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【 ラーメン 】ファミリーレストランデリシャスのえびそば大盛はボリュームも味も満点満足!!

ファミリーレストランデリシャスは石巻でボリュームある料理を提供することで定評があります!得意なのは中華!お腹一杯食べられます!

その日私は何を食べるか悩んでいた。
悲しいことに我が家にはあまり食材を備蓄してはいない。
ベーシックなもので納豆、卵、海苔などだ。とりあえずあればご飯を食べるのに不足はない最強の布陣。これにイカの塩辛なんぞあれば幸いだが、そんな高級なものがあるわけがない。何よりも肝心要の米がないのだ。

しかも外は寒い…。ドラッグストアでペヤングでも買ってくるか?と悩んでいたが1日過酷な労働をしてきてディナーがペヤングでは私が可哀想!と思い結局出かけることにした。

高規格道路を爆走し向かったのは

『ファミリーレストランデリシャス』さんである。

何を食べても美味しい上に量が多いと評判だ!量が多いということは私が幸せになれるということだ。

意気揚々と店に入ると温かく迎え入れられ大体いつもと同じ席に座る。

女将さんが登場し
「あれよく気付いたね~あれ私のへそくり!」

へそくり!?やっぱす!!(笑)

そう『あれ』とはデリシャスの創業者(?)の肖像画の後ろに少しだけ見えていた謎の紙である。

いろいろと想像をかきたてるチラリズム…!

人というものは完全に見えているものよりもチラッと見えたものが記憶に焼き付くというものだ。
私はあれがなんなのか気になって気になって夜は8時間しか寝れなかったしご飯は3度しか喉を通らなかったくらいだ。
田中隊長に調査を依頼するか悩んでいたが謎が解けたので溜飲が下がった。

こういう冗談が飛び交う会話が出来るのもこの店の魅力でもあるし家庭的でいい。デリシャスに行くというよりはデリシャスに帰るって感じだ。

さて、メニューに目を通す。

デリシャスはなにげに平日の方がメニューが充実しており、選択肢が多い。どれもこれも美味しそうに見えるが密かに去年から気になっていたのが『えびそば』である。
昨年食べたえびかけ飯が美味しかったので大いに期待が高まる。これだ!しかも大盛りでいく!!

注文を終えると安心して寛いだ。
ガチャガチャしてない落ち着いたインテリア。

花輪君やスネ夫の家に付いてそうなヘリコプター。

そして、頭の中で鬼のパンツを口ずさんでいたら

着ドーン!!でかーい!!

プリップリの海老が入っている。餡掛けなので湯気が出ていない…これは不用意に口の中に放り込むと火傷するから気を付けろっ!

スープは透明な塩スープ。とても良い香りだ。概ね想像していた香り。それはとても懐かしい気分にさせてくれるノスタルジックな匂いだ。
残念ながら変わらない味というものは存在しない。時代によって食材も変わるし、加齢と共に味覚も変わる。もちろん料理人が変われば味も変わる。でも心の中に残された味の記憶だけは変わらない。それに近い匂いに出会った時に懐かしいって気持ちが溢れてくるのだ。

麺は石巻の製麺所である『島金』の細縮れ麺。石巻の中華そばというとこの麺が特徴と言える。石巻愛を感じる。港町ということもあってか早く茹で上がり素早く提供されるものが好まれるのだ。全国共通だが漁師というものは気が短いものだ。ディスってるわけではないのだが潮の流れを読み漁期に対してシビアだからだと思う。

ご覧の通りのプリップリの海老。噛むとパチンと弾けるような食感と歯の隙間を抜けるような感じが堪らない。塩スープを含んだ味わいは思わず頬を綻ばせる。

シャキシャキの野菜がたっぷり!絶妙な塩味で味付けされた餡掛けとよく合う。普段から野菜が不足気味なのでたまらなく嬉しい。その彩りもまた食欲を誘い心なしか贅沢な気持ちに誘ってくれるのだ。

早速スープからいただきまして…おっふ!熱い!けど美味い!
仄かな塩味が舌の上を滑っていく。そして、野菜を…ほっふ!ほふぁ!ほぅ!熱い!!でも美味い!

細麺を引き上げ掃除機のように啜る。このいくら食べても減らない幸せ。

この食べるということは私の人生において最高に楽しめるアクティビティだ。これ以上の楽しみはないと言っても過言ではない。


私は僅かばかりのお金を出すだけでこんなに美味しいものを堪能できるのだ。それこそ料理人の卓越した技術と研鑽を重ねた経験と知識をもってして作り出された料理は逸品である。

やめられない止まらないなんて某菓子のキャッチフレーズのように右手は丼と口の往復を繰り返す。
あっという間に完食完飲…!

そして、なんと胡麻団子なんていただきましておっ茶も!


ありがとうございます♪

 

胡麻のカリカリとモッチモチの食感のあとに訪れるあんこの甘味…なんという素晴らしさだ!
もうロマンティックが止まらない!

ごちそうさま~♪もう最高のエンターテイメントでした。

こうしてまたベルトのバックルを破壊する勢いで食べ尽くして店を出た。雪がちらつく寒さだったが私の頭からは機関車トーマスのように湯気が立ち上っていたであろう。

外は寒いが心は温かくなったのであった。

次は……ステーキ丼セット!!と心に決めて帰路へついた。

追記

が、実はまだステーキ丼セットを食べたことがない。

私にとってステーキはロマンだ。ステーキは私を幸せにしてくれるに違いない。

【 ラーメン 】仙台の麺や 鳳園 (ほうえん)の支那そばはサンドウィッチマンも愛した郷愁の一杯!

あのサンドウィッチマンも愛してやまない仙台の老舗ラーメン屋の 鳳園 (ほうえん)で真っ黒な支那そばを食べてきました!

目次

プロローグ

交通事故の件で弁護士さんと打ち合わせをすべく仙台へ赴いていた。オミクロン株が猛威を振るい日々感染者を爆増させている昨今だが、遅かれ早かれ全国民が一度は感染するのではないか?と考えている。

かといって感染対策を疎かにするのではなくやれることはやり、ベストを尽くすが感染したら仕方がないと諦めているのだ。

しかし、交通事故というのは面倒くさい。

被害者になるといろいろ書かねばならぬ。そしてあれやこれやと動かなければならないのだ。

そうでないと必要な示談金が支払われないのだ。

無事に話を終えて事務所を出た頃はお昼になろうとしていた。朝はさらっと済ませたために空腹は限界だ。どこか食べるところは…仙台は美味しい店がたくさんあって選ぶのが難しい。優柔不断な私はあれこれ頭の中で候補を探すがいまいちビビッと来るものがなかった。

かといって歩行する距離にも限界がある。理想としては帰り道にあれば…ん?

