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第7回いしのまき復興マラソン出場した話です!

人生初!マラソン大会出場へ!

思えば自堕落な人生を生きてきました。

欲望こそ薄かったものの、ひたすら楽な道を選んでこれまで人生から逃げてきた。

そんな私が走るきっかけになったのは2年前に起きた交通事故の怪我。

一年間痛みに耐え、二年経っても完治しないまま動かない体に悩んでいた。

このままではマジで歩けない人生になってしまう!という危機感から本気でリハビリを開始。

今までの人生でこんなに頑張ってきたことはないと思う。

小学校の夏休みにアサガオすら咲かせることができなかった私がこれから一花咲かせる気満々でリハビリを繰り返した。

最初は自宅の周辺を歩くことから始めた。

距離は10m…それを毎日だ。

だが一向に体は良くならない。

これじゃダメかもな…なんとなく自分の良いところでもあり悪いところでもある『諦めの良さ』が出てきた。

しばらく続けたら1.5キロ歩けるようになった。

それから少しずつ距離を伸ばして3ヶ月後には15km完歩した。

それから一年後の6.11第7回いしのまき復興マラソンの10キロの部のスタートラインについていた。

走る理由とは?

「なんで走るの?」

「何を目指しているの?」

これはトレーニングをしているとよく聞かれることだ。

一人一人目的は違うもの。

何を目指すのか?

なんで走るのか?

私の場合は当初の目的は一つ。

ポンコツな私が完走することで親友を刺激して一緒に走ること!

私の親友は東北の大企業○R○日○に勤めていました。

誰もが羨むような職場で入りたくとも入れない大企業…というイメージでした。

きちんと労働時間を守り、土日祝日休みのクリーンな職場…というイメージ。

しかし、その実態は常識では考えられない程の長時間労働や上司からのパワハラ、頻繁に行われる飲み会などなど日常生活すらままならないほどの超絶ブラック体質でした。

親友はそこに入社した時から精神が蝕まれていったのだろう。

頭髪は薄くなり、みるみる老化が進んでいるように思えた。

その内に難病に指定されている『バセドウ病』を発症。

彼は病気と戦いながら長時間労働と上司からのパワハラに耐えていたようだ。

しかし、彼は人の悪口など絶対に言わないし虫も殺せないほどの優しい性格。

そんな実状は本人の口から語られることはなかった。

ただ、仕事のことで悩んでいたことは言葉の節々から感じ取れたし、どことなく元気がないような気がしていた。

悩める彼を刺激して共に競い合って走ることで気分転換を図ったり、病気の克服へ前向きに進んでほしかった思いが私にはあったのだ。

会えばいつもニコニコして、おっとりとした口調が彼の優しい性格を表していた。

お互い忙しくてたまにしか会えなかったが、いつも仲良しだった。

2023年4月12日。

親友はビルから飛び降り、このろくでもない世界から旅立ってしまった…。

その訃報を聞いたのはその日の夕方だった。

警察署に向かい遺族が集まる中、私は呆然としていた。

それから彼の実家へ向かい、初めて遺体と対面した。

ビルから飛び降りた割には顔は綺麗でただ眠っているようだった。

「もういい加減寝たふりはいいよ」と頬に触れたらとても冷たかった。

思えば、なんの血の繋がりもないのに自分の事をよく気にかけてくれて、仲良くしてくれた人は彼だけだった。

年月にしてみればわずか15年ほどの付き合いだったが、これからもっと長く一緒に年を取ってお互いハゲ散らかして酒を飲み交わして

「年取ったなぁ…」

「んだなぁ…」

のような会話をしているものだと思っていたのだ。

葬儀を終えても彼の死を受け入れることはできなかった。

ふとした拍子に

「心配おかけしました〜」

なんて現れるのではないか?とも思っていたのだ。

彼の死は『自死』ではなく、『プライベート上の事故死』ということで簡単に片付けられた…。

これは企業からの申し出ではなく彼の遺族からの申し出だ。

耳を疑ったが、『息子の名誉のため』ということだそうだ。

当該企業としては大した問題にもならず、パワハラした上司にもなんの影響もない。

当然、この死をきっかけに職場の体質が変わることはない。

ましてや同僚なども真実を知らないままだ。

彼の死はとにかく無駄になったのだ。

彼だけがこのろくでもない世界からいなくなってしまった。

私は彼の死をこんなに簡単に受け入れ、片付けることはできなかった。

遺族の意向とはいえ、納得できるわけがないだろう。

こういった事例は企業にしてみれば初めてではないだろう。無論、それ専門の弁護士も控えていると思う。

ただの一般家庭が大企業に裁判で争ったところで勝ち目はない。ただ泣き寝入りするくらいしかできなかった…というところが本音だろう。

だが彼の死が無駄になればまた同じような事例が起きてしまう。

また誰かが犠牲になってしまう…。

そう考えた時、彼の死を無駄にしないために私が走ろうと思った。

有名人ではないしインフルエンサーでもない、自分の人生ですら主役になれない。ただのモブキャラに過ぎない私が走ったところで世界が変わるわけがない。

それはわかっている。

でもここで私が走ることを諦めてしまったら私自身も悲しみに暮れてダメになってしまう。

本来なら、いしのまき復興マラソンに親友は応援に来てくれただろう。

ゴールで待っていてくれたはずだ。その親友はもう、いない…。

せめて私が走ることで親友のことを一人でも多くの人の心の中に残したかったのだ。

それが私が走る理由となった。

トレーニングする時間がなかなか取れないジレンマ…!

私は悩んでいた。

距離としてはたった10キロ。

走り込んでるランナーにしてみればトイレに行くような感覚で走れる距離だろう。

しかし、私にとってはため息が漏れるほどの距離だ。

スポーツ歴なんてない、学生時代は帰宅部として影の人生を謳歌してきたのだ。

それが中年になってから走るなんてとんでもないことだ。

軽トラでGTレースに出るようなものだ。

10キロの距離を走るにはその数十倍の距離を走り込まなければならない。

完走できなかったら

「練習不足で…」

なんて言い訳はしたくないし、後悔もしたくない。

そこで朝4時に起きて走ることにした。

私は基本的に日曜日しか休みがない。昭和の労働体系なのだ。

その日曜日も溜まった洗濯物を片付けるなどの家事で潰れてしまう。

山奥に住んでいるせいで夜は街灯すらない真っ暗な道を走らねばならないし、近所に熊が出るので夜は走れないのだ。

それならば朝早くから走った方が効率がよい。

体力100%の段階から練習できるのだ。

朝4時に起きて7キロ程度走るのを日課にした。時間があればその合間に走る『チョイラン』を取り入れて一日10キロ前後走るようになっていく。

しかし、3月に疲労が溜まっていたせいなのか心不全症状を起こしてしまい丸一日寝込むことになってしまった。

その時は寝てれば治る!と思っていたが実は相当危険な状態だったかもしれない。

それ以来、体力は半分ほどになり、5キロ走ることすら難しくなってしまった…。

それで本来はハーフの部に出るはずが10キロの部に落としたのである。

そこからの練習が苦難の連続だった…。

挑戦することの大切さを教えてくれた人達がいた

ようやく体が動くようになってきた頃、ネットを徘徊していたらチラホラとマスクを付けた人達が目に入るようになってきた。

エル・ササカマ?カモシカイザー?この人達何者?

