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【旅日記】茨城編第13話『空色の花の丘です!』

朝食を済ませ、珈琲を飲み部屋で寛いだあとに荷物をまとめる。フロントで料金を払いスタッフの方と談笑してると大洗アクアワールドの割引チケットを貰った。

そしてこどもの日はとても混雑するというアドバイスもしていただいたので少しスケジュールを組み換えてみることにした。

でけぇボコがいる。ボコとは劇中で登場するゆるキャラだ。とにかく弱いくせにケンカを仕掛けてはボコボコにされるのだ。それがボコなのだ!!

大洗シーサイドホテルを後にして車を北へ走らせる。

確かに大洗アクアワールドの駐車場はすでに満車状態で入るための行列ができている。それを横目に通り抜け北上する。

向かったのは『国営ひたち海浜公園』

ちょうど今頃はネモフィラの開花時期だ。と現地に着いたら大渋滞だ!!これは駐車場へ入るための渋滞だ。周辺の商業施設にはひたち海浜公園目的の駐車は禁止と書かれている。それでも結構停める人は多いようでどこの駐車場も満車状態である。

二時間程並びようやく駐車することができた。それもめちゃくちゃ遠い駐車場。しばらくトコトコ歩きゲートへ向かう。ゲートも人だらけだ。これでは撮影もできないのでおとなしく列に並んでチケットを購入した。

中に入場してその敷地の広さに驚いた。

とにかく 広大だ!みちのく杜の湖畔公園とは比べものにならない!!またここでも迷子になるのん?と思わず不安になってしまう。

だが大丈夫!私の手にはきちんとパンフレットがある。これさえあれば迷うことはない。

まずは真っ先にネモフィラの丘に向かうことにした。ここをクリアしてしまえばあとはオマケみたいなものだ。せっかくここに来たが時間が押して見学できなかったのでは話にならん。

とりあえず人の流れに沿って歩く。目的はほぼ一緒だろう。

遠くにネモフィラの丘が見える。ここからだと空と同じ色だ。まるで人が空中散歩しているようだ。

凄いな…初めて来たけどここまでとは…。心なしか早足になる。

うおお!!す、凄い!!これがネモフィラの丘!!空が落ちてきたような感じ。落ちてバラバラに砕けて散った空の破片みたいだ。

これを人の手で植栽したとは…圧巻だ。

まるで絨毯のようだ。もうこの壮観な光景を表す言葉が出てこない。語彙力がまるで足りない!

周りは圧倒的に家族連れが多い。この景色を共有して感動を分かち合えるのはいいな。

初夏の風に揺られている。写真では見ていたが実際に肉眼で見るとまた違う感動がある。

人生のこの瞬間を大切に心の中に記憶しておきたいものだ。でも悲しいかな。その思い出はすぐに色褪せてしまうのだ。

【旅日記】 茨城編第12話『朝食です!!』

大洗磯前神社の階段で程よく汗をかいたら猛烈にお腹が空いてきた。

ホテルにはあんこうチームの西住みほがいました。みぽりんは普段はおっとりしててドジっ子だけど、試合では巧みな作戦で指揮をとり鬼神のごとき強さを発揮するカリスマです。

中にはサイン入りのパネルが…!

キャストの渕上舞さんはガルパンで一気にブレイクしたもんなぁ。一発屋ではなくひとつのコンテンツがこんなに息長く展開されてると嬉しいなぁ。声優業界はブレイクするのはとても難しいと言われている。それだけ声優を目指す人が多くて母数が星の数ほどいるのだ。

うおぉ…あんこうチームのサインが…!!これまう家宝じゃないか!

凄いなぁ。ガルパンというコンテンツはこんなに愛されているのだ。

私は劇場版から入った人間なのでガルパンおじさん歴は短い。テレビシリーズやっていた頃はどちらかと言えば盛り上がっているガルパンおじさん達を見て「キモい!」と言っていた側の人間だ。

ガルパン劇場版を観たあとにガルパンおじさんとして覚醒したのだ!!

