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【旅日記】茨城編最終回『大洗アクアワールド水族館…そしてさらば!茨城県!』

千波湖公園で黒鳥を初めて見て興奮していたが日も傾いていたのでその姿を鮮明に捉えることはできなかったのが残念だった。

夜は水戸市にある安宿にて酒を呑みながら茨城のローカル放送を観て楽しんだ。

翌朝、早朝に宿をあとにしすき家にて朝食を済ませる。

そして気になっていた建造物を見に行く。ずっ見えていた奇妙な建物。

水戸アートタワーだ。遠くから見るとウネウネしてて面白いなと思っていたのだ。水戸にいればどこからでも見ることができる。芸術館のシンボルタワーとなっていて内部の見学もできるようだが早朝なので断念した。

そして再び進路を大洗町へと舞い戻る。

流れ行く景色が懐かしさすら感じるほどにこの町の魅力にとりつかれていた。

大洗アクアワールドの駐車場に到着。天候が少し良くない…おかげで殆どの駐車枠が空いている。ラッキーうっほほーい♪と小躍りしながら駐車場を闊歩する。そして来たのがガルパン劇場版でカモさんチーム(風紀委員)が撃破された場所。

戦車が走行できるくらいの砂浜は無いんだな…。満潮なのだろうか?

そしてここは聖グロのダージリンとプラウダのカチューシャが四号戦車を陽動した場所。

しかしダージリンとカチューシャって仲が良いんだな。阿吽の呼吸であの作戦を完成させるのだから。

大洗シーサイドホテルからもらった割引チケットで入館するとその大きさに驚いた。

実は水族館はそんなにあちらこちらと行ってるわけではないので比べることはできないが迷子になるには十分な広さと言える。

圧倒的なイワシの群れ。ぐるぐると周回して泳いでいる。照明に照らされた体がキラキラと光って綺麗だ。

幻想的なクラゲ。クラゲって良いよなぁ…ゆらゆらと海の中を海流に乗って泳いでいる。クラゲだから悩むこともないだろう。死ねば水に溶けて無くなるのだ。転生するならなりたい候補の一つだ。

この魚…名前は忘れたが身近にこういう顔のおっさんいるわ。『パッチンコ♪パッチンコ♪』と週末になるとパチンコ屋に行って惨敗し週始めから憂鬱になっているおっさん。あまりに似ているために人面魚のようで気味が悪いな。

タツノオトシゴだ。不思議な形してるよな~。未来で絶滅してて図鑑か何かに乗ってたら未来の人はこういう生物がいたとは絶対に信じないだろうな。どこぞの地域では食べるらしいが美味しいのだろうか?

バックヤードから水槽を見下ろしたりも出来る。館内はさまざまなギミックがありいくら見てても飽きない。

水族館の人気者ペンギン。まず名前からして可愛いというのが反則だ。こんな可愛いのにその生涯はとても熾烈を極める。絶対に転生したくない候補の一つだ。まず寒いのが嫌いだから無理だろう。子育て期間はオスもメスも満足に餌も食えやしない。愛らしい姿からは想像できないプロジェクトXな生涯だ。

ペンギンに生まれるくらいならハゲデブメガネな人間に生まれたことでさえラッキーだと思える。

五十鈴華さんが活けた花があった!これはTV版で見ることができる。五十鈴流とはまるで違う自分だけの華道を見つけたのだ。

ガルパンは作中で様々なキャラクターの成長を感じることが楽しい。

ここにも大きな看板があった。もう街全体でノリノリだな!

外に出るとなんとなく寂しくなった。もう旅は終わりなのだ。

ただなんとなくふと思いついて飛び出してきた。その旅が今終わったのだ。

大洗町は本当に良かった。住んでもいいかなって思えるくらいに。町の人も優しくて一緒にガルパンを楽しんでいるようで温かい町だった。

ガルパンは永遠には続かないけど、町の賑わいを忘れないようにしてほしいな。

また来るよ、大洗!!

この町に来れたことは一生忘れない。

この風景も賑わいも…。

また来れる日まで~

パンツァーフォー!!

終わり

【旅日記】茨城編第15話『太古の海水温泉からの水戸市です!』

広大な国営ひたち海浜公園を満喫した私は後ろ髪を引かれる思いで歩き出した。

花が咲き乱れる季節っていいよね。厳しい冬を乗り越え、風が強い春を我慢してようやく心が落ち着いてきて夏に向かっていく高揚感を演出しているようで…初夏の風は私を癒してくれた。

日々のキツイ労働からの解放!

ヒャッホーッ!最高だぜ!!

もう昼過ぎには訪れる人も少なくまるでコンサート会場のようになっていたゲート前も人の流れはまばらだ。

国営ひたち海浜公園…また来たいな!季節ごとに違う表情を見せてくれるだろう。

再び南下して大洗町へ舞い戻る。向かったのはここ

潮騒の湯』である。

そうガルパンではお馴染み入浴のサービスシーンがある神聖な場所だ。

劇中にはパンチラすらないのにここのシーンではなんとも目のやり場に困る展開。でも全然えっちぃくないのはさすがである。

実はここに来るまで少し迷ったのだ。案外と複雑な経路を辿ってきたのだが、それは私が天性の方向音痴のせいだと思う。

中にはこういう横断幕がある。なかなかシャレが利いている。このノリと勢いは見習うべきだ。

でも中にはガルパンを快く思っていない人もいるはずだ。万人に愛されるコンテンツなどあり得ないし、水面下では何らかの形でアンチが存在しているのかもしれない。

それもこれも戦車が戦争の道具だということだが、戦争の道具が女子高生の部活動に使われるのは平和な証ではないだろうか?