外観

なんだ?行列が出来ているぞ?

見た感じかなりレトロ…ここだけ昭和みたいな風情だ。

支那そば…か。このボロボロの店舗なのにこの行列…支那そば…これはまさに私が求めていたお店ではないか!?と意気揚々と行列の最後尾に並んだ。体力的に立ちながら並ぶのは大変なのだが、前に三人ほどしかいなかったので潔く並んだのだ。これから歩いてもこういうお店が見つかるか保証はない。一期一会なのだ。

ここは晩翠通りに位置する

『麺や 鳳園 (ほうえん)』さんです。

いやあ、ワクワクするなぁ…支那そばって響きがいい。きっと黄色い細縮れ麺に狐色の透明なスープが出てくるに違いない。まさに昭和レトロなラーメンってわけだ。

しかし、空腹と腰痛を抱え並ぶのはきついものだ。まだ5分しか経っていないが何度も心が折れそうになる。それにしてもなかなか客が出てこない。別に出口があるのか?と思うくらい長く感じる。10分ほど経ってからようやく一人が出てきて代わりに一人が入る。中を見ると結構狭いようだ。そしてようやく私の番。中に入ると カウンター5席の小さなお店。奥に座敷席もあるのかな?

メニュー

まだ前の客が食べていた食器が残る席に着座しメニューを見る。

小さな店だがメニューは豊富だ。ここは一番人気の支那そばだろう。

ガラスで仕切られた厨房にいる店主さんに注文する。白衣に身を包み白い防止。いかにもラーメン職人といったオーラを感じる。

しかしガラス越しの上にマスクだからなかなか伝わりにくい。私は喉が弱いために普段から蚊が鳴くように喋っているがここぞとばかり『いかりや長介』のように大きな声でオーダーした。

するとすぐに茹で玉子が出てきた。

今時太っ腹なサービスじゃないですか?これは嬉しいよね。昔の天一(天下一品ラーメン)を思い出す。ラーメン到着までの間茹で玉子を食べて待つなんて昭和レトロだなぁ…いいな、この店。

ビジュアル

注文から5分くらいで

着ど…え?えぇぇぇっ!?

真っ黒!!

思ってたのとまるで違う!!こんな黒いの角田ブラック以来だな…固形物の食べ物に関してはサルミアッキとゴリラの鼻くそ以来だ。大丈夫かこれ?

その中に浮く緑がとても映えている。これだけ見るとそうめんのつけ汁みたいだ。

どれ…ってちゅあっったっッッッほをぉぅっ!?

丼がめちゃくちゃ熱い!!

これは不用意に触らぬ方が良い。

スープ

レンゲは私の苦手なタイプだ。鍋から掬ってお椀に移すなら良いが直接掬って飲むには人間工学に基づいてない角度がなんとも言えない。なんかお玉から直接味見をする料理人みたいになってしまう。唯一の利点は水没しないことだ。どれどれ一口…ズズ…。

ッッッ!?

これは見た目とは裏腹に全然塩っぱくない!!いや、むしろ仄かな甘味すら感じる。思った以上にマイルドだ。昆布の旨味と甘味、魚介の出汁がほんのり効いている。見た目の黒さに驚いたが意外なくらいにあっさりした味わいだ。それでいて旨味が結構後を引く。これは美味い!!

どれどれ麺はというと

黄色の中華麺キターッ!!けど黒いスープを纏っており、鍋の〆のうどんみたいな色になってる!!それでいて結構やわらかめな湯加減。麺については好き嫌い分かれるほど両極端ではないだろうけど、それといって特徴的でもない。でもかなりノスタルジックな気分を味わえる。

具など

チャーシューもスープを染み込ませてすき焼きの肉みたいになっている。柔らかくてとても美味しい。

とにかくスープによく合うチャーシューだと思う。

そして驚くべきことに…

炊き込みご飯がサービスでありました!

小さなお椀に大盛である。

これは有無を言わさず出されるようだ。支那そばはとにかく熱々で食べるのに時間がかかる上に麺が多い。炊き込みご飯とのセットで食べるのに時間がかかるのだ。

エピローグ

それにしたってこの値段でこのサービスはすごい!こじんまりしてるとはいえ仙台の晩翠通りに店を構えているのだ。この値段で儲けは出てるのだろうか?まぁ、出てるから続いてるわけだけど店主さん一人で丼洗う暇も無さそうなのに客は次々とやってくる。

あのサンドウォッチマンのお二人も訪れていて思い出の味と豪語するほど。私は偶然訪れてそのことを知ったのだが、ラーメンってやっぱり思い出になるんだなぁ。出来ればこのこじんまりとしたお店のまま末長く営業を続けてほしいと思うのであった。

また一つお気に入りの店ができた。

そして、ブログを始めたおかげで新しい出会いに恵まれてきているような気がするのだ。

また行こうっと♪

【 ラーメン 】 ファミリーレストランデリシャス の限定味噌かけラーメン

目次

ラーメン食べたくなるきっかけは突然に!

お昼に支那そばや石巻で美味しいラーメンを食べた後は帰宅し大人しく確定申告書類を作成していた。

レシートや領収書の束が暴力的だ。

800万円分くらいの厚みがある。

それだけお金を使っているわけだが高額なものは無い。

ボールペン1本とか印紙一枚とか…。

飛び抜けて多かったのはガソリンと灯油代だ。

仕事するにはどうしても必要になるが価格がバカみたいに高くなったので使用量は一緒でも単純に1.5倍となっている。

なら税金は半分かというとそうではない…上手く金持ちになれないように出来てるんだな…。

20年前はリッター90円時代だった。

でも20年前の車なんて燃費が良くなかったんだよね。せいぜい20キロ(実燃費16ぐらい)で最高燃費だったわけだ。

だからガソリン価格が上がっても現代の低燃費の車に乗っていれば大した差はないのですよ。故障も少ないし。

問題なのは20年前の車に乗っている私なんです!リッター10kmの高燃費は辛い!

