【旅日記】 茨城編第5話『懐古感溢れる校舎です!』

まずは入り口に募金箱がある。この校舎は有志で維持管理されており税金を使っているわけではない。なので私は気持ちばかりお金を入れておいた。

そして校長室が目についた。ここは確か生徒会長の角谷杏がいた部屋だ。どれどれ入ってみよう。

ここは…あのシーンだな。大学選抜チームとの対戦が決まってフラッグ戦ではなく殲滅戦と聞いて桃ちゃんが項垂れた。そこで西住みほが『戦車は火砕流の中だって進むんです!』とみんなの士気を高めた名シーンの舞台。

角谷会長が座っていた。

いやぁ、なんかあのシーンが目に浮かぶよ。楽しいねぇ、聖地巡りとは!

そしてこの古い校舎を見てると安心するなぁ。まるで童話みたいな世界を想像するけど、この時代でも不登校とかあったのかねぇ?

こんな野暮なことを考えるのも大人になってしまったということか。しかし、この校舎に漂う香りが心の琴線に触れるなぁ。

私の母校も木造校舎で似たような匂いがしていた。古い紙と絵の具が混じったような匂い。

あの頃の先生というと怖いイメージで実際怖かった。絶対的な権力者であり逆らうことなど出来なかったし、生意気な口をきくとすぐにぶった叩かれたものだ。

竹先生と呼ばれいた先生がいて、いつも竹を持っていて宿題を忘れたりしたらすぐにその竹で尻を叩かれたのだ。スパルタな教育に苦情があったのか異動になるのだが、その先生は最後にこう言った。

「竹は堅いがとてもしなやかだ。君たちにはこの竹のように丈夫でまっすぐな人に成長してほしい!」

優しい先生はいたが記憶にはあまり残っていない。ただ厳しかった竹先生のことはよく覚えている。今の私を見たらきっとまたあの竹で尻を叩くのだろうな。

講堂へ続く階段。ガルパン劇場版では結構凄いシーンだったと思う。

サンダースに戦車を預かっててもらったのだがそれを返却しにスーパーギャラクシーで訪れたのを見た生徒達が一斉に走り出すシーンの舞台だ。

あれだけの人数を当時に動かすなんて凄いな!と感心したものだ。セルアニメ時代なら無理かもしれない…。

廊下は走ってはいけません!と言ってもそんなに長くない廊下。かつてはここを生徒達が移動したわけだ。彼らも大人になりこの校舎の維持管理に関わっている。

私の母校も木造校舎を残してほしかったが今は運動場になっている。なんとなく雰囲気は母校に似ているな。

廊下の反対側。

学校って独特の雰囲気がある。表現がなんとなく咽元まで言葉が来てるのだが出てこない。なんて言うんだっけかなあ。

今でも子供たちが出てきそうな雰囲気だ。子供社会って本当に不思議だったよ。誰とでも友達になれるのに大人になると親友でさえも疎遠になってしまうんだよなぁ。

まさにスタンド・バイ・ミーなんだよ。

職員室。ガルパン劇場版では桃ちゃんが『風紀委員はとこだ!?』 と歩いてるシーンで使われました。

職員室なぁ、昭和の時代はもうミストサウナみたいに煙草の煙が充満してコーヒーと新聞のインクがない交ぜになった匂いがしてたんだよな。

下らないことで怒られたりしたな。当時は下校の買い食いすら禁じられていたんだぜ。

それを他の生徒にチクられると職員室に呼び出されて怒られたんだよ。

はは、懐かしいな…人生で一番窮屈だったのにこうして懐古感に浸れるんだから。

職員室脇にある放送室。ガルパン劇場版では風紀委員三人組が寝ていた場所。実際に入るとめちゃくちゃ狭い!ここに三人寝てたの!?

風紀委員三人はかなり小柄のか?