もうホテルの中はガルパン一色でした。これがいつかガルパン熱が冷めて何年もして

『ガルパン…?ああ、そんなのがあったねぇ…』

なんてなる日が来るのだろうか。それはそれで寂しいが…私は個人的にずっと続けてほしいと思っている。

大洗女子学園を卒業したみほは社会人としても戦車道を続けることにし、社会人チームとして世界リーグに出場することに。

強豪チームを撃破していく中でかつての強敵との再会…そしてあんこうチームとして共に戦った沙織、華、麻子、優花里が敵チームとして立ちはだかる!

なんて熱い展開が…。もうドラゴンボールみたいにずっと続いててほしいね。

朝食はめっちゃうまそう~♪

私は納豆大好きなので納豆出ただけでテンション爆上げです。サオリンも食べてたしね。それに茨城と言えば納豆でしょ!

ご飯はお代わりしてたくさん食べました♪

食後は軽食コーナーで珈琲を満喫しました。戦車ケーキは残念ながら撃破されて売り切れでした。しかし海を眺めながら珈琲を飲んでるなんて最高の贅沢だなぁ。

部屋に戻り荷物をまとめます。一階の部屋だったけど目の前が海なので大満足でしたよ。施設は古いけど何の不満もなく過ごせました。

なんとなく名残惜しいが大洗シーサイドホテルをあとにします!

お土産にブックカバーなどをもらいました。またいつか宿泊したいな!

【旅日記】茨城編10話『静かな夜明けです!』

朝起きる。昨日は大洗町を満喫した。その全てじゃないが実に楽しい1日だった。

朝食まではまだ時間がある。ちょいと散歩するか。ホテルから出る。

初夏とはいえ朝は結構肌寒い。昨夜は道の駅で車中泊だったから疲れが抜けきっていなかった。布団で手足を伸ばし寝たから体力は万全だ。

時間は5時前。さすがに出歩いてる人の姿はない。日の出まではあと少しだ。少しホテル周りを歩くか。

大洗シーサイドホテルに宿泊した。そう、あのKV-2の砲撃を食らったホテルだ。昨夜は夕食無しでの宿泊。金がなかったので 大洗町のどこかで食べる予定だったのだが疲れもあってスーパーの惣菜とビールでノックアウトだったのだ。

大洗磯前神社。大洗シーサイドホテルの大浴場のお湯はここから湧き出る水を使っているとかあったな。目の前に広がる海に感動しガラスの前に仁王立ちになって眺めていたんだった。目の前を何人かの女性が通り過ぎていったのだが向こうから見えてないという背徳感がね…ドゥフフ。

ここが有名な神磯の鳥居。鳥居の中に朝日が入るポジションの辺りは人がたくさんいた。そうか、町中に人がいなかったのはここに集中してたわけか。

とりあえず朝日が昇るのを眺めるか。

おお…なんて神々しい…綺麗だ…。

他の人達からも感嘆の声が上がる。

スマホじゃ限界があるが肉眼ではとても綺麗だった。こんな朝日を拝められるとは早起きは三文の徳だな。

海岸の方へ移動。あの灯台辺りにKV-2が隠れていたんだよね。とても空気が爽やかだ。潮騒も耳に心地よい。磯の香りも…懐かしい感じがする。

KV-2が隠れていたのはこの辺りかな?なんか違う気がする。

透明な空だ。しかしなんて気持ちのよいシチュエーションなんだろう。すごく非日常的だ。茨城の旅も三日目。

旅の高揚感も最高潮だ。さてホテルに戻って朝食とするか。

【旅日記】茨城編第9話『市街戦は激戦です!』

みつだんごを食べたあとは目的地はすぐそこだ。

旅館肴屋本店です。

聖グロリアーナ戦で戦車に突っ込まれましたが劇場版のエキシビションでは完全に倒壊しました。

ここにはダー様がいました。聖グロの隊長ダージリンは大洗に2連勝している有能な隊長だ。劇場版ではちゃこんと正座しただけで

『ダー様の正座はいいぞっ!!』 と言わしめたものだ。

残念ながら…なぜかここのダー様の写真を撮らなかったらしい…バカバカバカ!私のバカ!!

