速登頂開始だ。いきなり頂上からニンニクを下ろしスープに溶け込ませる。
スープはガツンと来る濃厚な味!
スープは非乳化タイプ。かえしがガツンと来る濃厚な味わいだ。これが野菜と良く合う。
香りも食欲をそそる。豚になったようにフガフガと香りを楽しむ。匂いだけでも美味しい。
麺は歯応え抜群のワシワシ平打ち麺!
日清のどん兵衛のうどんよりも太い麺。麺の茹で加減も調整してくれるので好みに応じてカタメやヤワメを選べる。カタメだと麺対顎といった図式になり、ヤワメだとモチモチの食感が楽しめる。はっきり言ってどっちも美味い。
肉はドカ~ン!と入っている!けど、おや?小さい?
ビリーといえば肉!この大きな肉が新時代を切り拓いたと言ってもいいくらいだ。
しかし…なんか小さくなってない?
当時はもっとこう…ドッカーン!と大きく乗っていた気がする。
東仙台店が出来た一週間後のくらいに行って初めて食べたのがビリーラーメン大盛りでした。
その時は肉の巨大さに驚きましたよ。ステーキみたいな肉がドーン!と乗ってたんだもの。
その衝撃を今でも覚えている。
でもこの肉は…こんなんだったっけ?
小さい…よな?
と思っていたら。
重さ??巻き方??そうか!!
確かにオープン時はとんかつのロース肉みたいな切り方だったが今はブロック状になっている。見た目の大きさは小さくなったが厚みは増しているわけか。
安心した。最近の値上げの余波は確かに大きい。仕入れられる肉も変化し、ビリーもまた時代に合わせてブラッシュアップしているのだ。
ラーメン屋は薄利多売と言われている。少し肉をケチったところでコスト削減の効果はたかがしれている。
それよりも客が離れてしまうリスクの方が大きいだろう。
思い出補正で語ったが肉が小さくなったんじゃなくてよかった。いや、失礼いたしました。
それにしても肉!ビリーの肉は美味い!
噛みつくと筋の弾力と脂身の甘みが口の中に広がりなんともいえない幸福感が訪れる。
ありがとう豚!ありがとう畜産の皆さん!ありがとうビリー!私がこんなに美味しく食べられるのはたくさんの人がいてくれるからなんですね!
多くの人の努力や働きがこの1杯に込められているのだ。
『いただきます』という言葉にはたくさんの命が詰まっているのだ。
ビリーZは更に美味しく楽しくしてくれる最高のトッピング!!
こちらのビリーZ。
なんてことない卵、背脂、玉ねぎが入ったものだ。これを混ぜてつけ汁にしたりかけて食べたりするわけだが、
これが絶対的に美味い!!
このスープが沁みた麺を浸けて食べてみるとめちゃくちゃ美味い!!
ゴルゴ13だって笑っちまう美味さだ。
スープの塩味に加えて麺のゴワゴワ食感にトロトロの舌触りと背脂のとろける旨味に玉ねぎの甘みが加わるんだ!
これを考えた人にノーベル平和賞を送りたいくらいだ。
誰が思うのよ?こだわりの出汁のつけ汁でもなんでもない。背脂さえ手に入れば家でも作れるだけの簡単な組み合わせだ。
それなのにこの美味さはなんだ!?
完全にビリーのラーメンを知り尽くした究極のトッピングではないか!?
ジョゼフ・スワンが電球を発明し、アインシュタインが相対性理論を発表し、人類が牡蠣を最初に食べた以来の発明じゃないか!!
気が付いたら今度は肉を漬けていた。これも美味い!!なんだこりゃあ!めっちゃ美味いじゃないか!!
Zはアルファベットの最終文字だ。これ以上はないというものだ。まさにシンプルイズベスト!!まさに最終兵器だ!!
最後はスープにドボンと投入!ビジュアルはちょっとアレなんだが更に美味しくなる。残りの麺を平らげ肉もきっちり胃袋へ収まった。
さすがにスープは完飲出来なかったがとても充実した時間を過ごさせていただきました。
さすがはビリー!
この満足感は焼肉に匹敵する。心も体も満たされた。
しばらく交通事故で負った怪我のせいで足が遠くなってしまっていたがこれまたビリーに通うことになりそうだ。
ラーメンビリーの店舗情報
住所:〒985-0845 宮城県多賀城市町前1丁目47−1
電話番号:022-766-9223
営業時間:月〜土曜日昼11時〜15時、夜17時〜22時 日曜日11時〜22時通し営業
定休日:年中無休
駐車場:店舗前に有り
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