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【ラーメン】 太平楽 六丁の目店 の中華そば大盛り

太平楽 の中華そばが食べたい!

仙台でも屈指の人気店! 太平楽 六丁の目店 で中華そばを食べる!

太平楽 は早朝から営業している人気店。魚介の香りが強くあっさりながらも濃いコクのあるスープとコシの強い麺が特徴的。人気メニューの中華そばを食べる!

目次

プロローグ

仙台で屈指の人気店である 太平楽 六丁の目店に行くという無謀!

 世間は日曜日。春の陽気も手伝い誰もが浮かれて過ごしているであろう日曜日に私は労働に励んでいた。

 あー、金は無い。
 働いているのに金は無いのだ。これには複雑な事情があり、明らかに節税対策に失敗している典型的な例で…などと考えてると腹が減った。

 ふむ、職場からは歩いて行ける距離にあるのが 太平楽 六丁の目店。
 こちらのお店は大変な人気店で早朝から
営業しているのが特徴。店舗前にある駐車場はたちまち満車になり駐車渋滞が生まれるほどなのだ。
 今日は徒歩で行けるなとウォーキングがてら行くことにしてみた。しかし、時刻は昼…まさにピークだ。
 私は並んで食べるのが嫌いなのだ。果たして並んでるだろうか?

注文方法

お店に入ってすぐに左側にある券売機で購入となります。

お店入口には段差があるので要注意です。さらには床が油によって滑りますので足元確認です!

私は毎回滑ってマイケル・ジャクソンみたいな動きになってしまいます。

入った瞬間に大きな声で『何名様ですかーっ!』と聞かれるので人差し指をトゥース!します。

注文したは『 中華そば 大盛り』です。

こちらは中華そばが細麺、ラーメンが太麺になっております。

席に案内されて食券を渡します。

ビジュアル

さやいんげんがとても映える!

店内はお昼時でも八割混みくらい。駐車場は駐車待ちの車が道路に数台出てました。

10分くらいで

太平楽 六丁の目店 中華そば 大盛り

着ドーン!!

スープから麺が見えるので相当な量だと思います。さすが大盛り!

海苔、チャーシュー、細切りメンマ、さやいんげんが飾られています。さやいんげんの緑が映えますね!

スープ

スープは背脂が浮いていない煮干しベースのやや濁ったタイプ。

魚介系の良い香りがします。臭みもないので魚介が苦手な人でも大丈夫そうですね。

表面にはうっすらと油が浮いてますが背脂はありません。一口飲むと鼻に良い香りが突き抜けます。口当たりもマイルドそのもの!

ストレート細麺ながらもコシが強く意外と顎が疲れる強麺!

博多豚骨を彷彿とさせるストレート細麺。これが意外とコシが強くて顎が疲れます。これには驚きました。

いい感じでスープを絡ませてくれるのでなかなか組み合わせ的には絶妙ですね。歯応えも噛むとパッツン!といった感じでとても楽しいです。

噛めばほんのり小麦の香りも楽しめますね。

エピローグ

しかし、大盛りは張り切りすぎました!食べても食べても減らない麺に苦戦しつつ完食!

 いやぁ、美味しかった!スープも最後まで飽きさせずに飲むことができた。
 美味しいラーメンを食って午後からも頑張れるのだ。あまりにも腹一杯過ぎて立ったりしゃがんだりがとても大変な感じになりそうですが…。

 さすがは人気店!接客、オペレーション、味など申し分なきものだ。
 また食べに来ようっと♪

店舗情報

太平楽 六丁の目店

住所…〒984-0004 宮城県仙台市若林区六丁の目東町2−10

電話番号…022-288-8710

営業時間…6時30分~10時、11時~14時

定休日…毎週火曜日

太平楽の公式ホームページ

【ラーメン】 自家製太麺渡辺 の らー麺特大 !ワシワシ麺を堪能し腹パンパン!

自家製太麺渡辺 のらー麺特大 が食べたい!

自家製太麺渡辺 の らー麺特大 を攻略する!

宮城で屈指の人気を誇る 自家製太麺渡辺 は煮干し香るスープに歯応え抜群のクセになる太麺がたまらない中毒性要注意の一杯!

目次

プロローグ

宮城県では渡辺が食われておる!「あー、渡辺食いてぇ…」と呟くと気が付けば 自家製太麺渡辺 の前にいた!

春の寒戻りでまさかの雪が降った平日。私は労働がお休みであった。

コロナもまだ落ち着いておらず緊急事態宣言が発令されていた頃よりも感染者が増えている今日この頃。

当社の混乱に比べれば日常を取り戻しつつあるのではないかと人間の順応性に感心していた。

悪天候な平日…これはあの『渡辺』を食べるチャンスではないか!さすがにこんな雨が降りしきる中で並んで食べる人もおるまいと車を走らせ向かったのであった。

うっほ!並んでますわよーっ!!でもここからならたぶん20分くらいだ。大丈夫!とおとなしく列に並んだ。

老若男女客層は様々だ。比較的若い人が多い。コロナ禍ではあるがこんなに並ぶものなんだねぇ。

ダクトの前に来ると食欲を刺激する煮干しの香りが…。実はここにも駐車枠かあるのだが駐車するにはかなりハードルが高い。

駐車するには車内を片付けておきましょう!

注文方法

やはり20分程度で入店出来た。ちょうど良い感じで空腹だ。

オーダーは入店して右側にある券売機で券を購入しスタッフさんに渡す形となっています。

私が注文したのは『 らー麺特大 (麺400g)』です。

混雑していてもとてもスムーズです。

ビジュアル

10分も待たずに

自家製太麺渡辺 らー麺特大

着ドーン!

麺量多すぎてスープが見えてません。煮干しの良い香りがします。

自家製太麺渡辺 の最大の魅力はこの見た目です!