ちょうどその頃に登米で行われたプロレスの試合を観に行ったのだ。

初めての社会人プロレスの観戦である。

最初はプロレス風のイベントだと思っていたらバリバリのプロレスの試合で驚いた。

これは面白い!!

それから山形のプロレスリングDEWAのタッグトーナメント蔵王大会を観戦。

プライベートでは県外に出たのは数年ぶりである。道に迷いながらも会場入り。

そこでエル・ササカマ選手と初対面。

その試合で社会人プロレスの凄みを知ったのだ。

「どうして彼らは戦っているんだろう?」

それはレスラーや観客たちから伝わる熱気からも感じ取れた。

『プロレスが好きなんだ!』

無論、感じ方伝わり方は人それぞれだ。言葉を介さないからこそ、多くの人にメッセージを伝えることができるのだ。

そして11月27日に行われた石巻プロレス大崎大会。

メインイベントのネブタ・ザ・ドリラー vs KYOHEIの戦いは私の弱っていた魂に火を点けた。

画像出典:石巻プロレス

はっきり言えばネブタ選手より、KYOHEI選手の方がパワーも若さも勝っている。

格上の選手かもしれない。

それでもネブタ選手は敢然と立ち向かい打たれても投げられても何度も立ち上がり勝利への執念を燃やす姿は私の心を激しく何度も打ち抜いた。

ネブタ選手がKYOHEI選手から3カウントを奪った時は思わずガッツポーズを取ってしまった。

このイベントのテーマは『挑戦』

挑戦する姿を見せることでまた誰かが挑戦するきっかけを与えることができるんだと実感しました。

ならば私も、ポンコツな私だからこそ挑戦する意義がある!と決意を新たにした。

その日、人生で初めてハーフマラソンを完走したのだった。

ネブタ・ザ・ドリラー選手
ファイテング原田選手

そして、ネブタ・ザ・ドリラー選手とファイテング原田選手から応援メッセージをいただきやる気がさらに出ました。

いつしかその背中は憧れから追いかける背中になった。

第7回いしのまき復興マラソンの会場に到着!

とにかくやれるくらい練習を積み重ね、万全の状態で臨んだ。

ランニングウェアは全てワークマンで揃えた!

まだスタートまでは時間がある。ここでウォーミングアップをしておこうと2キロ走っておいた。

事故の後遺症で腰の筋肉が固くなると痛みが現れる。ある程度ほぐしておけばスタートから最高速度で走ることができるし怪我もしにくいと思う。

そして迎えた開会式。

地元の人達が獅子舞を披露してくれるが、折り返し地点がある渡波(わたのは)はすでに真っ白になっていた…。

これはヤバいぞ…危惧していた天候が悪くなり霧雨が降ってきた。

条件は最悪に…ピーカンよりはいいかもしれないがせっかくウォーミングアップしていたのに体が冷えてしまう…。

ふと後ろを振り向いたらランニングSNSで交流がある『なめこさん』を見つけた。

この広い会場で会えるとは嬉しい限りで少しご挨拶をした。

初めて対面したがキュートな女性だった。それなのにハーフを走るのだからスゴイ!

私も気合いを入れ直し、スタート位置についた。

最後尾からだ。

(目標タイムごとに並びます。タイムが早ければ早いほど前に並びます。)

目の前にはたくさんのランナー達。

頑張って1時間切りを目指そう。

ふぅ〜不思議な気持ちだ。

まさか自分がこの場所に立つなんて信じられない。

社会人プロレスを観戦してから人生がすごい勢いで回ってきてる気がする。

今までなら絶対に会えない人達と触れ合うことになった。

それが大きなきっかけになったのかもしれない。

緊張はなかった。

やけに静かな、波一つ立たない湖面のような気持ちだ。

一年間の全てをぶつけるのだ。

そして、号砲が撃ち鳴らされ一斉にスタートした。

レース開始!!最初はマイペースで様子見

とにかく人口密度がすごい。

ここで追い越しをかけるのは危険なので周りのペースに合わせて走り自分のレベルを確かめる。

周りには各地のマラソン大会を走った証のTシャツを着ている人達がいる。

私よりも経験を積んだ人達だ。

いわきサンシャインマラソンのTシャツを着ている人もいる。

なによりも

「すごい人!道路走ってる!」

という非日常体験に心が浮ついていた。

心なしかいつもよりペースが速く感じる。足が軽い感じだ。

トレーニングは2日前に切り上げてきちんと休養を得たからかもしれない。

危惧していた腰痛も今は鈍痛だ。これならいけるかもしれない!

最初の難関『日和大橋』へ!さすがに勾配がキツい!

最初に訪れるのがこのレース最大の難所『日和大橋』

とても高い橋で右手には太平洋が望めるレース最大の眺望である。

東日本大震災ではこの高さまで津波が押し寄せたという。

どれほど恐ろしかったことか…。

そして震災直後は幽霊騒動が起きたことでも有名だ。

みんなこの橋に逃げたのだがそれでも…。

他のランナー達のペースが若干落ちてくる。

早くも息が乱れている人もいる。

私は坂トレを繰り返してきたので息も乱れず足もまだ余裕がある。

選手たちのペースが落ちてきたのでそれぞれの間が空いてくる。

ここで最初のペースアップ。一気に数人追い抜きに成功して下りに差しかかる。

下りは逆に速度を落とし膝への負担を和らげる。そしてジョイント部分に着地しないように注意する。

濡れているのでたぶん滑るだろう。

思わぬ怪我につながるかもしれない。

ここから工業地帯に入るが、かなり空気が魚臭い!!

雨模様でこの匂いだから晴れていたら結構キツいんじゃないだろうか?

いや、本当にキツい…私はタバコを吸わないので鼻は結構効くのだ。

若干むせながら走るがここで雨が本降りになってきた。

水たまりに足を突っ込んでしまい、靴の中に水が溢れてしまった。

最悪だ…。

雨の中のランニングは思いもよらない負担がかかる!

ほぼ直線の工業地帯を淡々と走る。

勾配もなく平坦路だ。

しかし雨のため路面は水溜りができている状態。

靴がまるで吸盤のように地面に張り付く感じがして地味に体力を奪う。

そして水分を含み重くなるウェア。

これはかなり体力を消耗する。

幸いなのが気温が高くないことだ。

なによりも辛いのが、私は眼鏡をかけているので水滴が眼鏡に付いて前が見えない!

