とある日。
なんとなく頭の中に過る思いがあった。
ー油揚げが食べたい!!
宮城県民なら誰もが思うのではないだろうか?
大倉ダムの脇を走り山を超えて行くと西方寺というお寺があり、そこの仲見世通りにあるのが
『定義(じょうげ)豆腐店』である。
仙台のソウルフードと言えば『ひょうたん揚げ』とこの『三角油揚げ』である。
このドでかい三角油揚げがたまらないっ!!揚げたてサクサクジュワっといただきます!!
備え付けの七味唐辛子と専用かけ醤油をたっぷりかけていただきます。一応お土産用の三角油揚げがあるのですが、この専用かけ醤油じゃないと本来の味がしません。この油げ専用に作られた醤油はどれほど長い時間をかけて研究してきたのかわかりませんが完璧な味わいなんです!
周りはサクサクアツアツで不用意に噛みつくと上顎火傷しますよ。
近くには自販機があるのですが…ほぼ選択肢がありません…もう選ばせない!って感じ。
もう一つの名物はこの『やきめし』です。
味噌とニンニクが塗られてまして、焼くとまた香ばしくてたまらないんですよ。
日曜祝日となると結構な賑わいでしてたくさんの人が訪れます。こんな山奥に…。
腹を満たしたらついでに参拝していきます。
この定義如来にはある謂れがありまして…
お参りすると一生に一度願い事が叶うそうです!
ちょっと待てよ…私は何度も参拝してるけど願い事をとても下らないことに使ったんじゃ……。
私『あー…ラーメン食いてぇ』
仏『叶えてしんぜよう』
私『ラーメンうめぇ!!』
ってな感じではないだろうか??
そういう意味では一生に一度の願い事ってなんだろうねぇ?
こちらが本堂ですね。とても立派です。
この雪を見てわかる通り、豪雪地帯です。仙台に雪は無くともこちらはどっさり…奥羽山脈を背負っているので当然と言えば当然。
こちらには立派な五重の塔があります。雪が似合うね~。なんか日本!!って感じがする。
定義さんと呼称され仙台市民からも愛されているパワースポットです。
ちょっとした旅行気分を味わうには丁度良い距離なので美味しい油揚げを食べて温泉地である作並や秋保でゆったりと温泉に浸かり英気を養うのが定番コースとなっているようです。
宮城にはまだ見つけていない浪漫がありますのだ!!