地震発生!
3月16日深夜23時36分頃福島県沖を震源とするM7.4の地震が発生した。
その日、私はたまに早寝をするかとベッドの中に潜り込んでいた。
すると僅かながら揺れている気がする。寒さで震えているせいか?地震ならば山にいるキジが鳴くはずだ。なんとなく…ずっと…揺れているような…と思っていたら
緊急地震速報が鳴った。画面に出ている数字は『震度4』。
その直後に
グゴゴゴゴ!!
と地鳴りと共に揺れ始めた。すぐに照明を点灯させ様子を伺う。結構激しい揺れだったがとりあえず治まったようだ。
キジは鳴かなかった…。
どうやらお引っ越ししてしまったようだ。
あまりの揺れに驚きながらもまだ日付も変わってないのかと安堵して二度寝に突入する。その時再び緊急地震速報が鳴った。
また揺れるのか…と寝返りをうった瞬間。
グァダダダダドドゴォン!!
と地鳴りと共に恐ろしい揺れが始まった。東日本大震災以来頭より高い位置に落ちそう物は置かないようにしている。
忌々しいサイレンが鳴り続けている。それにしても長い!長過ぎる!!もう1分近く揺れている!これはまずいぞ!!とベッドから飛び起きた瞬間に腰に違和感が…どうやらまた痛めたらしい…。
どれほど揺れただろうか…目の前には一瞬にして散らかった部屋の惨状が広がっていた。半年に一回くらいしか掃除しないのに…。
情報収集
とりあえず情報を収集するかとスマホを取り出すが手が震えて上手く入力できない上にYahooの防災速報が度々入ってきて思うように操作できない。
停電はしていないのでテレビを点ける。
沿岸部には津波注意報が出されているようだ。この状況…。
まさに東日本大震災を思い出す。もっともあの時は停電してテレビは観れなかったが…。
情報収集を始めるがまだ暗いとあって被害状況は把握できない。家の回りを点検するにも夜に出るのは危険だろう。
その日はとりあえず寝ることにした。
死傷者が出てしまったようだ。日頃から備えはあるとはいえ限界がある。
結構交通面でも被害は大きい。夜に車で走っていたら事故にもなりかねないので気を付けたい。
各地被害が大きいようです。
もう一度防災意識を高めなければと気を引き締めました。
各地行政も動いています。夜中にも関わらず迅速に行動していただけるなんて頭が下がる思いです。
今後について
これから最大震度6強程度の余震も懸念されるということでしばらくは警戒は続けた方が良さそうです。もう一度防災を考えてみましょう。
☆枕元に靴を用意。
強い揺れでガラスや食器が割れた時に素足で歩くのはとても危険です。トレーなどに入れてすぐに履けるようにしておきましょう。
☆ポリタンクや風呂に水を貯めておく。
光触媒のポリタンクに水道水を貯めておくと良いでしょう。飲み水はペットボトルで常に備蓄しておくと安心ですね。
☆懐中電灯の電池を確認。
いつもは使わない懐中電灯の電池が尽きているかもしれないのでもう一度確認をしてください。
☆家族と避難場所や連絡方法を話しておく。
電波がつながらなかったり、スマホを紛失してしまう場合もあるので万が一の時に避難する場所や連絡方法を考えおいた方が良いですね。
例えば自宅から離れて避難する場合は外出している家族に向けて安否確認と避難場所を提示するボードなどを用意しておくといいかもしれません。
☆非常食の確保。
レトルト食品や乾物、ゼリー飲料など賞味期限が長い食品を備蓄しておくと便利です。それらを巾着などに入れて置いておくと安心ですね。賞味期限が近くなってきたら訓練しながら食べてしまって新しいものに入れ替えましょう。
☆免許証、保険証のコピーをしておきましょう。
部屋が散らかり見つけられないこともありますのでコピーをしてお財布や持ち出し袋に入れておくと安心です。
☆現金を常に準備しておく。
電子マネーの普及で現金を持ち歩かない人もおりますが、3万円くらいは常に持ち出し袋などに入れておいた方が良いですね。できれば1万円札は避けて千円札二十枚、小銭で1万円くらいは準備しておいた方がいいです。
☆ラジオを準備しておく
ラジオは停電時にも情報収集できるので乾電池も確保しつつ手の届く範囲に置いておくといいかもしれません。
☆携帯トイレやトイレットペーパーなども確保しておく
トイレばかりは我慢できませんし、断水すると流せなくなるので衛生的にも気になるところです。使用期限はないので多めに準備しておくといいですね。
以上、月並みではありますが補給が断たれても3日間は耐えられるように常に準備しておくといいです!
忘れた頃にやってくる災害ですが事前に備えておくだけで被害を最小限に抑えることができます。
明日は我が身と思って防災意識を高めてください。
てか生きてる内にもう二度とこんな怖い地震はまっぴらごめんです!!