(自画像では面倒くさいので省いてるが…)

拭こうにも拭くものがない。衣服は濡れているし、指で拭ってもすぐに水が溜まってしまう。

自分の体温で曇ってきて視界は半分くらいしか確保できていなかった。

かなりストレスを感じたが沿道で応援してくれているギャラリーの声に励まされた。

しかし、なかなか忙しくて髪の毛を切る暇がなかったので髪が濡れて垂れ下がり

落武者のようになってしまった!!

なんていうか…うん、悲しい!!

せっかくの晴れ舞台で髪をセットしてきたのにスタートしてからまもなく落武者になってしまったのだ。

ちょうど折り返し地点の手前辺りでトップランナーとすれ違った。

とても速い。

こんな酷い条件でもあの速度だ。

もはや私の年齢では彼らには到底及ばない。

だがここで諦めてしまったら今まで走ってきた努力を無駄にしてしまう。

ランニングは誰かと競うのではない。

今の自分と戦うのだ!

そして折り返し地点へ

折り返し地点へと到達。残りは5キロ!

結構ここまでペースを維持できた。

おそらくは1キロあたり5分前後だと思う。

去年の今頃は歩行速度で10分くらいだった。

あれからここまでよく走ってこれたものだ。

そして、いしのまき復興マラソンに出場するところまで来れたのだ。

あの自堕落で何一つ物事を成し遂げたことのない私がだ。

私の前には私よりもずっと年上のランナーが走っていた。

すごいな…折り返しまでこの速度を維持してきたわけか。

挑戦するには年齢なんて言い訳にしか過ぎない。

人はいつだって挑戦できるのだ。

すでにパンツまでびしょ濡れで肌に張り付くほどだったが、レギンスにしたおかげで抵抗を感じなかった。

本来はジャージスタイルで出場しようと考えていたのだが、少しでも軽量化&空気抵抗を減らしたくてレギンスにしたのだ。

工業地帯は勾配もなくストレートで速度が出しやすい。

しかしここでスタミナを消耗してしまうとこの先にある日和大橋を超えることは難しくなる。

なるべく速度を落とさずスタミナを維持する方向で淡々と走る。

途中に給水所があったのだが眼鏡の曇りのせいでライン取りをしくじり給水所の反対側を走ってしまったので取り損ねた。

特に喉は乾いてはいないのだが、自覚なしに脱水症状を起こしかねないので注意しなければならない。

こればかりは雨に助けられた感じがする。

最後の難関!再び日和大橋へ!!

直角カーブを曲がり嵩上げ道路に復帰する。

そして目の前には日和大橋。

スタート直後の体力が存分にある状態で見るよりも遥かに勾配がきつく見える。

まるでベタ踏み坂だ!!

前を走っていたランナーが続々とペースを落としていく中、私は速度を維持したまま追い越していく。

ここにきて坂トレの成果が現れた。

辛くてとても地味な坂トレ…宮城、山形の心臓破りな坂を走ってきたのだ。

そして頂上に到達し、右手に見えるマンガッタン島(北上川の中洲)を見る。

あの震災から全てが変わってしまった…あの震災がなかったら今頃はどんな世界になっていたろうか。

様々な想いが頭の中を駆け巡ったがゴールは目の前だ。

左手首のテーピングに書いた親友の名を呼んだ。

生きる事を諦めてしまった親友…。

でも本当は生きたかったんだよな!もっと!

真面目で責任感が強くて優しかった親友がこの世界に生きる事を諦めてしまった…。

この世界はクソだ!!

こんなろくでもない世界の中を私は生きていかなければならない。

私が走って走って、親友の名を、生きた証を残していく!

日和大橋を下りて緩やかな右カーブ…ゴールはその先だ。

そして栄光のゴールへ…

この瞬間のために一年間走り続けた。

歩くのもやっとだったあの日からここまで。

これは自分の復活のためでもあった。

最後に残された力を振り絞る!あと少し!

数人を一気に追い抜き、雨と汗が混じった眼鏡の先にゴールが見えた。

その時…!

まるで追い風が吹いてるように体が前に進む。

足が、まるで、自分の足とは思えないくらいに、

軽い!

本当なら、ゴールの先に親友が待っていたはずだ。

あの満面の笑みで待っていたはずなんだ!

ゴールまであと10m…!

残っている体力を完全に使い切る!

全ての力を足に込めた!

近付いてくるゴール…。

あと少しで走るのは終わりだ。

でも、なんとなくもっと走りたいと思った。

みんなと一緒に…!

歓声も大きかったが私は静寂の中走っていた。

自分の心臓の鼓動、吐息、足から伝わる骨の振動だけが聞こえていた気がした。

そして、ゴールのアーチをくぐった時思わずガッツポーズを取った。

終わった…。

その瞬間に足から力が抜けて腰から砕けた。

たった10キロ…でも一年間かけた自分の全てをぶつけた10キロだった。

本来なら、この死力を尽くした姿を見せて親友を発奮させて一緒に練習して来年のいわきサンシャインマラソンは二人で出走するつもりだった…。

でも…親友はもうこのろくでもない世界から旅立ってしまった。

走る目的?

それは…親友が生きたかった時間を、生きた証を一人でも多くの人の心に焼き付けたいと思いました。

それは、私が走る姿を見せて勇気づけられたとかやる気出たとかで他の誰かも何かを頑張れるきっかけになれば嬉しいですね。

いつかはそんな姿を見せられるようになれば…と思います。

雨が降りしきる中、マラソンを走り終えた人達が続々とゴールへ駆け抜けていく。

その表情はとても素晴らしく、その中にも自分がいたのだと思うと胸が熱くなった。

みんな輝いていた。

ラン友のなめこさんも無事にハーフを走り終えた。

あの小さな体にそれほどのパワーがあるなんてすごいな…!

走り終えて…

最後は走り終えた記念撮影。

社会人プロレスラー『ネブタ・ザ・ドリラー』選手のポーズで締めた。

足腰はもはやガタガタ…腰も猛烈に痛くなってきた…。

その時だ。

アナウンスで親友と同姓同名の名前が呼ばれたのだ。

確実にその名は聞こえた。

「なんだ、やっぱり一緒に走っていたんだな…」

と思わず笑みがこぼれた。

交通事故からとても辛い日々を送っていて、満身創痍だったけど諦めずに走り続けてよかった。

とても苦しくて辛くて寒くて…

でも超楽しい一日でした!

一緒に第7回いしのまき復興マラソンを走ったランナーの皆様、運営スタッフ、沿道で応援してくれた人達、全ての人に感謝しています。

とても素敵な一日をありがとうございました。

あんな酷い思いしても

「また走りたいなぁ〜」って思ってます。

後日。

名簿を見て親友と同姓同名を探したが、そういうランナーは居ませんでした…空耳だったのかなぁ。

でも本当に走っていたんだな。

たぶん、きっと。

そして、ここからが私のスタートラインです。

ようやくスタートラインに立つことができました。

次の挑戦は…

11月5日開催の東北・みやぎ復興マラソンにエントリーしました!!