このいかにも食えるもんなら食ってみろ!と言わんばかりの盛りの良さは他の追随を許しません。モヤシでかさ増しではなく単純に麺で圧倒するビジュアルは唯一無二の存在だと思います。

スープ

スープは煮干しメインの香り高いもの。

煮干しの他に鶏ガラや豚骨も使用しているのだろうか?実に奥深い味と香りです。煮干しはえぐ味を感じずに非常に美味しい。薬味のネギとの相性はとても良いです。

固くて太い麺を丼から掬い上げます。

自家製太麺渡辺 という看板通りの太麺は多くの客を魅了する歯応えと風味が自慢の逸品!

渡辺といったらこの麺。実は胡椒だけでも美味しく食べられることを知ってしまいました。

最初から固いのもポイント高いです。固めをオーダーしなくとも良いですね。尚、ヤワメは『超時間をいただきます』とありました。

添えられる具材はホロホロと柔らかいチャーシュー。麺が主役なのでこちらでは存在感は薄いですね。

柔らかいけどシャキシャキの食感の穂先メンマは 自家製太麺渡辺 ならではのベストチョイス!!

このメンマめちゃくちゃ好きです。柔らかいのにシャキシャキなんですよ!とても美味しいです。ゴワゴワ麺に柔らかいチャーシュー、そしてシャキシャキ穂先メンマと非常に物語性の高い一杯となっています。

  • 起…香り高いスープを堪能
  • 承…麺とチャーシューを味わう
  • 転…ひたすら麺と麺!
  • 結…穂先メンマと残ったスープを堪能

控えめに言って最高の時間を過ごすことができます。明らかに並んでる時間よりも喫食している時間の方が短いのですが、それを上回る幸せ時間の濃度が高いです。

エピローグ

待った甲斐があって最後まで美味しくいただきました。さすが渡辺!と感心せざるを得ないです。

そういえば『ナベリアン』という言葉を見つけました。これはラーメン二郎の熱烈なファンに対する呼称の『ジロリアン』のようなものでしょう。

多くの人を魅了してやまない渡辺だからこそ生まれた『ナベリアン』という言葉。私もいつかはナベリアンを名乗りたいと思った次第です。

店舗情報

自家製太麺渡辺

住所…〒981-3117 宮城県仙台市泉区市名坂新道18−1

営業時間…11時~14時30分

公式Twitterはコチラ!

自家製太麺渡辺Twitter

【ラーメン】 げっくりかっくりすいようび の味玉入り中華そば!

げっくりかっくりすいようび 』というユニークな店名はわらべ歌から由来してるらしいです。

その店名からは想像もつかない絶妙なスープと麺の味わいに夢中!

目次

プロローグ

その名は げっくりかっくりすいようび !?

その日私は交通事故で負った怪我の治療のために整骨院に訪れていた。本来なら病院に行くべきなのだが、病院の医師との関係も良好とは言えず行った所で1ヶ月分の痛み止めを処方されるのみなので行かないのだ。

整骨院の先生は結構食べ歩きが好きなようで良い情報源になっている。

そこで「変な名前のラーメンあるんですよ」と先生。ほほう、変な名前の…ガリデブチュウとか?

「そんな店あるんですか?wんーと、なんだったかなぁ… げっくりかっくりすいようび だったかな?」

「げっくりかっくりすいようびwww」

初めて聞いた店名に思わず吹き出してしまった。この店名を聞いてラーメン屋だとは思わないだろう。

治療を終えて早速検索してみると…本当にあった!ので向かうことにした。腹が減っていては夜は眠れない!!

場所は仙台市原ノ町!!

仙台市ガス局から行くと国道45号線と合流する坂下交差点がある。その交差点を右に曲がったすぐ先に入り口駐車場がある。奥の駐車場に行くための通路の脇に縦列駐車をする形で停めるようになるから気を付けた方が良いだろう。2台停められるようだ。

3、2と番号が振られてますが1はガムテープで消されてますね。

私は運転に自信がないので近くのコインパーキングを利用したのだ。

外観

げっくりかっくりすいようび にやって来ました!!

入り口はこぢんまりとしています。

外観は居酒屋チックで普通に国道を走ってたらラーメン屋だとは気付かないだろう。

注文方法

こちらは券売機で購入しての注文となります。

こちらは五千円札、1万円札は対応していないので両替は出来ますが事前に千円札を用意していた方がスムーズですね。

私が選んだのは『味玉入り中華そば大盛り』です。

店主さんに渡します。

味はいろいろとカスタマイズ出来るようです。申し出れば割りスープももらえるようです。これは拘りがあるお客さんには嬉しい配慮ですね。

ビジュアル

先客が一人だけだったのですぐに

げっくりかっくりすいようび 中華そば大盛り

着ドーン!!

ウホッ!美味しそう!!これはかなりそそられるビジュアル…!香りもいいぞ!

チャーシューも二枚とはかなり太っ腹!

スープ

げっくりかっくりすいようび のスープは濃厚な味わいの全力スープ!

スープの色は結構濃いめな印象。

さて、一口…。

うむ?ちょっとこれはかなり複雑な味わい!鶏ガラと煮干しかなぁ…。少しだけ煮干し?のえぐ味を感じる。

でも決して悪くない。この若干のえぐ味がまさにおじさん好みですねぇ。

年を取ると苦いのが好きになるじゃないすか?若い頃はサンマの内臓なんて食えなかったのにおじさんになってからはよく食べるようになった。

さてさて麺はというと…

普通の黄色い中華麺です。どこでも使っている普通の。これは…誰もが想像している中華そばの麺ですね。期待を裏切りません。

さて、一口…

ッッッ!?

なんだろう…スープの若干のえぐ味と麺のの風味が合わさり後味が最高に

美味い!!