さて、昼寝を楽しむかとそのままソファーへゴロ寝を始める。

奇妙な夢を見た。

どこかのクラブでポールダンスを見ている。

ダンサーが艶かしくポールダンスをしているがその女性がとんでもなく剛毛だった。

「なんじゃあ!そのとんでもない脛毛はぁ!?」

たぶん寝言でも言ったかもしれない。

その剛毛の女性がポールダンスをしてるのを見ているとポールに脛毛がグルグルと巻かれていき徐々にその体は上へと登っていくというかなりシュールな夢だった。

目が覚めたら夕方である。

おいおい、せっかくの日曜日を剛毛のポールダンサーを眺める夢を見て終わりか?寂しい人生だな、おい。

一応自宅で夕食は済ませたのだがかなり物足りない。

かといって寒いから出たくはない。諦めて録画しておいた

ラーメン大好き小泉さん

を鑑賞していた。すると…沸々と…心の中に沸き上がる想いが溢れてきた。

ーなんかラーメン食べたい!

そういうわけで『鬼のパンツ』を口ずさみながら服を着替えて家を飛び出した。

いざ ファミリーレストランデリシャス へ!

高規格道路を爆走し向かったのは石巻。女川ICで降りて到着したのは

ファミリーレストランデリシャス さんです!

なにげに今年初訪店だった。

日曜日だから混んでるだろうと思ったがそうでもなかった。

すんなりと席へと座りメニューを見ることなく

「限定の味噌かけらーめん下さい!」

と秒速オーダーしました。

スタッフのお姉さんはマスクが透けて見えるほどの満面の笑みを返してくれた。

しかし、味噌かけらーめんとは思いきったなぁ。私はあまり味噌ラーメンを食べない。

なぜか?

どこで食べてもそつなく美味しいからだ。

よほど不味い味噌を使わない限り不味く作る方が難しいと思える。

だからこそハードルが高くなり、多様な味噌ラーメンの中から好みにあった味に巡り逢うのが難しくなるのだ。

ゆえに味噌ラーメンをオーダーするのはつまらなく感じるのだ。

味噌ラーメンは具が多いか少ないかがポイントで味は変わりなく味噌なのだ。

味噌ラーメンでかけラーメンにするのは難しいと思う。

味噌ラーメンというと野菜たっぷりで食べるものだ。

必ずと言っていいほどモヤシが大量に入っている。

味噌スープと野菜の相性が良いのはその通りなのだが、濃厚な味噌となると塩味が強くなってしまう。

それを和らげ、野菜の甘味を加えることで完成となる…と思うのだがあえて具無しの『かけ』で来たかぁ~。

具で誤魔化しは出来ない。

これは少し辛口コメントになるかもしれないな。

これが限定味噌かけらーめん!

ファミリーレストランデリシャス 味噌かけらーめん

着ドーン!!

本当に潔いくらいの 味噌かけらーめん でした。

ビジュアル的にはシンプルで映えるものはない。

茶色一色っ!

でもこういうのが私は大好きです!

具がごちゃごちゃしてるのはあまり好きではないのですよ。

ん~…香りは味噌ですね!でも、ん?

スープは濃厚で柔らかい旨味

お、おお~なんだろう!?

めちゃくちゃトロトロしてるスープ!

レンゲの先を見るとわかるけど温めたゼリーのようなとろみがありますね!

さて一口…おん?

ビックリするくらい塩っぱくないのに濃い!とてもクリーミーな味わい。

ほんのり甘く塩味にトゲがない。

口当たりもとても良い。

干からびた唇に優しい。鶏…なのかな。そして後味にほんのり鯖だし?に近いような香りを感じる。

気のせいか。

ああ、なんか複雑に絡み合う味と香りだ。

想像していたのとはまるで違う。

限定なのにあえてビジュアル的に映えない『かけ』での提供に踏み切る理由がわかった。

このスープはすごい手間をかけている!

てっきりニンニクを効かせた大味なものかと思っていたが味噌のコクと鶏ガラとダシの旨味が融合した上品かつ濃厚な味わいのスープだ!

麺はモチモチの本場札幌に近い食感

それに合わさる麺は中太縮れ麺。

さすがわかってるねぇ~味噌といえばこの麺ですよ!どれどれ…。

おっほ♪

モチモチのアルデンテの絶妙な茹で具合だ。

これに濃コクな味噌スープが絡み合い顎も舌も幸せにしてくれる。

札幌の味噌ラーメンもこんな感じで固めの食感なんだよねぇ。

なんてこった!

この味噌かけラーメンは良い意味で期待を裏切ってくれた。

シンプルな豊かさとはまさにこの事だ。

私が今までに食べたことのない味噌ラーメンだ。

具は選ばれし少数精鋭!メンマ、煮卵!

添えられるメンマは太い!

モキュモキュした食感がたまらない。このチョイスもまた心の琴線に触れるものだ 。

私がアメリカ人なら

「オーマイ!クレイジー!!ジャパニーズミソヌードル!!グレイテストメンマーッ!!」と絶賛していたろう。

味玉も美味しい~。ありがとうございます♪

私はやはり麺とスープがじっくり味わえるかけラーメンが好きなんです。

貧乏人の味方!かけラーメン最高!!

好きにトッピング出来るのもまた楽しい。選択肢は多様だ。

ここに追い飯してラーメン雑炊にして食べたら美味しかろう…!

私の両手は丼と口の往復を繰り返している。もう止まらない。このロマンティックが止まらない~♪

あっという間に完食完飲!!

いやぁ~、地味なビジュアルに騙されますね。人によって味噌ラーメンに求めるものは違うだろう。

例えばコーンが必須!バターが無ければ嫌!など。

だけどあえてそれらを加えずに麺とスープだけで勝負する。

そう、オリンピック開会式でアカペラで国歌を歌うようなあの荘厳な雰囲気さえも感じる一杯でした。

ご馳走さま!!

レギュラーメニューでさえも豊富で何を食べたらいいのか迷うのに限定メニューでも楽しませてくれるデリシャスさんは実に食のエンターテイメントだと思う。

地味な味噌

かけらーめんのビジュアルに危うく騙されて食べ逃すところでした。

おっ紅茶までいただきましてもう~至れり尽くせりで…!至福の時を過ごさせていただきました。

次は何を食べよっかな~♪

店舗情報

ファミリーレストランデリシャス

住所…〒986-0861 宮城県石巻市蛇田新下沼32−5

電話番号…0225-93-0163

営業時間…11時~14時30分、17時~20時

定休日…毎週火曜日

超雑記ブログなのでいろいろ書いてます!

四コマ漫画 あいらぶ日曜日!…底辺労働者のソラノさんがニートを目指す奮闘記!