割烹鮨かま家には黒森峰の副隊長エリカがいました。こちらのお店ではあのあんこう鍋が食べれるらしいのです!!

残念ながら…諸事情により貧乏なので 食べることは叶わず…実はいい年頃なのにまだあんこうを食べたことがないのです。美味いのかなぁ~?

反対側には大久保酒店。ここにはウサギさんチームの操縦主阪口柱利奈ちゃんがいました。柱利奈ちゃんというと『あいあいあいーっ!!』やるときゃやったる女の子なんですよね。

ちなみにこちらのお店には彼女の名前を冠した『柱利奈』 というお酒があるそうです。あ、いや、最初に知っておれば買ったのですが…帰宅してグーグルマップで思い出に耽っていたら発見した次でして「なぬーっ!?」とひっくり返ってました。

事前調査無しで突撃してきたので迷子にもなるしで…。

こちらは劇場版でチラッと映ったブロンズ。アンツィオの鉄板ナポリタンが食べられるそうです。

まぁ、私はさっきマリンタワーで食べたので別にいいか…と思いましたがすぐに諦められたのはこの看板の下に並ぶガルパンおじさんの集団を見て挫折した次第です…。こちらのお店にはアンツィオのペパロニがいるはずなのですが、おじさん達に囲まれ見えませんでした。

こちらのスーパーも劇場版で観ることができます。チラッと映りましたね。こちらで今夜のご飯を買いました。

そして茨城といえばあの店に…。

セコマことセイコーマートです!!道民にとってはソウル!!ソウル~…魂の~えーっと…なんていうのかな?

とにかくそういう魂を熱くしてくれるコンビニなのだよ。

北海道の時は本当にお世話になったコンビニですぞ!

本州では茨城県にしかありません。だからセコマを見ると北海道に来たんだな~って…あれれ??

途中に通りかかったのは大洗町役場です。劇場版のエキシビションではボッロボロに壊されてました。

それで新しく建て替えたんですよね~なんというタイミング!!

もう日も傾いてきました…1日で大洗は攻略できませんでした…迷子になりすぎたので…

宿までの道のりにはめんたいパークが…明太子おにぎりが売り切れていたのにまだまだ大盛況だ…。

今夜の宿にチェックインして早速風呂へ。おお!!海が目の前にあるぞ!!

さすが大洗…!私はガラスの前に仁王立ちになり目の前に広がる大海原に感動していた。そして部屋で風呂上がりの一杯!いやぁ、サッポロクラシックうめぇ!!

こうして大洗の夜は更けていった。

【旅日記】 茨城編第8話『ノリと勢いの町です!』

大洗マリンタワーを満喫した私はそのまま町を散策する。劇中で見た景色が広がっているのは不思議な感じがした。

ここは…エキシビションでプラウダ高校のノンナが搭乗するIS2を一年生チームが阻止しようとするが跳ね返され砲撃を受けてシャッターに激突したシーンの舞台だな。

右手に見える茶色のシャッターだ。

そしてあの大勘荘の看板を倒して停止するのだ。おお!あのまんまだ!劇場版を観て現地で見てまた劇場版を観る。何度も楽しめるのがガルパンというコンテンツなのだ。

ここもお馴染みの場所だ。聖グラリアーナ戦で登場した。劇場版ではあんこうチームがローズヒップが搭乗するクルセイダーに追われるシーンで右側にチラリと映る。

このお店は最終章第二話でバレー部の面々と知波単学園の福ちゃんが食事をしていたお店。ここでのやりとりで突撃しか能がなかった知波単が巧みな作戦で大洗を追い込んでいったのだ。

あの展開には胸が熱くなったものだ。

そして大洗駅へ。

この場所はテレビ版最終回で黒森峰に勝った大洗の面々が集まり勝ちどきを挙げた場所。

『パンツァーフォー!!』

思わずやりたくなるが人目があるので小さくパンツァーフォー!