これは計算され尽くされた味なのか!?明らかにスープ単体で飲むよりも味わいが違う!

凄い麺とスープの絶妙な組み合わせだ!

具材

具材は絶対的エースのネギ、チャーシュー、メンマの布陣。もう最強だろう。

チャーシューも特筆すべきものはないが普通に美味しい。

味玉もかえしに浸け置きしてるので味も染みてるはすだが、スープのインパクトが強すぎた。

ちょっと今回はあまり映える印象はなかった。

エピローグ

最後まで美味しくスープを飲み干せました。

いやぁ~、美味かった!

ちょっとクセが強いスープだけど、本当に中華そばを極めた美味さだと思う。店はこじんまりとしてるが店主さん一人で切り盛りしているようで落ち着く空間になっています。

漫画もたくさんあるので待ち時間も暇をすることはないです。

げっくりかっくりすいようび はスープに並々ならぬ労力を費やした至高のスープでした!!

店舗情報

住所 〒983-0842 宮城県仙台市宮城野区五輪2丁目13−9

電話番号 022-256-6031

営業時間 平日11時~14時30分
            18時30分~20時30分
     土曜11時~14時30分
     日曜 不定休

【 喫茶店 】仙台の カフェモーツァルトアトリエ の ベイクドチーズケーキ と珈琲で大人時間を満喫♪

仙台の カフェモーツァルトアトリエ で美味しい ベイクドチーズケーキ を食べてきました!

こちらの記事に登場するお店はYouTubeの『超ド底辺労働者の休日』で軽く紹介しております!

プロローグ

この日私は仙台へ用事があり赴いていた。オミクロン株が猛威を震い戦々恐々だが怯えているだけでは経済は回らないし、人生は泣いても笑っても一度きりなのだ。

日曜日に美味しいものを食べて英気を養うことも労働者にとっては大切なことである。

そこで用事を済ませ、近くのあの喫茶店を思い出していた。最後に来たのは10年くらい前になるかな。懐かしいな。

外観

ちょっと初見ではわかりづらいかもしれない。

向かって左側に見えているドアが入り口。駐車場は三台分ほどあるが、極めておすすめしません。

というのも状況によっては縦列駐車になるために奥に停めても手前に停めても出入りするのに面倒くさくなるし、珈琲が届いた途端に車の移動を余儀なくされることがあります。

そして狭い!

なので訪店の際には最寄りのコインパーキングを利用することをおすすめします。

店内

まずドアを開けると階段があります。

暗くて結構急なので注意しないと踏み外してローリング入店することになるのだ。しかし、とても雰囲気が良い。まるで廃墟探索に来てるようなワクワク感がある。

店内は結構お客さんがいて撮影は出来ませんでした…。天井の梁が丸出しで白く塗装されており、不思議な雰囲気の空間になっております。

運良く窓際のソファー席が空いてました。

注文

こちらのお店はオーダーが独特です。

私が入った時は店員さんが忙しそうにしていて特に詳しいアナウンスはありませんでした。

まず空いてる席に座って荷物を置くなりして確保します。それから席に置かれているプレートを持ってレジカウンターでオーダーし、プレートを置いてくるのです。メニューはレジカウンターにありますが悩まなければその場で、よく見たいときはレジカウンターから持ち出して吟味します。

レジカウンターで注文して代金は前払い制となります。喫茶店にしては本当に独特ですね。

水はセルフサービスになっています。

以前に来た時(10年くらい前)は気さくなマスターがいたのですが引退されたのか若い店員さんしかいませんでした。

接客はグーグルレビューで結構真摯なレビューを見かけますが、必要最低限の接客と捉えれば不満はないかと。

私が選んだのはベイクドチーズケーキとブレンドコーヒーでした。

珈琲とベイクドチーズケーキ

カフェモーツァルトアトリエ ベイクドチーズケーキ

ほどなくして配膳されました。すごくお洒落なコーヒーカップ&コースターですね。

ああ~珈琲の良い香りが…もう休日の香りですよ。これぞ休日って気がする。

私は普段は超ド底辺労働者をやっておりまして油や泥やシンナーにまみれて高所作業で冷風にあたり仕事してるのでこういう非日常は本当に幸せに感じます。

ホイップクリームにイチゴ、ブルーベリー、ミントが添えられてビジュアルも本当にお洒落です。

さて、一口…。

おほぉ~…舌の上でトロトロ溶けるような甘さがたまりません。そして珈琲を飲むとチーズの甘さが珈琲の苦味で引き立って香りと濃コクな味わいの二重奏です。

本当に美味しい…♪

窓から差し込む光りも柔らかくテラスの床に落ち込む木々の陰もまた優しい感じがします。

ちょっぴり贅沢な大人の時間。本来なら向かいの椅子に誰かが座ってるはずでしょうが、私の人生ではそれは望めませんでした…。

エピローグ

僅かな時間ではあったが穏やかな時間を満喫できた。普段は貧しさから贅沢など出来ないが、大人になるとこういう遊びが出来るから楽しいし働く意欲が沸くというもの。

そろそろ待ち合わせの時間だ。用事を済ませてお昼にしようと思う。

カフェモーツァルトアトリエはなんとなく仙台の時間を満喫できる喫茶店なのであった。また来ようっと♪

店舗情報

〒980-0813 宮城県仙台市青葉区米ケ袋1丁目1−13 地下1階 高田ビル

電話番号 022-266-5333

営業時間…11時~18時

【 ラーメン 】仙台の麺や 鳳園 (ほうえん)の支那そばはサンドウィッチマンも愛した郷愁の一杯!

あのサンドウィッチマンも愛してやまない仙台の老舗ラーメン屋の 鳳園 (ほうえん)で真っ黒な支那そばを食べてきました!