42.195キロ完走目指してトレーニングを頑張りますッッッ!!

また一緒に走ろうぜ!

親友!!

そして完走証…!

WEBから完走証をダウンロードしたら驚愕の事実が!

目標タイム1時間切りを達成していました!

ほんの僅かですが目標達成です。

だがここで満足するわけにはいきませんし、自分が行けるところまで行ってやる!って気持ちです。

第7回いしのまき復興マラソン出場した話を動画にまとめました!

↓コチラです!

【ランニング】第7回いしのまき復興マラソンに出場することにしました!

第7回いしのまき復興マラソン6.11に出場します!

皆様は走るのは好きですか?

私は大好きです!!

でも走るのってつらいし疲れるし大変ですよね…。

そんな私でも昨年の3月くらいからボチボチランニングを始めて10月にはハーフマラソン(オンライン)を完走することができました!

タイムは3時間半くらいで決して速くはないのですが、最後まで走りきれたことに大きく自信をつけました。

それで少しずつレベルアップを重ねて『第7回いしのまき復興マラソン』にエントリーした次第であります。

悪夢の交通事故からの復活をかけて…!

今から2年前の5月17日の夕方に交通事故に遭いました。

↓詳しくはコチラ↓

【交通事故】浪漫号弐号機爆散!!プリウスミサイルにて撃墜!!

あれから後遺障害認定を目指しましたが結局は通らずあれやこれやイチャモンつけられ最低限の示談金を支払われ終わりました。

途中から弁護士さんに入ってもらいましたがタイミング的に遅くて圧倒的に不利な条件からのスタートだったので結果は振るわずでした。

それでもなんとか最初に提示された金額よりも高くもらえたので若干良かったかな。

あれから怪我はまだ完治しておりませんが整骨院にコツコツと通いながら少しずつ改善の道をできる限り模索しております。

何かに挑戦することで成長を日々感じることが大切です

朝の起きた時はあまりの痛みでうめき声を上げながら目を覚まします。

365日痛くない日はない。

痛みに慣れることはありませんが、痛みを誤魔化すものを探しました。

そこでランニングです。

最初はウォーキングから始めます。そこから徐々にランニングに移行していきました。

動かさないと筋肉はどんどん固まって劣化していくので常日頃から意識的に動かして鍛えていくことが大事です。

私の場合は骨に異常がなく筋肉の腱を痛め炎症状態のまま症状が固定してしまったので結果として回復までに至らないといった感じらしいです。

最終目標はいわきサンシャインマラソン2024のフルマラソン完走です!

人生で42.195キロを完走できる人はどれだけいらっしゃるのでしょうか?

それはほんのひと握りです。

多くの人が酒や煙草を嗜み、ギャンブルや数々の誘惑に負けて生きていると思います。

別に本人が幸せならそれでもいい。

でも私は酒も煙草もギャンブルも好きではないので

結構暇な人生です!

休日ともなると一緒に遊ぶ友達もいない上に私の気質だと誰かと一緒にいると疲れてしまうので、必然的に一人で楽しめるものに限られてきます。

それで走ることにしました。

他にも理由はありますがそれはまた後ほど…。

フルマラソン完走のためのトレーニング!

フルマラソン完走にはその数十倍の距離を走る必要があります。

スポーツ歴ゼロの私にはとても高いハードルです。

ましてやいわきサンシャインマラソンとなると

早朝から出発し4時間かけて会場に行き、フルマラソンを完走し終えた後にまた4時間かけて帰宅しなければなりません!

次の日も仕事だからです!

そこで十分なくらいにトレーニングを積んで体力に余裕を作っておかなければなりません。

かと言って本業は一日の半分以上を拘束されるので練習に時間をかけることはできません…。

練習不足で挑むほど愚かなことはありません。

馬車馬のように走ってサラブレッドのような筋肉を身にまとっておかないと髪を風に靡かせ優雅に走ることは不可能でしょう。

それこそ落ち武者ランになってしまうことは明白!

でも実際はビールなんて飲まないのにビールっ腹だし、食事制限なんて不可能だし、朝は早くて帰りは遅い帰宅だしで練習する機会が全くありません。

週に一度しかない休みは一週間の溜まった家事をこなさねばならず決して暇ではありません…。

さて、どうしようか?

そこで考えたのが

坂トレです!

坂を駆け上がることによって基礎的な体力と筋肉を付けることができるのではないか?ということです。

その模様はこちらのYou Tube動画をご覧ください。

ここは宮城県石巻市に存在する物見坂です。

宮城県内では最も勾配がキツい悪魔の坂です。

下手すりゃこのままもっと高いところへ行ってしまうのではないか?と思うくらいの坂です。

近くには日和山公園があり、太平洋を望むことができます。

鳥居の先に海が見えるので石巻随一の映えスポットでもあります。

それからは各所様々な場所でトレーニングを行いました。

これらの坂をまとめた記事もいつかは書きたいと思います。

ブログ界広しと言えども、県内の坂をまとめたプログなどは珍しいかとしれませんね。

私のトレーニングメニューはというと!

主に淡々と走るランニングになりますが、たまに速度アップのためにビルドアップ走も行います。

雨の日は室内でスクワットなどをやることもあります。

シャワーランは基本的にやりません。

なぜかというと…

雨は頭皮の地肌に優しくないからです!

酸性雨とかね、いろいろと問題になっているので一応は髪に気を使ってます。

残り少ないのですが一本でも多く残したいものですね。

トレーニングは習慣付けることが大事です。

最初は強度や距離などは考慮しないでいいかもしれません。

距離を伸ばそう!とか速度を上げよう!とか意気込むと筋肉痛になったりして心が折れて休んでしまいます。

そこから自然とフェードアウトしてしまうことに…。

つまり三日坊主になってしまいます。

私は朝4時に起きて走るのを習慣にしました!

朝4時に起きるために夜は早く寝るようにしています。平均21時には寝ます。

そのために限られた残り時間を使い全力でタスクをこなして

早く寝るためにめちゃくちゃ頑張ってます!

現代人は睡眠を大切にしていません。むしろ軽視して

「成功するためには寝る間を惜しまず働け!」

「寝てる暇があったら働け!」

「三日間徹夜した!」

ことなどが偉業の一端として語られることがあります。

しかし、かのビートルズのポール・マッカートニーが夢の中で作曲したという

『Yesterday』

が生まれたように寝ることで偉業が達成されることがあります。

もしポール・マッカートニーが寝ないで徹夜して作曲していたらYesterdayは生まれなかったんです!