【ラーメン】食べ納メン!ファミリーレストランデリシャスの限定四川麻婆まぜそば

【 中華麺亭 むらさき屋 利府本店 】利府の超人気店のメンマそばは○○だった!!

【 ラーメン 】 支那そばや石巻 の塩かけらーめん

支那そばや石巻 で塩かけらーめんを食べてきました!

今日はダイヤモンド日曜日!!カレー鍋の後に鍋の底に焦げ付いたカレーをこそぎ落とすような労働をしている私にとって待望の日曜日!

ヒャッホー!最高だぜ!!

私のテンションは朝から限界突破している。ベッドから飛び起き変な体操をしてからウォーキングを始める。気分は最高潮だ。朝日を眺めて体内時計を微調整し朝食は軽くコンビニ飯で済ませてからこのホームページのリニューアル作業に入る。

作業をしながら珈琲を飲み、ふと目についたヤフーのカメラ検索で撮影すると自分にそっくりな芸能人を検索してくれる機能で遊んでいた。きっとYOSHIKIとかカッコいい芸能人になるのではないかとめちゃくちゃキメ顔で撮影したらマックスむらいだった。

な、なんだって!?別にマックスむらいを貶してるわけではないが眼鏡以外合致してなくない!?と再びとっておきのキメ顔披露したがマックスむらいだった。うむー…。と時計を見たら昼に近付いていた。

「麺を食いに行くか?」と 暇そうにしている親父殿に声をかけると

「ウホッ!支那そばやか!?」と一瞬ゴリラが憑依したのか?と思うような飛び抜けるリアクションを披露した。以前に食べて以来ファンになったようだが親父殿は糖尿病と高血圧という人生ビンゴのリーチがかかっているために麺類は控えているのだ。だが月に1度くらいは夢を見せてやろうと連れていくことにした。

颯爽とポンコツ軽に乗り込み高規格道路を爆走し到着したのが

支那そばや石巻さんです!

支那そばや石巻 券売機

数日前に二代目店主さんが怪我をしてしまい臨時休業になったようで心配していたのだ。以前は毎週足を運んでいたが今はもっと広く宮城のラーメンを味わいたいと思い足が遠くなっていた。残念ながら胃袋は無限なのに財布の中身には限界があるのだ。

実に1ヶ月ぶりだ。開店前から並ぶ。いつもはかけらーめん大盛りに味玉トッピングの豪華仕様なのだが親父殿の分も出さねばならんのでかけらーめんのみ…貧乏はツラいぜよ…!

県内でも猛威を振るうオミクロン株の影響なのか満席になることはなかった。店内に入ると懐かしいようなとても良い香りが…ラーメン自体一週間ぶりだ。平日はカップ麺すら食べない。

カップ麺は高級品なのだ!!一日の食費を最大500円までと決めている私にとってはカップ麺など贅沢品である。

支那そばや石巻 店内

さて、着座しかけらーめんの到着を待つ。二代目店主さんの怪我の影響は心配だったがいつものように動きはキレッキレだ。大事には至らなかったようだ。ひと安心だ。

サポートするスタッフさんも手際が良く次々とラーメンを完成させてゆく。

そして

支那そばや石巻 塩 かけらーめん

着どど~ん!!

塩かけらーめんです。ふわぁぁ…私の低スペックスマホでもかなり美味しそうに撮影出来ました。肉眼で見るとこの100倍は美味そうに見えます。

いや~…もう香りが…鼻穴全開にしてダイソンの掃除機のように美味しい匂いを吸引する。

あらら?味玉入ってる…もしやこれは…店主さんのお気遣いに感謝します!ありがとうございます!

支那そばや石巻 塩 かけ ラーメン スープ

刮目せよ!このスープ!!程よく浮いた油が光ってる!生唾が止まらないので口をすぼめて吸うと熱さと旨味と香りのトリプルコンボだ。耳から蒸気がピョーッと噴き出すのではないかと思うくらいに熱々のスープに鼻から目玉の近くの小さな穴からも香りが出てくるような繊細な味わい。とにかく穴という穴が幸せになる。

支那そばや石巻 塩 かけらーめん 麺

麺は塩スープに良く合うパッツンと切れる歯応えが面白い細麺ストレート。全粒粉入りで小麦の香りも仄かに感じる逸麺だ。

ゾゾゾと啜れば※落合さんも「ヤバいヤバい!これヤバいから!」と頷くのではないだろうか!?(※YouTubeのオカルトチャンネル『ゾゾゾ』に登場する人。ぜひ麺チャンネルもやってほしい!)

支那そばや石巻 味玉

そして終盤にはレンゲの味玉割り。うっはぁ~!トロッとプリンとしてやがる!!(カイジ風)

このラーメンを食べている以上の幸せってなかなか日常じゃ得られないよね!?焦げ付いたカレー鍋の底を擦るような汚れ労働をしているわけだ。どこに幸せがあると思う?せめてこのカレー鍋を食べたのは倉木麻衣さんなんだと自己暗示をかけて焦げたカレーをシコシコ擦るのだ。うぅ…。

10分程度で完食完飲!!

し・あ・わ・せ♪

私の幸せパロメーターは天井を突き破り最高潮だ。ここから夕方に向けて急落するのだが…。

私はたった数百円出すだけでこんなにも幸せを得られるのだ。ここにいる人全てがその時間を共有している。そういう意味では大変貴重な人生の時間を謳歌しているというわけだ。

こうして意気揚々と帰宅し地獄の確定申告書類を作成するのであった。貴重な休みよ…。

【ラーメン】 五福星 のだし中華そば

その日は健康診断で労働はお休みだった。いや、休んだ。

お休みだったのですこぶる体調が良かった!突き抜ける青空と共にテンションも爆上げである。

健康診断当日は朝食を抜かねばならぬ。はっきり言って腹が減りすぎて死にそうだ。

というわけで向かったのは泉区にある人気ラーメン店

『 五福星 (うーふーしん)』さんです。

こちらは宮城のラーメン店のレジェンド的なお店でいつも大行列なのだ。

実はこちらに移転してまもなくの頃に一度訪れたことがあるのだが二時間くらい並んだ記憶があり、足が遠くなっていたのだ。

だが朝ラーをやっているということでやってきました。まずは入り口で手指を消毒します…ん?おや?これは…。なんかハッカの匂いがするな。

朝ラーは三種類ある内から基本となる『だし中華そば』をオーダーしました。

待ちもなくすんなり入れましたね。久しぶりだな~…こんな内装だったっけ?月日は随分流れたんだなぁ。と感傷に浸っていたら

五福星 だし中華

着ドーン!!見た感じはうどんっぽい。ワカメが入ってるせいだろう。

スープは全く油が浮いてないあっさり系。

さて一口…むむ?