目次

プロローグ

交通事故の件で弁護士さんと打ち合わせをすべく仙台へ赴いていた。オミクロン株が猛威を振るい日々感染者を爆増させている昨今だが、遅かれ早かれ全国民が一度は感染するのではないか?と考えている。

かといって感染対策を疎かにするのではなくやれることはやり、ベストを尽くすが感染したら仕方がないと諦めているのだ。

しかし、交通事故というのは面倒くさい。

被害者になるといろいろ書かねばならぬ。そしてあれやこれやと動かなければならないのだ。

そうでないと必要な示談金が支払われないのだ。

無事に話を終えて事務所を出た頃はお昼になろうとしていた。朝はさらっと済ませたために空腹は限界だ。どこか食べるところは…仙台は美味しい店がたくさんあって選ぶのが難しい。優柔不断な私はあれこれ頭の中で候補を探すがいまいちビビッと来るものがなかった。

かといって歩行する距離にも限界がある。理想としては帰り道にあれば…ん?

外観

なんだ?行列が出来ているぞ?

見た感じかなりレトロ…ここだけ昭和みたいな風情だ。

支那そば…か。このボロボロの店舗なのにこの行列…支那そば…これはまさに私が求めていたお店ではないか!?と意気揚々と行列の最後尾に並んだ。体力的に立ちながら並ぶのは大変なのだが、前に三人ほどしかいなかったので潔く並んだのだ。これから歩いてもこういうお店が見つかるか保証はない。一期一会なのだ。

ここは晩翠通りに位置する

『麺や 鳳園 (ほうえん)』さんです。

いやあ、ワクワクするなぁ…支那そばって響きがいい。きっと黄色い細縮れ麺に狐色の透明なスープが出てくるに違いない。まさに昭和レトロなラーメンってわけだ。

しかし、空腹と腰痛を抱え並ぶのはきついものだ。まだ5分しか経っていないが何度も心が折れそうになる。それにしてもなかなか客が出てこない。別に出口があるのか?と思うくらい長く感じる。10分ほど経ってからようやく一人が出てきて代わりに一人が入る。中を見ると結構狭いようだ。そしてようやく私の番。中に入ると カウンター5席の小さなお店。奥に座敷席もあるのかな?

メニュー

まだ前の客が食べていた食器が残る席に着座しメニューを見る。

小さな店だがメニューは豊富だ。ここは一番人気の支那そばだろう。

ガラスで仕切られた厨房にいる店主さんに注文する。白衣に身を包み白い防止。いかにもラーメン職人といったオーラを感じる。

しかしガラス越しの上にマスクだからなかなか伝わりにくい。私は喉が弱いために普段から蚊が鳴くように喋っているがここぞとばかり『いかりや長介』のように大きな声でオーダーした。

するとすぐに茹で玉子が出てきた。

今時太っ腹なサービスじゃないですか?これは嬉しいよね。昔の天一(天下一品ラーメン)を思い出す。ラーメン到着までの間茹で玉子を食べて待つなんて昭和レトロだなぁ…いいな、この店。

ビジュアル

注文から5分くらいで

着ど…え?えぇぇぇっ!?

真っ黒!!

思ってたのとまるで違う!!こんな黒いの角田ブラック以来だな…固形物の食べ物に関してはサルミアッキとゴリラの鼻くそ以来だ。大丈夫かこれ?

その中に浮く緑がとても映えている。これだけ見るとそうめんのつけ汁みたいだ。

どれ…ってちゅあっったっッッッほをぉぅっ!?

丼がめちゃくちゃ熱い!!

これは不用意に触らぬ方が良い。

スープ

レンゲは私の苦手なタイプだ。鍋から掬ってお椀に移すなら良いが直接掬って飲むには人間工学に基づいてない角度がなんとも言えない。なんかお玉から直接味見をする料理人みたいになってしまう。唯一の利点は水没しないことだ。どれどれ一口…ズズ…。

ッッッ!?

これは見た目とは裏腹に全然塩っぱくない!!いや、むしろ仄かな甘味すら感じる。思った以上にマイルドだ。昆布の旨味と甘味、魚介の出汁がほんのり効いている。見た目の黒さに驚いたが意外なくらいにあっさりした味わいだ。それでいて旨味が結構後を引く。これは美味い!!

どれどれ麺はというと

黄色の中華麺キターッ!!けど黒いスープを纏っており、鍋の〆のうどんみたいな色になってる!!それでいて結構やわらかめな湯加減。麺については好き嫌い分かれるほど両極端ではないだろうけど、それといって特徴的でもない。でもかなりノスタルジックな気分を味わえる。

具など

チャーシューもスープを染み込ませてすき焼きの肉みたいになっている。柔らかくてとても美味しい。

とにかくスープによく合うチャーシューだと思う。

そして驚くべきことに…

炊き込みご飯がサービスでありました!

小さなお椀に大盛である。

これは有無を言わさず出されるようだ。支那そばはとにかく熱々で食べるのに時間がかかる上に麺が多い。炊き込みご飯とのセットで食べるのに時間がかかるのだ。

エピローグ

それにしたってこの値段でこのサービスはすごい!こじんまりしてるとはいえ仙台の晩翠通りに店を構えているのだ。この値段で儲けは出てるのだろうか?まぁ、出てるから続いてるわけだけど店主さん一人で丼洗う暇も無さそうなのに客は次々とやってくる。

あのサンドウォッチマンのお二人も訪れていて思い出の味と豪語するほど。私は偶然訪れてそのことを知ったのだが、ラーメンってやっぱり思い出になるんだなぁ。出来ればこのこじんまりとしたお店のまま末長く営業を続けてほしいと思うのであった。