駅前にはパネルが…!いやぁ、ノリが良すぎるでしょう!そして勢いもある!

ここまでやると潔さも感じるし、聖地巡りに訪れる人も来るのが楽しみになるわけだ。実に素晴らしい!

おお!?タクシーまで…ボコだぁ!!なんて町だ!!

個人的にはタクシーの前に停まっているレトロな車も気になる。

なんか面白いな!全国的に見てここまでやっちまう町って大洗だけじゃないか!?町全体でガルパンを楽しんでるよ。

アニメ系に対して嫌悪感を抱く人もいるかもしれないが…私もかつてはその一人だった。

ガールズ&パンツァー?女子高生に戦車?

どうせ女同士キャピキャピしてパンチラしてヲタク向けに作られた美少女アニメだろが?と。

しかし、ふとしたことでガルパンを鑑賞したらまるでバナナの剥き方を理解したチンパンジーのように覚醒した。

気が付いたら私はこう発していた。

「ガルパンはいいぞ!!」

おお、そうだ。あの場所を忘れていたと来た道を戻る。非常に効率が悪いのだが行ったり来たりして町の散策を楽しむ。迷子になって…

『味の店 たかはし』さんです。

新生徒会長の五十鈴華さんがいます。

ここの名物は『みつだんご』 です。

温かい団子に甘いみつがトロリとかけられております。4本は多かったかな…?と思いきやおいしくいただきました。甘さもきつくなくてなんか昔懐かしい味がしました。

【旅日記】茨城編第7話『大洗は庭です!』

遂に大洗町へ到着しました!なんとも長い道のりだった…。ここまで来るのにいろいろあったけど結構割愛させてもらった。

ようは迷子になっただけなのだが…。

大洗のアウトレットに車を停めて観光することにした。

おお、劇場版で観た光景が広がっている。まるで夢のようだ。いや、夢ではないよな?まさかの夢オチなんて…。

福ちゃんが滑り落ちたエスカレーターがあった!肉眼で見るとまた違った感じがする。

でもどうやってあの通路まで戦車で上がったんだろう?という疑問がわいた。それを言うならあのカールを撃破した時にあの橋からどうやって降りたのか?とかまぁ、いろいろな疑問が浮かぶのだが…。

近くにある大洗マリンタワー。大洗のシンボル的なものだ。

ガラス張りで空に溶け込んでいる。なかなかスンバラスィ~建物だ。入場料を払い展望デッキにエレベーターで昇っていくと絶景が広がっていた。

実はこの近くにある『かねふくめんたいパーク』 が楽しみだったのだが…残念ながら明太子おにぎりが売り切れになっていたのですぐに諦めました…。

明太子…食べたかったなぁ…腹減った…。

中にはガルパン喫茶『パンツァーフォー』があります。いいねぇ、このノリと勢い!!

でもかなり並びました!!ガルパンおじさん展覧会みたいになってました。やっとこさ座ってメニューに目を通します。

ペパロニ!!アンツィオ高校のドゥーチェアンチョビの右腕として活躍した。

もう心に決めた!これにする!!

注文すると気持ちが落ち着き周りを見渡す余裕ができた。四号戦車の模型もある。さすがに他人が写るので撮影はできないがなかなかの出来映え…!

と感心している内に

着どーん!!

おお!ビジュアル超うまそーっ!!きちんとお野菜も添えられていて鮮やかだ!!

ケチャップの味と玉子の甘味がベストマッチングでした。ただ、私の胃袋を完全に満たしてくれる量ではありませんでした…!これは観光地の宿命なのですよ。

大洗の町を見下ろす。結構高いなぁ。

そして思った。

よくぞここまで来たものだ…と。始めてきた茨城の地はすこぶる心地よい空気で満足だ。この高揚感…高まる期待!