施設内はガルパン一色…!!ほんの隅っこにコーナーを設けるわけでもなくいきなりガルパン尽くし!!

まさに西住流のようだ。迷うこと無く前進あるのみ!

キャストの皆様のサインがたくさん展示されてました。

ガルパンでブレイクした声優さんもいるし、たくさんの人が笑顔になれるんだからこのビッグウェーブに乗らない方が損だよなぁ。

おふぅ…まほ姉さんが!!最終章では出番が無くて寂しい…。結構クールな印象なのに実はめちゃ妹思いというのがギャッブ萌えってやつである。

さて、ひとっ風呂浴びていきますか!

内湯は高濃度炭酸泉のジェットバイブラバス等がありゆったりできる。

目玉は展望露天風呂だろう。目の前に広がるは太平洋!なんたる解放感!!

目の前のビーチには子供達や家族連れで賑わっている。無論、立ち上がるといろいろと見えてしまうためにワイセツ物チン列罪にならないように自粛せねばなるまい。

湯は海水が混ざっているらしく少し磯の匂いがする。そして結構塩分が濃いらしく少し肌がピリピリする。だが決して熱くもなくカチューシャのように早く上がる必要もなさそうだ。

風呂から上がると広い食事スペースがあるのだが料理はさすがに大洗!海鮮物が多い。それもめちゃくちゃ美味しそうだ。

その分値段は張る…さすがに貧乏旅なのでこのはおとなしく夕食はラーメンにするか…。このまま水戸市に赴き格安ホテルに宿泊する予定なのである。

途中にある『ゆにろーず』というゲーセンに併設されている

にんたまラーメン

で食事をとることにしました。こちらは食券制なので券売機で悩む。

注文したのは『メガ盛りにんたま』 です。

着どーん!!でかーい!!かなりでかいが普通の3倍の量らしい。

だが私はグンマー帝国のラーメン桐生のスタミナラーメン大盛を完食した(当時)

あれに比べれば全然小さい。

さて食べるか!

…昔に食べたので味を忘れてしまってレビュー出来ません…すいません…。

あっという間に完食!スープまでは飲まなかったが…。

腹も満たし一路水戸へ向かう。水戸と言えばすぐに思い浮かぶのが水戸黄門だ。

人生楽ありゃ苦もあるさってな。

途中に気になる湖を見つけた。

千波湖である。

黒鳥がいました。実は黒鳥を生で見たのは初めてだ。

いやぁ…良い景色だ。穏やかな時間が流れていた。

【旅日記】茨城編第14話『大洗の釜あげしらす丼です!』

広大な敷地に咲き乱れるネモフィラを眺め、空色の丘の上の遊歩道を歩いていく。

空色の丘が眩しい!とても眩しい!遊歩道を歩く人々の列を見ているとまるで銀河鉄道の夜のワンシーンを思い出す。

ハレルヤ、ハレルヤと聖歌が聴こえる丘の上に人々は連なって歩いていく。そう、あのサザンクロスのシーンだ。

私もその列に加わり歩いていく。天に召される時が来たのだ。ハレルヤ。ハレルヤ。

ネモフィラの花言葉は『可憐』、『どこでも成功』

どこでも成功かぁ…いつでもどこでも失敗してる転落人生を歩んでいる私にとってはあやかりたい花言葉ではある。

丘の頂上へやってきた。本当に気持ちの良い初夏の風が流れていた。一年中こんな感じならいいんだけどな…。そうしたら一年中旅をしたい。

丘を降りていくとこれまた広い野原が広がっている。圧倒的な広さ。多くの家族連れがキャンプを楽しんでいる。

うーん、もしかすると私にもこんな普通の幸せがあったのだろうか?とも思う。ここまで生きてきて選択肢を少しずつ間違えてきて、取り返しのつかないところまできてしまったのだ。

目の前に広がる長閑な景色とは裏腹に少しだけセンチメンタルになってしまっていた。でも腹は減る。

キッチンカーやら屋台が結構出ていた。その中で目を惹き付けたのは『大洗のシラス丼』だ。

実は前日に大洗港に行ったのだか生シラス丼は売り切れで食べられなかったのだ。こちらだとさすがに生とはいかないがきっと美味しいに違いない。

木陰に腰かける。お、美味しそうだ!

しかしシラス丼って業の深い食べ物だよなぁ…海の幸とは本当に尊いものだと実感する。醤油を滴し、箸で持ち上げると口の中へ放り込んだ。

甘い!口に含みひと噛みした瞬間弾けるような爽やかな甘味が口の中へ広がり、ワサビのアクセントも相成って脳みそからセロトニンが放出された。

はっきり言って人間に生まれて良かったと思った。ともすればこのシラスに生まれてきた可能性もあるのだ。

シラスは私に人生とはなんたるか教えてくれた気がした。シラス丼…本当に美味い…たぶん何年かに一杯くらいしか食べる機会ないだろうけど…。

あっという間にシラス丼を平らげると食後の運動がてら歩き出した。本当に広い公園だ…。あまりにも広すぎる。これを1日で回るのは無理だろうな。

敷地内には遊園地もあり、凄い人だ。青い空に色鮮やかな観覧車が映える。観覧車と言えばガルパン劇場版で大活躍したな。あんな巨大なものがグルグル回るのだ。戦車とてたまったものではないだろう。

古民家がある。敷地内に様々な施設があって退屈しない。ここだとたくさんの思い出を作ることができるな。もっともにしてお一人様には少し広すぎるかな?

平和を願わずにはいられない1日になった。まだまだ見たいところだが時間は有限だ。

次の目的地へと移動することにした。