また一つお気に入りの店ができた。

そして、ブログを始めたおかげで新しい出会いに恵まれてきているような気がするのだ。

また行こうっと♪

【ラーメン】自家製太麺渡辺のらー麺特大

その日、休みだった。日曜日以外に休みがあるなんて有り得るのだろうか?明日死ぬの?それとも地球が滅ぶの?隕石が迫ってきているの?などと思ってしまう。それほどにあり得ないお休みだ。

と言ってもやることはたくさんある。確定申告の書類を作らねばならぬ。お金がもらえるならまだしも搾取されるための書類を作らねばならぬのは私が馬で鹿なせいだろう。

学生時代に勉強していれば搾取する側になっていたかもしれないのだ。

散らばる領収書の山…カリオストロの城のルパンみたいにばら蒔ければどんなに気持ちがいいだろう。

鬱々とした気持ちで作業していたら時刻は昼である。おお!昼か!と車で向かったのは

『自家製太麺渡辺』さんです。

宮城県では片手五本の指に入る人気店。平日だからさほど混んでいない!というかそろそろラストオーダーの時間だ!ギリギリ入店できました。

迷わず食券機に千円をぶち込みケンシロウのようにボタンを押す。その時、間違って『らー麺特大』を押してしまった…。

大して腹は減っていない。事務作業だから当然だ。ヤバイな…でも間違ったとも言いづらいし…ええい!いけるだろ!と店員さんに食券を差し出した。

「俺はもう…死んでいる」

ハート様のように腹が割けるかもしれないと思ったが努めて平静を装いコップの水で唇を潤す。やたらに唇が乾く。

さすがは平日…それなりに混んではいるがとても静かだ。普段は結構人がいて黙食と言われても賑やかに話す人もいる。お店としては注意したくともグーグルレビューにああだここだ書かれるのもあるから注意しづらかったりするんだよなぁ…。

なーんて下世話なことを考えていると着どーん!!

ギョわぁぁ~凄いビジュアル!日曜日の私なら普通に食べたであろうが平日の私は低スペックなのでかなりキツイと思う。

なぜ間違えたし!?

バカバカバカ!私のバカ!

大盛りを頼んで残すのはご法度だ。眠っている私の潜在的なパワーよ…目覚めよ…目覚めるのだーっ!!

相変わらず太いワシワシ麺!

ふと思ったんだが…実は渡辺のらー麺って…胡椒と麺だけでも美味いんじゃね?

試しにスープに浸かってない麺に胡椒をかけて…ズルル…

反則的に美味いぜよっ!!

私は基本的にラーメンに胡椒は入れない派なんですよね。でも渡辺のらー麺はやたらに胡椒が合うのです!!

胡椒によって小麦の香りが引き立つのですよ。

もうどんどんいってしまいます!満腹中枢が働く前に胃袋の中へと収めてしまいますわよ!!

煮干しが効いてるスープが適度に麺にまとわりついて豊かな風味が広がっていきますね。

しかしここまで人気なのにインスパイヤ系が出てきませんね?私が知らないだけなのかなぁ…唯一無二のラーメンになってますね。ここまで安いとさほど利益にもなってないのでは?薄利多売というやつ…とも思ったり。

穂先メンマもシャキシャキとコリコリの食感があって美味しい。

ラーメンはスープが命!とも言われるけど渡辺は麺も命だよなぁ…というか麺が主役っぽい。麺に胡椒かけただけでも美味いなんて

どんだけぇーっ!!

スープは結構しょっぱいので完飲は出来ませんでした…。もう渡辺のらー麺は渡辺という食べ物なんだよ。

もう合言葉は『渡辺食いに行こうぜ!』

日本全国の渡辺さんが震え上がりますね!リアル鬼ごっこみたいな言葉が宮城県では飛び交ってるわけですよ。

『渡辺喰い』なんてB級ホラー邦画みたいな感じです。

『渡辺食いてぇ~…!』と徘徊するゾンビになりそうだ。

とにかく大満足で私も

「ひーでーぶー!!」することなく無事に退店出来ました!

もっと経験値を積めば超特大もいける!?

いや、無理か…w

ごちそうさま!また行こうッと♪

【ラーメン】 五福星 のだし中華そば

その日は健康診断で労働はお休みだった。いや、休んだ。

お休みだったのですこぶる体調が良かった!突き抜ける青空と共にテンションも爆上げである。

健康診断当日は朝食を抜かねばならぬ。はっきり言って腹が減りすぎて死にそうだ。

というわけで向かったのは泉区にある人気ラーメン店

『 五福星 (うーふーしん)』さんです。

こちらは宮城のラーメン店のレジェンド的なお店でいつも大行列なのだ。

実はこちらに移転してまもなくの頃に一度訪れたことがあるのだが二時間くらい並んだ記憶があり、足が遠くなっていたのだ。

だが朝ラーをやっているということでやってきました。まずは入り口で手指を消毒します…ん?おや?これは…。なんかハッカの匂いがするな。

朝ラーは三種類ある内から基本となる『だし中華そば』をオーダーしました。

待ちもなくすんなり入れましたね。久しぶりだな~…こんな内装だったっけ?月日は随分流れたんだなぁ。と感傷に浸っていたら

五福星 だし中華

着ドーン!!見た感じはうどんっぽい。ワカメが入ってるせいだろう。

スープは全く油が浮いてないあっさり系。

さて一口…むむ?

薄いなっ!?全く風味が…おん?もう一口…おろろ?更に一口…あらら?

味がわかるようになってきた!!いろんな味がする!最初の一口からかなり味を強く感じるようになってきた。

これは美味い!!

節系の後味が強く尾を引きます。

麺は中太のピロピロとした柔らか麺。

これかあっさりしたスープとよく合う食感。舌触りがとても優しくて柔らかさがスープの出汁の邪魔をしない絶妙なバランス。

ここまで到達するのにどれだけの時間と労力を費やしたのか想像出来ない…。

スープまで完飲!本当に美味しかった!