薄いなっ!?全く風味が…おん?もう一口…おろろ?更に一口…あらら?

味がわかるようになってきた!!いろんな味がする!最初の一口からかなり味を強く感じるようになってきた。

これは美味い!!

節系の後味が強く尾を引きます。

麺は中太のピロピロとした柔らか麺。

これかあっさりしたスープとよく合う食感。舌触りがとても優しくて柔らかさがスープの出汁の邪魔をしない絶妙なバランス。

ここまで到達するのにどれだけの時間と労力を費やしたのか想像出来ない…。

スープまで完飲!本当に美味しかった!

ごちそうさまでした!

後半にかけて味のビッグウェーブが押し寄せてきて最後の一滴まで飽きずに飲み干せました。さすがはレジェンド…!

だが…一つだけ気に入らないことがあります。

入り口で行う消毒なんですがハッカの匂いがして辛いです!

せっかくのラーメンの香りが全く楽しめませんでした…歯磨きしながら食べてる気がして…。自分の手からプンプン匂ってきてかなりのストレスを感じました。

そこが残念なところでした…。

今度行く時はマイ消毒液で対応することにしよう…!

【ラーメン】麺屋燈花の味玉金目鯛らぁ麺

金目鯛という魚をご存知だろうか?

キンメダイ目キンメダイ科の深海魚である。結局金目鯛かよっ!と言いたくなるが人間はホモ・サピエンスである。

ホモって付いただけで大きな誤解を招くが

『人類全てホモである』

小さな認識、大きな誤解と某自動車メーカーのキャッチフレーズのような感じだが学名というものはいろいろと調べると面白い。

例えばゴリラなのだが

と語っている内に到着したのが石巻市蛇田にある

麺屋燈花』さんです。

ほほう、金目鯛ラーメンとな…否、らぁ麺ですな。

なんとなく佐野イズムを感じる響き。

この前の店舗は火山という鍋焼きラーメンの店でした。私は結構好きだったんだけどなぁ…飲食の経営って難しいんだなぁ。

まだ新しい店舗なので綺麗です。

照明が明るくて清潔感のある配色のインテリアです。

颯爽と注文したのは

『味玉金目鯛らぁ麺大盛り(替え玉)』です。

スタッフのお姉さんに注文するとセルフの水を汲み喉を潤す。

ん~、店内には金目鯛の香りが漂っている。金目鯛は高級魚であり、日本人なら味を記憶していて思い出すのは容易だと思う。

小骨が少なく身がほぐれやすい、その上脂が乗っていて身がぷりんと皮から剥がれ食べやすいのだ。

ただ若干甘めの味わいのためにご飯のお供というよりは酒の肴というイメージの方が強い。

そしてゴリラの学名についてなのだが

とか言ってる内に着ドーン!!

ん~、いい香り。まごうことなき金目鯛。

そしてこのビジュアルの美しさよ。大きな穂先メンマと半生のチャーシュー、刻み紫玉ねぎと色とりどりに白い器とまるでアートのようだ。

スープは透明な塩。一口飲むと…

「キキキキ、金目鯛いぃぃぃーッッッ!!」

く、口の中で金目鯛が泳いでやがる!!

金目鯛の独特の旨味と脂っこさがあって割烹で出される高級な出汁感がある。

ちなみに金目鯛と名前が付いているが全く鯛ではない。親戚ですらない。名前に鯛が付いてるから鯛だと思われているなんとなく風評被害的な魚である。

体が小さいのに名字が大柄とか、猫なのにポチとか、実はめちゃくちゃ怖いのにピロリ菌とか名前で損してるのだ。

それで鯛出汁なのに云々というレビューもあるとかないとか。

例えばゴリラなのだが

おっと麺が伸びてしまう。麺は全粒粉入りの細麺、

これがスープによくあっている。固さも程よく喉ごしも良い。穂先メンマも大きくて食感もフニャフニャとコリコリが混在しており面白く美味しい。

チャーシューは薄切りでハムのような柔らかい食感。まるで豚しゃぶのような雰囲気で食べられる。

味玉はふんわりとした味わいにプリッとした白身と濃コクな黄身の味。これに関しては特別なものを感じなかった。

替え玉投入しましたが結構お腹が膨れましたね。でも替え玉システムはいいかもしれません。

麺大盛りにすると茹で汁でスープの味も変わってしまうので正解です。

ごちそうさま!

値段は高級魚を使っているし立地的にも妥当な範囲だと思う。たまに自分へご褒美という意味でも高級なラーメンを…らぁ麺を食べたい方にはおすすめですね。

何よりも金目鯛というのが新鮮ですね。こういう様々なジャンルがあるのもラーメン食べ歩きの醍醐味でもあるのだ。

また来ようっと♪

ところでゴリラの学名についてなのだが

【スイーツ】道の駅上品の郷のミックスソフトクリーム

とある日に上品の郷でソフトクリームを食べた話。

 

支那そばや石巻で美味しいラーメンを食べたあとはそのまま北上して河北町へと行きます。

道の駅『上品の郷』です。

上品と書いて『じょうぼん』と読みます。

上品の郷は個人的にお気に入りの道の駅でかつては併設されているレストラン栞でランチバイキングを楽しんだものです。

キャラメルプリン食べ放題!でした。他にも一杯あるんですけどそれが一番好きでした!!

それがにっくきコロナウイルスの影響で無くなりましたが刷新したフードコーナーはなかなか賑わっています。

こちらの道の駅には温泉が併設されているされており県内では珍しい鉄泉となっています。

新鮮なお湯は透明ですが酸化が進むと茶色に変化しますのでその日によって色が違います。使ったタオルはきちんと洗わないと翌日錆びだらけになります。

入浴料は平日550円でかなり安い。休日は750円です。

私の経験上温泉施設は1000円でもいいと思ってる。あまり安いと民度が低くなりますので…。洗面所の場所取りやトイレから浴槽へのダイナミック入浴!など。

でも本当は体を洗う前に一旦入浴してから洗った方がお肌にはよろしいとか。冬にはヒートショックなどもあるので頭や体をシャワーで流してから入りたいものですね。

無料休憩所でのんびり人の流れを眺めて休日気分を味わいます。ここ最近こういう流れで休日は心の中を空っぽにしてしまいます。

いろんな人がいるなぁ~こんなに人がたくさんいるのに自分の人生に関わる人は皆無なんだよなぁ…。不思議だよね。

 

私自身コミュ障ですし…いなくなった時の喪失感がとても辛いので避けてる部分もあります。

併設されているコンビニで肉まんと缶コーヒーを買いましておやつを堪能…って30分くらい前にラーメンを食べたばかりなのに…!