それくらい睡眠は重要だと私は思っています。

体重にもよりますがきちんと睡眠を8時間とった場合は約450から500kcalのエネルギーを消費します。

およそ5キロ〜7キロほどの距離をランニングしたくらいに相当するエネルギーです。

むしろ疲れている時に無理に走るくらいなら早く寝た方がより多くのエネルギーを消費するのではないでしょうか。

決められた時間に寝ることはとても重要です!

運動習慣も大切ですが睡眠習慣も大切にしましょう。

寝る前にきちんと歯磨きをすることも大事ですが、それよりも重要なのが

寝る時間になるまで気合で起きてることです!

食後眠くなることがあります。

これは食後に血糖値が一時的に乱高下するから起きる生理現象ではありますが、ここで寝てしまうと肝心の夜の睡眠の質が落ちてしまいます。

リビングのソファーで一眠り…なんてことを繰り返していると食後に寝るのが習慣になってしまい体が反応してしまいます。

食後に寝ると牛になるなんて言われましたが、ここは絶対に布団でしか寝ないと心に決めて起きてることです。

私はありとあらゆることを習慣化して時間の管理をし、練習する時間を捻出している次第です。

どうか良い結果を残し、良い報告ができるように頑張ります!

良ければ皆様も一緒に楽しく走りませんか?

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初心者から始める効率の良いマラソン練習方法!

効率の良いマラソンの練習方法とはなんだろうか?

あなたは走るのは好きですか?

私は大好きです!

健康のためにマラソンを始めよう!なんて思う方もいらっしゃるのかもしれません。

マラソンは特別な才能や費用を必要とせず

誰でも簡単に始められて誰でも好記録を目指せる競技です!

しかしマラソンは、体力のみならず精神力も必要とされる過酷な競技です。

そのため効率的な練習が欠かせません。

なので調べた限りの効率的なマラソンの練習方法についてご紹介したいと思います。

長距離走を取り入れたトレーニングをしよう!

マラソンは長距離を走る競技ですのでトレーニングにおいても長距離走を取り入れましょう。

ロングランは距離や時間を徐々に増やしていくことで、持久力を鍛えることができます。

例えば最初の週は1km。

次の週は2km、その次は3kmと焦らず徐々に距離を増やしていくことです。

またペース走では一定のペースで走ることでペース配分を学ぶことができます。

いきなり最初から飛ばして後半は失速するなど初心者はよくやりがちです。私がそうでした…。

長距離走はマラソンに必要な体力と精神を養うためにも大切です。

週に一回または月に二回は取り入れたいですね。

トレーニングのバリエーションを増やすのも有効!

マラソンは単調な走りが続く競技です。

そのためトレーニングにおいてもバリエーションを増やすことが効果的です。

スピードトレーニングやヒルクライム、インターバルトレーニングなど、様々な種目を取り入れて、マラソンに必要な筋力やスピードを鍛えましょう。

速度や走るコースによって使う筋肉は異なるので満遍なく鍛えることも大切です。

平坦路では速く走れても上り坂では失速してしまうこともあります。

毎日ランニングコースを変えることも効果的と言えます。

呼吸法の練習

マラソンにおいて正しい呼吸法は非常に重要です。

効率的な呼吸法を習得し、酸素の取り込みを効率的かつスムーズに行うことが必要です。

ランニング中は、口で深呼吸をするとともに、鼻からも少量の空気を取り入れるように心がけましょう。

私は古来より伝わる2回吸って2回吐くを実践しております。

スースーハーハーといった感じです。

自分のランニングのリズムに沿って行うのが有効だと思います。

疲れた体を回復させることも重要!

マラソンの練習で重視したいのは、疲れた体を回復させることです。

トレーニング後はストレッチやマッサージ、アイシングなどを行い、疲れた筋肉をケアしましょう。

また食事や睡眠などもしっかりと取り、体調を整えることも大切です。

きちんと寝る時間は決めて習慣化するようにしたいですね。

そして、寝る前には楽しいことを想像しましょう。

まとめ

マラソンは、やはり長距離を走るという点において、持久力が最も求められる競技です。

そのためトレーニングにおいても長距離走を中心に、バリエーションを増やして効率的な練習を心がけることが必要です。

加えて呼吸法の練習や体調管理も重要なポイントです。

これらを実践することでマラソンに向けた効率的な練習を行い、競技での好成績に繋げましょう。

↓関連記事↓

ランニングはいつ行うのが有効?朝?夜?

【 ランニング 】ランニングは朝?夜?それぞれのメリットとデメリットを解説!

健康のためのランニング。行うのは朝?夜?

私はランニングが好きです。

体に良いのは当然ながら季節の移ろいや時の流れを感じることができるので人生がより豊かになるような気がしています。

ではそのランニングは朝に行うのがよいのでしょうか?

それとも夜に?

実はそれぞれにメリットとデメリットを感じたのでそれを解説していきたいと思います。

朝のランニングのメリットは一日に活力を与えること!

↓朝ランニングのメリット↓

  • 新鮮な空気と自然光を浴びることができます。
  • エネルギーを補充している状態で運動するので、体調を整えやすい。
  • 代謝が上がり、一日中体内の脂肪燃焼効果が持続します。
  • 集中力や精神力が上がり、一日の仕事や学業に活力を与えます。

朝起きた時点での体力は100%です。体力、気力共に最大限活かすことができます。

朝の澄んだ空気を吸って漫然と走るだけでも健康効果は高いですね。

朝日を浴びることで自律神経もリセットされて気分も高揚してやる気が出ます。

適度な負荷を与えることで体は覚醒しロケットスタートをきることができますね。

ではデメリットはあるのでしょうか?

朝ランニングのデメリットは忙しいこと!

↓朝ランニングのデメリット↓

  • 起きるのが早いため、十分な睡眠をとる必要があります。
  • 外気温が低い場合、身体を温める時間が必要になり、時間がかかることがあります。
  • 朝は時間が無くて急ぎがちなため、十分なストレッチや準備運動を忘れがちになるかもしれません。

朝に走るためには早起きをしなければなりません。

なので夜は早めに就寝する必要があり、寝不足で走るのは決して体にも良いとは言えません。

そして朝食を抜くことも良くないことなので結果的に朝にランニングするにはかなり忙しくなってしまいます。

大きなデメリットはそれくらいで起床してからきちんと朝食で栄養と水分を摂取して望めば肉体的なデメリットはないと思います。

私は低血圧なので起きるのはとても大変なのですが、朝からランニング始めたら起きるのが楽になりました!

夜ランニングのメリットは疲労を軽減し翌日に活力をもたらす!