ごちそうさまでした!

後半にかけて味のビッグウェーブが押し寄せてきて最後の一滴まで飽きずに飲み干せました。さすがはレジェンド…!

だが…一つだけ気に入らないことがあります。

入り口で行う消毒なんですがハッカの匂いがして辛いです!

せっかくのラーメンの香りが全く楽しめませんでした…歯磨きしながら食べてる気がして…。自分の手からプンプン匂ってきてかなりのストレスを感じました。

そこが残念なところでした…。

今度行く時はマイ消毒液で対応することにしよう…!

【孤独飯】レストランカープルのハンバーグ

世間はあと少しでクリスマスだという頃のお話。

私は日々の労働を終えて空きっ腹で帰路についていた。

なんとなくラーメンという気分ではない。例年クリスマスには一人でラーメン☆ビリーでラーメンを食べているのだ。

鼻息荒くして背中丸めて極太麺を啜っていると脳内ではかぐや姫の神田川か赤ちょうちんが再生されているものだ。

クリスマスも近い。ここは一つシャレオツなお店にするかと車を走らせた。

向かったのは南中山である。泉の長命ケ丘から愛の鐘通りを走り抜けた先にある。

レストランカープル』さんです。

むっちゃオサレな建物なのですぐにわかります。しかし、駐車場は狭いので要注意です。

ちょっとおじさんが一人で来るにはハードルが高いお店かもしれませんね。

店内もめっちゃオサレ…。お一人様ですと人差し指を立てるのが恥ずかしくなりますがマスクが透けて見えるくらいの笑顔で出迎えていただき安心しました。

席に座り周りを見ると家族連れやカップルが…隅のテーブルに一人でポツンと座っていると私の席だけネカフェな感じですね。さて、オーダーは…『ミラノ風ハンバーグセット』にしました。

注文し終えるとドッと疲れが溢れでてきました。浦島太郎みたいに老けていくのがわかる。

ぼんやりとしてるとあっという間に配膳されました。

おお、これがミラノ風ハンバーグ!!

めっちゃ笑顔のポテトがいい感じですね!では早速いただきます!

お!!ハンバーグがフワッフワ!こんな感じなのは初めてだ。おからみたいな柔らかさ。

口に含むとフワッと広がる肉の旨味とソースの濃く深い味わい。

歯が無くても食べられる柔らかさ…お、美味しい!ポテトもいい感じに香ばしくて美味しい。

この不思議な食感のハンバーグはここだけだと思う。とにかく柔らかくて口当たりが優しい。豆腐に匹敵する柔らかさ。

これは他のメニューも気になりますぞ。

お店の雰囲気もなんとなく家庭的で温かい。とても安心する空間。

お一人様なのでここは素早く食べてサッサッと退店。またいつかゆっくりと味わいたいものですね。今度は誰かを連れて……

行けるのか?

南中山ということで若干アクセスしにくい場所ではありますがここにしかないハンバーグがあります。とても良いお店なので足を運んでみてはいかがだろうか?

【仙台】作並定義さんの定義豆腐店の三角油揚げ

とある日。

なんとなく頭の中に過る思いがあった。

ー油揚げが食べたい!!

宮城県民なら誰もが思うのではないだろうか?

大倉ダムの脇を走り山を超えて行くと西方寺というお寺があり、そこの仲見世通りにあるのが

『定義(じょうげ)豆腐店』である。

仙台のソウルフードと言えば『ひょうたん揚げ』とこの『三角油揚げ』である。

このドでかい三角油揚げがたまらないっ!!揚げたてサクサクジュワっといただきます!!

備え付けの七味唐辛子と専用かけ醤油をたっぷりかけていただきます。一応お土産用の三角油揚げがあるのですが、この専用かけ醤油じゃないと本来の味がしません。この油げ専用に作られた醤油はどれほど長い時間をかけて研究してきたのかわかりませんが完璧な味わいなんです!

周りはサクサクアツアツで不用意に噛みつくと上顎火傷しますよ。

近くには自販機があるのですが…ほぼ選択肢がありません…もう選ばせない!って感じ。

もう一つの名物はこの『やきめし』です。

味噌とニンニクが塗られてまして、焼くとまた香ばしくてたまらないんですよ。

日曜祝日となると結構な賑わいでしてたくさんの人が訪れます。こんな山奥に…。

腹を満たしたらついでに参拝していきます。

この定義如来にはある謂れがありまして…

お参りすると一生に一度願い事が叶うそうです!

ちょっと待てよ…私は何度も参拝してるけど願い事をとても下らないことに使ったんじゃ……。

私『あー…ラーメン食いてぇ』

仏『叶えてしんぜよう』

私『ラーメンうめぇ!!』

ってな感じではないだろうか??

そういう意味では一生に一度の願い事ってなんだろうねぇ?

こちらが本堂ですね。とても立派です。

この雪を見てわかる通り、豪雪地帯です。仙台に雪は無くともこちらはどっさり…奥羽山脈を背負っているので当然と言えば当然。

こちらには立派な五重の塔があります。雪が似合うね~。なんか日本!!って感じがする。

定義さんと呼称され仙台市民からも愛されているパワースポットです。

ちょっとした旅行気分を味わうには丁度良い距離なので美味しい油揚げを食べて温泉地である作並や秋保でゆったりと温泉に浸かり英気を養うのが定番コースとなっているようです。

宮城にはまだ見つけていない浪漫がありますのだ!!

【孤独飯】デカ盛り!久美食堂の唐揚げ定食!