こんなんじゃいつまでも経っても痩せれない!

このままボンレスハムかドラム缶になっちまう!

頭は空っぽなのに腹は満タンです。

そしてメインのソフトクリームはフードコートの奥にあります。券売機で購入。

350円払っておばちゃんに渡します。

んん…正直に言うと私の方が捻り方が上手いと思うな。すたみな太郎で高さ約40センチのソフトクリームを作ったことがある。

チョコミックスです。こちらのソフトクリームはひじょ~うに美味しいですっ!!滑らかな舌触りと濃コクな味わいがたまりません。一緒に舌まで溶けて無くなりそうです。

そうしたら余計なことまで喋らずに済みそうです。口は災いのもとと言います。

たった1日しかない休みを十分に堪能し一週間のエネルギーを補充しました。

【孤独飯】レストランカープルのハンバーグ

世間はあと少しでクリスマスだという頃のお話。

私は日々の労働を終えて空きっ腹で帰路についていた。

なんとなくラーメンという気分ではない。例年クリスマスには一人でラーメン☆ビリーでラーメンを食べているのだ。

鼻息荒くして背中丸めて極太麺を啜っていると脳内ではかぐや姫の神田川か赤ちょうちんが再生されているものだ。

クリスマスも近い。ここは一つシャレオツなお店にするかと車を走らせた。

向かったのは南中山である。泉の長命ケ丘から愛の鐘通りを走り抜けた先にある。

レストランカープル』さんです。

むっちゃオサレな建物なのですぐにわかります。しかし、駐車場は狭いので要注意です。

ちょっとおじさんが一人で来るにはハードルが高いお店かもしれませんね。

店内もめっちゃオサレ…。お一人様ですと人差し指を立てるのが恥ずかしくなりますがマスクが透けて見えるくらいの笑顔で出迎えていただき安心しました。

席に座り周りを見ると家族連れやカップルが…隅のテーブルに一人でポツンと座っていると私の席だけネカフェな感じですね。さて、オーダーは…『ミラノ風ハンバーグセット』にしました。

注文し終えるとドッと疲れが溢れでてきました。浦島太郎みたいに老けていくのがわかる。

ぼんやりとしてるとあっという間に配膳されました。

おお、これがミラノ風ハンバーグ!!

めっちゃ笑顔のポテトがいい感じですね!では早速いただきます!

お!!ハンバーグがフワッフワ!こんな感じなのは初めてだ。おからみたいな柔らかさ。

口に含むとフワッと広がる肉の旨味とソースの濃く深い味わい。

歯が無くても食べられる柔らかさ…お、美味しい!ポテトもいい感じに香ばしくて美味しい。

この不思議な食感のハンバーグはここだけだと思う。とにかく柔らかくて口当たりが優しい。豆腐に匹敵する柔らかさ。

これは他のメニューも気になりますぞ。

お店の雰囲気もなんとなく家庭的で温かい。とても安心する空間。

お一人様なのでここは素早く食べてサッサッと退店。またいつかゆっくりと味わいたいものですね。今度は誰かを連れて……

行けるのか?

南中山ということで若干アクセスしにくい場所ではありますがここにしかないハンバーグがあります。とても良いお店なので足を運んでみてはいかがだろうか?

【仙台】作並定義さんの定義豆腐店の三角油揚げ

とある日。

なんとなく頭の中に過る思いがあった。

ー油揚げが食べたい!!

宮城県民なら誰もが思うのではないだろうか?

大倉ダムの脇を走り山を超えて行くと西方寺というお寺があり、そこの仲見世通りにあるのが

『定義(じょうげ)豆腐店』である。

仙台のソウルフードと言えば『ひょうたん揚げ』とこの『三角油揚げ』である。

このドでかい三角油揚げがたまらないっ!!揚げたてサクサクジュワっといただきます!!

備え付けの七味唐辛子と専用かけ醤油をたっぷりかけていただきます。一応お土産用の三角油揚げがあるのですが、この専用かけ醤油じゃないと本来の味がしません。この油げ専用に作られた醤油はどれほど長い時間をかけて研究してきたのかわかりませんが完璧な味わいなんです!

周りはサクサクアツアツで不用意に噛みつくと上顎火傷しますよ。

近くには自販機があるのですが…ほぼ選択肢がありません…もう選ばせない!って感じ。

もう一つの名物はこの『やきめし』です。

味噌とニンニクが塗られてまして、焼くとまた香ばしくてたまらないんですよ。

日曜祝日となると結構な賑わいでしてたくさんの人が訪れます。こんな山奥に…。

腹を満たしたらついでに参拝していきます。

この定義如来にはある謂れがありまして…

お参りすると一生に一度願い事が叶うそうです!

ちょっと待てよ…私は何度も参拝してるけど願い事をとても下らないことに使ったんじゃ……。

私『あー…ラーメン食いてぇ』

仏『叶えてしんぜよう』

私『ラーメンうめぇ!!』

ってな感じではないだろうか??

そういう意味では一生に一度の願い事ってなんだろうねぇ?

こちらが本堂ですね。とても立派です。

この雪を見てわかる通り、豪雪地帯です。仙台に雪は無くともこちらはどっさり…奥羽山脈を背負っているので当然と言えば当然。

こちらには立派な五重の塔があります。雪が似合うね~。なんか日本!!って感じがする。

定義さんと呼称され仙台市民からも愛されているパワースポットです。

ちょっとした旅行気分を味わうには丁度良い距離なので美味しい油揚げを食べて温泉地である作並や秋保でゆったりと温泉に浸かり英気を養うのが定番コースとなっているようです。

宮城にはまだ見つけていない浪漫がありますのだ!!

【石巻】北上運河と旧北上川

宮城県石巻市。

西の横綱が仙台市なら東の横綱は石巻市だ。

石巻は海に面した土地で地形的にも実にユニークだ。東北一の河川『北上川』が通っているので市内を小さな川がいくつか縦断している。

昔から運河として活躍したのが北上運河だ。

↓今回の場所はこちら!