↓夜ランニングのメリット↓

  • 一日の疲れを発散し、ストレスを解消することができます。
  • 汗をかくことで、デトックス効果が期待できます。
  • 暗くなると麻痺した感覚が強まるため、夜景を眺めることで五感を刺激できます。
  • 心地よい運動後の疲れから、スムーズな睡眠につながることがあります。

疲れたままベッドに入るよりも軽く走った方が疲れは抜けやすく感じました。

これは発汗に伴ったデトックス効果と交感神経を刺激することで血流が促された結果なのかなと。

あと暗い道を走ることで五感が刺激されます。人間は本能的に暗闇を恐れるので防衛本能で五感が鋭くなるのです。

夜景を眺めることでリラックス効果もありますね(残業している皆様お疲れ様です!)

夜ランニングのデメリットは危ないことです!

↓夜ランニングのデメリット↓

  • 夜道は危険が伴うため、十分な照明や安全対策が必要です。
  • 夜は寒さや暖かさの差が大きく、運動前に身体を温めることが重要です。
  • 夜の運動は、刺激が強すぎる場合、寝付きが悪くなることがあります。

日本は海外に比べれば格段に治安は良いです。

しかし、必ずしも安全とも言えないために夜走るルートは人通りが多い、明るい道を選ぶことをおすすめします。

女性の方は一人で走らずに二人で走った方がいいかもしれませんね。

そしてあまり頑張りすぎると興奮状態になり、布団の中に入っても鼻息荒くなってしまうので夜はリラックス目的のために、ゆるくランニングしたほうが効果は存分に感じることができると思います。

まとめると朝も夜もメリットは大きいです!

生活スタイルに合わせて朝走るか夜走るかその両方走るか選ぶといいですね。

どちらにせよメリットは大きいので毎日少しずつ走ることを習慣にしましょう!

最初は小さな一歩でも続けることで人生にとても大きい一歩を授かることができます。

私は朝のランニングを始めるにあたって

3分間だけ走る

を続けました。

たった3分間ですが慣れていないと結構疲れます。

起きてすぐなのでいきなり飛ばすことはできませんが、足から刺激を与えることで体の隅々まで血が送り届けられるような感覚でとても気持ちがスッキリしますよ。

それでは良いランニングライフを!

一緒に走りましょう!

【ワークアウト】ランニングを習慣化すると起きること!

ランニングを習慣化して起こったことは

  • お小遣いが増えた。
  • 睡眠の質が向上した。
  • 髪の毛が増えた。

ランニングを習慣化したらお小遣いが増えました!!その理由とは?

あなたは運動していますか?

毎日仕事に疲れてはいませんか?

わたしもそうでした。とにかく疲れて早く帰ってお布団で寝たい!と一日の思考はそればかりでした。

そんなわたしでもランニングを習慣化できた方法を語りたいと思います。

個人差はありますが運動を習慣化する意識に引っかかれば幸いです。

さて、ランニングをするとお小遣いが増えるということはどういうことかというと

隙間時間にランニングをすることによって退屈な時間が無くなりました。

つまり、お菓子を食べてテレビを見るダラダラした時間が無くなったのです。

一週間に出すゴミを見ると驚くくらいにお菓子を食べています。ストレス解消に食べることは否定しませんが明らかに食べることが習慣化されていたようです。

お菓子を買いにコンビニに行くことや、お菓子を買うことで時間とお金を節約できました。

今までお菓子やペットボトル飲料に無意識に使っていたお金の支出を減らしたことで他に使えるお金が増えたということです。

ランニングを習慣化したことで体調が改善!育毛効果も!?

食べたら走る!ということを徹底しました。

運動と食事のバランスを考えた結果、体力が向上し睡眠の質も上がったような気がします。

実は睡眠するにも体力が関係しているようです。

体力が無いと睡眠は浅く短くなります。

夜中に何度も目が覚めるという方はランニングを実践してみると案外改善していく傾向があります。

以前と比べると寝て起きてもう疲れている…ということはなくなりました。

そして毛髪量が増えた気がします。

あくまで個人的な推測なのですが、ランニングで汗をかくことで溜まっていた毛穴の汚れが排出されたのとランニング後はきちんとシャワーを浴びて頭皮を洗浄したこと、そして血流が良くなったことで発毛効果があったのではないかと思います。

少なくとも現存している髪の毛は元気に根本から立ち上がるようになりました。

排出、洗浄、血流のトリプル効果だと思います。

肉体的、精神的に疲れにくくなった!

日頃働いてると様々なことに疲れます。単純に肉体労働だけではなく人間関係や様々な悩みなどで精神的にも疲労が溜まってしまいます。

しかし、ランニングを始めたら気持ちもスッキリして翌日には持ち越さなくなりました。

肉体の疲れと精神の疲れは密接な関係がありまして、体の血流が十分に全身に行き渡っていると心にも作用して多少の困難でも『解決しよう!』という前向きな気持ちに気持ちになります。

走っている間は無心になり、自分の呼吸や心臓の鼓動、足から伝わる振動といった形で自分自身とか向き合う時間になります。

おそらくは瞑想と同じ効果があるのではないかと思います。

悩んだらとりあえず走ろう!という気持ちになりました。

悩みはとりあえず走りながら解決策を考えよう!きっといい答えが見つかるかも!

ランニングを習慣化するには?

ランニングを習慣化する。

これは簡単なようで難しいです。特に運動な嫌いな人はネガティブなイメージを抱きがちです。

例えば疲れる、時間がかかる、どうせ自分なんて…。

それよかダイエット食品に頼って食べて飲むだけで痩せられるならそっちの方がいいや…と。

でもランニングはお金がかからないスポーツです。

特別な才能もずば抜けた運動神経も必要ありません。

走り出すかどうかを決めるのは自分自身です。

それでは習慣化するコツを解説していきます。

目標も何も決めない。とりあえず散歩気分で外に出る。

今日は走ろう!と意気込むと結構心のエネルギーを使います。

すると人というものはネガティブな気持ちになってしまいます。

危険予知というものは人間が生き抜く上で重要な機能ですが、それが結局サボる方向へ向いてしまいます。

なので何も決めずに自宅周辺を散歩する気持ちでとりあえず外に出ましょう。

最初の一歩としては十分です。

基本的に毎日走る!

週に3日とか決めてしまうと走ると決めた日に雨が降ると走るのをやめてしまいます。

走ると決めた日に走れないとモチベーションが下がってしまったりするので毎日走る!と決めて雨の日は素直に休む日にしましょう。

遠くまで走らない。

距離を決めて遠くまで走ると思った以上に時間がかかって日常生活を圧迫してしまうことがあります。

忙しい現代人にとってランニングで長距離走るのは現実的ではありせんし、挫折の原因となってしまいます。

自宅周辺をグルグル回るのがおすすめです。やめたい時にやめられますし、急激な天候の変化や体調が悪くなった時などすぐに避難することができるのでランニングをするハードルがかなり下がります。

地道なトレーニングを積んでスピードアップすれば短い時間で長い距離を走ることができるので焦らず力を付けていきましょう。

走る前にいろいろ考えない。 

走る前は少し気怠くて走りたくないなぁと思うときもあるかもしれません。

でもそんなときは何も考えずにとりあえず走りましょう。

走り終えたあとは『やっぱりランニング面倒くさかったな…』とは思わないはずです。体温が上がり、汗をかいて爽快な気分になっているはずですよ。

走るときに聴く音楽を同じにする。

ランニングをするときに音楽を聴いたりする場合はいつも同じ音楽を聴くようにすると良いです。

するとその音楽を聴いた途端にスイッチが入り走る気になるからです。

ランニングのときは必ずこれ!という音楽を決めて聴くと良いでしょう。

プレイリストなどを作っておくのもいいですね。

しかし、イヤホンで聴く場合は周りの音が聴こえるように安全に配慮してランニングする必要があります。

騒音など周囲への配慮も必要となってきます。

SNSを活用する!