早朝5時に起きて職場へ向かい1日労働に勤しみ人生の1ページとしてはだいぶ余白がある日々を過ごしていた。

平日は朝も昼も夜も質素な物を食べている。犬や猫と何ら変わらない食生活だ。そうまでして倹約に励まないと私の薄っぺらい財布など猫のくしゃみにさえも吹き飛ばされてしまう。

普段は納豆ご飯→卵かけご飯→キムチご飯→納豆ご飯というエンドレスループで週に一度だけカレーを食べる。そして日曜日はラーメンだ。

普段からラーメンを食べているとどうしても感動が薄れてしまう。平日は麺断ちをして欲求不満を蓄積しておく必要がある。

カップ麺は高級だから食べない。

だがこの日はやけに腹が減っていた。まるでブラックホールのように無限に食べ物を吸い込めそうな気分だ。

とにかく腹一杯食べられる店…あそこだ!

と、やたらに渋滞する利府街道を走り仙台へと向かう。

私は免許取得以来右折が苦手だ。信号機が変わらないと絶対に曲がれない。私の人生は左折を繰り返してきたのだ。

こうして辿り着いたのが

『(有)久美食堂』さんです。

もう仙台市民なら説明不要と思われるかもしれないが、有名なデカ盛りの店として有名である。

かつて宮城にはデカ盛りの店というと八木山の佐々久、石巻の3A食堂、そしてこの久美食堂が名を連ねていたが佐々久と3A食堂は店主が高齢につき引退されてしまい伝説と化した。

今でも佐々久のザーカイ天定食は思い出深い方もいらっしゃるのではないだろうか?

久美食堂は狭い通りに位置してあり、その名は知るが一度も行ったことがない人も多いと思われる。

初見にてカツ丼の大盛りを頼んでしまい挫折を味わう人もいるだろう。

私が店に到着したのは18時50分だ。もうそろそろラストオーダーとなる。待ちは二人。一応店に入れば注文を受け付けてくれるから安心だ。でも店の中は若者で賑わっている。なかなか回転が悪い。

そりゃあそうだろう。みんな力士にでもなるのか?と思うくらいの飯の量だ。あれをちゃっちゃと食え!なんて酷でしかない。

だが、10分程度の待ちで着席することが出来た。

久美食堂といえばチャーハンなのだが、夜までチャーハンがあることが稀だ。というのもご飯は定食用とチャーハン用と分けて炊くこだわりようなのだ。昼前にチャーハンが無くなることもある。

ここで私がチャーハンを頼むと「すいません、無くなってしまったんです」とお店の人に断られてしまうのは大幅な時間ロスだしモチベーション的にも良くない。ここはストレートにお店に来る前に決めていたメニューを注文する。

「唐揚げ定食で!」唐揚げ定食では鉄板だ。迷ったらこれにしておけば間違いはない。カレーも捨てがたかったが隣の席の兄ちゃんがスプーンを持ったまま遠い目をして固まっていた。

皿を見るとルーが無くなり申し訳程度にご飯に付いてるだけになっていた。これは初心者がよくやるミスだ。最初の勢いに任せてカレールーを多めに食べてしまったがためにご飯が余るやつだ。チャーハンはどこから食べてもチャーハンだがカレーはルーが無くなればただの大ライスでしかない。

待っている間ブログの編集でもするかと思ったが久美食堂は他の客の様子を観察するのも楽しい。特に初心者は配膳された直後のリアクションがわかりやすい。

「え…マジで!?」と目がそう言ってるのがわかる。

10分ほど待って配膳された!意外と早い!

もう無理だwwwご飯の量が半端ねぇ!!

それに加えて唐揚げが…一つ二つ三つ…全力10個だ。

とりあえず食わねばなるまい。これで普通盛りか…大盛りってどんなんだ?

なかなかよい色の唐揚げ。香りも良い。

一つ一つはそんなに大きくはないので食べやすい。衣は薄くパリッパリの食感。中はアツアツジューシー!噛み合わせが悪いと歯茎を傷付けそうだ。意外にも味は薄味である。ちょっと大量のご飯をかきこむにはインパクトが薄いような気がする。

野菜もたっぷりだ。美味しい唐揚げだけど揚げ物とちょっと疎遠になりつつあるお年頃なので半分ほど食べたら油にちょっと苦戦している。ひじょ~にヤバい展開だ。隣の兄ちゃんはというとまだスプーンを持ったまま固まっている。彼は今過去の自分と向き合っているのかもしれない。きっとこの30分くらい前は「この店俺で今日の営業終了だから!」とカツカレーを注文したに違いない。その残骸から察するに白いご飯が残っているところにカツがあったのだろう。

私はとりあえず胡椒をかけて醤油を一滴しして味変を試みる。美味しいんだけど3個食べた辺りから油が口の中を支配して油の味しかしなくなっていたのだ。

豆腐に救援を求めるが小さいのですぐに無くなった。続いてお新香も然り…。お味噌汁は最後まで残しておかねばならぬ。最終手段として猫まんまにして流し込むからだ。

今は全力を以てして唐揚げを食わねばならぬ!残すなど言語道断!鶏のために私は食う!!彼らの命は私の血肉となり共に生き続けるのだ。

唐揚げ→飯→唐揚げ→飯→唐揚げ→飯と交互に食べ進める。

野菜は最後に口の中をさっぱりさせるために残しておく。

生まれた時からどんぶり飯と頭の中で半田屋のおかっぱの女の子が小躍りしていた。はっきり言っておっさんになってからどんぶり飯はきつい。

でも久美食堂の米は美味い!炊き加減が絶妙なのだ。でも量が規格外なのだ。この物価上昇でコンビニも底上げ弁当で「さらに美味しくなりました!」なんて誤魔化して売ってるのにこの店は決してブレない!!うちはデカ盛りでやってんだ!腹ペコを仙台からなくすためにやってんだ!という粋な気合いを感じる。この店の近くに相撲部屋があれば仙台出身の関取が一人や二人生まれていたかもしれない。