この気持ちは始めて『天空の城ラピュタ』を鑑賞した時の気持ちに似ているな。

大人になってからはなかなか得られない気持ちの高ぶり。これが浪漫ってやつかなぁ。

知らないものを知るってすごく大切だけど知った途端に新鮮さが失われて感動が薄れていくんだよなぁ。

だから人ってあちらこちらと移動したがるのかなって。

なんかもうウズウズしてきたっ!

【旅日記】茨城編第6話『懐かしい気持ちです!』

講堂へはイベント準備のために入ることはできませんでした。これは残念…。随所に心を揺さぶる情景が広がっている。懐かしい気持ちと共にアニメと同じ光景に興奮が収まらない。

廊下の一画にガルパンコーナーがある。これはなかなか熱いな。

しかし、アニメで町おこしって案外難しいんだよなぁ。本当にそう思う。結局ファンと町の人の温度差が出来てしまってあまり大きな声では言えないがいろいろな問題が発生したりするんだよなぁ。

記憶に新しいのは舞台となった喫茶店が本来望んでいる客層とは違ってオタクをばっかりやって来るのにうんざりしてオタク出禁になったとか。

その点、ガルパンで町おこしは大成功の部類に入るだろう。これだけ成功するのは稀有だと思う。無論作品との相性もあるだろうけども…。

教室はなんとなく母校の雰囲気に似ている。まさにこんな感じだったな。

下足入れが並ぶ昇降口。小学校時代はよく靴を隠されたっけ…なんとなく黒歴史だ。犯人はなんとなく予測していたが追及することはなかった。

外に出て例の場所に来てみる。ここはあんこうチームが居た場所。秋山殿が炊飯をしていた場所だ。劇場版では切り株があってそれに西住みほが座っていた。

ウサギ小屋。ここはやさぐれた風紀委員三人組が居た場所。

座っていたタイヤがそのまま残ってる。劇場版では細部まで拘って描写していたことがよくわかる。

校庭の一画。ここはバレー部がいた場所。ガルパン劇場版を観ていなければここまで感動することはなかったのかもしれないな。

あまりのんびりもしていられないのでこの辺で次の目的地に向かうことにした。それにしてもここまで細かく描いていたことに驚いた。

【旅日記】 茨城編第5話『懐古感溢れる校舎です!』

まずは入り口に募金箱がある。この校舎は有志で維持管理されており税金を使っているわけではない。なので私は気持ちばかりお金を入れておいた。

そして校長室が目についた。ここは確か生徒会長の角谷杏がいた部屋だ。どれどれ入ってみよう。

ここは…あのシーンだな。大学選抜チームとの対戦が決まってフラッグ戦ではなく殲滅戦と聞いて桃ちゃんが項垂れた。そこで西住みほが『戦車は火砕流の中だって進むんです!』とみんなの士気を高めた名シーンの舞台。

角谷会長が座っていた。

いやぁ、なんかあのシーンが目に浮かぶよ。楽しいねぇ、聖地巡りとは!

そしてこの古い校舎を見てると安心するなぁ。まるで童話みたいな世界を想像するけど、この時代でも不登校とかあったのかねぇ?

こんな野暮なことを考えるのも大人になってしまったということか。しかし、この校舎に漂う香りが心の琴線に触れるなぁ。

私の母校も木造校舎で似たような匂いがしていた。古い紙と絵の具が混じったような匂い。

あの頃の先生というと怖いイメージで実際怖かった。絶対的な権力者であり逆らうことなど出来なかったし、生意気な口をきくとすぐにぶった叩かれたものだ。

竹先生と呼ばれいた先生がいて、いつも竹を持っていて宿題を忘れたりしたらすぐにその竹で尻を叩かれたのだ。スパルタな教育に苦情があったのか異動になるのだが、その先生は最後にこう言った。

