ワゴンRカスタムZを8月30日から発売!!かっこいいと称賛されるもセンターメーターに不満続出?
スズキはワゴンRに改良を加えたワゴンRカスタムZを発売すると発表したが、その精かんな顔つきにかっこいいと称賛されていますね。
わたしもパッと見『こっちがスティングレーで良かったんじゃ…』と思いました。現スティングレーは『RR(ダブルアール)』で良かったんじゃないかなと。
と言っても今の人達はRRって何?となるかもしれませんが…。
変更箇所はフロントフェイスだけ?新色も追加されより個性的に。
マイナーチェンジなので構造的な変更箇所はフロントフェイスのみ。
違いがあるとすれば新色でボディカラーにブルーデニムメタリックが追加されました。
横一文字に設置されたヘッドライトはまさに歴代スティングレーを彷彿とさせるものがありますね。
しかし残念なのはここまでやるならリアテールも従来の縦型にしてほしかった気がします。
そうなると大幅なリニューアルが必要なのでコスト高になってしまうので現実的ではありませんが、現行ワゴンRのリアバンパーテールはあまり好評とは思えません。
内装も他のグレードに格を付けた感じになつている。ブラックを基調とした落ち着いた空間になっており、カスタムらしい印象に仕上げています。
最近のスズキはプラスチッキーなのにチープ感を感じさせないデザインが秀逸ですね。
しかし大きな懸念があります…。
センターメーターは明らかに不評!しかしタコメーターの復活で巻き返すか?
視点移動が少ないという理由でセンターメーターが採用されるようになりましたが、そのセンターメーターを嫌う層はたくさんいます。
その理由としては…運転席という特別感が無い!という『わたし個人の意見』です。
男っていつまでも運転席は戦闘機のように特別なコクピットであってほしいと思うものです。
もっと言えば広さよりも『包まれ感』が重要です!
計器類に囲まれてボタンもたくさんあった方が良いと!さらに言うなれば助手席と運転席はコンソールで区切られている方が良いと!
ここまでうなづいたあなたはきっと昭和生まれかもしれない。
正直な話、タコメーターなんて走行中見ませんし、スピードメーターなんて長く乗ってる車ならエンジン音やロードノイズで大体わかるので視線を移動してまで見てないと思うんですよ。たぶん。
センターメーターってなんとなくかっこ悪いというか…ダサい?イメージがあるんですよね。
機能性においてはデメリットは無いと思います。
センター配置にすることで大きくできますし視認性も良い。
でもやっぱりハンドルの先に何もないのは寂しいものです。
その中でビュンビュン動くタコメーターは魅力的なのですが、ミッションがCVTなのでそれも期待できない気がします。
車中泊もできる室内の広さも!専用オプションも存在し車中泊本気モードへ!
最近は車中泊がブームらしいのですが、個人的にわたしは絶対にやりたくない派なんです。
腰痛持ちなので車の中で身をすぼめて寝るなんてとても考えられません。
しかしワゴンRには専用のクッションがあり、それを使用すると快適に車中泊ができるらしいのです。
それでもわたしは車中泊はやりたくありませんね…。
気になる燃費はターボでも20km/L超える低燃費!MT設定があったら?
平成初期にあったような『ドッカンターボ』ではなく全域でパワーを発揮するターボになってからは燃費がとても良くなったと思います。
ドッカンターボでもそれは楽しいのですが燃費はイマイチ良くありませんでした。
当時はガソリンも90円時代なので気にしないで乗っていたかもしれませんが、今の時代で軽自動車で10km/Lなんて燃費は敬遠しちゃいますね。
しかしこのカスタムZに5MT(マニュアルトランスミッション)が装着されたら嬉しいんですがね。
アルトワークスも廃止され、アルトからもMTが無くなり残っているのはジムニーとワゴンRです。
ワゴンRのMTは単にスポーツ走行を楽しむものではなく、昭和生まれの『MTしか運転できない人』のために設定されたものです。
MTに慣れ親しんだ高齢者の方には一定数そういう方々がおります。
アクセルとブレーキの踏み違えによる事故がないのでMTを推奨したいところでありますが最近の車はMTが少なく選択肢が少ないということでワゴンRに設定を残したのはスズキの良心だと思います。
本来ならCVTのみに統一した方がコストは抑えられるはずなんです。
高齢者世帯だとアルトだと手狭ですし、なんとなく所有欲が満たされないということもあってワゴンRを選ぶ傾向が強いです。
アルトに比べて乗降性の良さも評価されるところです。
ワゴンRカスタムZの価格はスズキらしくかなり抑えられた財布に優しい低価格!!
ワゴンRカスタムZの価格はハイブリッドで147万4000円〜となっています。
ハイブリッドターボで163万3500円〜です。
これはかなりお安いと思います。
もともとワゴンR自体そんなに高くないので性能や使い易さなど考慮するとかなりお値打ち価格です。
ホンダのNシリーズと比べる断然安いです。
言葉は悪いのですが
軽自動車は貧乏人の車
という鈴木修氏の言葉を体現する価格の安さです。
最近の価格高騰につき軒並み軽自動車でも200万円を超える車種も増えてきました。
もちろんかつての軽自動車とは比べ物にならないほどの性能を持ち、走行も快適性も遥かに向上しました。
コンパクトカーを凌ぐ居住性も当たり前になってきて軽自動車だからとバカにできなくなってきました。
Zはアルファベットの最後の文字。これが最後の改造という意味なんでしょうかね?
そうなると次期ワゴンRの話も来年は持ち上がってきそうですね!!