新型コロナワクチンの2回目を打ってきました。1回目の副反応は左腕の激痛でした。それはもう寝返りもままならない痛み。私は喘息持ちなので市販の痛み止めは使えないので医者から処方された痛み止めを服用しましたが、あまり強くない薬なので気休め程度にしかなりませんでした。
さて、2回目もスムーズに接種を済ませて会場にて15分待機。その時から前回とは違う感じに気付きました。なんかフワフワするな~って感じ。軽い浮遊感でした。その日の夜に副反応として左腕の痛みが襲ってきました。夜中にはピークに達して寝返りも打てなく寝逃げも出来ない状況。起きたまま朝を迎えることになります。
その時は微熱程度ありましたが翌日は寝不足だが仕事は出来るかな?という具合でした。長い夜を耐えて朝になる頃、なんか全身が筋肉痛になりました。それも動いたらジンジンくる痛み。左腕の痛みが全身に広がったような感じ。尋常ではない痛みに熱を測ることにしました。
37.8度…明らかに熱が上がってる…これはヤバい。すると1時間もしない内に一気に38度まで上昇。全身に襲いかかる悪寒。そして筋肉の中にカッターの刃が入っているのではないかと思うほどの筋肉痛!
でもどういうわけか食欲はある!
猛烈な空腹感に苛まれ用意していた食糧に手を伸ばす。ここでまさかの誤算が生じていた。ベッドに隣接しているテーブルに置いてたのだが全く届かない!左腕は上がらないし右手伸ばしても届かない。身を起こさねばならぬが体が動かない。まるで分厚い服を何枚も重ね着しているように動かない。でも猛烈な空腹感…。ベッドに掴まり自分の足を右腕で動かしながら何とか座る体勢に持ってこれた。かなり時間がかかった。用意していたのはカップ麺、ゼリー飲料、カロリーメイト、グラノーラ、カレー、お茶漬け、塩昆布、プロテインだ。
しかし初期位置をしくじった。ベッドの右脇に袋に入れて置いておけば右腕を伸ばしただけで手に取ることが出来る。
まず活躍したのがゼリー飲料だ。inゼリーは様々な種類があり栄養価も高い。何よりも『寝ながら摂取できる』ことが大きい。それとどうしても水分が不足しやすいので水分も同時に補給できることだ。
カロリーメイトは正直に言うと固形物で寝ながらは食べづらいしベッドにポロポロとカスが落ちて不快になる。手軽に食べられるが喉も渇くので水分も必要に応じなるだろう。それと甘い味付けばかりなのが地味に辛い。
熱が上がるとさっぱりしたフルーツ系を飲みたくなるのでゼリー飲料は本当に重宝した。
水分はポカリスエット…と言いたいところだが常温で飲むとめちゃくちゃ甘く感じて喉が渇くのでグリーンDAKARAにしました。あまり甘さを感じないのでいいと思います。常温で飲んでも美味しい。
カップ麺は熱が出ている間は役に立ちませんでした。そもそもお湯を沸かしに起きれないのです。そして熱いものを食べる気にならない。カップ麺は元気になってから食べましょう…。カレーもダメです。まずレンチンしに行けないからです。グラノーラはそもそもカリカリしたものを食べたくないので最初から活躍する場面はありませんでした。
一日二日乗り切る程度ならゼリー飲料が一番活躍しますが、今回は不思議なことに熱はあっても食欲は旺盛だったという事です。だからゼリー飲料1つでは腹の足しにもならず立て続けに喫食してしまい無くなってしまうということ。
そうなると腹持ちも良くて大容量の寒天ゼリーもあった方がいいのかもしれませんね。
熱に関してはずっと高熱が続く訳ではなく波のように上がったり下がったりします。下がったタイミングでなんとかトイレにも行けましたが、場合によっては携帯トイレなども準備しておいた方がいいかもしれません。一番辛いのは一睡もできない事です。一睡もしないまま朝まで耐えるのはとてつもなく長いです。寝返りも制限され、体も筋肉痛、想像を絶する酷さです。
でも新型コロナに感染するよりはマシだと思います。ワクチンを打つ打たないかは個人の判断に委ねられますが、感染したらこれ以上に酷いのかと思ったら私は打って良かったかなと思いますね。まだ安心は出来ませんが、これからも感染予防に努めていきたいと思います。何よりもこんな副反応に苦しまなくてよいワクチンを開発してほしいですね…。