「竹は堅いがとてもしなやかだ。君たちにはこの竹のように丈夫でまっすぐな人に成長してほしい!」

優しい先生はいたが記憶にはあまり残っていない。ただ厳しかった竹先生のことはよく覚えている。今の私を見たらきっとまたあの竹で尻を叩くのだろうな。

講堂へ続く階段。ガルパン劇場版では結構凄いシーンだったと思う。

サンダースに戦車を預かっててもらったのだがそれを返却しにスーパーギャラクシーで訪れたのを見た生徒達が一斉に走り出すシーンの舞台だ。

あれだけの人数を当時に動かすなんて凄いな!と感心したものだ。セルアニメ時代なら無理かもしれない…。

廊下は走ってはいけません!と言ってもそんなに長くない廊下。かつてはここを生徒達が移動したわけだ。彼らも大人になりこの校舎の維持管理に関わっている。

私の母校も木造校舎を残してほしかったが今は運動場になっている。なんとなく雰囲気は母校に似ているな。

廊下の反対側。

学校って独特の雰囲気がある。表現がなんとなく咽元まで言葉が来てるのだが出てこない。なんて言うんだっけかなあ。

今でも子供たちが出てきそうな雰囲気だ。子供社会って本当に不思議だったよ。誰とでも友達になれるのに大人になると親友でさえも疎遠になってしまうんだよなぁ。

まさにスタンド・バイ・ミーなんだよ。

職員室。ガルパン劇場版では桃ちゃんが『風紀委員はとこだ!?』 と歩いてるシーンで使われました。

職員室なぁ、昭和の時代はもうミストサウナみたいに煙草の煙が充満してコーヒーと新聞のインクがない交ぜになった匂いがしてたんだよな。

下らないことで怒られたりしたな。当時は下校の買い食いすら禁じられていたんだぜ。

それを他の生徒にチクられると職員室に呼び出されて怒られたんだよ。

はは、懐かしいな…人生で一番窮屈だったのにこうして懐古感に浸れるんだから。

職員室脇にある放送室。ガルパン劇場版では風紀委員三人組が寝ていた場所。実際に入るとめちゃくちゃ狭い!ここに三人寝てたの!?

風紀委員三人はかなり小柄のか?

【旅日記】 茨城編第4話『旧上岡小学校です!』

道の駅奥久慈だいごを後にして車を走らせる。旧上岡小学校には10分くらいで到着した。すでに校庭には何台かの車が停まっていた。とても若者が多い。というか若者しかいない。木造校舎に若者が押し寄せるとはガルパン効果ってやつか!

二宮金次郎だ。ガルパン劇場版ではあんこうのあの…ちょうちん部分が付いてたやつだ。

今の時代なら歩きスマホだよなぁ~とか野暮なことを考える。

おお…実際に目にするとちょっと感動するぞ!

こ、これが…

聖地巡りというものなのかッッッ!?

これが…聖地巡り…た、楽しいじゃないかっ!!

だうしてッッッ今までのぅ!私はッッッ!!聖地巡りとかするオタクをバカにしていたんだ!!

バカバカバカバカ!私のバカ!!

過去の私に助走つけてシャイニングウィザードを食らわしたくなったのだ!

ここでそど子(園みどり子)が点呼をとってたよなぁ。アニメの舞台が目の前に広がっているのだ。これを興奮と言わずとしてなんというのか!?

旧上岡小学校は学園艦から追われた生徒達が一時的に身を寄せることになった舞台だ。劇場版では大洗にある設定となっているが実際は大子町に存在している。

若者グループも同じようにあちらこちらと写真を撮っている。彼らもまたガルパンおじさんなのだろう。

おっと、ガルパンおじさんとはガールズ&パンツァーを観て影響を受けたオタクの総称である。決まり文句は

『ガルパンはいいぞ!』

である。

なんだこれ??これ、あれだよね?あれ!

なかなか趣のある校舎だ。私の時代には木造校舎などは…あ、私はバリバリ木造校舎でした!!

