通勤は人生の地獄です!
日曜日は花粉症でダウンして家にいた。とてもじゃないが快適に外出できる体調ではない。世界が黄色く見える。
鼻水が何もしなくてもポタポタ滴り落ち、目玉なんぞはずしてかきむしりたいくらいだ。
スギ花粉と原因ははっきりしているのだから伐採を進め、花粉を放出しないように植え替えをしてほしいくらいだ。もはや国民病といっても差し支えないであろう花粉症対策なのだから税金の使い道としては間違ってはいないだろう。
切って切って切りまくって割り箸か木彫りの熊にでもすれば良いのだ。
一週間溜まりまくったストレスを発散できるはずもなく鬱憤が溜まっていた。
だが泣いても喚いても悲しいかなブルーな月曜日となったわけだが重い腰を引きずりながら車に乗り込み国道に出る。
おや?一台も車が走っていない!?
まるで世界が終わってしまったような静けさだ。
こりゃあ快適だ!いつもなら渋滞する国道がスッカスカで一時間半車に乗ってなきゃいけないのに今日は40分程度で現場に到着した。連日の長時間通勤に加え軽バンの公園のベンチにスポンジ敷いただけのようなシートに尻の穴も悲鳴を上げていたのでドーナツクッションを購入するかと悩んでいたが、毎日こういう状況ならば必要ないなとほく笑んだ。
朝礼までは一時間以上ある。通常なら考えられない余暇だ。
こうなったらどうせ誰も観に来ないYouTube動画でも編集するかとスマフォでポチポチやっていたがすぐに眼精疲労が襲ってきた。
朝礼にて元気にラジオ体操をゾンビのようにこなし現場所長よりありがたい言葉をいただく。
な、なんだと!?今日は…祝日…世界の終末だと思っていた世界はまだ目覚めていなかったのだ。
ちなみに所長はきちんと土曜日に休んでいる。連休だ。なんてこった…。
しかしまぁ、病院も休みだから怪我をしないようにって誰も病院がやっている時を見計らって怪我するわけでもあるまいて…。
私はもう意気消沈しやりきれない思いだった。世間が満喫している三連休とは何者なのか?そして今日は一体何の祝日なのか?
私が祝日に休めることは生きている内に訪れるのであろうか?年間休日53日の超ド底辺労働者は働くことが宿命(さだめ)なのである。