SNSを活用することでモチベーションが高まったりします。

ですが、Twitterなどは避けたほうがいいです。

というのもTwitterは不特定多数の情報が無差別に流れてくるので気が付くとタイムラインをダラダラと無限スクロールして時間が無くなっていきます。

ですので、ラントリップというSNSをおすすめいたします。

こちらはランナーに特化したSNSです。

孤独になりがちなランナーのためのSNSなので活用しないのはもったいないです。

スマホアプリでは走行した道や距離を記録として残すことができます。

それらの記録をジャーナルとして公開すれば多くのランナーと繋がることができます。

応援されたり応援したりしてモチベーションが保てるのと、ランナーが多いので前向きでエネルギッシュなユーザーがとても多いです。

きっとモチベーションを分けてもらえるのではないでしょうか?

↓ダウンロードはこちらです。早速登録して走り出しましょう!

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【筋トレ】初心者から始める腕立て伏せで動ける体になろう!

腕立て伏せは自重トレーニングの基本。魅せる筋肉を作ることでモチベーションアップ!

腕立て伏せは自重トレーニングの基本です。

日々のトレーニングにぜひとも組み入れたいメニューですが実際のところ腕立て伏せはどういう効果があるのでしょうか?

以下にまとめました。

腕立て伏せの効果

  • 胸、肩の引き締め
  • 体幹の強化
  • 二の腕の引き締め
  • 目立つ筋肉を引き締めることでモチベーションアップ

などが主な効果となります。

特に胸筋が引き締まってくると筋トレの効果を実感しやすく、特別な器具もスペースも必要ないので初心者には取り組みやすい運動です。

腕立て伏せはやり方を変えることで腕にも効かせることができますが今回は初心者から始めることに重点を置いて解説していきます。

腕立て伏せができない!?まずは体幹から。

ステップその1…まずはプランクから。

筋トレ初心者はいきなり腕立て伏せを始めるのはきついと思います。

まずはプランクから始めるといいでしょう。

プランクとは腕立て伏せの体勢を維持するトレーニングのことです。

これはテレビを観ながらCMの間にできるので日常生活にうまく組み込んで習慣化するとよいです。

このプランクの効果は体幹を鍛えることです。

体幹とは胴体の内側の筋肉(インナーマッスル)を鍛えることで姿勢を正し、肩こりや腰痛などの予防につながります。

一日一分間から始めてみましょう。

毎日一分間だけ行います。

初心者だと通しで一分間はかなりきついと思います。

一日に一分間と考えると気持ちが楽になりますね。

例えば朝起きる時に20秒間だけやる。座る前に20秒だけやる。寝る前に20秒だけやるといったように意識的に取り入れる方法でやりましょう。

まずは筋肉を付けるというよりも筋肉に動きをインプットするという気持ちで臨みましょう。

ではまずはうつ伏せになり両肘を床につけます。

そこから下半身を床から上げていきます。

気を付けるのは下半身が落ちないように首から爪先まで一本の棒をイメージして真っ直ぐにします。

息を止めたりなどしないでそのまま体勢を20秒間維持しましょう。

これを一週間続けてください。

筋肉は頑張っても実は驚くほど付きません。毎日コツコツと続けてようやく付くものです。

筋肉が付くよりも神経を刺激し、現在ある筋肉の能力を最大限に引き出すためにも動きをインプットしておくことはとても重要になります。

  • 一日一分間を続ける。
  • 姿勢は真っ直ぐを意識して。
  • 息は止めない。

体幹を鍛えることで背筋が良くなり嬉しい効果も!

プランクを続けていくと明らかに日常生活においてトレーニングの効果が実感できるようになっていきます。

体幹が鍛えられると床に落ちている物を拾うという些細な動作でさえ体に負担が少なく感じることができます。

腰痛や肩こりなども緩和されていることもあります。

これは体幹を鍛えることで血流が良くなり、筋力アップによる姿勢の矯正で改善されるからです。

打撲や腱鞘炎、ヘルニアなど重大な疾患の場合は除きますが、筋力不足によって引き起こされる肩こりや腰痛は実はとても多いのです。

ただやはり懸念となるのは慢性的に肩こりや腰痛に悩まされている人が突然運動を始めるかというとかなり高いハードルが存在しています。

運動不足による体の不調がさらに運動不足を招きさらに不調になるという悪循環に陥ってしまいます。

その先に待っているのは膨大な治療費や薬代です。

痛みのない生活のためにも一日一分間のトレーニングをコツコツと続ける必要があります。

インナーマッスルを鍛えることで姿勢が正され、顔のたるみなどの改善にも効果があります。

これは一ヶ月頑張るだけで変化を感じることができます。

他に血流が良くなることで肌色も明るくなりますし、肌荒れも改善されていきます。

この僅かな変化がきっと心の中に大きな波を起こし、運動に対するネガティブなイメージが吹き飛ぶのではないかと思います。

2ヶ月目からは本格的な腕立て伏せの練習を始めます。

一ヶ月プランクに臨めば体感は相当強くなっていると思います。

運動も日常生活の一部となり習慣化されているはず。

時間はかかりますが焦って高い強度のトレーニングをすると思わぬ故障につながりますのでじっくりと鍛えていきましょう。

まずは腕立て伏せの動きを筋肉にインプットするトレーニングから始めます。

ステップ2…膝をついた状態で腕立て伏せをする。

慣れないうちはとてもきついので、まずは膝をついた状態で腕立て伏せを行います。

この際反動をつけずになるべくゆっくり動いて一番負荷がかかった状態で停止します。

10秒ほど止めたら再び動きます。

この動作を5回3セットほど行います。

筋力があれば10回3セットにします。

反動をつけずにゆっくり行うがコツです。

10回で限界がくるようにしましょう。

プランクと合わせて一ヶ月じっくりと筋肉に動きをインプットしていきます。

  • 反動はつけない。
  • なるべくゆっくり動く。
  • 10回で限界がくるようにする。
  • 筋肉の動きを意識して。

まずは怪我をしにくい体を作りましょう。

夜は適度な疲労感に包まれてぐっすり眠ることができます。

きちんと水分を補給し、入浴するなどして疲労回復に努めましょう。

日常生活にトレーニングを組み込むことで、規則正しいリズムを生み出すことになります。

それは日頃の決断力、判断力にも影響してくるのでコツコツと運動することを習慣化しましょう。

↓有酸素運動も加えて効果を倍増させよう!