20分で完食!!ズボンのバックルがはち切れそうだ。隣の兄ちゃんはすでに食べることを諦め退席していたがテーブルに残された元カツカレーライスだった大ライスが残されていた。丁寧に置かれたスプーンがなんとなく寂しさを醸し出していた。まるで駐車場に整然と並べ置き去られた靴のようだ。

私の腹はもう限界。帰りの車の燃費はかなり悪化するかもしれない。

仙台の夜を堪能しつつ帰路についたのだった。

久美食堂はどんな腹ペコも千円以下で大満足させてくれる名店です。

【喫茶店】純喫茶星港夜のカモミールミルクティースペシャルとティラミス

仙台の夜は更けていく。

8割埋まっていた席はいつの間にか私と一組残すだけになっていた。先程まであった賑やかさとは裏腹に静寂が訪れる。

スプーンがティーカップに当たる音と微かな笑い声が店内に広がる静かな時間。

自分で吐くため息でさえも大きく聞こえる。

日常から隔絶された空間では仕事のことなど考えるのは野暮ってものだ。こういう時間を大いに感じ取りたいものだ。

このまま時が止まればいいのに…。かつてこの店に一緒にやってきた友はいない。私だけがここに取り残されたのだ。

目の前に置かれたカモミールミルクティーからはとても良い香りがしている。今まで生きてきて嗅いだことのない香りは非日常を演出するには十分だ。

閉店まで1年ちょっとか·····。この店は来年12月27日で閉店してしまう。

常日頃からお客さんが来てれば閉店などせずに続けることはできる。でも来ないのだ。

仙台の立地において一日の客が10人程度では経営は成り立たない。ただでさえ喫茶店は客の滞在時間が長くて回転が悪い。喫茶店経営というものはもう合理化が進んだ時代には合ってないのかもしれない。

それでもマスターは昭和の純喫茶文化を絶やしたくないという意気込みで頑張っている。

一度無くなったものは復活することはないのだ。この店が無くなると同時に私はその多くの思い出すら永遠のものになってしまう。

マスター渾身の傑作であるティラミス。出来上がるまで多少時間を要するがそれはシンガポールタイムなのである。

口へ運べば確実に訪れる幸せ·····!この店でしか味わえない逸品なのだ。

舌ごと溶けてしまうのではないかという柔らかい上品な甘みが口の中一杯に広がり思わず笑みがこぼれる。

そうだ、先程まで多くのお客さんがティラミスを食べては感嘆の声を上げていたのだ。

入るにはちょっとハードルが高いかもしれないが仙台にいるなら必ず1度は訪れてみてほしい。

この喫茶店は疲れた心を癒してくれる幻想的な光に溢れている。

運命と出逢う小さな喫茶店。

【喫茶店】純喫茶シンガポールナイトのクリームソーダ

金曜日の夜。全国で観測できる皆既月食は140年振りらしい。ネット界隈では大いに賑わい、夜空を見上げた人も多くいたのではないだろうか?

私はというと日々の労働に打ちひしがれ頭を垂れて地面ばかりを見ていた。

今夜もこのお店にやってきた。

『純喫茶星港夜(シンガポールナイト)』である。

実は自宅からこの喫茶店まで30km程離れている。毎週往復60kmの道のりを繰り返している。

仙台はとても好きだ。なんて言うのかな…人がたくさんいるのに雑多ではない感じ。東北人は口数が少ない人が多い。それは北へ行けば行くほど顕著ではある。だから喫茶店なんかは人がたくさんいても静寂がある。いつもガヤガヤという感じではない。

マンションや住宅が隣接する暗い場所にほんのりと柔らかい光が灯っている。ここだけ異空間だ。まるで時代から取り残されたかのような…。

以前は年中無休であったが近年はマスターの体調などによって不定休となるので訪れる際には連絡した方がいいみたいです。

↓↓↓こちらの公式ブログでも確認できます。

純喫茶星港夜のブログ

お店に入るといつものように閑古鳥·····ではなく八割の席が埋まっている!?マスターは忙しそうにしている。いつもはあまり出てこないオカピさんまでいる!

こんなに席が埋まった星港夜を見るのは久しぶりだ。

おひとり様専用の席に座りメニューに目を通す。

マスターお手製の味のあるメニュー。私は何となく喫茶店といえばあの飲み物を注文したくなった。クリームソーダである。

別にクリームソーダは特筆すべきものではない。はっきり言えば自分でも作れるしどの店で飲んでも同じだろう。それでいて決して安くもないというものだ。ラーメンと同等の値段のクリームソーダを注文する物好きだ。

実はこの店のメニューの値段を気にしないために詳しい価格は失念してしまった·····。

音楽に因んだ名前が与えられている珈琲。

鮮やかな緑のメロンソーダにアイスが乗ってる紛うことなきクリームソーダ。

純喫茶というとこれだよなぁ~。大人になってからなかなか注文しないもの。

グラスもスプーンも昭和的だなぁ。昭和って決していい時代ではなかったけど、激動の時代だったと思う。そして多くの人が未来に希望を託していたのではないだろうか?

この店にはその昭和時代に活躍して引退したものがひっそりと置かれている。

マスターが言っていた。

『古い物に囲まれていると落ち着くというか、優しい気持ちになるんですよ』

全くその通りだ。

たくさんのお客さんがそれぞれ想いを馳せてるいつもと違う星港夜の夜は更けていく·····。

クリームソーダは懐かしいメロンソーダとバニラアイスの甘みが口の中に広がり、久しぶりにこんなに甘い物を口にしたなぁと思いながら窓の外を見た。

月は見えずに曇っていた。