Google Earthより

かなり広域な地図になりますが…。本当はGoogleマップなどを埋め込めばいい話なんですが…実はまだシステム面の整備が進んでなくてはめ込めませんでした…。

目の前は旧北上川。その奥に見えるのが上品山(じょうぼんさん)ですね。

なぜかこの場所に来ると心のパワーが補充される私的パワースポットです。

旧北上川の穏やかな流れと水鳥を眺めては心を落ち着かせます。缶コーヒーを傾けてね。

缶コーヒーってめちゃくそ不味いのにシチュエーションを彩ってくれるというか、その場を意味あるものにしてしまうよねぇ。

こうして缶コーヒーを飲んでるとしみじみと思うわけさ。

おっさんになったなぁって。

川に沿って歩道が整備されています。ウォーキングやランニングなどに最適です。

ここは走ったことはないけど元気に体が回復したら全力で走りたいなぁ。

これは旧北上川交流館。今は改装に伴って閉鎖中?

まぁ特に開いてたって何かあるわけじゃないけど…なんか写真か何か展示されていたんだっけ…?

この場所だと喫茶店とかなら案外いけそうな気がする。緩やかな川の流れを見ながら…。

まぁ、喫茶店なんて儲からなくて趣味みたいなもんだけどなぁ。大変な割に儲からないのが飲食店の辛み…。

私はなんの努力もしなくてただお金を出すだけでとにかく美味しいものを食べることが出来る。それが働く気力にもなっている。

食材を生産する人、それを運ぶ人、卓越した技術と知識と経験を基に調理してくれる人。全ての人の努力の結晶を私はお金を出すだけで食べることが出来て幸せになれる。

無論、犠牲になった命にも感謝します。命を繋ぐためには命を食べなければなりません。

その命のためにもくだらない人生にしてはいけないと思っている。

ほら、川沿いでのんびりしてるとこんな感じで一人であれこれ考えてしまう。

交流館の上は歩けるようになっていて小高くなっています。

絶景という程ではありませんが石巻はほぼ平らな土地なので結構遠くまで見渡せます。

なんかこうして見てると平和だなって思う。

北上運河にはたくさんの水鳥がいました。

運河沿いにはお洒落な喫茶店もあります。この界隈の雰囲気が好き。

わずかな時間ですが気持ちを落ち着かせました。

なんてことない川の風景でしたが自然に少し触れるだけで人間本来の生きる力を呼び覚ます効果があるのではないかと思ってます。

【食レポ】お持ち帰り処丼助新境町店の海鮮丼とイカ盛り丼!

世間的にはどんと祭。

地域によってはどんと焼きとも言う。宮城県ではあちらこちらの神社で行われている恒例行事だが私は全国的に行われているものだと思っていた。

正月飾りなどを神社で焼き払い、その煙を浴びると無病息災で一年過ごせるというものだ。

私も毎年どんと祭に行っては屋台で出してる甘酒を飲みながら焚き火にあたる。

我が町では焚き火が一切禁止されており、違反し見つかった際には罰金10万円を課せられるのだ。

なので生の火を見れるのはどんと祭ならではの醍醐味だ。そして裸参りが行われ褌締めた男達が焚き火の周りをグルグルと回るというダイナミックな競技が行われる。

だが今年は昨年に引き続きコロナ禍なのでかなり縮小した形で開催され人も集まらずに終わろうとしていた。

私は人集りを避けるために夕食はテイクアウトにしようと心に決めていた。

数日前に偶然グーグルマップで見つけた石巻市のテイクアウト専門のお店の

お持ち帰り処丼助新境町店』である。

もとは渡波地区にあるのだがその二号店として新境町にオープンしたのだった。

寿司屋が始めた海鮮丼屋ということで大いに期待が高まる。

蛇田を走り抜け国道45号線に合流、ファミリーレストランデリシャスの前を走り…おお、やはりお客さん入ってる!!相変わらずの人気ぶり。

ミニストップの交差点を右折して右側にある。ちょっと、照明が暗くて見落としてしまいそうだ。

お店に入ると爽やかな青年が応対してくれる。

予め注文は決めていたので

『海鮮丼とイカ盛り丼』を注文。

オーダーしてから5分足らずで提供された。めちゃくちゃ早い!!先客がいなかったとはいえ想定外な早さ!!

椅子に座った瞬間に起き上がり小法師のように立ち上がった。

帰りは高規格道路を走り急いで帰宅。

おお!!540円とは思えないクオリティー!!イカ盛りの方はご飯特盛です。

どんと祭の日にこういう海鮮丼が食べられるとは…いい時代になったものだ。寿司屋クオリティーな海鮮丼だ。

古来より寿司はお祝い事で食べられていたことで元の名前である『酢し』があて字によって『寿司』になったという。

寿を司るなんてなかなか粋なネーミングセンスじゃないか。

私がその時代に生まれていたら『刺身乗せご飯』としか思いつかないだろう。

最初にこの名を考えた人はご存じないがどんと祭ついでに裸参りで讃えるべきではないかと思う。

これが540円である。テイクアウトならではの低価格!

ネタは結構新鮮。ご飯も結構ボリュームある。マグロ、サーモン、イカ、イクラ、コハダ、ホタテ、甘エビ、ネギトロ、ガリ、ワサビで540円!!

これを観光地で食べたら1500~2000円くらいはすると思う!

でも別に観光地がボリ過ぎということではない。あれには調理する人、配膳する人、片付ける人、食器を洗う人など全ての人件費がかかっているのだ。妥当な価格なのだ。

それをテイクアウトにすることにより、人件費を削減し実現している安さだと思う。

イカ盛り丼はイカがたっぷり!!でも鮮度が若干落ちている感じ。

でも昨今においては不漁続きのイカ。スーパーの刺身盛り合わせにも入ることなく欠員となっているイカをこんなにたくさん食べられるなんて贅沢の極み…。

ご飯は特盛なのですが本当にめちゃくちゃ量があってぎゅっと詰められている。大飯食らいも大満足な量だ。

早速イカ盛り丼から…。

突然箸が折れますた…!!

いやぁ、それにしてもイカも甘くて美味しい!

続いて海鮮丼もいただきましたがどのネタも美味しくてあっという間に完食!

540円とは思えないクオリティーでした。この値段とクオリティーなら毎週食べられますし、家族で回転寿司に行くならこっちの方が安上がりで済みそう。

メニューもかなり豊富なので選ぶ楽しみもありますね。

これはしばらく通うことになりそうです!!

石巻の大満足なテイクアウト海鮮丼ごちそうさま!!

【孤独飯】デカ盛り!久美食堂の唐揚げ定食!