懐かしい感じがする。こうやって古い建物が管理されて保存されていくのは嬉しいものだ。

これまた懐かしい郵便ポスト。以前は町の至るところにあったはずだ。左側にあるホースがなんか初音ミクに見えてしまうのは私だけか…。

このポストも劇場版に映ってたっけな。ここを管理していたおばちゃんが声をかけてきた。

話を聞くと七ヶ浜に親戚がいるとか。これまた奇遇なものだ。こんな遠くの地で宮城県の地名を聞くとは。

ここが入り口だ。

まさに昭和な建築様式!いい…ひじょ~にいい!!かなり状態が良くて綺麗だ。

建物は人が出入りしないと一気に痛みが加速する。こうして多くの人が出入りすることで湿度調整がされて長持ちするのだ。

ここでも若者達が歓喜の声を上げて撮影に励んでいた。ガルパン劇場版公開後は明らかに人の出入りが多くなったと言っていたし 客層も今までとは違うとも言っていた。

さて、中に入ってみようか!

【旅日記】茨城編第3話『素晴らしい夜明けです!』

…ふが、寒っ!?

車に毛布を積んでいたのが幸いした。結構寒い!

さすがにアイドリングするのはガソリンが勿体ない

環境的によろしくない。

車から降りるとすでに外は明るくなっていた。初夏(5月)とはいえ空気はひんやりとしている。

結構車中泊組がいたんだな…。おもいっきり背伸びをすると体の節々からコキコキと音がする。

あ~さすがに車のなかで縮こまって寝ると関節が歪むようだ。

空気が澄んでいる。

ちょっと散歩するか。こうして見知らぬ土地で朝を迎えるのもいいもんだ。

至るところに花が飾られている。これはビオラ…かな。

花言葉は『もの思い』

おあつらえ向きというか昨夜はいろいろと物事を考えたな。過去と向き合う時間を得られることも旅の良さだ。

日常は今を生きてる気がしない。常に未来に不安を覚えて今日から明日へと繋いでいる。ふと気が付いたら平気で10年とか過ぎてるのだ。

その1日すら一生に一度しか訪れないのにね。

こうやって散歩する時間でさえも贅沢に思える。微かに聴こえる川のせせらぎ、どこかで鳴いてる鳥のさえずり、目を覚ました他の家族の談話…全てが人生でこの瞬間にしか訪れないものなのだ。

温かい缶コーヒーを飲む。ふぅ、落ち着くなぁ。人生にはこういう時間が必要なんだよなぁ。

茨城か、初めてきたな。

今まで『いばらぎ』 だと思ってたんだ。でも実は『いばらき』だったんだよな。

今日はきっと大洗町に到着するだろう。車の燃料もまだ大丈夫だ。時間も費用も限られているから無駄な動きは極力しないようにしないと。とりあえず近くのコンビニで朝食を購入しようか。

いい景色だ。一度の人生でどれだけ多くの風景と出会えるのであろうか?人生は旅そのものだよなぁ。

コンビニで牛丼を買いながらぼんやりと考えていた。

そういえば…ガールズ&パンツァー劇場版で登場していた木造校舎は実際には大洗にはないと聞いたことがある。もしかして…も検索してみたらその舞台は

『旧上岡小学校』 という施設が出てきた。しかもここからかなり近い!

これは全くの偶然だ。たまたまここでひと休みしたからよかったものの、無理して走ってたらスルーするところだ。

で、お?ガルパン仕様のフェアレディZが!?これから大洗に向かうのだろうか?でもこういう車に出会うと大洗が近いという実感がある。

ついに茨城へ来たんだ!にわかに胸がドキドキしてきた。

この旅の高揚感…たまんねーな!!牛丼をかきこみコーヒーを飲み干す。

よーし!旧上岡小学校に向かって

パンツァーフォー!!

茨城の旅は本格的に始まったのだ!!

【旅日記】茨城編第2話『道の駅奥久慈だいごにて休息です!』

ラーメンを食べてひたすら南下して走る。そして栃木県に進入して東に進路をとる。

既に時刻は丑三つ時を回っていた。本当にこの道であってるのか?と不安になりつつもLeiナビがあるから大丈夫!(地図データは古い)

そして遂に茨城県へと突入した!