【健康】ランニングは人生を変える!1日30分だけでも効果あり!メリットとデメリットは?

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【ワークアウト】ウォーキング作戦です!

交通事故で怪我をする前は毎日10kmのランニングをしてました。腕立て伏せとスクワット、懸垂も毎週何日か限界までやってました。

毎日12時間の労働拘束時間に加えてひたすら体を鍛えていました。当時は睡眠時間は3時間程度でした。

悪夢は突然に·····改造プリウスの無謀な運転により愛車は大破し私は腰に大怪我を負いました。

この写真からわかる通り私は車線逸脱もしておらず手前は一時停止で発進してすぐにプリウスミサイルがショートカットして右折していきました。

相手が過失を認めず何故か3の過失を課せられました。

それ以来、腰の激痛により走ることはおろか歩行さえ困難になりましたが仕事の都合上休むことは出来なくて三週連勤(刑務所より酷い!)をこなしてました。

今にして思えば、あの時にきちんと休んで休養すれば治っていたかもしれません…。

そして現時点においては後遺障害申請しても認可されない可能性が高いので後々の治療費は完全に自腹になりそうなのです。

ここから大事ですよ?

なぜ後遺障害が下りないのか?

☆受傷した直後にMRIを受けていなかった!

私が受けたのはレントゲンだけです…。患者の方から言わない限り先生は面倒くさがってやりません…。

☆痛み止めの処方のみでリハビリなどの治療行為は一切なかった!

痛み止めを1ヶ月も貰って放置されていただけで治療行為は無かったと思われても仕方がない…。リハビリ施設はあれど、先生自らがやらねばならないから面倒くさがってやりません。

☆客観的に後遺障害があることを証明出来る資料がない。

先生の診察は3分で終わり。触診も検査も無くて

「どこが痛いか?」と聞くだけ。画像も無ければ検査した証拠もない。そもそも細かく聞いても通院期間が1ヶ月も空くと先生は完全に忘れていました。過去の診察記録を読み返すなんて先生は面倒くさがってやりません…。

というわけで面倒くさがりな先生のところにいくと本当にダメです!!

この後の治療費が捻出できないとなれば自分でなんとかするしかないわけで…。動かない体を強制的に動かして筋力維持に努めねばなりません。

というわけでやってきたのはイオンです。広大な建物なのでウォーキングにピッタリ!

では早速!

パンツァーフォー!!

平日は人がいないのでよく歩くことができます。ひたすらテクテク歩きます。普段は歩行に杖を使ってますがリハビリでは使わずに歩きます。道が平坦なので躓き転倒する危険性がないから大丈夫です。

20m歩いては休憩。どこにでもベンチがあるので好きなタイミングで休めます。

商品を眺めて物欲をかきたてます。私は物欲が無いのでここで刺激を与えておきたいところ。

階段を上がる練習もします。きちんと手すりに掴まって転落しないようにします。2階まで上がるのにも一苦労です。かつての体なら3段飛ばしくらいで駆け上がったことでしょう。

今年の目標は鹽竈神社の階段を30秒で駆け上がることだったんです!!

今は30分くらいかかりそうですね…。ちなみに怪我する前は3分近くかかってました。

そしてイオンの中を歩きまくってようやく6000歩達成。それでもバイタリティの最低目標8000歩には届きません…。

とにかく長い戦いになりそうだけどリハビリを頑張って早く人並みに動けるようになりたいです!

鹽竈神社の階段に立ち向かえ!

日曜日に支那そばや石巻で昼食を済ませた後に塩竈に向かった。

本当は石巻のあゆみの公園でワークアウトをしたかったのだが大変な人出で駐車場も満車だったので諦めた。

そこで思い出したのが塩竈だ。

(そういえばまだ初詣してなかったな…)

とふと思い立ったので鹽竈(しおがま)神社へと向かった。

だが普通に神社に向かったのでは面白くない。北浜から歩くことにした。

 

北浜は階段の街だ。至る所に階段があって複雑な道を構成している。
建物は見えているのだが行き方がわからないなんてことはざらにある。

体を慣らすためにいくつもの階段を上ることにした。

だが気を付けなければならないのは不用意に上がっていくと他人様のお庭に出てしまうこともあるので注意しなければならないのだ。
なんの用事もないのに私有地に立ち入るのは明らかに不審者だ。

そういうわけで注意しながら歩く。

面白そうな階段を発見。手すりがうねうねしてて面白いな!

段に合わせているわけか。
これは良いような悪いような…なんか手すりとしては使いづらいような気がする。

いくつかの階段を利用して迷路のように入り組んだ狭い道を歩く。
この高低差が意外と膝に来る。上る時は一気に下る時はゆっくりと。

全く舗装されてない裏道や

雑な作りの階段を上っていく。


階段の途中に鳥居があったりとなかなかの異世界チックな景色が…。

宮町に抜けると重なる建物が。どうやってあそこに行くのだろう?と歩いていくワクワク感は堪らない。

これまた知らない道。初めて来た。

古い階段や古い建物の間を抜けていく。

急勾配で狭い道は面白い。転んでしないように慎重に歩いていく。
細路地からメインの道路に出て丹六園の脇を通る。これは文化財として指定されている。
『志ほがま』という銘菓を作っているのだが実は食べたことが無い…機会があれば食べてみたいものだ。

さて、鹽竈神社に到着したがここまで結構歩いてきた。体力も消耗している。

目の前には長い階段が存在していた。なんというラスボス感…。

私は毎日毎日10km近く走って鍛えてきた。
一分もかからず上りきれるのではないか?
香川の金比羅山だって休憩無しで上りきれたのだ。それもインフルエンザを発症しつつある状態で!

体も温まっている。
呼吸を整え地面を蹴りスタートした。

ストライドを大きくして反動をつけ体を前へ前へと繰り出す。
たちまち中心部まで到達。まだ30秒もかかってないはずだ。

しかし、まだいけると思っていたのだが急に体が重くなり動かなくなった。膝を支えないと上がっていけない…こんなはずじゃ…。
残り三分の一はおじいちゃんのようになってゆっくり上るはめになってしまった。

体力を消耗し過ぎていた事もあるが坐骨神経痛もあったのでベストコンディションではなかった。それにしたってもっと上へ行けた気がする。

こんなヤワだったの?と愕然とした。

結局タイムは1分30秒…。

この時私は思った。

今年は30秒で上りきれるくらいになりたいと。
もっと頑張ろう…。