早朝5時に起きて職場へ向かい1日労働に勤しみ人生の1ページとしてはだいぶ余白がある日々を過ごしていた。

平日は朝も昼も夜も質素な物を食べている。犬や猫と何ら変わらない食生活だ。そうまでして倹約に励まないと私の薄っぺらい財布など猫のくしゃみにさえも吹き飛ばされてしまう。

普段は納豆ご飯→卵かけご飯→キムチご飯→納豆ご飯というエンドレスループで週に一度だけカレーを食べる。そして日曜日はラーメンだ。

普段からラーメンを食べているとどうしても感動が薄れてしまう。平日は麺断ちをして欲求不満を蓄積しておく必要がある。

カップ麺は高級だから食べない。

だがこの日はやけに腹が減っていた。まるでブラックホールのように無限に食べ物を吸い込めそうな気分だ。

とにかく腹一杯食べられる店…あそこだ!

と、やたらに渋滞する利府街道を走り仙台へと向かう。

私は免許取得以来右折が苦手だ。信号機が変わらないと絶対に曲がれない。私の人生は左折を繰り返してきたのだ。

こうして辿り着いたのが

『(有)久美食堂』さんです。

もう仙台市民なら説明不要と思われるかもしれないが、有名なデカ盛りの店として有名である。

かつて宮城にはデカ盛りの店というと八木山の佐々久、石巻の3A食堂、そしてこの久美食堂が名を連ねていたが佐々久と3A食堂は店主が高齢につき引退されてしまい伝説と化した。

今でも佐々久のザーカイ天定食は思い出深い方もいらっしゃるのではないだろうか?

久美食堂は狭い通りに位置してあり、その名は知るが一度も行ったことがない人も多いと思われる。

初見にてカツ丼の大盛りを頼んでしまい挫折を味わう人もいるだろう。

私が店に到着したのは18時50分だ。もうそろそろラストオーダーとなる。待ちは二人。一応店に入れば注文を受け付けてくれるから安心だ。でも店の中は若者で賑わっている。なかなか回転が悪い。

そりゃあそうだろう。みんな力士にでもなるのか?と思うくらいの飯の量だ。あれをちゃっちゃと食え!なんて酷でしかない。

だが、10分程度の待ちで着席することが出来た。

久美食堂といえばチャーハンなのだが、夜までチャーハンがあることが稀だ。というのもご飯は定食用とチャーハン用と分けて炊くこだわりようなのだ。昼前にチャーハンが無くなることもある。

ここで私がチャーハンを頼むと「すいません、無くなってしまったんです」とお店の人に断られてしまうのは大幅な時間ロスだしモチベーション的にも良くない。ここはストレートにお店に来る前に決めていたメニューを注文する。

「唐揚げ定食で!」唐揚げ定食では鉄板だ。迷ったらこれにしておけば間違いはない。カレーも捨てがたかったが隣の席の兄ちゃんがスプーンを持ったまま遠い目をして固まっていた。

皿を見るとルーが無くなり申し訳程度にご飯に付いてるだけになっていた。これは初心者がよくやるミスだ。最初の勢いに任せてカレールーを多めに食べてしまったがためにご飯が余るやつだ。チャーハンはどこから食べてもチャーハンだがカレーはルーが無くなればただの大ライスでしかない。

待っている間ブログの編集でもするかと思ったが久美食堂は他の客の様子を観察するのも楽しい。特に初心者は配膳された直後のリアクションがわかりやすい。

「え…マジで!?」と目がそう言ってるのがわかる。

10分ほど待って配膳された!意外と早い!

もう無理だwwwご飯の量が半端ねぇ!!

それに加えて唐揚げが…一つ二つ三つ…全力10個だ。

とりあえず食わねばなるまい。これで普通盛りか…大盛りってどんなんだ?

なかなかよい色の唐揚げ。香りも良い。

一つ一つはそんなに大きくはないので食べやすい。衣は薄くパリッパリの食感。中はアツアツジューシー!噛み合わせが悪いと歯茎を傷付けそうだ。意外にも味は薄味である。ちょっと大量のご飯をかきこむにはインパクトが薄いような気がする。

野菜もたっぷりだ。美味しい唐揚げだけど揚げ物とちょっと疎遠になりつつあるお年頃なので半分ほど食べたら油にちょっと苦戦している。ひじょ~にヤバい展開だ。隣の兄ちゃんはというとまだスプーンを持ったまま固まっている。彼は今過去の自分と向き合っているのかもしれない。きっとこの30分くらい前は「この店俺で今日の営業終了だから!」とカツカレーを注文したに違いない。その残骸から察するに白いご飯が残っているところにカツがあったのだろう。

私はとりあえず胡椒をかけて醤油を一滴しして味変を試みる。美味しいんだけど3個食べた辺りから油が口の中を支配して油の味しかしなくなっていたのだ。

豆腐に救援を求めるが小さいのですぐに無くなった。続いてお新香も然り…。お味噌汁は最後まで残しておかねばならぬ。最終手段として猫まんまにして流し込むからだ。

今は全力を以てして唐揚げを食わねばならぬ!残すなど言語道断!鶏のために私は食う!!彼らの命は私の血肉となり共に生き続けるのだ。

唐揚げ→飯→唐揚げ→飯→唐揚げ→飯と交互に食べ進める。

野菜は最後に口の中をさっぱりさせるために残しておく。

生まれた時からどんぶり飯と頭の中で半田屋のおかっぱの女の子が小躍りしていた。はっきり言っておっさんになってからどんぶり飯はきつい。

でも久美食堂の米は美味い!炊き加減が絶妙なのだ。でも量が規格外なのだ。この物価上昇でコンビニも底上げ弁当で「さらに美味しくなりました!」なんて誤魔化して売ってるのにこの店は決してブレない!!うちはデカ盛りでやってんだ!腹ペコを仙台からなくすためにやってんだ!という粋な気合いを感じる。この店の近くに相撲部屋があれば仙台出身の関取が一人や二人生まれていたかもしれない。

20分で完食!!ズボンのバックルがはち切れそうだ。隣の兄ちゃんはすでに食べることを諦め退席していたがテーブルに残された元カツカレーライスだった大ライスが残されていた。丁寧に置かれたスプーンがなんとなく寂しさを醸し出していた。まるで駐車場に整然と並べ置き去られた靴のようだ。

私の腹はもう限界。帰りの車の燃費はかなり悪化するかもしれない。

仙台の夜を堪能しつつ帰路についたのだった。

久美食堂はどんな腹ペコも千円以下で大満足させてくれる名店です。