着いたのは大子町である。かぁ~…ここまでよく来たもんだ。

既に時間は午前三時…もう活動限界だ…。

道の駅『奥久慈だいご』 に寄って仮眠をとることにした。

お、おお…!?ガルパン!?ここまでガルパン推しなのか!?劇場版公開されたばっかりで大盛況だったからなぁ。ガルパン熱は大洗からここまで届いてるわけか!

しかし

寒いな…さすがに初夏とはいえ夜は寒い。

ここも日中は多くの人が行き交い賑わうのだろう。

夜の町が好きなのはなぜだろう?

幼い頃に酒乱の祖父から逃げ回って夜の町を走ってた記憶がある。自分の足音でさえも大きく聞こえる静寂を震わせる祖父の怒号が背中から聞こえてくる。

ただ恐ろしかった。

プロレスラーのように大きな体をした祖父は酒を飲まなければ穏やかな性格だったが酒が入るとまるで鬼が取り憑いたかのように豹変した。

いつも夜は怖かった。暗闇にではない。祖父も恐ろしかったが祖母もまた酒に溺れた人間だった。家の中はいつも酒臭かったし、夫婦喧嘩が絶えず家の壁には血の痕があちらこちらにあった。

暗い廊下から隣の家を見ると家族の団欒があった。

テレビを観て笑ってる普通の家族…。

夜の町を歩くと思い出すのだ。自分は普通の人間にはなれないと悟ったあの頃の自分を…。

どうでもいいことだが自動販売機の光って安心するよ。

優しいというか…。もっとも最近はエコとかいって消灯してる自販機が多くなったけど。

あと二時間もすれば夜が明ける。

少し寝るか…。

缶コーヒーを買い三口ほどすすると一気に眠気が襲ってきて浮遊感と共に深い眠りへと堕ちていった。

目が覚めたら本格的な旅の始まりだ。過去は置き去りにして今を楽しもう…。

【旅日記】 ガルパン 茨城編第1話『茨城を目指せ!パンツァーフォー!』

⚠️結構昔の話です。

私は悩んでいた。

このまま日々の労働に追われて人生が終わってしまうのではないかと。世界は広い。が私は世界を知らない。が日本のことはもっと知らない!

もっと自分の世界を広げたい!!

労働を終えて夜にそのまま車に乗り込む。

国道4号線を南下するのだ。夜の国道4号は走りやすい。高速道路を使わないのは眠気が最大の敵だからだ。休みたい時にいつでも休めるように国道4号を走る。

しかし、旅というものはいい!鬱々とした気持ちを高めてくれるのだ。いつもは機械のように黙々と働き、終業と共に家に帰る。この繰り返しだ。

夜の道の駅、安達に到着した。

日中は人で賑わっている道の駅だ。なんていうか、こういうの好きだな。世界が崩壊して自分一人だけになったような寂しさ…。缶コーヒーを買いシートに身を委ねる。

なんだろ…この何も考えなくていい時間。いつもは忙しくて一週間先1ヶ月先の納期のことばかりに頭を支配されていた。

ただ過ぎていった時間のことを思うなんてなぁ。

20分ばかり休憩して再び走り出す。実は福島は隣県にも関わらずあまりよく知らない。機会があれば福島も観光してみたいものだな。

夜の街をひたすら走り時刻は深夜12時になろうとしていた。

福島ときたらラーメンショップ椿である。この泉崎村にある椿は以前はよく来ていた。

工業団地のほど近くにあり、いつもトラックが停車している。まさにガテン系の店なのだ。

ラーメンショップ椿 泉崎店

迷わずラーメン大盛!深夜にラーメン大盛!いやぁ、お腹空いたなぁ。

意気揚々と割り箸を割ったら上手く割れなかった…。

『割り箸が上手く割れない』 呪いをかけられているのだ。致し方ない…。

スープはやや甘めな豚骨醤油。麺はスナック麺みたいな食感の丸い中太麺。しかもこのお店は普通よりも多いので嬉しい!

トラックの運ちゃんであろうおじさんが背中を丸めて食べてるのを見るとなんか不思議な気持ちになる。

旅は始まったばかりだ。